【完結】もしもどこぞの都市のカポがアクナイの世界に転生したら 作:しきょーかい
お久しぶり……?久しぶりの投稿です
忙しすぎて執筆する時間がとれない、助けて!
あとプイクレアでねじれそう、ねじれた。
プイアナウンサーは交換しました
ありがとう一般通過ボックス配布カポ
「尻尾は細いほうがいいだろうが……ちっ、アイツら何も分かっちゃいねぇな。」
「そうですね、何も分かっていません!」
ガヴィルに心酔するトミミをよそに、ドクターの肩を叩いて二人から少し距離を取る。
ドクターの方も呼ばれることを確信していたのか、特に遮って断るようなこともなかった。
「ほんで、何を隠しとるんや?」
「……言わないとダメ?」
「別に言わんくてもええけど、それで俺っちを嵌める気やったら……分かっとるよな?」
「言うから刀を抜くのはもう少し待ってくれ……。」
声を潜めて尋ねると、逡巡して濁すような答えが返ってきた。
結局刀を抜かせるような事を隠しているのかと、少し警戒しながらジャングルを歩き続ける。
広大な外郭には多種多様な環境が混在しているが、ここまでの密林は見たことがない。風景に少しの逃避をしつつ、どんな答えが返ってくるのかを待つ。
「その、大族長の座を降りる人についてなんだけど、どうも人差し指に所属しているらしい。」
「ほぉ、そんで? 遂行者やったら俺っちと目も合わせられん雑魚やし、いくら権力が強くても発言の許可は与えんから問題はないんやけど。あぁ、遂行者っちゅうのは目隠ししとる奴やな。」
「情報と整合する階級は伝令と代行者って……。」
「……。」
咥えていた葉巻を手に取り、一息つく。
伝令と代行者、どちらとも階級によるがカポと同格、または上位として扱われる事がある身分だ。
IIまでなら十分対等として接することができるだろうが、それよりも上だった場合少々面倒になるだろう。
支配する土地と挙げた功績、劣っている可能性は少ないが自分のほうが上であると断言できないのも事実。
「なんで黙っとったんや? 知っとったら俺っちとリアン交代させとったけど。」
「私だってレイホンを付けられるとは考えてなくて。それと、この事はケルシーも知っているはずだ。だからこれは君が暴走しないかの再チェックも兼ねていると考えていいだろう。」
「面倒やな。」
「元はと言えば君が一瞬でも寝返ったのが悪いんだけどね。」
二枚舌は傭兵業という信頼が第一の家業ではタブーで、自身の仁義と命が掛かっていた。
また、アーミヤを傷つける気もなければロドスを裏切るつもりもなかった。
(なんて言い訳やったらいくらでもできるんやけどなぁ)
「大人しく受け入れるべきやろな。」
「分かってくれた?」
「せやけどはよ言えや、知らんかったら衝突しとったわ。」
「どうなるか分からなくて怖いんだよ、頭を抱えながら書類も抱える日々は嫌だからね。何より、レイホンだったら知ってても戦いそうで……いたっ。」
自分のことを戦闘狂かなにかだと思っているドクターを小突く。
初対面の時よりも肉がつき、多少は丈夫になっているとはいえ簡単によろめいた。
「善処したるけど、飛行ユニット墜とされた時点で頭抱えるの確定やろ。」
「だからこれ以上の問題にならないよう、協力してくれ。」
声のトーンが消え、平坦な声で懇願するドクター。
ロドスに戻ればケルシーに詰められている姿が想像でき、少々哀れにも思える。
Lancet-2の言ったことが正しいのなら、飛行ユニットはエンジンさえあれば修理可能ということだ。
そして、この密林に住む者たちが奪ったのなら正当な理由を持って戦える。
「しゃあない、人差し指とは争わん、墜としたやつは倒していい。これでええか?」
「問題はないだろう?」
「はっ、誰に言っとるか分かっとるやろ。問題あっても何とかしたるわ。」
「できれば私の仕事を増やさない方法で頼むよ。」
徐々に切り開かれていく木々と、簡易的にだが舗装された道へと変わっていくのを感じながら歩き続けた。
———
霊殿。
これまで歩いてきた密林からは想像もできないほど発展し、街と言っていいほどにまで構築された中央は熱気に包まれていた。
元々は密林を切り拓く機械を連れて来た族長を歓迎するものだったのかもしれないし、かつて大暴れして密林を出ていった少女の帰還を喜ぶものだったのかもしれない。
だが、目の前で暴れる赤いコートを羽織った男と、白いマントを着る男が熱の中心にいるのは誰の目にも明らかだった。
大量のアダクリス人が共闘を持ち掛けるのを無視し、炎を吹く朴刀を持つ男が暴れて迫りくる全ての相手を薙ぎ倒していく。
対して腐食した大剣を持った男は、目を閉じたまま巨大な機械を引き連れた少女と、里帰りしに来ただけの少女と向かい合っている。
「最高やな!弾丸持って来とって正解やったわ!」
「———どうしてこうなった!?」
大声で喜びを叫ぶ男と対照的に、大声で嘆く自分の声が密林に響こうとして……弾丸を放ったときの爆音に掻き消されたのをドクターは感じていた。
ハルカのASMRはいいぞ…(宣伝)
あと純粋源石が150を超えました、P3コラボに備えるのだ。
リンバス?狂気がないです。ヴァル夜来ないで。