練火です(´・ω・`)
ホント暑いよねぇ、これでも涼しい県にいるはずなのに汗が止まらないよ……(;゜∀゜)
まあ、そんなこんなの駄文ですが、それではどうぞ!!!!
「ちょっと良いですか?」
「……なんですか?」
尚敏は顔を前に戻すと三メートルほどに薄いオレンジ長髪のスーツ姿をした女性がこちらを見ていた。
「最初に名前を確認しても良いですか…岳村尚敏さん?」
女性は笑顔で近付いてこようとするが、尚敏がボケ~っとした顔付きのまま
「いや、人違いだろう。それより、それ以上近づくな…じゃなくて、今すぐにここから失せろ♪」
何気無い風にバッサリと言った。
「……違いましたか?でしたら人を訪ねたいのですが織斑一夏さんを見てませんk」
ドスッ!!
女性は一夏の名を口にした瞬間、その足元に一本のサバイバルナイフが刺さる。視線を尚敏の顔へ戻すと、ついさっきの呆けた顔は無くなり
「二度は言わないぞ?さっさと学園から去れ」
真剣な顔つきで目の前の女性を睨んでくる。
「それとも……自首でもするか?」
声音は未だ軽いままだが、その目はまるで家畜でも見るかのように冷めきっていた。女性は軽く舌打ちすると
「チッ……何で解ったんだよ?クソガキ」
ついさっきの低姿勢から一変して表情、口調までも荒くなった。尚敏はやっぱりか……と思いつつ、自分の鼻をトンッと数回叩きながら
「これでも死地は潜り抜けてるんでね。暗殺とか不意打ち、騙し討ちとかはもう慣れてんだわ。だから匂いで解る?」
尚敏は立ち上がり、私服の両袖から数本のナイフを両指の指と指の間で掴みながら
「香水とかしてても、拭ったと思っても……媚り着いた血の匂いは消えないんだしよ……」
悲しげな表情で告げた。女性は軽く笑うと
「何だ、お前も裏の人間なのかよ!通りで情報が少ないハズだ!」
「……今、降伏勧告出したら。受け入れるか?」
尚敏は軽くそう言いつつ、直ぐにでも鎮圧出来るように腰を低く落とした。
「馬鹿かテメェ!?そんなのに従うわけ無いだろうがよぉ!ーーーーーおっと、私を殺そうとするなよ?殺せば仲間が仕掛けた爆弾が爆発するぜぇ!!」
爆弾だと……!?もしかして……
「お前達はいったい何が目的で…何者だ!?」
尚敏は構えを解き、目の前の女性に向け叫んだ。
「ハッ!?なんだよ、裏の人間なのにあたしの事を知らないのか?だったら教えてやるよ!よーく聞きやがれ!!『
目の前の女性=オータムはまるでどこぞの傾奇者みたいな紹介をする。尚敏はそれを見ながら右の袖口から出てきた丸いものをバレないように握った。
「テメェは岳村尚敏って言うクソガキなのは知ってる。そのISをこっちに渡せ」
オータムは尚敏の首もとにぶら下がっているドックタグを指しながら命令してくる。
「そんな命令、聞ける訳ないだーーーーーーろっ!!」
尚敏は言葉と同時に、右手に持ったグレネードをオータム目掛けて投げつけた。これにはオータムも予想外だったらしく、一瞬だけ硬直する。
「!?なんだとっ!?」
反応が遅れたオータムの目の前でグレネードが爆発した。
ボウンッ!!!
その瞬間、オータムと尚敏を包むように大量の煙が発生した。
「ゴホッゴホッ!ーーースモークグレネード!?畜生!!騙しやがったな!!?」
咳き込みながら歯ぎしりをするオータム、前にいるはずの尚敏を探すがそこには居なかった。
『ば、爆発音!?』
『に、逃げろー!!』
『おい!そこをどけよ!邪魔なんだよ!!』
人々が突然の爆発音で戸惑い、逃げ出す中で尚敏は既にその場から少し離れた場所にある木陰に移動して、IS通信を千冬に繋ぐ。
『おい、岳村。IS通信は勝手にするなとあれほど…!』
「すみませんが、緊急事態です!」
ため息を漏らしながら言ってくる千冬に尚敏は捲りたてるようにいうと
『…今回は見逃してやる……っで?今しがた聞こえた爆発音に関係あるのか?』
さすがはラウラの所で教官をしてただけのことはある。
どんな状況か察してくれたようだ。尚敏は簡潔に説明をする。
「その爆発の原因は俺で、理由は襲われている」
木陰からついさっきまでいたところを見ると、既に煙が晴れ、オータムが紫色の六本足の蜘蛛のようなISを纏って周囲を捜索していた。
『やはりか……岳村、後はこちらでやる。今から指示を聞いて行動してくれ』
「了解。後、この学園に爆弾が仕掛けられているらしい」
そう言うと、千冬の回りがざわついた声が聞こえた。
『…爆弾の方は私たち教師に任せろ。岳村は目の前の敵を捕獲』
「捕獲出来なければ?」
サラッと返す尚敏の声。
『手足の1・2本は許可する。だが、殺しはするな……絶対にだ!!』
「了解した。ではやるとしましょうかねぇ」
千冬の指令に尚敏は了承すると通信を切り、ISを身に纏う。
「モード《暗殺者》」
『鏡月、《ノーマル》から《モード・暗殺者》に起動スタート』
黒色の鏡月になり、尚敏は直ぐ様木陰から飛び出した。
「見つけたぜぇ!」
オータムの背後にある六本脚がこちらに向いたと思ったら、その足から一斉にビームが撃たれた。
ビュン!ビュンビュンビュンビュンビュンビュン!!!!!
