勝利vs御伽
教室で城之内が絡まれ、負けそうになった時に、勝利と御伽でオリジナルトランプゲーム(ポーカー+麻雀みたいな形で、手札を入れ替えながらポーカーの役を作るゲーム)で、勝利の読みの能力で御伽を圧倒する話。
「バーベットか!?」
「君の手札の並べ替えには癖が多すぎる。これをイカサマと呼ぶのなら、今すぐトランプは手放すべきだね」
没理由……肝心のD・D・Dに勝利が絡むプランが皆無だったので。
ということで、今話はそれの代役的立ち位置のオリジナルストーリー
ちょい胸糞オリキャラが出ますので注意……なんですが、童実野高校にはよくいる程度のキャラなので、漫画をご覧の皆様には見慣れた程度の話かもしれません。
怒りの鉄槌! 躍動、真・ブラックフェザーデッキ!
「なにぃ!? じゃあ、M&Wのルールがこれまでとは変わっちまうってことか!?」
「うん。"スーパーエキスパートルール”っていうんだけどね。これまでと違って大型モンスターの召喚にはモンスターの生贄が必要だったり、モンスターを召喚できない場合はモンスターからプレイヤーへダイレクトアタックできるようになったり……とにかく、これまでとは違った戦術が必要になるんだ」
「ルールの変化に伴って、実際に使用方法が変わるカードも存在するみたいだね。逆に、これまでのルールではうまく扱いきれなかったカードが今回のルールで使えるようになることだってある。自分のデッキやカードが該当しないかは見ておいた方がいいよ、城之内君。僕のこのデッキだって、もう王国の時のデッキとは内容がかなり違っているからね」
「な、なるほど。奥が深いぜ」
「あんたたち、今日の休み時間そればっか。ほかに話すことないわけ?」
「まあ、少なくとも城之内にはそれしかねえんだろうな。見ろよあいつのカバン。弁当とカード関連しか入ってやがらねえ」
王国での激動の決闘が終幕し、勝利たちにも当たり前の高校生活が戻ってくる。
戻ってきて程なくして1年目の高校生活が終了し、全員2年生へと進級した。
正直、未だ遊戯たち以外の友人はそう多くない勝利にとって進級時のクラス替えイベントは少々背筋が冷えるものがあったが、無事に遊戯たちと同じクラスで2年を迎えることができてほっとしていた。
「どうしたの、勝利君?」
「いや……みんなと話しながら、噛みしめていたんだよ。この、なんでもない日々の大切さをね」
「あら、勝利君。詩人ね」
「へへっ。しかしまさか一人も欠けずに同じクラスとは。このメンバーの腐れ縁はまだまだ続きそうだな」
「あんたらが不安だったのはクラス替えより進級そのものでしょ? 城之内、本田。出席日数と成績の問題で落第寸前だったって聞いたけど?」
「「う、うるせぇ!」」
図星だったのか、城之内と本田は声を上げる。
「でも勝利君はすごいよね。大会に出るために結構休みがちだったのに、普通に進級できるんだから」
「まあ……こないだの全国大会然り、決闘者の王国然り、僕は学校に申請出して公欠扱いにしてもらっているからね」
「「な、なにぃ!?」」
「へぇ。そんなことできるのね」
「M&Wは世界的にもシェア率トップのカードゲームで、大会の宣伝効果も大きいからね。部活と一緒で、出る大会の規模によっては高校の名前で申請を出して、学校を公欠することもできるのさ」
「じゃ、じゃあ何か!? 勝利は、大会に出て決闘している間も、学校に来てる扱いになってるってことか!?」
「実質、単位だけもらって授業サボって大会出てるようなもんじゃねえか!?」
「……まあ、身も蓋もない言い方をすれば、そういうことになるかな」
「……サイテーね、あんたたち」
「あはは……」
城之内と本田の邪な発想に勝利は頬をかき、杏子はあきれ声で、遊戯は乾いた笑いを返す。
「じゃあ、俺たちも次の大会の時にはそいつを使って、学校休んじまえばいいってわけだな!」
「おう、それだ! 俺も出るぜ! 授業出るより何倍もましだ!」
「……できるわけないでしょう!」
「「え、ダメなの?」」
真剣に驚いていう城之内たちに、勝利は我慢できず、クックック、と声を漏らした。
「まあ、城之内君たちの言ったことがまかり通るなら、学校の生徒全員で大会に出ればみんな休めることになっちゃうからね。当然、ルールはあるよ」
言いながら勝利は、バックから公欠届のコピーを出す。
大会に出るたびに新しく書きなおし提出しているため、コピー元を学校からもらっていた。
「この紙に書いて、担任教師に許可をもらえば、大体許可を出してもらえるけど……城之内君たちに必要な情報は、多分このへんかな」
勝利は城之内たちにそれを差し出し、とある注意書きに指を向ける。
