GAに転生〜転生タクトを添えて〜 作:GA最高!!GA最高!!
前回のあらすじ
遊園地で頻繁する誘拐未遂事件を解決すべく、タクトたちは遊園地でパトロールを行う。
そしてミントの作戦で着ぐるみを着てパトロールすることになったのだが、ミント本人はお預けをくらう。
しかしミントはタクトと共に嘘をついて着ぐるみを着ることに成功、さらに誘拐犯たちを捕まえることにも成功し、一件落着に終わった・・・
なお、着ぐるみはタクトの分も含めてちゃっかり2着盗んでる模様。
我々エンジェル隊は一応軍人である、忘れがちだが。
その為、軍から色んな人がやってくることもそう少なくない。
そして今回も軍から誰かやってきたようだ・・・
査察官1「お嬢さん方!我々には時間が無いのです!さあ、ロストテクノロジーはどこにあるのですかー!?」
ミルフィーユ「ごめんなさい、私ホントに分からないんです・・・あっ、そうだ!もう一度基地内を探してみましょう!」
査察官2「良いよもう!ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・似たようなところを案内しやがって!」
ミルフィーユ「きっと、もう一度探したら見つかりますよ〜!」
査察官2「俺たちは遊びに来たわけじゃないんだ!」
ミルフィーユ「大丈夫ですよ!私、こう見えても運が良いんですよ!」
査察官1「そういう問題じゃ無くてね・・・」
ミルフィーユ「じゃあ!みんなで探しましょう!!えっとロースト・・・なんとか。」
査察官1「テクノロジー・・・ねぇお嬢さん、ここにあるんだろ?」
ミルフィーユ「ごめんなさい・・・私、ホントに分からないんです。あっ、そうだ!もう一度基地内を・・・」
査察官2「バカにしてんのか! 話を振り出しに戻しやがって!それに!このぐるぐるのほんわか風景は何ー!?」
タクト「風車とお花畑のヒーリングホログラフィーでごさいます。素晴らしい景色でしょう?んあーおっしゃらないで。」
ミルフィーユ「イライラは身体に良くないですよ?」
ヴァニラ「いつも心に安らぎを、と神はおっしゃられています。」
ノーマッド「あなた達ちょっと短気ですn」
ピシュン ポテッ
あっ、ノーマッドが撃たれた・・・
タクト「・・・雉も鳴かずば撃たれまいと言うのに・・・」
ヴァニラ「・・・1つ・・・」
現在エンジェル基地には、2人の査察官がロストテクノロジーを極秘に回収にしに来ている。
なぜロストテクノロジーを?その理由は彼ら曰く、様々な争いを止め宇宙の平和と秩序を守る為・・・らしい。
正直、胡散臭い・・・というか、宇宙平和なんて大義名分掲げてるが、どうせロクでもないことに使うかもしれないな・・・
こういうめんどくさいお方は1秒でも早くお引き取り願いたいが、現在のエンジェル基地には俺、ミルフィー、ヴァニラ、ノーマッドの3人+1体しか居らず、こういう時に限って頼りになるミントが任務で居ないのだ。
ちなみに蘭花とフォルテも任務、ウォルコット中佐は軍からの呼び出しで居ない。
つまり、現在の基地には天然のミルフィー、無口のヴァニラ、余計なお喋りのノーマッド、そして俺しか居ないわけで結構ピンチなのだ。
このままではまずいことになるのは分かりきってること。ならば俺がなんとかしなくては、と無い知恵を振り絞りながら頑張ってみるのだった・・・
査察官1「さあ、宇宙平和の為に働こう!!」
ミルフィーユ「ラジャー!でも、どうしたらアタシでも役に立てるかなぁ・・・?あっ!はーい、質問です!ロストテクノロジーって、どんなものなんですか?」
査察官1「し・・・知らんのか?」
ミルフィーユ「はい!」
査察官2「エンジェル隊ってロストテクノロジーを探してるんじゃないのか・・・?」
ミルフィーユ「らしいですけど、よくわかんないんですよー」
タクト「あー・・・恐らく、ミルフィーはどんなロストテクノロジーを所望しているか・・・と、考えて言ってるんだと思いますよ?第一、ロストテクノロジーって言っても色んなロストテクノロジーがあるわけでしてね。」
査察官1「ああそうか・・・?」
ミルフィーユ「違いますよタクトさん、私ホントにロストテクノロジーがなんなのか知らないんです!」
タクト「・・・まさか、自分が今までどんな物を扱ってきたのか分からずに仕事をやってたのか・・・?」
ミルフィーユ「はい!全然分かりません!」
タクト「うーん、元気いっぱいの分かりません発言は可愛くて素敵だがそれはそれとして・・・本当に・・・知らない・・・?」
査察官1「ロストテクノロジーを探すのが任務なら、ロストテクノロジーがどんなものか知ってるのでは・・・?」
