何故こうなった?   作:練火

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こんばっぱー!!

練火です(´・ω・`)

夏はやっぱり暑いねぇ~
暑すぎて書く気が薄れちゃうよorz

まあ、駄文ですが、そんなこんなでそれではどうぞ!!


第29話『不意討ち』

(中庭)

 

「間に合わなかったみたいだなぁ」

 

爆発音が中庭にまで聞こえ、オータムは顔を歪ませ、ザマァミロと言う顔でそう言ってきた。

尚敏はソレを無視して一夏に通信を掛けるが繋がらない。

 

「クソッ!アイツ等は無事なのか!?」

 

苛立ちだけが募るなか、携帯に電話が入った。尚敏は相手の名前を確認する。

 

「大丈夫なのか、簪!?」

 

『ど…ヒック……どうし…グスッ…ッ…よう…織…斑…君が…』

 

簪の声は涙でよく聞き取れない。

 

「簪!落ち着いて言ってくれ。一夏に……何があったんだ……?」

 

涙声ながらも説明をする簪。簡潔に纏めると、爆発の直前に一夏がISを起動させ、爆弾を抱き締めて。被害を一夏一人に留めた。

 

「一夏はどうなった!?」

 

『倒れ…ッ…た…グスッ…まま…意識が無いの!』

 

『一夏ァァァッ!!』

 

携帯の向こうで、箒達が簪達に合流したみたいだ。

 

『急いで救護班を!早く!!』

 

……生徒会長もいるようだ。

尚敏はソッと携帯を閉じ、未だにこちらを嘲笑で見ているオータムに向いた。

 

「ケッ!被害は一人だけかよ!」

 

「答えろ。後もう一人は何処にいる?」

 

冷静になり、オータムの頭部にアサルトを向け質問する尚敏。

 

「誰が答えるかよ……マヌケ!」

 

パンッ!!!

 

オータムがそう言った瞬間、迷いもなく頭部に弾丸が当たった。

 

「チャンスは後二回だ。答えろ。仲間は何処にいる?」

 

「ハッ。イヤだね」

 

バキンッ!!!!

 

二発目も頭部に撃ち込み、頭を守るヘルメットが粉々に砕け散った。

 

「最終通告だ。答えろ……拒否権は……無い」

 

それが冗談では無いと思うような脅しは既にしてある。

ソレを体験しているオータムは、悪態付きながらも改めて解ってしまった………

ーーーーーーコイツはあたし達よりも更に裏の人間だと言うことが、亡国企業(ファントム・タスク)のメンバーの誰よりも死線を潜り抜けて来たことを……

尚敏のその目は光がなく、周りに漂う空気はまるで全てを壊すかのような殺気……いや、狂気で漂っている。

今さらだが、体が微かに震えている。

このあたしが!?自分よりも年下のクソガキに!!?

 

「お前はいったい何者なんだよ!!?」

 

「……岳村尚敏…それ以上でもそれ以下でもない」

 

今から目の前のガキはあたしを殺すと言うのに何も戸惑ってはいない…ならば、精一杯の侮蔑を込めて言ってやろうじゃないか!

オータムは震えを止め、尚敏を睨み付けながら叫んだ。

 

「このっーーーーーー化け物がっ!!」

 

「それが返答か……残念だよ」

 

尚敏が引き金を引こうとするが、オータムは尚敏を睨んだままだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つの銃声が中庭に響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「………ハッ?」」

 

尚敏とオータムは口を揃えて、呆けてしまう。なぜなら

 

ジワリッ

 

「……いつの…ガフッ…まに……」

 

口から血を流したのは尚敏だったからだ、その胸の中心には血が滲んでいる。尚敏はゆっくりと背後で撃った人物を見ると、

 

「全く、少しは助けを呼びなさい。オータム」

 

「……スコール」

 

スコールと呼ばれた金髪女性は、未だ硝煙が上がる拳銃を片手にぶっきらぼうにそう言った。

 

「ミスっ…た…」ギリィ

 

「ラッキー、ほどけたぜ」

 

不意を打たれ、オータムを捕縛していたワイヤーがほどけた。オータムはISを待機状態に戻すとスコールと向かい合う。

クソッ、怒りに呑まれ過ぎたか?撃たれるまで気がつかなかった……!!

