何故こうなった?   作:練火

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朝だけどこんばっぱー

練火です(´・ω・`)

免許とりたくなーい……って言ってられませんよね?

それでは駄文ですけど、そんなこんなでどうぞ!!!


第20話『爆弾発言』

《6月31日》

 

「もう朝か……」

 

体を起こすと、今日は珍しくラウラが侵入してないので少しばかり楽に目覚めた尚敏。

隣のベットで寝てる一夏を揺り起こし、食堂へ向かう。

尚敏が変な視線を感じ直ぐ様後ろを振り向いて探していると、先に歩いている一夏に

 

「?どうしたんだ?」

 

「いや、変な視線を感じてな……一夏は気付かなかったのか?」

 

尚敏は気のせいかと思い、一夏に聞いてみる。

 

「全然。一応、俺はそう言うのは分かるハズだから気のせいじゃないか?」

 

あっけらかんと言う一夏に尚敏は少し意地悪い笑みを浮かべ

 

「じゃあ、食堂から来てる殺意は気付いてるか?」

 

「馬鹿言うなよ。そんなわけ」

 

一夏は直ぐ近くに見える食堂の入り口を見ると、箒、セシリア、鈴の三人がジト目でこちらを見ている。冷や汗を流している一夏に尚敏は

 

「……そんなわけ、がなんだ?」

 

「ーーーーーー謝ったら許してくれるかな」

 

諦めた顔の一夏がそう呟いた。

いや、謝っても無理だろ……

 

 

パクパクモグモグ

 

食堂の中、尚敏の周囲に重苦しい雰囲気が漂う。

 

「やっぱりここの定食は旨いよな」

 

「「「……………」」」

 

その原因である一夏がこの雰囲気から逃れるために軽口を叩くのだが、重苦しい雰囲気を作っている三人は無言で通す。

 

「そ、そうだね!うん!ここの料理は美味しいよ!」

 

「お!シャルもそう思うか!」

 

シャルロットが耐えきれなくなったのか大袈裟に一夏の言葉に賛成した。

つか……

 

「なにこの茶番……」

 

「「「………」」」ジィィィィ

 

箒達は一夏を無言で睨みながら飯を食べる。尚敏は目線で何とかしろと一夏に呼び掛け、一夏も渋々だが頷き、口を開いた。

 

「なぁ、三人とも。どうしたら機嫌を治してくれるんだ?」

 

「いえ、全く機嫌を損ねてはいませんわ」

 

「そうよ、一夏の勘違いよ」

 

セシリアと鈴はそれに素っ気なく返すが、箒は顎に手を添えて

 

「そうだな………この料理を食べさせてくれたら、機嫌を治してやろう」

 

「「なっ…!?」」

 

「おぉっ」

 

「へぇ…」

 

箒の発言がどういう意味なのか分かる四人はそれぞれ別の反応をとった。

 

「?それだけで良いのか?」

 

「そ、それだけで良いとはなんだ!!」

 

意味が全く解っていないのか一夏は空気が読めず、そんな事を言ってくるので箒がバンッと机を叩きながら怒り始める。

 

「わ、悪かったからそんな怒るなよ」

 

狼狽えながら謝る一夏。箒は卵焼きを指しながら

 

「そ、それでは、これを食べさせてくれ」

 

一夏は頷き、卵焼きを箒の口元に持っていく

 

「はい、あーん」

 

「あー……ん。モグモグ」

 

頬を染めながら少し口を開け、パクッと頬張る箒。

 

「どうだ?美味いか?」

 

「う、うむ!良いものだな、これは」

 

ニッコリと答える箒に一夏も笑顔で賛成する。

 

「だよな。やっぱり、ここの料理は美味いよなぁ」

 

「そう言うわけではないのだが……まあいい、次はご飯」

 

一夏の的はずれな台詞に箒は少し残念そうな顔をした後、こんどは白いご飯を指すのだが

 

「ストップですわ!次は私にも!」

 

「そうよ!私達だってで機嫌を治してないんだから!やってもらう権利が有るわ!」

 

それを遮るかのように二人が止めに入る。

っと言うより、二人とも気のせいだとか言ってなかったか?

 

「尚敏、女の子は難しいんだよ」ボソッ

 

思ってたのが口に出てたのかシャルロットが小さく呟いた。視線をシャルロットから一夏に戻すと

 

「はい、あーん」

 

「あー……ん」

 

ちょうど食べさせていたところだった。今、食べさせたのはスクランブルエッグだろう。一瞬だが見えた色的に……

セシリアは満足気に美味しいと言うと、

 

「そっか、そりゃ良かった。そう言えばセシリアのメニューってイギリス風朝食セットだっけ?」

 

一夏はそう聞くと、セシリアが自信満々に

 

「ええ!我が祖国の誇る伝統の味ですの」

 

「って言うか、イギリスで美味しいものなんて朝食くらいしか無いんでしょ」ボソッ

 

鈴の発言に食って掛かるセシリアだが、尚敏も心の中で頷いていた。

 

「ほら、一夏。私も早く」

 

「……お前、朝から炒飯かよ」

 

鈴は炒飯を差し出しながら言ってくる。一夏は炒飯を頼んだ時に付いてきたのであろうレンゲで掬おうとするが、その手を止められ

 

「別に良いでしょ?ほら、このお箸でよろしくね」

 