ミルフィーユ「えー?全然知らないんです〜!あの〜みんなにも教えてあげたいので、ロストテクノロジーがどんなものか教えてください!」
査察官1「ふざけるなぁ!君は上官である私をバカにする気かぁ!?」
ミルフィーユ「ふぇ・・・うわーん!怒んないでくださいよー!ホントに知らないんだからぁ!!えーん、タクトさーん!!」
タクト「ミルフィー・・・よしよし、可哀想なミルフィー・・・」
ミルフィーユ「うう・・・ぐすっ・・・」
ヴァニラ「嘘泣きはダメ、神はこうおっしゃられています・・・」
タクト「・・・ミルフィー、嘘泣きなんてどこで覚てきたんだ?とりあえず、嘘泣きはやめなさいね?可愛いから今回は許すけど。」
ミルフィーユ「えへへ・・・はーい、分かりましたー!」
査察官2人「「嘘泣きかよ・・・」」
査察官1「ところでお兄さん、アンタならロストテクノロジーの在処は知ってるんじゃないかな?」
タクト「んー・・・俺としてはすぐにでも渡したいところですが、最近物忘れが激しくてどこに置いてあるか忘れちゃったんですよね・・・」
ミルフィーユ「それなら、この子なら知ってるかも知れません!」
ノーマッド「・・・えっ?」
査察官2「はーっ、こいつがねぇ?」
ミルフィーユ「そうなんです!この子も結構物知りなんですよ?」
査察官1「では聞こう、君はロストテクノロジーがどこにあるか知ってるな?どこにあるんだ?」
ノーマッド「それは・・・ここにあります。」
査察官1「・・・で?どこにあるんだ?」
ノーマッド「何を隠そうこのワタs」
ピシュン ボフッ
またノーマッドが撃たれた・・・なんか可哀想に思えてきたよ・・・
タクト「一応、ロストテクノロジーだってのになぁ・・・」
ヴァニラ「・・・2つ・・・」
あっ、ミルフィーと査察官の1人がノーマッドがロストテクノロジーだって信じられずアッパーを食らわせやがった・・・てかミルフィー!?お前は知ってなきゃダメだろ!?!?
査察官2「ちっ、バカにしやがって!こいつぶっ壊してやる!!」
ノーマッド「う〜やめてください〜!」
タクト「まあまあまあ、そう青筋立てずとも・・・こいつはジョークが大好きなAI搭載のぬいぐるみなんです!すげームカつくかもしれませんが大目に見てください!ホントは悪いやつじゃないんで・・・」
ノーマッド「タクトさん・・・」
査察官2「・・けっ、まあいいか。」
ほっ、どうやらノーマッドの寿命が伸びそうだ・・・
そうこうしてたら、ずっと座ってたヴァニラが立ち上がった。
ヴァニラ「・・・タクトさん、そろそろ・・・」
タクト「・・・ああ、わかった。お祈りの時間だったな。」
俺たちは祈祷の時間になったので、部屋を出るのだった。
査察官1「・・・もしかしたら、彼らはロストテクノロジーのことを知っているのかもしれん、追うぞ!」
ノーマッド「・・・さすがヴァニラさんだ、ワタシのためにわざわざおとりになってくれるなんて、ヴァニラさん!あなたは天使だ!」
ヴァニラの部屋・・・
査察官1「・・・ロストテクノロジーか・・・?あの巨大な棒状の物体は・・・?」
査察官2「有りそうな雰囲気ですね・・・」
ミルフィーユ「へぇー、ヴァニラさんの部屋ってこうなってたんだ!知らなかったー」
査察官2「何?まだ部屋があるのか?」
ミルフィーユ「残りは、私たちの部屋だけですよ?」
査察官1「宇宙平和の為だ、全て見せなさい!」
ミルフィーユ「はーい!」
査察官1「・・・ところで、あそこに居るあの男は大丈夫なのかね?」
ミルフィーユ「えっ?タクトさんのことですか?」
査察官1「ああ・・・なんだかさっきと様子が変・・・というか、さっきから虚ろな目でなにかをブツブツ言いながら手を合わせてるんだがホントに大丈夫なのか!?」
ミルフィーユ「うーん・・・でも、大丈夫だと思いますよ?タクトさん、ヴァニラさんと一緒にお祈りをずっとしてますけど、特に変わってる所はありませんし!」
査察官2「そ・・・そうなのか・・・?」
査察官1「と、ともかく他の部屋へ案内してくれ・・・彼を見ているととても不気味な気分になる・・・」
ミルフィーユ「はーい!」
数分後・・・
ヴァニラ「・・・タクトさん?」
タクト「(ぶつぶつぶつ・・・)・・・ん?どうしたヴァニラ?」
ヴァニラ「・・・皆さん、もう行ってしまいました。」
タクト「え?みんな来ていたのか?・・・集中していて忘れてた・・・」
ヴァニラ「タクトさん、皆さんの後を追ってください。私はもう少ししたら向かいます・・・」
タクト「わかった、んじゃあ行ってくる。」
ヴァニラ「・・・タクトさんのお祈り・・・まるで祈りと言うには・・・」
いかんいかん、完全に忘れてた!
