練火です(´・ω・`)
重大発表!!
ISの小説最新刊が7月25日(予定)発売決定!!
その五日後には最新のゲームが販売!!
ちょっと買いにいってきます。
まあ関係ないですけど!?
そんなこんなで駄文ですがそれでもどうぞ!!
チュンチュンッ
小鳥の囀ずりが聞こえる。
「ん、んん……」
その音で睡眠から目が覚めた一夏。
ここは自室か……良かった。部屋に戻れたのか……確か今日は朝練がある日……でも……もう少し、もう少しだけ……
一夏は忍び寄って来る睡魔に負けそうになっている。これでは駄目だと思い、起き上がろうとするが、体がそれを拒否してくる。
ヤバイな…この枕…こんなに温かくって寝心地が良いんじゃ起きる気も無くなーーーって待てなんで枕が暖かいんだ?それは……おかしいよな?
一夏はまだ頭が寝ぼけながらもその手で枕を撫でてみる。
「…っ…もう。ダメよ、そんな所を触っちゃ」
……………えっ?
その声に一夏は完全に眼を覚まし。直ぐ様、起き上がる。
「あら、お目覚めかしら?」
「………た、楯無、さん?」
一夏の頭の場所にいたのは制服姿で正座をしていた楯無だった。彼女は笑顔でおはようと言ってきたので、現状はあまり解っていないがおずおずと返事をする一夏。
「所で、私の太ももの感触はいかがかしら?」
さらりとそんな事を言われて、一夏は少し呆けてしまう。そこにさらに楯無は追撃の言葉を出す。
「さっきから何度も撫でていたわよ?気持ちいい?気に入ってくれた?」
ええ!?やっぱりあの肌触りは楯無さんのふ、太ももだったのか……
「すみません、寝ぼけてたみたいでーーーって。それより、何してるんですか!」
一夏は戸惑いながらそう言うと、楯無は首をコテンッと横にして
「膝枕だけど?おかしな事を聞くのね。もしかして知らなかった?」
クスクスッと笑う彼女に一夏は
「知ってます!俺が言いたいのは、なんで先輩がこんなしているかですよ!」
そう言うと、楯無は少しムスッとした顔で此方をさす。
「こーら。楯無で良いって言ったわよね?」
「話を反らさないでください!」
顔が赤くなりかけている一夏に楯無は意地悪そうな良い笑顔で
「それじゃあ話は戻すけど、私の質問に答えなさい」
「質問?」
「私の太もも、気持ちいい?気に入ってくれた?」
それを言われてついさっきの事を思い出し更に顔を赤くする一夏
「え、あ、その……」
「ん?なぁに?」
その初な反応を楽しむかのように聞いてくる楯無に一夏は顔を反らしながら答えた。
「ね、寝心地が良かったです。柔らかくて暖かかったし……」
そう言うと楯無は納得したような表情で
「それじゃ、これからは一夏君の安眠のためにも毎日膝を貸しましょう」
「はあ!!?」
その発言に一夏は驚くが、楯無は満足げに答える。
「昨日ちゃんと言ったわよ?おはようからおやすみまで暖かく見守って、あ・げ・る」
最後の部分を何故か強調する楯無に一夏は本気だったのかですか……!?と驚きを隠せないようだ。
「だからこうして来たんじゃない。今度は添い寝でもしてあげましょうか?」
「添い寝って……そんな事をしたら尚敏が止めに入りますよ?」
一夏は仕切りの向こう側のベッドを指しながら言うと、楯無があっそうそうと言いながら
「ちなみに。岳村君はもう起きて先に言ったわよ?」
………えっ?
一夏はまたもや楯無の言葉に呆けながら近くにあるデジタル時計を見た。
【7時15分】
確か、朝練の開始は7時ジャストである。
………………………
思考停止した一夏。だが無情にも時間は戻ることはない。
「寝坊したぁぁぁ!!!??」
一夏の声で窓際の壁で休んでいた小鳥が一斉に羽ばたいて行った。
➰
一夏と楯無は急いで朝練場所である第4アリーナに到着すると尚敏も含め、全員が揃っている。
「一夏!朝練に遅れるとは何事だ!」
一夏達が来たことに最初に気付いた箒が怒っている。
ここで寝過ごした何て言ったら……死ぬかな…?