それは公欠届の利用条件に関する注意書きで、城之内たちにもわかる程度に簡単に言えば、『成績優秀の品行方正な生徒しかこの制度は使えない』という記載だった。
その条件を見た城之内と本田は顔を真っ白にして固まっている。
自分たちがその条件に当てはまるわけはない。と、わかっているのだろう。
「あったり前でしょ! 勝利君は真面目に勉強して、先生たちに良い生徒だって納得してもらえてるからこういう特例をもらえてるの! あんたたちみたいなのが、ほいほい学校を休めるわけないでしょうが」
「あはははは……でも、やっぱり勝利君はすごいよ。決闘の大会に出て時間も足りないはずなのに、しっかりテストの結果も出して、学校に納得してもらってるわけだから」
「……大したことじゃないさ。ちょっとした、約束だからね」
「……?」
約束? と遊戯が尋ねようとしたそのとき、別人の声が話を遮った。
「さっすが、黒羽勝利君。勉強もできて、決闘も強い。あこがれちゃうなぁ~」
勝利と、みんなが一斉に声を方向を向く。
席二つほど離れたところから、声の主はこちらをうかがうように見ていた。
遊戯たちが、相手に聞こえないように声を潜める。
『おい……誰だ、あれ?』
『確か、辰巳君よ。辰巳大吾君』
『クラス替えの後は知らねえ顔も増えたからな……』
『うん……でも、彼の顔、見覚えが……』
「……やあ、辰巳君。久しぶりだね」
「ああ……おかげさまで、王国に行けなかった期間はゆっくりさせてもらったからね」
勝利の声かけに、嫌み前回の回答をする辰巳。
その様子を見て、遊戯ははっとする。
「思い出した。こないだの全国大会の2回戦で、勝利君と戦った……」
「光栄だよ。
言葉はきれいなものの、表情や仕草は手放しに遊戯をほめているようには到底見えない。
強気とはいいがたい態度ではあるものの、鋭くも嫌らしい目つきは遊戯を、そして勝利を食らいつくさんとするものに見えた。
「でもショックだったなぁ。僕と熱い決闘を繰り広げていた勝利君がまさか、手加減して戦っていたなんてねー」
辰巳の言い分に、勝利は少しだけ顔を歪める。
彼のいう手加減とは、今や有名になってしまった勝利の『BF』を、全国大会では使っていなかったことだろう。
勝利は『BF』たちを無暗に世にさらすことを避けるため、全国大会、及びそれまでの大会はすべて、デーモンデッキをはじめとしたさまざまなデッキを利用していた。
「僕は全力で僕のドラゴンたちと戦っていたというのに、君は全力を出していなかった。まさか天下のトップ決闘者『クリエイター勝利』サマが対戦相手を軽んじる決闘をしていたなんて、思いもしなかったよ」
「っ! てめぇ! 言わせておけば!」
「城之内君。いいよ、気にしないで」
「勝利!? なんで!?」
勝利は、つかみかからんという勢いで怒る城之内を片手で制する。
勝利は城之内に笑顔を返し、時計を指す。
「もう、中休みが終わっちゃうよ。次、教室移動だから、もういかなきゃ」
言いながら勝利は、自分のデッキをバックにしまい、代わりに筆記用具を持って廊下に出ていく。
遊戯たちも顔を見合わせた上で、勝利についていった。
「……ちっ」という舌打ちが聞こえるが、それにも反応せずに涼しい顔の勝利。
無視して廊下に出るが、たまらず城之内が抑えきれない怒りを爆発させた。
「おいおい、いいのかよ勝利!? あんな言いたい放題言わせちまってよ!?」
「まあまあ。今まで『BF』を使ってなかったこと自体は事実だし。いろいろ事情はあったんだけど、それは相手に関係のない話だし。それに……」
「それに?」
「……あんまり好きじゃないんだ。彼のデュエル。だから、関わりたくない」
勝利としては珍しく、あまりに冷たいその声に、城之内は思わず口をとがらせながらも熱を引っ込める。
「まっ、めんどくせーのには絡まねえのが一番よ。お前が正しいと思うぜ、勝利」
本田が不満そうな城之内をなだめながら、勝利の肩を叩く。
勝利は「ありがとう」と軽く返して笑った。
「でも勝利君、気を付けてね。あの辰巳君って、ちょっと良くないうわさがあるから」
「……杏子? どういうこと?」
「辰巳君って、3年の教科担任に、親戚がいるらしいの。その立場を利用して、1年の時に少し横暴な振る舞いをしてるのが話題になってたのよ」
「けっ。ますます気に入らねえ奴だな。あのトカゲ野郎」
「……ありがとう、杏子ちゃん。でも、本当に気にしなくていいから」
勝利は振り返り、笑顔を向ける。
その表情に、皆も思わず笑顔になった。
「そういえば城之内君、妹さんの具合は?」
「おう! 静香の眼は、完全に回復するってよ!」
「っ!! よかったー!」
「今度みんなでお見舞いに行こう!」
「おう! 静香も喜ぶぜ!」
クラスで話していた時と同じ、穏やかで、掛け替えのない時間が流れ出す。