俺はあの3人を追って基地を走っていた。
ヴァニラ曰く、エンジェル隊の部屋を物色するらしい。
ちくしょう!!俺の殺風景極まりない自室を見せてたまるものかー!!!
とりあえず俺は、エンジェル隊の自室を覗きながら3人を捜索するのだった。
まずはミルフィーの部屋・・・ここには居ないか・・・
ちなみにここの部屋はまるで巨大なキッチンのような部屋になっており、いろんな調理器具が置かれてる。
ミルフィーはここでお菓子作りをしており、俺はその手伝いに行くこともある。
そしてその手伝いの見返りに、いろんな料理の作り方を教えてもらってるのだ。自炊できるスキルは覚えて損はないからな。
探し回ったが、やはりあの3人は居ないようだ。次の部屋へ向かおう。
次は蘭花の部屋・・・ここにも居ないか・・・
蘭花の部屋はトレーニングジムのような部屋で、様々な筋トレグッズが置かれている。
ゲーム版では中華風の部屋だったのだが
ちなみに俺も、トレーニングをやるためにこの部屋に来ることがある。
もちろん、蘭花の許可も居るし、蘭花と一緒にトレーニングするという条件付きだがな。
色々な技を教えてもらっており、最初はボコボコにされてばかりだったが、続けているうちに蘭花と互角くらいには強くなったぞ。
って言ってる場合じゃない、次に行くか。
フォルテの部屋・・・やっぱり居ないか・・・
フォルテの部屋はまさに海外のガンショップと言った感じの部屋で、そこらいっぱいに銃器が置かれている。
ハンドガン、ショットガン、リボルバー、マシンガン、スナイパーライフル、果てはロケランや手榴弾などなど・・・様々な装備が置かれており、フォルテは任務に行く際にこれらの装備を持っていってる。
当然、俺もこの銃器を見たいが為にこの部屋に出入りしている。
そこでフォルテと銃器についてのトークや扱い方を教えて貰っている。扱い方に関しては俺が忘れっぽいから念入りに、だそうだ。
てか、あの3人はどこに居るんだ・・・?
ミントの部屋の扉が見えてきた。
ミントの部屋は・・・なんて言えば良いんだろう、かなり変わった部屋だ。
言葉に表せないくらい独特だが、この部屋にはとある重要な部分がある。
それは巨大な金庫だ、中は詳しくは言えないが査察官たちは恐らくあの中にロストテクノロジーがあると思っているのだろう。
やれやれ、あの中にはロストテクノロジーなんてのは無いのに・・・
扉の前に着いた・・・ん?声が聞こえるな・・・?
査察官2「開けられねーのかよ!この役たたず!!」
ノーマッド「ああ、待ってやめて!助けてくださいミルフィーユさーん!!」
・・・どうやら穏やかじゃ無さそうだ!
タクト「ノーマッド!!!」
査察官2「消えてなくなれ!!」
俺は査察官の持っている銃を掴み、銃口の向きをノーマッドから外す。
タクト「・・・査察官殿?我々の上官であるならば、むやみやたらな発砲はやめて頂きたい。人間性が知れますよ・・・?」
ヴァニラ「・・・それに・・・3度目はダメです・・・」
ノーマッド「ヴァニラさん!あなたは天使だぁ!」
いつの間にか、ヴァニラも来ておりノーマッドを抱えてるようだ。
査察官2「くそーっ!バカにしやがって!!」
タクト「・・・本気で撃つ気ですか・・・?・・・1つ言わせて貰います。撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。あなたは撃たれる覚悟があるんですか・・・?手が震えているのに・・・」
査察官2「くっ・・・う、うるさだぁー!?!?」
査察官の後ろにある巨大金庫が開いた・・・!?
