GAに転生〜転生タクトを添えて〜   作:GA最高!!GA最高!!

13 / 46
第10話 恋の小籠包 ルージュ風味

 

 

前回のあらすじ

 

 

 

ロストテクノロジーである宇宙船へ乗り込んだタクトたちエンジェル隊。

 

突如現れたゴーストからとにかく逃げまくり、途中蘭花とフォルテの精神が壊れるものの、なんとか無事であった。

 

そしてロストテクノロジーの宇宙船の正体が判明、なんと巨大なダイエットマシーンであったのだ。

 

結局エンジェル隊は、目標体重まで痩せる為に走り続けることに・・・

 

 

 

 

 

なお、ミルフィーユには紋章機が届いたものの、タクトの紋章機はまだ来ない模様・・・

 

 

 

 


 

 

 

恋とはかくも儚いものである。

 

 

ましてや失恋を繰り返していれば尚更である。

 

 

しかし、人の出会いは突然の恋を呼ぶ。

 

 

 

恋は唐突に、そして情熱的に燃え上がる。

 

 

 

そして、絶頂を迎えるその直前で・・・爆発する。

 

 

しかし、その愛を認めずに運命を変えようとする者も、確かに存在する。

 

 

 

今回の物語はそんな少年少女の恋物語である・・・

 

 

 

 


 

 

 

「恋の小籠包 ルージュ風味」

 

 

 

 


 

 

 

俺たちエンジェル隊は現在、エンジェル基地のエンジェルルームにて次の任務が来るまで待機していた。

 

ちなみに俺は小説を静かに読んでいた。やること無いしね。

 

 

フォルテ「ミルフィーユ、ちょっと。」

 

ミルフィーユ「何ですか、フォルテさん?」

 

フォルテ「ああ、このファイルを中佐に届けてきて。」

 

タクト「・・・そういえば蘭花って今日、非番だったよな?普通ならとっくにどっかに出かけるってのに・・・」

 

フォルテ「体調でも悪いんじゃないの?」

 

ノーマッド「彼氏にフラれたんですよ・・・」

 

ミルフィーユ「フラれたって?」

 

フォルテ「男がいたの!?」

 

ノーマッド「はい、と言っても画面越しの恋なんですけどね。」

 

タクト「・・・もしかしてメルティ・ダイヤモンドのことか?そういえば部屋にポスター飾ってたなぁアイツ。」

 

ミルフィーユ「ああ、知ってます!あの「銀河ジャジーズのメルティ」ですよね!今、とっても人気有るんですよね〜!」

 

タクト「俺も銀河ジャジーズの曲結構好きなんだよなぁ・・・あっ、そういえばメルティ、電撃入籍するって言ってたな!!まさか!?」

 

ノーマッド「ソレです、ソレが原因です。」

 

 

 

どうやらメルティが結婚するってことでめちゃくちゃ落ち込んでるらしい・・・

 

やれやれ、イケメンアイドルにガチ恋かぁ・・・

 

多分、部屋にあったメルティグッズ全部捨てる気だろうな。後でCDだけ拾っておこう、曲は聴きたいし。

 

 

 

ミルフィーユ「なるほど・・・蘭花さんはアイドルに恋してしまったんですね・・・」

 

フォルテ「相変わらず乙女チックだねぇ・・・」

 

タクト「ところでノーマッド、蘭花の失恋はどこからの情報だ?」

 

ノーマッド「蘭花さんがエンジェル隊のホームページに書いてますから。出会いから妄想含めて昨日まで3万ワードも長々と・・・」

 

タクト「怪文書じゃねーか!?つーかエンジェル隊のホームページでやるなよ。」

 

 

 

 

えっ、マジで!?そう思った俺はスマホでホームページを見ると・・・うわホントだ、マジで長々と文章が・・・アイツ、せめて自分のホームページ作って書けよ・・・

 

 

 

フォルテ「何考えてんのかねぇ、アイツは・・・」

 

ミント「すみません、蘭花さんお出かけしちゃいました・・・?」

 

 

 

そんな時、ミントが荷物を抱えてやってきた。重たそうだな・・・

 

 

タクト「ミント、その荷物は?」

 

ミント「宅配ですわ・・・蘭花さんへの・・・うう重い・・・」

 

タクト「あー・・・大変そうだなミント、俺がその荷物届けてくるよ。」

 

ミント「ホントですの?助かりますわぁ・・・」

 

 

 

かくして、蘭花への荷物を俺が運ぶことになった。にしても何が入ってるんだ・・・?結構重いな・・・

 

箱に耳を当ててみる・・・音は聴こえない、爆弾が入ってる訳じゃなさそうだ・・・

 

ともかく、蘭花の部屋へ向かおう。

 

 

 


 

 

 

 

蘭花の部屋についた・・・ちなみに部屋の中の風景はビーチに変わっており、蘭花は水着に着替えてる。うーん控えめに言って超美人。

 

 

 

タクト「蘭花、ちょっといいかー?」

 

蘭花「何・・・?タクト・・・」

 