勝利は、教室で少しざわついた心が落ち着いていくのを感じながら、皆に感謝した。
そして、昼休み。
「……よおし! 飯も食ったし、昨日のリベンジだ! 遊戯、勝利! 決闘しようぜ!」
「うん! オッケー!」
「クックック。城之内君、その前に、スーパーエキスパートルール用のデッキを組みなおそうよ。僕と遊戯君が、見てあげるからさ」
「おっと。そうだったぜ!」
「ならよ、勝利。お前と遊戯の新ルールでの決闘を、城之内に見せてやりゃあいいんじゃねえか?」
「ああ、いいね。やろうか、遊戯君」
「うん、やろう! 勝利君!」
城之内と遊戯が、意気揚々と自分のバックからデッキを取り出すのを見て、勝利も自席に戻り、デッキケースとあまりのカードを取りに行く。
しかし、バックの中を見た勝利は、表情を曇らせた。
「……」
「おい、勝利? どうした? はやくやろーぜ」
「勝利君?」
「……ない」
「えっ?」
「デッキのカードが……足りない。あまりのカードたちも……何枚か抜き取られてる」
「「な、なにぃ!?」」
「本当!? 勝利君!?」
「家に置いてきちゃったとかじゃなくて?」
「……うん、間違いない。持ってるカードは全部覚えてるし、そもそもデッキの枚数は40枚にして持ち歩いているから、足りなければすぐわかる。ほら」
勝利がデッキの束を見せる。
自分たちが持つデッキと比べると、明らかにカードの枚数が足りないのが見て取れる。
(『みんな』に、学校ではあんまり出てこないようにって言ってたのが裏目に出たか……いや、ここ最近気を抜いて過ごしていた僕の責任だ。大切な、友達が……)
勝利は、両手で一発自分の顔を張る。
そして……己の頭と勘をフル活用し、一直線に、問題の解決に向かう。
「おい、どこのどいつだ!? 決闘者の魂のデッキに手を出しやがった野郎は!? 出てこい!」
「ダチのもんに手ぇ出すとはいい度胸じゃねえか!」
「ちょ、ちょっと城之内……」
「大丈夫だよ、城之内君。もう、検討はついているから」
怒る城之内と本田。
窘める杏子。
どうすればいいかわからないといった様子だが、その目の奥には、ほんのりと怒りが燃ゆる遊戯。
そんな中、勝利はそのまま、一人のもとへ歩く。
「辰巳君。君だよね?」
「……はあ? なんの話だい? 言いがかりはよしてほしいなあ」
辰巳を見下ろしながら、断定の眼を向ける勝利。
それに対して辰巳は、飄々とした態度を崩さずに対応する。
「君のレアカードを狙う可能性がある人なんていくらでもいるだろう? 全く、何の理由もなく人を疑うなんて、それが君のやり方かい?」
「僕のカードは、デッキのカードが狙われていたわけでも、ほかのカードが狙われたわけでもなく、何枚かが抜き取られていた。ただのレアカード泥棒なら、全部持っていけばいい」
煽るような口調の辰巳の言葉を軽くいなし、勝利が淡々と語る。
「僕のデッキから抜き取られていたのは、数の少ない上級モンスターや、攻撃力が高いアタッカーモンスターだけ。これは、攻撃力の差で僕との決闘を有利に進めたい。そういう考えを持っている人の犯行だよ。僕の知る限り、そんな考え方をしている決闘者は、君しかいない」
「おいおい……そんな状況証拠だけで人を犯人扱いかよ。君の方が、碌な人間じゃないように見えるがね」
「てんめぇ、辰巳! 言わせておけば!」
「ま、待って城之内君!」
「落ち着け城之内! お前が出てったら話がややこしくなる!」
城之内を羽交い絞めにする本田と遊戯。
それを鼻で笑いながら、辰巳が続ける。
「そもそも僕はさっきの移動教室から今の昼休みまで、ずっと君たちと同じ場所にいたんだよ? 君たち、さっきの休み時間もカードで遊んでたよね。いったいいつ、僕が君のカードを盗む時間があったというんだい?」
「けっ! そんなもん、俺たちが移動したあと、教室で盗んでたかもしれねえじゃねえか!」
「なら持ち物検査でもするかい? 僕は一向にかまわないよ?」
(……勝利君のいう通り、辰巳君は怪しい……けど、なんでだろう? 辰巳君のあの感じ……)
態度を見ても、状況を見ても、犯人は辰巳にしか見えない。
しかし辰巳のあの雰囲気は、調べられても問題ない。という余裕が見て取れる。
どうすればいいだろう……そんな心もちで、遊戯は勝利を見た。
「……で、君は一体どうしたいんだい?」
「……は?」
勝利の予想外の言葉に、辰巳が呆けた顔を晒す。
「だから、君のやりたいことを言ってみなよ。カードを失った僕が苦しんでいるのを見ていれば、それで満足かい?」
ずいっ、と勝利が、辰巳に顔を近づける。
辰巳は、腰が引けていた。
「やりたいこと、条件、全部受けてやる。決闘しようよ。君と僕の、力の差を思い知らせてやる」
