練火です(´・ω・`)
この頃バイト時間が遅くなってきたのでキツいです。
まあ、そんなこんなで駄文ですがどうぞ!!
尚敏が千冬に報告に行っている間、一夏はと言うと……
「紅茶が入ったよ~飲んで~飲んで~」
何故か生徒会室でもてなされてた。一夏は話があると生徒会長であり今回の混沌の原因でもある更識楯無に呼び出され、ここにいるのだが……
「なんでのほほんさんまでここに……?」
「あら、あだ名なんて、仲良いわね」
山のようにある書類を流し読みしながら話してくる楯無。それに一夏はあー、と頬を描きながら
「いや……その……本名を知らないんで……」
「ええ~!?」
一夏の前に座り、紅茶を飲み終えてぽわわんとしている本音が机をバンッと叩き、驚きを隠せないようだ。そのすぐ後、本音はダブダブの袖で顔を隠しながらヨヨヨっと泣き崩れている。
「酷いよ~…ずっと私をあだ名で呼ぶからてっきり好きなんだと思ってた~……」
「いや、その……ゴメン」
本当の事なので、言い訳はせずに素直に謝る一夏。ちょうど、楯無の横にティーカップを持ってきた三年が口を挟む
「本音、嘘をつくのを止めなさい」
そう言うと、本音はケロッと顔をあげて
「てひひ、バレた。わかったよー、お姉ちゃん~」
「お姉ちゃん?」
「ええ、私は布仏虚。妹は本音」
「むかーしから更識家のお手伝いさんなんだよ~」
布仏本音って言うのか……て言うか、略すとのほほんさんだな。
「と言うことは姉妹で生徒会に?」
「そうよ、生徒会長は最強で無くてはいけないけどそれ以外は普通で良いのよ。他のメンバーは定員数になるまで好きに入れていいの。だから、私は幼馴染みの二人をね」
楯無が説明をしてくれた。布仏姉妹は彼女の左右に移動すると
「ーーーーーーさて、織斑君に来てもらったのは他でもないわ。あの特別ルールについての理由よ」
真ん中にいる楯無が真面目な顔でそれを言った。と思ったら、次の瞬間にはタメ息をを吐き、苦笑しながら
「まぁ。実際の所、生徒は何かしらの部活に入らないといけない規則なのよ。で、二人は今まで何も部活に入ってないから『ここの部活に入れて!』って言う注文が多くてね。それで、理事長と話し合いをして、今回の特別ルールが決まったの」
「……すみませんが、俺……その裏話?…初めて知ったんですが……」
一夏はそう言うと、楯無は笑顔で答えた。
「それは当たり前よ。今、話したのだから♪」
「ちなみにそれの拒否権は………?」
「あると思う?」
ニッコニコの笑顔で答える楯無に一夏は軽く頭を押さえてタメ息を付いた。
「その代わり。交換条件とは言ってはなんだけど、これから学園祭の間まで私が特別に鍛えてあげましょう。ISも…生身もね」
「遠慮します」
即答で拒否をする一夏。楯無はそれを気にせず話を進める。
「それはやっぱり指導者がたくさんいるからかしら?」
「そうですよ。だからこれ以上コーチは必要ありません、っと言うよりどうして指導してくれるんですか?」
箒にセシリア、鈴、シャルロット、ラウラ……たまに尚敏。これだけいるのだ、さすがに多すぎる。
一夏は頭の中でそう思いながら、目の前に座る楯無に質問すると簡単にサラッと答えが帰って来た。
「それは簡単」
「ーーーーーー君が弱いからだよ」
➰
(第1アリーナ)
真ん中には尚敏がただ一人。その身には鏡月(銃士)を纏っており、片手には黒光りする
アリーナには誰一人居らず。尚敏は静かに呼吸を整えると
ブーッ‼‼
その音と共にアリーナの至る所で武器を持ったターゲットが尚敏に照準を合わせ襲ってくる。
バババババッ!!!
四方八方から迫りくる銃弾をギリギリでかわし、近い標的に向けて発砲する。バキャッ!メキャッ!と壊れる音を響かせながらターゲットは沈んでいく。二十体を破壊した辺りで極楽阿弥陀は弾切れになり、ターゲット残り20の内10は近接武器に持ち替え近づいてくる。その間もその背後で援護射撃をしてくる10。
「《モード・暗殺者》」
『《銃士モード》から《暗殺者モード》機動スタート』
青色の鏡月から。直ぐ様、黒色の鏡月にモードチェンジをする尚敏。そして弾を避けながら両腕を上下左右に動かし、思いっきし引っ張ると
ゴトンッ!ドサドサッ!
後ろで援護射撃をしていたターゲットは全て上半身や両腕、首を切断されその場で機能停止した。だが、すぐ目の前には刀や槍等を持った残りのターゲットが迫っていた。
尚敏は軽めに舌打ちをすると同時に一番近くのターゲットを蹴り飛ばし距離を取り
「《モード・剣士》」
『《暗殺者モード》から《剣士モード》機動スタート』
今度は黒色から赤色の鏡月に切り替え
「《爆導鎖》!!」
腕を横に振りながら叫ぶと一定間隔で
ドオォォォオンッ!!!!!!