そんな事を考えていると、横にいた楯無が箒に挨拶をした。おはようと言われた箒は狼狽えながら
「た、楯無さん?どうして……」
「ついさっき、俺が説明したよな?」
言ってくる。箒の少し後ろにいる尚敏が頭を押さえながら呟いた。
「えっ?あれって冗談じゃ無かったの!?」
「…ハァッ……お前もか…」
尚敏の横にいた鈴も驚いて声をあげる。それを見た尚敏は頭を押さえながらため息を吐いた。
……後で、なんか奢らないと……可哀想に見えるな……
「……これ以上、ライバルが増えるなんてごめんですのに」ボソッ
「ライバル?なんの?」
「さあ、なんのでしょうね!」
セシリアがボソッと呟いたので聞き返すと、返答は怒りを込めて返された。
「……一夏のばーか」ボソッ
「ほんとに、一回だけ馬に蹴られれば良いのに……」ボソッ
「?」
それに続いて鈴と尚敏がなにかを呟いたが小さすぎて良く聞こえなかった。楯無は一夏達の前に立つと、
「それじゃあ、改めて。今日から一夏君の専属コーチになった、更識楯無よ。よろしく」
「よろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いたします」
楯無の返事に返したのは一夏とシャルロットのみだった。他のメンバーは
「「「「……………………」」」」
「お疲れ様でしたー」
女子四人は無言で返し、尚敏に至っては帰ろうとしている。ーーーって!?待て待て!!
「尚敏!?何、帰ろうとしてるんだよ!?」
「じゃあ…アディオス…?」
「行かせねーよ!?」
楯無は尚敏と一夏から目線を女子に戻すと、悲しそうな顔で
「返事は二人だけ?それはおねーさん寂しいなぁ」
「………よろしく」
「……勝手にすれば?」
「納得できませんけど……仕方ありませんわね…」
「一夏の不徳のせいだな」
一斉に不満顔で一夏を見ながら言うので、一夏も小声で謝った。
「さて、始めましょうか?」
白式の第二形態に変化した時の為に
『うわぁぁぁぁぁっ!!!??』
ドシーンッ!
「一夏?!大丈夫か!?」
『おお、なんとか……』
始まって十分もしないうちにバランスを崩し、壁に何度も体当たりをする一夏……
ちなみに、これは二人用の訓練らしく。相手は射撃特化型のセシリアにしてもらっている。
箒・鈴・シャルロット・楯無は一夏の指導をしている。
尚敏・ラウラはやることが無く、暇を持て余していた……
暇だな~帰りて~
尚敏は空を眺め、一夏がバランスを崩し壁にぶつかる音を聞きながらそう思った。
そんな朝練は朝食時間まで続く事になる。
➰
「先に食堂で食べとくぞ?」
尚敏が制服に着替え、部屋を出て先に食堂へ向かった。
一夏は少し休んでから食堂へ行こうとベッドにうつ伏せで突っ伏していると、誰かが背中にのし掛かり
「運動の後にはマッサージよね♪」
「何で耳元で言うんですか!?」
何処から入ってきたのか、楯無が一夏の耳元でそう囁いた。一夏は起き上がろうとするが、背中に楯無が乗ってるため無理に起きる事が出来ない。
あ、このパターンはダメだ……
トントンッ
「あら、誰か来たわよ?」
やっぱりか…せめてここは攻撃性の無いシャルかラウラで…!
一夏は心の中で願うが、ドアの前で
『一夏、私だ。その……ちょうど通りかかったのでな、一緒に行かないか?』
チクショウ!神はいないのか!!?
「す、すまん箒。先に行っててくれ!」
「……どういう事だ?」
やばい。怒らせてしまったみたいだ。何か言い訳を考えないと…死ぬ
狼狽えている一夏を見ながら、楯無はニコッと笑うと。
「あーあ、怒らせちゃったわね。もっと言葉を選ばないとダメよ?」
ドアの前にいる箒にも聴こえるように楯無は大きめに言った。
『…っ!その声は!!』
箒は中に楯無が入ると解った瞬間に部屋に突撃をしてきた。その前に、箒。何故、木刀を常備してるのか説明してくれ…
「ど、どういう事だ。これは!!」
「待て箒!誤解だ!!」
「言い訳無用!恥を知れ!」
箒はそう言いながら木刀を一夏の頭めがけて降り下ろす。一夏は眼を瞑って、体を硬直させるが。数秒経っても衝撃が来ない。
あれ、生きてる?
眼を開き、前を見ると。
「本当に直情的ねぇ」
木刀を扇子一本で防いでいる楯無が其処にいた。…って扇子一本!?どんだけ硬い扇子なんだよ?
