魔琥羅くんのキヴォトス奮闘記   作:魔王零

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壱 始まりの記録
魔琥羅君、キヴォトスに現る


「天晴れだ禪院魔琥羅、お前を生涯忘れることはないだろう」

 

そう五体満足の両面宿儺が渋谷だったところで倒れている俺にそう語りかけてくる。

 

俺は四肢欠損右肺はざっくりやられた状態だ。

 

「......俺はお前を死んでも忘れんぞ、両面宿儺......!」

 

くっそ、意識が遠くなってきた......

 

悟、傑、硝子、俺はうまくやれただろうか......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

......ここはどこだ、俺はなぜ生きている......

 

俺は両面宿儺に殺されたはず......

 

そしてしばらくこの家を探索して分かったことがある。

 

1つ目、名前は変わらず、年齢は死んだときが29歳で、今は15歳だということ。

 

2つ目、ここは学園都市キヴォスというところだというところで、今いる家はアビドス高等学校という自治区内にあること。

 

3つ目、術式が"二つとも"使えること。

 

4つ目、住んでいるのは小さくも大きくもない普通の一軒家だということ。

 

5つ目、銃がこの世界では基本死因にはならないこと。

 

6つ目、一人暮らし。

 

7つ目、2日後からアビドス高等学校に入学予定らしい。

 

これで以上だ。

 

前世で悟や傑からは、禪院家唯一の善意とか言われた俺だが、前世の実家はクソもいいところ、呪術師でなければ人であらずみたいな家訓あったし。

 

っていうか呪霊とかの気配皆無......まあそれはいいことなんだけどさ。

 

まあつまりだ、この世界で呪霊討伐しなくていいわけだ。

 

これでめんどかった後処理とかもしなくて済むぜ!

 

......悟大丈夫かな、虎杖くん宿儺が俺を殺したことで引きずってなきゃいいなぁ......

 

後ニセ夏油は早く死んでくれないかな。

 

いやぁほんと傑の体勝手に使ってんの許せん、親友の一人だったわけだし。

 

まあ、そんな暗いことばっか考えてても仕方がないか。

 

とりあえずここから頑張っていきますかぁ.........

 

 

 

 

 

 

 

 

2日後

 

そんなこんなで入学式の日を迎えたわけだが......

 

まあ調べてはいたけど校外も校内も全く人がいない......全校生徒3人もアレだけども、もしかして教員の類もいないとかかなぁ

 

校舎の中は物凄く静かだった。別に朝早く来たわけでもないのにそんな雰囲気の校内を歩いて案内板で場所を確かめておいた1年生の教室に到着した。

 

あ、一応なんか家にあった前世からの愛刀二本は持ってきてる。

 

さてさて、三年間一緒になる子は誰なのだろうか.........

 

ガラガラガラ

 

「おはよーございまぁす」

 

「おはようございます」

 

「言われてたけど本当に一年二人だけなんだねぇ、あ、俺の名前は、禪院魔琥羅っていうよ、3年間よろしく~」

 

「小鳥遊ホシノです、よろしくお願いします」

 

「おはようございまーす!」

 

「おはようございます」

 

うおっテンションたっか!?

 

「おはようございます、朝からテンション高いですね.........」

 

「そりゃぁそうだよー待ちに待った新入生!新たな学校生活!先輩たちが学校に来なくなってから私一人だけだったから心細かったんだよぉ............」

 

「ご苦労様です........」

 

「まぁそれはさておいて、生徒会長で3年の梔子ユメです!宜しくね!」

 

「......小鳥遊ホシノです宜しくお願いします。ユメ先輩」

 

「よろしくお願いします」

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  • 庵歌姫
  • 家入硝子
  • 天内理子
  • 七海健人
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