薄くなってしまったデッキを構え、何でもないことのように決闘を仕掛ける勝利。
その様子に、辰巳はわなわなと震えだす。
「っ! 上等だ! やってやる! ぼこぼこにしてやるよ!!」
勝利は持ってきていたあまりカードとデッキを組み合わせて不足した分のカードを埋め合わせてデッキを作り、辰巳を目の前に誘導する。その挑発的な振る舞いに、辰巳は顔を真っ赤にして、バックからデッキを取り出して勝利に向けた。
勝利と辰巳が、クラスの中心で向かい合い、デッキを机に置く。
クラスのほとんどの人間は状況を飲み込めていないままだったが、王国を勝ち抜いたファイナリストの勝利の新デッキが見られるということで、周りにはたくさんのクラスメイトが円を作っていた。
「ははっ、人気者だねぇ。黒羽君。いいのかい、みんなに、『僕のデッキは本調子じゃありません』って言い訳しておかなくて?」
「そこまで君を辱める気はないよ」
勝つつもりである、というスタンスを崩さない勝利に、辰巳のいら立ちが最高潮に達する。
「……行くぞ! 黒羽! 今度こそ、僕の強さを思い知らせてやる!」
「……できるなら」
辰巳 LP4000
「「デュエル!!」」
勝利 LP4000
「僕のターン、ドロー。モンスターを守備表示で召喚して、ターン終了だ! さあ、かかって来いよ黒羽勝利!」
「なんでぇ、威勢がいい割には守備表示じゃねえか」
(はっ! 今に見てろ。奴のデッキには、ろくな攻撃モンスターは残っていないんだ! どうせ守りを固めるだけしかできない!)
笑う城之内を見てほくそ笑む辰巳を尻目に、勝利はターンを開始する。
「僕のターン、ドロー。僕もモンスターを守備表示で召喚して、ターン終了だ」
「へへっ。やっぱりな」
セットカードを見て、目論見通りと辰巳は笑った。
辰巳 LP 4000 手札 5枚
伏せモンスター1体
勝利 LP 4000 手札 5枚
伏せモンスター1体
「僕のターン! 僕は、"暗黒のドラゴン"を召喚だ!」
暗黒のドラゴン
闇属性 ドラゴン族 星4
攻撃力 1500
守備力 800
「さらに! セットモンスターオープン! "グランド・ドラゴン"だ!
グランド・ドラゴン
風属性 ドラゴン族 星4
攻撃力 2000
守備力 100
モンスターがいるとき召喚できず、ドラゴンがいないと攻撃できない
「攻撃力2000だって!? とんでもねえモンスターを伏せてやがった!」
「……"グランド・ドラゴン"はほかのドラゴンがいなければ攻撃できない。だから攻撃できない状態で姿をさらすか、一度セットで召喚してその低い守備力をさらさなければならないが……今の勝利君のデッキに、攻撃力が高いモンスターはいない。だから安心して伏せることができたってわけか」
いつの間にか表に出てきていたもう一人の遊戯が、眉間にしわを寄せながら状況を読む。
辰巳のやり方に、嫌気がさしていることがよく伝わる表情だった。
「なによ! ただのインチキじゃない!」
「ふん! カードをなくしたそいつが悪いんだろ。僕の知ったことじゃないね」
「こいつ、いけしゃあしゃあと……!」
城之内が拳を震わせる。
しかし辰巳はひるむこともなく、ターンを進めた。
「バトル! "グランド・ドラゴン"で、セットモンスターを攻撃だ! 『グランドプレス』!」
「セットモンスターは、"BF-白夜のグラディウス"」
BF-白夜のグラディウス
闇属性 鳥獣族 星3
攻撃力 800
守備力 1500
このカードは一回の戦闘では破壊されない
グランド・ドラゴン
攻 2000
BF-白夜のグラディウス
守 1500
「モンスター破壊だ!」
「残念。グラディウスは一度戦闘破壊を免れることができる」
「何!? "暗黒のドラゴン”の攻撃力じゃ、グラディウスを倒せない……けっ。姑息なことを……時間を稼いだってどうせ大したモンスターもいないくせに。カードを一枚セットしてターンエンドだ」
辰巳 LP 4000 手札 4枚
グランド・ドラゴン
攻 2000
暗黒のドラゴン
攻撃力 1500
伏せカード 1枚
勝利 LP 4000 手札 5枚
BF-白夜のグラディウス
守 1500
「勝利君はグラディウスで、いったん守りを固めるつもりだろうが……」
「くっそぉ。高攻撃力のモンスターがいないんじゃあ、勝利はじり貧だぜ!」
(ふふふ。苦しめ苦しめ。僕を馬鹿にした罰だ)
怪しく笑う辰巳。
しかし、勝利の様子は辰巳が望む、決闘を苦しむ男の姿ではなかった。
いや、それどころか勝利の表情からは喜怒哀楽が抜け落ちていて、ただただ真っすぐに辰巳を見つめている。
「……おい、なんだよ。その顔は」