査察官2「いってーな・・・くそーっ!なにしやがんだ!!」
査察官1「お、おい!後ろ!!」
査察官2「えっ?あれ?開いてる・・・」
査察官2人「「やったー!!!」」
タクト「・・・開いちゃったよ・・・どうなってるんだ?」
ミルフィーユ「あれれ?どーしたんですか?」
ミルフィーがゼリービーンズを持ってこっちに来た・・・ってそのゼリービーンズ、ミントのやつじゃね?食べて大丈夫か?
査察官1「ふっふっふっ、ご苦労。君たちの役目はここまでだ。」
ミルフィーユ「えっ?どういうことですか?」
査察官2「うるせーな、お前らクビなんだよ!」
そう言い、金庫の中へ入っていった・・・あーあ。
タクト「・・・あーあ、行っちまった。」
ミルフィーユ「あわわ!私たちクビになっちゃうんですか!?どうなっちゃうんですかタクトさーん!?」
タクト「さあねぇ・・・俺にもわかんね。だがあの2人、ホントに査察官か?」
ミルフィーユ「えっ?」
タクト「査察にしては、ロストテクノロジーを狙ってるようにしか見えなかった。しかも、ところどころ軍人らしからぬ所も見えた・・・」
ヴァニラ「・・・なるほど・・・」
タクト「それに、ウォルコット中佐が居ない時に限って査察が来るなんて・・・中佐から何も言われてないぞ。なんなら査察来るって時にエンジェル隊を集結させてないし・・・」
ノーマッド「うーん・・・こうして見るとホントに査察官かどうか怪しいですね、あの2人。」
タクト「ま、あの2人がただのこそ泥なのか本物の査察官かどうかはわかんないが、ともかくクビにはならないと思うな。ウォルコット中佐がなんとか裏でやってくれるだろうし。まあ、気苦労は絶えなさそうだから、フォローは俺がしておくよ。」
ノーマッド「・・・ところでタクトさん。」
タクト「なんだノーマッド?」
ノーマッド「タクトさんはこの金庫の中は知ってるはずですよね?ミントさんと入っていくところをこの前見かけましたから。」
タクト「・・・知ってるよ。言っておくけど、ロストテクノロジーは入ってないよ。」
ミルフィーユ「そうなんですか?」
タクト「ああ、だがミントにとってはロストテクノロジーよりも大切な宝物が、この金庫には入ってるのさ。」
ヴァニラ「・・・具体的にはどんなものが・・・?」
タクト「・・・ヴァニラ、世の中には知らなくていいこともあるんだよ・・・ま、あの2人はアレを見た以上、この先生きて居られるかどうかわからんが・・・」
数分後、金庫の中から断末魔のような叫びがこだました後、2人の査察官はふらふらと基地を出て帰っていったそうな・・・
数時間後・・・
タクト「・・・以上のことがありまして、我々にクビとハッキリ言われました・・・すみません、フォローもマトモにできなくて・・・」
ウォルコット「大丈夫ですよ、クビになんかしたりしませんから。私からも、彼らにそうお願いしておきます。」
タクト「そうですか・・・ありがとうございます!」
ミルフィーユ「本当ですか!?良かった〜!」
ウォルコット「(やれやれ・・・)それにこんなにお菓子の得意な人を止めさせたりはしませんよ、このリンゴのあんかけ風タルトなんか絶品です!」
ミルフィーユ「ありがとうございます!!でも、それがおいしいのは材料のおかげで私の腕じゃないんですよ!」
ウォルコット「ほう?どんな材料を使ったんです?」
ミルフィーユ「はい!使ったのは全部、「天然」素材です!」
ノーマッド「・・・アンタもね・・・」
ヴァニラ「おあとがよろしいようで・・・」
次回へ続く!
タクト「いやはや・・・ここまで小説作りが難しいとは・・・」
ノーマッド「まったくしっかりして欲しい物です、この小説にも少しづつですがしっかり見てくれている人だって居るというのに。」
タクト「そうだなぁ、こんな自己満足作品にも見てくれている人が居るんだ。もうちょっと小説作りのモチベを上げて欲しいもんだ。」
ノーマッド「ところで次回はどんな任務ですか?」
タクト「ああ、ロストテクノロジー捜索に宇宙へ飛び出すってワケだが・・・なんかまた厄介事がありそうだな・・・」
ノーマッド「はぁ・・・ホントに飽きないところですね、悪い意味で。」
タクト「そうだな・・・なーんか次は思いっきり走らされる予感・・・」
次回のメニュー
「ロストテクノロジーのローストビーフ」
モチベを上げつつ頑張って次回も作ります、お待ちくださいね・・・