タクト「蘭花への宅配だとよ、何頼んだんだ?」

 

蘭花「宅配・・・?」

 

タクト「ともかく、届けたからな。それじゃあ俺はこれで・・・あっ、蘭花!」

 

蘭花「ん・・・?」

 

タクト「その水着、めちゃくちゃ似合ってるぜ。いよっ!絶世の美女!!」

 

蘭花「っ〜!!さっさと行きないよこのバカ!!」

 

タクト「へーいへい、んじゃ。」

 

 

 

 

俺は何事も無く蘭花の部屋を出た。しかし、あの荷物がとんでもないブツだったとはこの時は気づかなかった・・・

 

 

 

 


 

 

数分後・・・

 

エンジェルルームに戻った俺は、ミルフィーとお喋りをしていた・・・

 

 

 

タクト「それでな、そのドラマの主人公の最後のセリフに痺れたのよ俺は!「国へ帰るんだな、お前にも家族がいるだろう・・・」ってな!」

 

ミルフィーユ「うわぁ〜!たしかにシビれるセリフです〜!」

 

タクト「でしょでしょ!?夕日をバックに振り返ってこのセリフ・・・たまんないぜホント・・・」

 

 

 

「きゃあああぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

今のは蘭花の声!?部屋の中から聞こえたぞ!!

 

 

 

タクト「蘭花どうした!?大丈夫か!?」

 

フォルテ「なんかあったのか!?」

 

 

あっ、蘭花が扉をちょっと開けて顔を出した・・・なんか焦ってる?

 

 

蘭花「いえいえいえ、何も・・・」

 

タクト「いやいや、さっき悲鳴が聞こえたぞ・・・?」

 

蘭花「ちょ・・・ちょっとホラービデオ見ててさ!!怖かったんでつい・・・びっくりさせてゴメン・・・」

 

フォルテ「なんだそうだったのかい・・・」

 

ミルフィーユ「はぁ〜びっくりした・・・」

 

蘭花「じゃ・・・じゃあそういうことで・・・」

 

???「どうかしたのかい、僕のスゥイティー?」

 

 

 

んん??聞き慣れない男の声が・・・!?

 

 

タクト「蘭花・・・今の声は誰だ・・・?」

 

蘭花「あ・・・ああ!あれも・・・ビデオビデオ!恋愛ホラービデオでさ、これが燃える燃える・・・ははは!!・・・それじゃ!」

 

 

 

そういうと蘭花は扉を閉めた・・・

 

 

 

ミルフィーユ「・・・恋愛ホラーって・・・なんですか?」

 

エンジェル隊一同「さあ・・・?」

 

 

 


 

 

 

さらに数時間後・・・

 

蘭花がなんか怪しいが・・・ともかく問題は無さそうだし、俺たちは放置することにした。

 

 

そんな時、ミルフィーが蘭花への差し入れでいちごタルトを作るので手伝って欲しいと言ってきた。

 

俺はもちろんOKと即答、手伝うことにした。

 

 

 

 

タクト「ふぃ〜・・・いちごタルトのお上がりよっと。」

 

ミルフィーユ「はい、完成しましたね!手伝ってくれて、ありがとうございますタクトさん!」

 

タクト「良いってことよ、作り方も教えてくれたし。後はこれを蘭花へ持っていくだけだな。」

 

ミルフィーユ「あっ、なら私が持っていきますよ。タクトさんは休んでてくださいね!」

 

タクト「あいよ、気をつけてなー。」

 

 

 

こうして俺はエンジェルルームへ戻った・・・

 

 

 


 

 

 

数分後・・・

 

 

エンジェルルームで昼寝をしていた所に、顔を真っ赤にしたミルフィーがすっ飛んできた。

 

 

タクト「どうしたミルフィー?顔を真っ赤にして・・・」

 

ミルフィーユ「そそそそれが・・・!!!」

 

 

ミルフィーから放たれた言葉は、とてつもない衝撃発言だった・・・!!

 

 

 

タクト「何ぃぃぃ!?蘭花が部屋に男を連れ込んでいたー!?!?」

 

 

 

 

そう、蘭花は男を連れ込んで・・・しかも男に普段着を着せてキスをさせようとしていた・・・な・・・なんてこった・・・!!

 

俺は・・・言葉を失った・・・あの蘭花が・・・そんな趣味を持ってたなんて・・・

 

他のエンジェル隊は既に蘭花の部屋の前で問い詰めていた。

 

 

 

フォルテ「蘭花ー!!ちょっと話がある入れてくれないかー!?」

 

ミント「蘭花さん?子作りデートって一体どんなことするんですか?」

 

ミルフィーユ「ごめんなさいごめんなさい!!私べつに話すつもりじゃあ〜!!」

 

ノーマッド「いつの間に連れてきたんですかぁ〜?隅におけませんねぇ〜!!」

 

ヴァニラ「隠し事はいけません・・・」

 

 

 

みんなして詰め寄ってるが、扉は全然開かない。どうやら部屋に閉じこもってしまったらしい。

 

とりあえず、作戦会議をするらしい・・・はぁ・・・なんかやる気でない・・・なんでだろ・・・?