その後、楯無が箒の耳元で何か囁くと。箒は刀を下げ、先に行くと言って部屋を出ていった。
➰
「「…………」」ジィィィッ
「何してるんだ?二人とも」
楯無と別れ。食堂に入ると、近くのカウンターでラウラとシャルが何処かを凝視していた。
二人は一夏に気付くと、
「あ、おはよう一夏。セシリア達が向こうで待ってるよ?」
「おはよう。すまんが、今は重大な任務の途中なんだ。邪魔はしないでくれ」
二人は一夏を見ないでそう言う。一夏も、セシリア達がいる席へ移動しながら。二人が凝視していた場所を見ると、カウンターの端で飯を食いながら話している尚敏とーーーーーー見知らぬ女の子だった。
「…誰だあの子?」
後ろ姿なので顔は見えないが、水色髪のぼさぼさヘアーなのは解る。
…後で尚敏に聞けば良いか。
そう思い、一夏はセシリア達に挨拶をして。飯を取りに行くと。
「…………」
尚敏と一緒に飯を食べていた女の子が何故かムスッとした表情で一夏を見ている。そして直ぐに違う方を見ると、そのまま食堂を出ていったのであった。
一夏は?マークを出しながら
「………なんだったんだ?あの子…??」
➰
「それでは文化祭について、催し事を決めようと思いますっ」
山田先生は前に立つ尚敏・一夏・鈴を見ながらそう言うと、
「今日中に決めなければ、文化祭当日…このクラスは出ないと思え。これから私達は会議が有るので後は頼んだぞ、岳村・凰」
反対の後ろに立つ千冬がそう告げると山田先生と共に教室から出ていった。
名前を言われた尚敏は内心でため息をつきながら、仕切り始める。
「それでは、始める。昨日の時点で出ていたのは……演劇・喫茶店・お化け屋敷3つなので、この中から選んでくれ」
尚敏が言うと、鈴が思い出したかのように一夏の方を見て言う。
「あ、それなんだけどさ一夏」
「なんだ?」
鈴は腕組みをしながら自信満々に答える。
「うちの組って、演劇部の部員が多いのよ。だから演劇でどうだろうって話になったの」
「でも良いのか?部活もやってこっちもじゃ大変じゃないか?」
一夏は2組の生徒を見ながら言うと、2組の生徒達は
『も、問題ないよ!』
『織斑君がいるなら部活なんてどうでもいいーーーーじゃなくて、ちゃんと両立するから』
『そうそう!織斑君は気にしないで!』
「ちょっと待て。今、アウトな発言した奴がいるぞ?」
口々に気にするなと言う声が上がるので一夏は少し悩んだ後、
「そうか?なら、俺は良いんじゃないかと思う。一組の皆はどうだ?」
クラスメイトに問い掛けると、反対の声は無いようだ。
「それでは、一・二組合同は演劇で決定します」
『『『『『オーーーッ!!!!』』』』』
尚敏はそう言うと紙に演劇と書いていく。その反対側にいる鈴は次の話へ移っていた。
「なんの劇をやるかはともかく、ヒロインはこのわたくしで決まりですわね」
セシリアは自信満々に話を続けていく。
「ーーーーこのわたくしの気品と優雅さをもってすれば当然の事で」
「あー、はいはい」
「ちょっと!?何ですの、その反応は!」
鈴のやる気ゼロの返事にイラッと来たのかセシリアに怒りが見える。
『でも、やっぱり王子様役は織斑君で決まりでしょう?』
…………は?
誰かが言ったこの言葉にクラスの全員がそれはそうだっと頷くので、一夏は反論も出来ずにせめてもの精一杯の抵抗の言葉を出す
「だ、だけど。難しい演目じゃ、俺の手には負えないぞ?」
その言葉に隣にいた尚敏が紙に文字を走らせたまま
「安心しろ、お前なら立派に出来るさ」
「……お前は俺の父さんか?」
その言葉を筆頭に数人が一夏のフォローに回る。
『おりむー、大丈夫だよ~?ちょっと下手なぐらいが、皆の共感もゲット出来るよ~』
「……あんまりフォローになってないぞ」
「ま、まあ、なんだ。お前の失敗は私がカバーしてやる。だから安心して臨め」
「それはフォローじゃなくて失敗前提で言ってるよな!?」
一夏は諦めたのか軽くため息を吐き
「じゃあ、次はヒロインを決めるぞ!」
やけくそ気味に言った。
だがここで問題だ。フラグ師でお馴染みか(?)の一夏が王子様役と決まったらヒロイン決めはどうなるかって?
……もちろん泥沼に決まっているだろう。
その日は、千冬が会議を終えて。教室に見に来るまでカオスが続いたのは割愛しておこう………
終わった~
疲れたな~(´・ω・`)
久々に戦国無双で楽しんだ。
ストレスー!発散!!