盛大に爆発をおこし、周りにいた残りのターゲットを纏めて爆炎が包み込んだ。それと同時に練習終了のブザーが鳴り、尚敏はゆっくりと呼吸を整え始める。
『ーーーーーもうーーー』
『ーーーー絶対にー』
少し離れた所から二人の話し声が聞こえる。片方は声的に一夏だが…もう片方は誰だ??
尚敏は声が聞こえた入り口を眺めると
「あら、先客がいたみたいね」
「?尚敏。報告しに行ったんじゃないのか?」
(変人)生徒会長とやっぱり一夏だった。尚敏は軽めに頭を押さえて
「このバカは……またフラグを……」
軽めにタメ息を吐きながら呟いた。一夏はそれを聞くと、ハハハッと苦笑するしかなかった。
「で?今日はシャルロットとラウラが教えるハズだから、第二アリーナだぞ?」
尚敏は素っ気なく言うと、その横にいる生徒会長が笑顔で弁明を始めた。
「んー。そう言うことじゃなくてね?今から戦って、勝ったら期限付きで織斑君のコーチをすることになったのよ♪」
「……だから、一番近いこのアリーナを使わせてくれ…と?」
そう言うこと。と笑顔で言う楯無に尚敏はあっそ……と呟くとアリーナを出ようとする。だが、
「それに、岳村君のコーチもしてあげるわよ?」
その言葉で帰ろうとしていた尚敏の足が止まった。
「……勝手に決めないでくれますかね?コーチは必要ありません。……俺は貴方よりは強いつもりですから」
最後だけ無関心に答える尚敏
「へぇ。結構自信ありげだね。じゃあさ、私が勝ったら貴方は弱いって事でコーチをして上げる」
それにタメ息を吐き
「それは俺に対してのメリットが無い……勝負しても無駄だ」
そう言うと、楯無は少し悩んだ後
「んー、そうね。負けたら君を今回の特別ルールから外してあげるってどうかしら?」
「それって良いんですか!?」
横に立っている一夏が驚いたようにそう言うと。
「生徒会長だからね」
と自信有りげに言う楯無。いったいどんな無茶ぶりをするのだろうか……
尚敏は少し考えた後、
「解った。その勝負……やらせてもらう」
真剣な顔つきでそう言った。一夏が待て待てと言いながら尚敏の前に立つ。
「まずは俺が戦う約束だ」
その言葉に尚敏は一夏の肩を叩き。
「一夏、お前じゃあれの相手は無理だ。十中八九負けるぞ?」
尚敏の言い方に問題があったのか、一夏はソレにカチーンッときたようで直ぐ様言い返してきた。
「なんだよ。尚敏までそんな事を言うのか?俺だって、あの大会の時よりも強くなったハズだ!!」
「それでもだ。奇跡でも起きない限り、間違いなく負ける」
尚敏はそれでも一夏に現実を突き付ける。お前は勝てない……と。一夏はその場で顔を下に向けて落ち込んでいる。不意に胸をポンッと叩かれ
「そう焦らなくても良い。お前は才能がある。たった半年足らずでセシリアや鈴と五分六分までいけてるんだ」
一夏は下を向いたまま小さく答える。
「……じゃあなんで勝てないって決めつけるんだ?」
「あれは次元が違う。例えるなら素手の一夏が竹刀を持った織斑先生と挑むくらいに差はある」
想像すると、間違いなく秒殺されるイメージしか出てこない………
冷や汗を流す一夏に尚敏はさらに続ける。
「そのうえ、白式の武装は最強と言っても雪片弐型刀一本だけだ。まだ戦闘経験の少ない奴等もしくは相手の情報を知ってる状態なら力押しでイケるだろうが」
そこで一端区切り、楯無の方を見ながら
「ーーーーあれは俺たちより上級生だから経験は上、しかも…相手の情報は一切無しだ。そのうえ、向こうはこちらの情報を掴んでいる。これでは策の練りようもない。ーーーーーまぁ、そもそも一夏は性格的に一直線なタイプだしな。あのトーナメント戦でも、簡単なのを五つ程出したのに全く覚えられずに最終的に合図だけって事になったもんな」
後半から意地の悪い笑顔に成りながら、面白そうに言う尚敏。それに対して一夏はスマンっと反省した。
「そう落ち込むな、それだって良い長所なんだ。一直線な性格でも言い換えれば《即決即断》なんだからよ。まぁ、観客席でもそこの入口でも良いから下がっとけ。死にたくなければな♪」
「待ってくれ、尚敏には策があるのか?」
一夏の不安げな問いに、尚敏は軽く笑いながら
「ハッ。上級生?戦闘経験が俺より上?バカらしい、見とけよ一夏。《戦闘》と《戦争》の違いを」
そう言って、尚敏はアリーナの中央部分に移動を始めた。
終わった~
疲れた~…
頑張って書いていくのでヨロシク!