「また難しそうなので……わかった。じゃ、行くぞ。あーん」

 

「あー……んっ!」

 

パクリッと食べ、鈴は上目遣いで一夏にもう一度ねだる。

 

「ねぇねぇ一夏、もう一口~」

 

「わかったよ。ほら、あーん」

 

またもやパクリッと口の中に入れる鈴、その姿はいつもの凶暴な鈴には見えず。小さい小動物にしかみえない。和やか~にそれを見ているとシャルロットがモジモジし始め

 

「おい、尚敏」

 

ラウラがこちらを見ながら名を呼んできた。どうした?と言いながら振り向くと、少し赤い顔で

 

「わ、私も『あーん』を所望する!」

 

「えぇっ!?」

 

シャルロットが驚くなかで、そんな事を言ってきた。さてどうするか……

 

「尚敏も別に良いよな?一応、敏感(・・)なんだろ?」

 

横にいる一夏が少し笑ってそう言って来やがった。つか、根に持ってんのかよ!?

尚敏は内心でタメ息を吐くと

 

「そうだな……良いぞ」

 

「良いんだ!!?」

 

再びシャルロットが驚いている。もしかしてだがシャルロットも……

 

「シャルはどうする?」

 

「い、良いの!?じゃあ、じゃあ、ぜひっ!」

 

予想より斜め上の食い付きなので少し引き気味に了承する尚敏

 

「それでラウラ、どれが良いんだ?」

 

「アイスバインがひと切れ、欲しい」

 

ドイツの肉料理を指しながらそう言うラウラ。尚敏は珍しいと思いながら聞いてみる。

 

「結構、朝からガッツリ食うんだな」

 

「嫁と同じようにするのが良き夫の役割らしいからな」

 

だから、それは勘違いじゃないのか??

そんな事を思いながらアイスバインを一口サイズに切り

 

「じゃあ、口を開けろ?ア~ン」

 

「あーん……モグモグ……うむ、我がドイツの料理はそもそも美味が、尚敏にこうしてもらうとさらに美味いぞ」

 

とんでもなく恥ずかしい感想を口にするラウラ。今、俺の顔、赤くなってない?

 

「よし、次はシャルだな」

 

シャルロットの方に向くと、シャルロットは覚悟を決めたかのように深呼吸をすると

 

「う、うん!…こ、このバケットを千切って食べさせて欲しいなぁ」

 

………………何だって?

尚敏はバケットと呼ばれるフランスパンを見る。

 

「……手で…食べさせれば良いのか?」

 

「だ、大丈夫だよ!…その、尚敏の指を……噛んじゃったりしないように、ちゃんと注意するから」

 

いや、問題はそこなのか!?

少し、ほんの少し戸惑っていると…

 

「……やっぱり……ダメ…かなぁ?」

 

目に少し涙を溜めているシャルロット。これは断れないな…

 

「わかった。ちょっと待て……よし、口を開けてくれ。ア~ン」

 

「あー……ん……モグモグ……お、美味しいなぁ」

 

恥ずかしそうな顔でえへへっ!と微笑むシャルロット。良かった、泣かれないで……!

 

「今回はシャルロットの戦術勝ちか」

 

おい、いつ勝負を始めたんだ?

 

「い、一夏!私ももう一度頼む!!しなければ許さん!!」

 

「わ、私もですわ!」

 

「あたしだって!」

 

シャルロットの戦術(?)で何故か闘志を燃やす三人。一夏は驚いている横で尚敏はコーヒーに手をつけると、

 

「ならば、私ももっとあーんをしてもらうぞ」

 

ラウラもこちらを見ながらそんな事を言い出してきた、助けを求めるためシャルロットを見ると

 

「ぼ、僕もいいかな……?」

 

…………マジかよ……

その後、女子の料理が無くなるまであーんをさせられ続ける一夏と尚敏であった……

 

 

一夏より先に食堂を出て、授業の準備を終えていると部屋に千冬が入ってきた。

 

「尚敏、いるか?」

 

呼ばれたので尚敏はヘーイっと気だるげに言うといきなり一枚の紙を渡された。

 

「お前宛の荷物とその人間だ。とりあえず行ってこい」

 

その紙には『場所・理事長室。用件・頼まれていたもの』

………もう出来たのか……

 

「今すぐ、行ってきます」

 

「そうしろ。朝のSHRは出席扱いにしておくから安心しろ。その代わりに、一限目は体育館に集合で全校集会だからサボらずに来い」

 

「了解です♪」

 

尚敏は部屋を出てまっすぐに理事長室を目指した。

 

 

タッタッタッ

 

一限目の途中、尚敏は走りながら体育館に滑り込む

 

「遅いぞ……まあいい、いまさら列には並べぬだろう、ここで立っておけ」

 

ドアの近くにいた千冬がタメ息を吐きながら提案してくるのでそれに従い横に立つ

 

『ーーーーーー部活にはーーーーーー』

 

ちょうどしている最中なのでフゥっと安堵の息を

 

『ーーーーーー織斑一夏君と岳村尚敏君のどちらか一人、一ヶ月貸し出しを認めましょう!!』

 

「…………ハイ?」

 

「「「「「エエエエエエエエーーーーーッ!!!!!??」」」」」

 

出す前にとんでもない爆弾が落とされた。

 

 

 




終わった~
疲れた~

教習所行きたくねぇー
けど金払ったので行ってきます。
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