「……聞きたくないけど、一応聞いておくね。トーナメントの時に使っていた、"ドラゴニュート”モンスターや、"仮面竜”のデッキはどうしたの?」
「はあ? そんなお前に負ける程度のデッキ、もう手放しちゃったよ。僕がこの新しいデッキを買ってもらったときに叔父さんに返したから、もう叔父さんが売っちゃったんじゃない?」
「なっ!?」
「てめえ! カードをなんだと思ってやがんだ!」
辰巳の言葉に遊戯が驚き、辰巳の態度に城之内が激昂する。
しかし、辰巳はどこ吹く風といった表情だった。
「僕のカードだ。僕の勝手だろ。それを偉そうにぺらぺらと……あの時だってそうだ! 全国大会の場で、僕はお前に負けた。カードが弱かったせいでな……それをお前は、偉そうに説教を垂れたんだ」
「……説教をしたつもりはないよ。そう聞こえたなら謝る」
「うるさい! 何が『君のカードは泣いている』だ! 気持ち悪い! お前がたまたま僕に勝ったせいで、僕は王国行の権利を奪われたんだ! 今からその報いを受けてもらうぜ!」
「何よそれ、ただの逆恨みじゃない」
「全くだぜ!」
「うるさいうるさい! だから、今ここで証明してやるんだ。こいつが、大したことない雑魚決闘者だってことをな!」
「~~~~~~!!!!!!」
「待て! 落ち着くんだ、城之内君!!」
今にも辰巳に殴りかかりそうな様子の城之内をなだめる遊戯を見ながらも、勝利は正面の決闘者に対して深く深くため息をついて、ターンを始めた。
「……結局、デュエルの結果で語るしかなさそうだね。僕のターン、ドロー。モンスターをさらに守備表示で召喚する。これで僕はターンエンドだ」
辰巳 LP 4000 手札 4枚
グランド・ドラゴン
攻 2000
暗黒のドラゴン
攻撃力 1500
伏せカード 1枚
勝利 LP 4000 手札 5枚
BF-白夜のグラディウス
守 1500
伏せモンスター1体
「~~~~!!!! もしもこの決闘で勝利が負けちまうようなことがあったら、俺はあいつを許さねえぞ! 決闘者の誇りを、踏みにじりやがって!」
「へっ! そんときゃ俺も乗ってやるよ城之内。あいつだけは許しちゃ置けねえ」
「ちょっと二人とも……」
なだめようとした杏子の前に、遊戯は踊り立つ。
そして、城之内と本田を制止した。
「城之内君、本田君。大丈夫だぜ。勝利君は、あんな奴に負けやしない」
「っ! いや、俺たちだってそう思いたいがよ……あんなドラゴンたちを出してくる相手に、攻撃力の低いモンスターしかいないんじゃ……」
「あんな程度の低い力押しに、勝利君は負けないさ。勝利君は、あのダイナソー竜崎のパワーデッキすらも押し返す、技のスペシャリストだぜ」
遊戯の言葉を聞いてか聞かずか、辰巳が鼻を鳴らして勝利を嘲り、カードを引く。
「ふん。結局防戦一方なんじゃないか。このターンで、お前のLPをボロボロにしてやる! 僕のターン、ドロー! まずは伏せカード、"バーストブレス”を発動だ!」
通常罠
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を生贄に燃える炎を放つ。
生贄モンスターの攻撃力以下の守備力を持つ相手モンスターを焼き尽くす。
「この効果によって、"暗黒のドラゴン”を生贄に、お前のグラディウスを破壊する!」
「……戦闘ではない以上、なすすべはないね。破壊されるよ」
勝利の守備の要のグラディウスが消えたことにより、遊戯たちの表情が陰る。
それを見た辰巳は嬉しそうに、どんどんと手札を場に出していった。
「ふはは! さらに、魔法カード、"融合”を発動! 手札の"レッサー・デーモン”と場の"グランド・ドラゴン"を融合だ!」
融合
魔法カード
決められたモンスター2体以上を融合する
「"デス・デーモン・ドラゴン"を融合召喚!」
「うおっ! なんかすげぇのが出てきやがった!」
デス・デーモン・ドラゴン
風属性 ドラゴン族 星5
攻撃力 2000
守備力 1200
リバースモンスター効果は無効化される。
このカードに対して発動した罠カードの効果は無効となる。
「どうだ! お前の使っていた悪魔族と、僕のドラゴン族を融合してやったぞ! これでもう、お前のデッキに負けることなんかないんだ!」
「……そのためだけに、そのデッキを組んだってことかい? 今一度言うよ。『君のカードは泣いている』。ドラゴンも、デーモンも。君に見限られた、デッキのみんなもね」
「うるさい! 僕は強いんだ! お前の貧弱な鳥なんかに負けるわけないんだよ! "ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者”を召喚!」
ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者