硬い地面に倒れたまま、自分の重大な失敗に歯噛みをする。

 

「それじゃあ、さっさと終わらせて帰りましょう?これ以上は危険だわ」

 

「そうだな。さっさと終わらせて帰るか」

 

オータムは納得すると、蜘蛛の巣状のソレを取り出し。

 

「大人しくしとけ(ザシュッ)ーーーよ?」

 

「…やなこった、クソッタレ」

 

尚敏が仰向けになった瞬間に、赤い腕を振り切った。

 

 

 

 

ボトッ

 

 

 

 

「う、嘘だろ?あたしの…あたしの腕がアァァァッ…………!!?」バタッ

 

生々しい音を立てて、蜘蛛の巣を張ろうと伸ばしていた右腕が地面に落ち。オータムも出血量といきなりの衝撃で気を失ったのか、地面に倒れた。

 

「さて、これで一対一だな」

 

尚敏は立ち上がりISを待機状態に戻す。

 

「貴女。銃で撃たれてるのに何故、そんなにも平然としていられるのかしら?」

 

スコールは微かに驚きながらも聞いてきた。

 

「あんた……殺しが専門じゃ無いのか?大体は胴体に防弾チョッキをしている可能性があるから、胴体じゃなくてココを狙うか。相手が倒れた後に間髪入れず同じところへもう一発撃てば良かったんだが……」

 

頭と撃たれた部分を指しながら軽く言った。

……防弾チョッキなんて着てないけどね?

内心で冷や汗を掻きながら、平然としている尚敏。

 

「ところで、コイツどうするよ?今。逃げるんだったら見逃すが?」

 

自分の腕から出ている血の湖で倒れているオータム。このままだと出血多量であの世へ逝くだろう。

それでもスコールは尚敏が油断させた瞬間に……!と言う考えをしているのだろう。

何故、解るかって?スコールの顔に書いてるぞ?

尚敏はため息を着くと、オータムから離れて

 

「……俺だってこの年で前科持ちとかはゴメンでね。それに早くしないとホントに死ぬぞ?」

 

「……………ありがとうと言っておくわ」

 

スコールはそう言って、オータムを抱えると金色のISを纏うとこちらを見ながら空中制止しながら口パクで伝えてきた。尚敏はソレを凝視して何を言っているのかを確認している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシタチ(・・)カラノオカエシヨ?アリガタク、ウケトリナサイ。

 

 

 

 

 

 

 

ビュンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

グシャッ!!!

 

 

 

 

「……………ガハッ」ボタボタボタッ

 

尚敏はゆっくりと胸元より少し下を見ると、半径五センチほどの穴が空いていた。傷みは無く、尚敏は何があったのか解るのに数秒はかかった。

()人…だったか…だが、撃った種類が……ビームで…良かった……

焼けているのか、空いた穴からは血が吹き出ていない。尚敏は倒れると、スコールは

 

「それじゃあ、また会いましょう?次はどこかのパーティー会場で」

 

そう言うと、明後日の方角へ去っていった。

 

「ちく……しょう……が……」

 

一夏は無事だと……良いんだが……な………

薄れ行く意識の中で尚敏はそう思った。

 

「尚敏!!」

 

「おい!今直ぐ、衛生兵を呼んでくれ!!早くしろ!!」

 

最後に聞こえたのはシャルロットとラウラの声であった…………。




終わった~~~
疲れたー
腹減ったー
長島スパーランドって予想以上に楽しくて、友達に引かれたorz
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