「……ッ!」
尚敏はソレを舌打ちすると、ワイヤーで壁を作り、防いだ。
「防いでんじゃねェぞ!メンドクセェ!!」
オータムはそう叫びながらもビームの弾幕は終る気配が見えない。
クソッ!せめてここが中庭じゃ無かったら……!!
尚敏はワイヤーの壁操作を片手に移すと、空いた腕をバレないように動かした。そして……
「メンドクセェのは俺の台詞だ!!」ギュッ!!
その腕を思いっきり引っ張ると六本脚が全て斬り落ちた。
「なっ!いつのまに!?」
オータムの注意が違う方へ向いた瞬間にワイヤーの壁を解き、両方の腕を操作する。
「余所見してんじゃねェぞ!!」
その言葉と同時に両腕を真下へ降り下ろすと、オータムの両腕が上に上がり、
「ッ!!なんだと!?」
驚いた瞬間に、芋虫のように顔だけを残してグルグル巻きとなった。
「捕獲完了」
腕だけを部分展開して、捕獲状態にした後、回りを見ると。中庭にはだれもいず、避難できたのだろう。尚敏は内心で安堵の息を漏らしながら
「放せ!クソがぁ!!」
わめき散らすオータムに近づき、
「オータム、質問に答えろ。答えれば何にもしない」
「テメェは絶対殺す!殺してやる!」
そんな暴言を無視して、拷m……質問を始める。
「まず、一つ。爆弾は《第二整備室》で間違いないな?」
「!?……知らねぇな?」
ビンゴか……
オータムの一瞬の反応も逃さず、尚敏は次の質問に移る。
「その爆弾の威力はどれくらいだ?」
だが、オータムは顔を横に向けて何も喋らない
「そうか……」
尚敏は右手にアサルトを取り出すと、何かを呟き。オータムのIS右足を撃つ。
ガンッ!!
「ハッ!何発撃っても痛くも痒くもねェぞ!!」
ISの上から、しかも致命傷にはほど遠い部類だからかオータムは強気だ。だが、尚敏は眉一つ動かさずにもう一発撃った。
「だから効かねぇって言ってんだろうがボ」
バキンッ!!!!
「ーーーーーーへっ?」
オータムが間抜けな声を出した。ソレもそうだろう。撃たれた部分が破壊されたのだ、誰だって呆けてしまう。
バンッ!
尚敏は続けざまに三発目も同じところへ撃った。ドシュッ!!っと言う音と血飛沫と共に
「がっ!!?~~っ!!?」
オータムの声に成らない悲鳴が聞こえる。
「答えろ。次は顔だ」
「こ、殺す…お前は確実に殺ォす!!!」
「そうか……残念だ…」
睨み、呪詛を吐いてくるオータムに尚敏は無表情でヘルメットに向け、アサルトを
♪~♪~♪~
ちょうどのタイミングで携帯にメールが入った。
こんな時に誰からだ?
尚敏はアサルトを下げ、携帯を開き、読み始める。メールの相手は簪だ。
また簪か……ついさっきの報告の続きか?……!?
その内容と添付された写真に尚敏は青ざめ、直ぐ様。千冬に通信を掛ける。
『今度はなんだ!』
「爆弾が見つかった」
『な、もう見つかったのか?場所を言え。直ぐ様、専門の者をそちらに』
千冬は淡々と言うが、尚敏は首を振りながらダメだ…っと呟いた。
「制限時間は後……三分だ……」
『な!?』
準備で早くても二分、到着に三分以上はかかる……間に合わない……!