闇属性 魔法使い族 星4
攻撃力 1200
守備力 1100
ドラゴン族を支配する力を持つ魔術師。
ドラゴン族への攻撃を封じる
「このモンスターがいる限り、お前は僕のドラゴン族に攻撃することも、効果を使用することもできないぜ!」
「……さすがに全国大会に出場するだけのことはあるな。力押しだけじゃない、コンボを心得ているぜ」
「ふん。見てろ、武藤遊戯! こいつを倒したら、次はお前だ!」
「~~~~!!!!!!!」
遊戯の横で、顔を真っ赤にする城之内。
頭の上から煙が見える。爆発寸前だった。
「バトル! セットモンスターは、どうせ雑魚モンスターだろ? "ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者”で攻撃!」
「……セットモンスターは、"BF-上限のピナーカ”だ。破壊される」
BF-上限のピナーカ
闇属性 鳥獣族 星3
攻撃力 1200
守備力 1000
墓地に送られたターン、仲間のBFを呼び寄せる
「はっ! やっぱり雑魚モンスターじゃないか! 次で大ダメージだ! "デス・デーモン・ドラゴン"で攻撃! "へリング・ボム”!」
「残念だけど、そう簡単に通さない。僕はこの瞬間に、手札から"BFー熱風のギブリ”の効果を発動する!」
「なんだって!?」
BFー熱風のギブリ
闇属性 鳥獣族 星3
攻撃力 0
守備力 1600
相手の直接攻撃時、このモンスターに攻撃させる。
攻撃の時、守備力を攻撃力に変換できる
「ギブリを召喚し、"デス・デーモン・ドラゴン"の攻撃を受け止める!」
「ちっ! 雑魚の壁モンスターか! そのまま攻撃だ!」
「僕のデッキに、雑魚モンスターなんていない! もう一枚手札からモンスター効果発動! "BFー蒼天のジェット”!」
「つ、次から次へと!」
BFー蒼天のジェット
闇属性 鳥獣族 星1
攻撃力 100
守備力 800
一度だけ、手札から捨ててBFの身代わりとなる
「このカードを手札から捨てることで、BFは一度戦闘で破壊されなくなる!」
「こ、こいつ……」
勝利の華麗なカード捌きに、ギャラリーが沸く。
そしてそれは、遊戯たちも例外ではなかった。
「す、すっげぇ……ドラゴンの攻撃を、守り切っちまった」
城之内の反応に、ちっちっちっ、と指を振る勝利。
「よく見ておきな城之内君、そして遊戯君。新しくなった僕の『BF』は、その程度じゃあ終わらないぜ! 3枚目、"BFー二の太刀のエテジア”の効果発動!」
「今度はなんだ!?」
BFー二の太刀のエテジア
闇属性 鳥獣族 星3
攻撃力 400
守備力 1600
BFと戦ったモンスターが破壊されていないとき、手札から相手に1000ポイントの奇襲を仕掛ける。
「エテジアの効果により、今の戦闘の後に、BFの直接攻撃によるダメージを可能とする。辰巳君、君に1000ポイントのダメージだ!」
辰巳 LP 3000
『おおーーーーーー!』
想定外の角度からのファーストヒットに、ギャラリーはさらに沸く。
城之内は思わず、すげぇ、と感嘆の声を漏らした。
誇らしげにする勝利に、遊戯も思わず口角を上げる。
「見た目の攻撃力だけがすべてじゃない。勝利君のBFたちは、王国をそうやって勝ち抜いてきたんだ。戦力を落とすことだけに集中して、デッキの本質を見落としていたようだな。そんなんじゃ、勝利君には勝てないぜ」
誇らしげにそう宣言する遊戯に、勝利は照れくさそうに少し笑う。
辰巳はそれらが面白くなかったのか、さらに語気を強くして叫んだ。
「ふ、ふん。デッキの本質? そんなの知るか! 僕は圧倒的な力を見せつけるために戦っているんだ! 今に見てろ! 今すぐこいつをボロボロにして、こいつのクソ鳥も! 王国の決闘者共も! 全員雑魚だってことを証明してやるんだ!」
「……辰巳君」
「なんだよ、図星疲れて恥ずかしく……」
「少し黙れ」
辰巳の、いや、教室全体の時が止まる。
皆一様に、勝利の怒りを、殺意を感じ取っていた。
辰巳に良い感情を覚えていなかったことはわかっていた。
しかし、これほどまでに語気を強くしてキレる勝利など、初めて見た。
教室で遊戯たちだけが、引きつった顔で、あーあ、と言葉を漏らした。
「虎の尾を踏んだな」
遊戯の言葉に、杏子たちも同意する。
勝利の大切な仲間、BFを馬鹿にした。だけではない。
辰巳は、王国で彼と戦った誇り高き決闘者、つまり、舞たちの事を侮辱した。
勝利の想いは、一気に膨れ上がり、燃え上がった。
勝利の鋭い瞳に声を震わせつつもしかし、辰巳はそれでも勝利へのスタンスを崩さなかった。
「く、悔しかったら、"デス・デーモン・ドラゴン"を倒してみろよ。罠の聞かない、"デス・デーモン・ドラゴン"を、倒せるもんならな」
