【完結】もしもどこぞの都市のカポがアクナイの世界に転生したら 作:しきょーかい
なんて遠い回り道……
鏡鉄道6号線は70ターンに短縮できました
羅生蝶だけ難易度がイカれてますわ、お前はALEPHだ
年年歳歳花相似たり———
「続く言葉を、お前は覚えているか?」
立ちはだかる者全てにそう問うたサルカズは、何もかもを切り捨てた。
ただ一つの種族を、この大地の先を見据えた男。
剣は既に抜かれている。あとは振るうだけ。
一度剣を振れば、かつてカズデルを滅ぼした者さえも仕留める。
二度剣を振れば、生み出された幻影の世界であろうと消し去る。
三度剣を振れば———運命だろうと、切り裂いてみせるのだろう。
「かつて俺に協力し、裏切り、指令の神の操り人形として散った、亡霊の言葉。」
徐々に張り詰めてゆく空気。
放たれる覇気は、この目に映るほど黒い。
ある者が
何よりも高き場から、全てを見下ろして。
かの大君が作り出した陣が崩壊していくのを眺めていた。
その表情に驚きはない。こうなることも、見越していたのだろう。
「摂政王よ、ブラッドブルードの大君が———」
「回帰を望む者が、永劫の停滞に沈んだか。」
同胞が慌てて伝えに来たが、ここにいる以上全て見通せる。必要ないと気付き、黙る同胞。
そこでようやく、男は———テレシスは、抜いた剣を振るった。
赤紫色の斬撃が地へと向かうのを見届け、納める。
「ふん。」
何処か清々するようで、しかし不満げに鼻を鳴らす。
珍しいその姿に、自分を含め同胞たちも驚いた。
雲に入る。
同時に、コツコツと足音を立てて近づくものが一人。
膝をつき、頭を垂れる。
その死を大地が、全てのサルカズが嘆いた存在。
偉大なる我らが魔王、テレジア。殿下の姿がすぐそこにある。
「……もちろん、覚えているわ。皆も、そんな畏まらないで、顔を上げてもいいのよ。」
その言葉に従い、恐る恐る立ち上がる。
双子が揃い、肩を並べて何処かを眺めていた。
雲で隠された視界、その先に彼らは何を見ているのだろうか。
———歳歳年年人同じからず
多少他の者より耳が良い自分は、殿下の漏らした言葉を聞き取った。
学才のない自分には意味が分からず、暗号のようなものだと忘れようとしたが……
「聞こえたのね。……ねぇ、どんな意味だと思う?」
「え、俺……い、いや!……私ですか?」
「えぇ。貴方がどんな意味で受け取ったのか、教えてくれるかしら。」
思考を巡らせ、必死に言葉を反芻する。
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
言い回しからして、炎国か極東のものだろう。
何処か回りくどく、おかしな言い方をするところが似ている。
「……長い時間で景色は変わらなくても、人は変わる。」
「そうね、その解釈が正しいのでしょうね。」
呟きに、殿下はそう返した。
何処か突き放すように言われ、慌てて考えていたことを話した。
「え、えっと……逆も言えるんじゃないか……言えると思います。人が変わったとしても、景色は変わらない。俺達……っと、私たちサルカズが変わっても、殿下たちが描くカズデルは変わらないって。」
「……いい考えね。」
殿下はこれ以上何も言わなかった。
摂政王も何も言わずに、遠くを見つめている。
そのまま数分が経った頃。
摂政王が口を開き、ただ一言、端的な命令を下した。
「下がれ。」
言葉に従い、全員艦内に戻っていく。
その時、彼らの背中に死んだ先達の姿が重なり、思わず声が出てしまった。
「俺達に、希望を与えてくれたのはアンタ達だ。……長い、長い夜を過ごしてきたが、夜明けはすぐそこにあるって感じる。だから……俺達を上手く使ってくれ。」
「……。」
自分よりも圧倒的に強い者たちへの激励。
不必要な発言が咎められるよりも早く、艦内に逃げ込んだ。
===
「人は変わる。」
「えぇ。」
「景色も、これより変貌する。」
「……そうね。」
「だが、もう止まることはない。残酷な大地も、不条理な運命も……」
「源石を支配する神だろうと、必ず断ち切ろう。それが彼らの幸福になるのだから。」
カスの高台いらナイツ
先鋒
ウルピスフォリア(自前リジェネ)
リンゴアッシュ(リジェネ付与)
前衛
ソーンズ(自前リジェネ)
デーゲンブレヒャー(リンゴパワーでリジェネ)
特殊
レッド(かわいい。コーデがえっち)
アスカロン(s3でリジェネ)
クラウンスレイヤー(かわかっこいい)
適当にパフューマー置いとけば安定します