向こうでは息の飲む声が聞こえた。尚敏は畜生と内心で悔しがりながら、話を続ける。
「山田先生、いますか?」
『は、はいっ!いますよ』
「第二整備室に一番近い、専用機持ちは誰ですか?」
『少し待ってくださいね?…(カタカタカタッ)…織斑君です』
山田先生は少し調べた後、残念な声でそう言った。
「しょうがないか……織斑先生。許可を、一夏に爆弾解体をさせます」
『そ、そんな、駄目です!私たち教師に任せてください!!』
『……許可しよう。一夏には岳村、貴様から連絡してくれ』
「了解です」
通信を切り、直ぐ様一夏に繋いだ。
『尚敏?どうしたんだ?ISでの通信はご法度だろ?』
「一夏!今直ぐに俺の言うところに行ってくれ!!早く!!!」
陽気に出た一夏は尚敏のその声で真剣な声音で聞いてきた。
「今、何処にいる?!」
『何処って……第一整備室の前だけど……?』
ヨシッ!目と鼻の先に第二整備室がある。間に合うな。
「第二整備室で爆弾が発見された。一夏にはそれの処理を頼みたい」
『ば、爆弾!?しかも、俺はそんな事したこと無いぞ!!?』
「良いから時間がないんだ!!第二整備室には俺の友達がいるし、場合によってはラウラに解体作業を聞きながらしてくれ!!無理だったらその子を連れて離れるんだ!!」
『わ、解った!!第二整備室だな!?』
一夏はそう言うと、通信を切った。
頼んだぞ……一夏!!
➰
(第二整備室)
「ここか!!」
一夏は第二整備室に入ると、少し離れた所に、この前あった水色のボサボサヘアーの女生徒が怪しげな四角い箱を眺めていた。
「なあ、そこのキミ!キミが尚敏の言ってた友達か!?」
水色のボサボサヘアーはこちらに気づくと、少し嫌そうな顔をした後、頷いてくれた。
「なら良かった。で爆弾は!?」
女生徒は目線を下に向けると、トランペットケースぐらいの大きさの怪しげな四角い箱が一つ。
「やっぱりこれか……とりあえず、ラウラに指示を仰がないと」
一夏は尚敏に言われた事を思い出してラウラに通信を繋いだ。
尚敏はラウラにも説明していたらしく。テキパキと正確な指示を出してくれた。
……だが、
『白・黒・オレンジの三色コードだと!?』
「ああ、今。知り合いが見ているがそうみたいだ」
『参ったな……私は実物を見れてないから、自分の好きな色を切れとしか言えないぞ?』
まじかよ……いったいどれを切れば良いんだ!?
「……ここは白式の白色で賭けよう」
「後、30秒!!」
女生徒は慌てながら、そう言った。一夏は整備に置いてあるペンチを握ると震える手で白色のコードを
「後……20秒!」
「爆発なんて……させるもんかよ!!」
ジョキンッ!
斬った。
残り時間を見ると、タイマーは残り17秒で止まっている。
「ま、間に合ったか~」
簪と二人で安堵の息を漏らしていると、ラウラとの通信の他に、もう一つ来た。
『やあ、一夏くん。その顔を見るにどうやら成功したようで、お姉さんもホッとしたよ♪もう少しで爆弾処理班が着くらしいから、くれぐれも変な事をしないでよ?』
「わかってますよ。それに、今から二人でこの部屋から出ようとしてたんでちょうどいいです。廊下の方で待機しておくので後は頼みます」
『うんうん、後は私たちにまかせなさーいってね♪』
『では、私はこれから嫁の救援に向かうとする』
ラウラはそう言うと通信がキレた。一夏達もゆっくりではあるが整備室から出ようとしている。
「所で、爆弾って一つだけなんですか?」
『そうみたいね、岳村くんがそっちの方をしてくれてるお陰で、お姉さんも楽なのよ?』
「じゃあ、後で。尚敏にも礼を言っとかないとn(ピッピッピッピッ)ーーーーーーへ?」
一夏はゆっくりと背後を……音は鳴ってる方を見た。
ピッピッピッピッとリズム良く並んでいる爆弾を見てしまった。
「な、何でだ!?爆弾は止まったハズじゃ!!?」
一夏はダッシュで爆弾の所まで駆け寄ると、タイマーが残り十秒を切ろうとしていた。
ここから無事に逃げるのは不可能か……だったら!!
「来い!白式!!」
俺が皆を……守る!!
一夏は白式を身に纏い、咄嗟に爆弾を体全体で覆い隠した。
「ISの自働防御が上なら、たとえ、死ぬことはないハズだ……!」
『一夏くん、止めて!!今すぐにそこから生徒を避難させるのが最善なのよ!?』
「楯無さん……もう……遅いでs」
最後に目の前が輝き、次に暗くなった。
カッ!!!
ドゴォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!!!
……尚敏……箒…セシリア…鈴…楯無さん……ゴメン…
薄れ行く意識の中で、一夏はそう謝り、倒れた。
後に響くのは一人の少女の悲鳴であった………
終わったー
疲れたー
暑いー
夏ってなんなの?バカじゃないの?もう早く冬来てくれ。お願いしますごめんなさい三 (lll´Д`)サクシャハコンランシテイル。
それと、駄文ですみませんでした!!orz