「……お前程度を倒すのに、罠も、魔法も、いるもんか」
瞳を逸らさず、冷たく怒りの乗った声で返す。
辰巳はその言葉に歯向かうように、カードを場にたたきつける。
「やれるもんならやってみろお! カードを一枚セットしてターンエンド!」
(伏せカードは"竜の逆鱗”だ! これで次のターンに責め立てれば、お前のLPはたちまちなくなり、逆転できる!)
竜の逆鱗
永続罠カード
ドラゴン族が守備モンスターを攻撃した時、守備力にダメージを与える。
「……お前のターン終了時に、ピナーカの効果が発動。僕はデッキから、"BFー鉄鎖のフェーン"を手札に加える」
「へっ、やっぱり雑魚モンスターじゃないか」
辰巳 LP 3000 手札 1枚
デス・デーモン・ドラゴン
攻 2000
ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者
攻 1200
伏せカード1枚(竜の逆鱗)
勝利 LP 4000 手札 3枚
BF-熱風のギブリ
守 1600
「そんな雑魚たちで、僕の次の攻撃を受けきれるもんか!」
「……1つ。もう一度言う。僕のデッキに、雑魚モンスターはいない」
勝利はそう言って、カードを一枚引いた。
「そしてもう1つ。貴様に、次はない! 僕は"BFー鉄鎖のフェーン"を召喚!」
BFー鉄鎖のフェーン
闇属性 鳥獣族 星2
攻撃力 500
守備力 800
相手のに直接攻撃できる。
相手にダメージを与えた際に鉄鎖を使い、相手の行動を制限する
「そ、その程度のモンスターで……」
「フェーンだけじゃない。『BF』は、僕の友達は、仲間とともに、戦ってくれる。フィールドにBFモンスターが存在する場合、このモンスターたちは特殊召喚することができる。でてこい! "BFー疾風のゲイル”! "BFー砂塵のハルマッタン”! "BFー無頼のヴァータ"!」
「な、なんだこりゃあ!?」
勝利が手札のモンスターをすべて、場に並べる。
怯む辰巳に反比例するように、ギャラリーは活気を取り戻した。
BF-疾風のゲイル
闇属性 鳥獣族 星3
攻撃力 1300
守備力 400
BFがいるとき特殊召喚できる
攻撃を仕掛ける時、風で相手の勢いを半減させる
BFー砂塵のハルマッタン
闇属性 鳥獣族 星2
攻撃力 800
守備力 800
BFがいるとき特殊召喚できる
召喚時に、味方BFの分だけ星を上げる
BFー無頼のヴァータ
闇属性 鳥獣族 星2
攻撃力 800
守備力 800
BFがいるとき特殊召喚できる
辰巳 LP 3000 手札 1枚
デス・デーモン・ドラゴン
攻 2000
ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者
攻 1200
伏せカード1枚(竜の逆鱗)
勝利 LP 4000 手札 0枚
BF-熱風のギブリ
守 1600
BFー鉄鎖のフェーン
攻 500
BF-疾風のゲイル
攻 1300
BFー砂塵のハルマッタン
攻 800
BFー無頼のヴァータ
攻 800
「す、すっげぇぜ勝利! 一気にフィールドにモンスターが5体も!」
「スーパーエキスパートルールの特殊召喚を見事に生かしているな。BFは、大量展開を得意とするモンスターだったのか」
「そ、それでも、そんな貧弱な奴らじゃあ、僕のドラゴンは倒せない!」
その言葉を無視して、勝利はターンを進めた。
「ゲイルの効果発動! モンスターの攻撃力を、半分にする! 対称は"ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者"だ! 『ワールウィンド』!」
ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者
攻 600
その強力な効果に、さらにギャラリーが興奮した。
しかし、今度は逆に、ギャラリーに反して、辰巳がにやりと笑みを浮かべた。
その理由を、遊戯は察している。
「ゲイルの能力で、"デス・デーモン・ドラゴン"の攻撃力を下げてしまいたかったところだが、ロード・オブ・ドラゴンの効果によってドラゴンを選択することはできなかった……勝利君は、どうやって"デス・デーモン・ドラゴン"を突破するつもりなんだ……」
遊戯たちにほんの少し緊張感が走る。
しかし、それもどこ吹く風という様子で、勝利は決闘を徐々に進めていく。
「ギブリを、攻撃表示に変更。そして、ギブリの効果で、攻守を逆転する。『サーマル・チェンジ』」
BF-熱風のギブリ
守 1600 ⇒ 攻 1600
「ふん! それでも、僕の"デス・デーモン・ドラゴン"には届かない!
「……哀れだね」
「な、なんだと!」
思わず漏れ出た勝利の呟きに、辰巳の怒りの炎がさらに煽られる。
「君には、力以外に信じる者がない。だから僕に、力を否定されたことで、何もなくなった自分が怖くて虚勢を張る。そして……卑怯なことにも手を染める」
「だ、黙れ! 黙りやがれ!」
図星なのだろう。
語彙もなく騒ぐ辰巳。だが、勝利の心は揺れはしない。
淡々と、決闘を進めた。
「さあ、行くよ。まずはヴァータで、ロード・オブ・ドラゴンを攻撃! 『エア・ショット』!」
BFー無頼のヴァータ
攻 800
ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者
攻 600
辰巳 LP 3000 ー 200 = 2800
「これくらい!」
「まだだ! フェーンは、モンスターがいてもプレイヤーにダイレクトアタックできる! 『チェーン・ウィップ』!」
「ちぃ! 面倒な効果を!」
辰巳 LP 2800 ー 500 = 2300
「だが、"デス・デーモン・ドラゴン"がいる以上、これ以上のダメージはない。次のターンでその鳥どもをまとめて……」
「何度でも言う。君に次はない! フェーンの効果! ダメージを与えた時、相手モンスターの表示形式を変更する! 『チェーン・バインド』!」
「何っ!? まさか!?」
そこでようやく、辰巳は自分が崖淵に立たされていることに気が付いた。
しかし、目の前のすでに膝を折った"デス・デーモン・ドラゴン"では、どうしようもなかった。
デス・デーモン・ドラゴン
守 1200
「おお! これなら"デス・デーモン・ドラゴン"を倒せるぜ!」
「なるほど……勝利君はこの効果で"デス・デーモン・ドラゴン"を狙い打つために、わざと先にゲイルでロード・オブ・ドラゴンを狙ったのか。そして……あとは、ウイニングランだ」
察した遊戯の声に、クラスが最高潮の盛り上がりを見せる。
「さあ、行くよ。ゲイルで、守備になった"デス・デーモン・ドラゴン"を攻撃! 『ブラック・スクラッチ』!」
BF-疾風のゲイル
攻 1300
デス・デーモン・ドラゴン
守 1200
「あ、ああ……」
「さあ、ラストだ! ハルマッタンとギブリで、ダイレクトアタック! 『春風の砂塵』!」
辰巳 2300 ー 1600 ー 800 = 0
辰巳が突っ伏す。
その目の前には無傷の勝利。
誰かが、さすが、と声を漏らした。
新ルールでの初決闘。
バトルシティルールでの決闘のお披露目の回だと思ってもらえれば。
融合モンスターが召喚ターンに攻撃できなくなるルールはいらないかなと思い撤廃予定。原作でも城之内の"ドラゴンに乗るワイバーン”は出たターン梶木にダイレクトアタックしてたりしたし、魔法カード"速攻”(原作カード:融合モンスターがすぐ攻撃できるようになるカード)が乱発される小説になるのも嫌なので
現役決闘者も楽しめるよう、ほぼOCGに近いルールで進めていくつもりです。表側守備の扱いについては悩んでますが、あってもいいかなと思っています。
そして逆に、以下のようなカードは原作の効果のままにしようかと思っています。
・原作のイメージとOCGの効果があまりにそぐわないカード。および原作の展開に重要な意味を持つカード
例)三幻神、万華鏡ー華麗なる分身ー、天よりの宝札等
理由:ミラーフォースで吹き飛ぶ神なんか見たくないから。
基本方針はOCGルールですが、例外になりそうな内容については都度、こんな感じで前書きかあとがきに残しておくので、ルールが気になる方は見てもらえるとありがたいです。
特に気にならない方々は王国に引き続きノリでお楽しみください。