 

みんなには悪いが全然やる気が出ない・・・俺は自室へ戻ることにした・・・

 

 

 

 


 

 

自室へ戻り、ベッドの上で寝っ転がる・・・

 

 

はぁ・・・なんだ・・・?なんだこの・・・むしゃくしゃする気持ち・・・

 

 

以前はそんなに感じなかったのに・・・

 

今の蘭花の様子を知って、嫌なむしゃくしゃが止まらない・・・

 

 

 

ウォルコット「タクトさん、聞こえますかな?」

 

タクト「・・・中佐・・・?」

 

ウォルコット「サブゼロ地区でテロが発生しました、他のエンジェル隊の皆さんと共に出動をお願いします!」

 

タクト「・・・すみません・・・すぐにでも出動したいんですが・・・」

 

ウォルコット「おや、どうしましたか?」

 

タクト「・・・蘭花の事が気がかりなので・・・基地で待機しても良いでしょうか?」

 

ウォルコット「えーっ?うむむ・・・困りましたねぇ・・・」

 

タクト「・・・それに、どうも嫌な予感がするので・・・」

 

ウォルコット「ふーむ・・・タクトさんの予感はかなり当たりますからねぇ・・・仕方ありません、タクトさんは基地で待機してください。」

 

タクト「すみません・・・ウォルコット中佐・・・俺のワガママを聞いてくれて・・・」

 

ウォルコット「いえいえ、構いませんよ。」

 

 

 

こうして俺はエンジェル基地で待機することになった・・・

 

しかし、俺の予感は当たっていた・・・

 

 

テロなんてのは全て蘭花の嘘だったのだ・・・

 

 

 


 

 

 

数分後・・・

 

 

俺はずっと自室にいるのも退屈なので、蘭花の様子を見に行った・・・

 

 

すると、部屋は普通に開けられるしなんなら誰も居なかった・・・まさか!?

 

 

俺はそう思い、エンジェル基地を調べる。すると・・・

 

 

なんと、ウォルコット中佐がぐるぐる巻きにされてるではありませんか!!

 

俺はウォルコット中佐を助けるのだった・・・

 

 

タクト「中佐!?大丈夫ですか!?一体誰がこんなことを・・・」

 

ウォルコット「た、助かりましたタクトさん・・・実は、落書きを消している時に後ろから見かけぬ男性が私の頭をガスっと・・・」

 

タクト「なんてこった・・・蘭花のやつ・・・ウォルコット中佐!俺は蘭花たちを追っかけて連れ戻してきます!!」

 

ウォルコット「ですがタクトさんには紋章機が無いのでは・・・?」

 

タクト「紋章機が無いのならシャトルを使って追います!!それでは!!」

 

ウォルコット「ああタクトさん!!・・・行ってしまった・・・あんな目をしたタクトさんは初めて見ましたよ・・・

 

 

 

 

ちくしょう蘭花のやつ!!なんでこんなことを!!

 

 

俺はがむしゃらに走ってシャトルへ乗り込み、蘭花たちを追った。

 

幸い、蘭花は紋章機に乗って出かけた。紋章機の反応はある都会の惑星へ向かっているようだ、なんとしても蘭花たちをみつけねば!!

 

 

 

蘭花・・・どうして・・・ああクソっ!!

 

ホントにムカムカする気分だ!!

 

まるで、何か大切な物を無理やり奪われた気分・・・!!

 

クソったれ!!こうなったら是が非でも蘭花は連れて帰る!!

 

 

 


 

 

 

俺は蘭花たちを追って、都会へ向かった・・・

 

 

そして、居た!蘭花だ!

 

隣に居るイケメンが、蘭花の・・・

 

 

・・・いや、ともかく話しかけるチャンスはあるはずだ!必ず連れて帰ろう。

 

 

 

そして、俺は2人を追跡した。

 

ちなみに俺は私服姿にサングラスと帽子を被ってる、一応変装はしとかないとね。

 

 

 

・・・2人を追跡してみたが・・・ホントに2人一緒な時が多い・・・

 

雑誌でカフェを2人で探して・・・

 

パフェを2人で食べて・・・あーんもしていた・・・

 

蘭花も・・・満更でも無い顔をしていた・・・

 

 

 

 

・・・今更だけど俺、何してるんだろ・・・?

 

まるで、ストーカーみたいじゃねぇか・・・

 

連れて帰るつったって・・・あんな蘭花の顔を見たら・・・

 

 

ダメだ・・・やっぱり、蘭花の幸せは崩しちゃおけない・・・

 

 

俺が、その場を立ち去ろうとしたその時・・・

 

 

ピロピロピロピロ!

 

 

ん?ミントからの通信?

 

 

タクト「・・・もしもしミント?」

 

ミント(通信)「タクトさん、今どこにいらっしゃいますか?」

 

タクト「蘭花たちを追ってたところだが・・・」

 

ミント(通信)「それなら好都合!大至急、蘭花さんを連れ戻してくださいまし!」

 

タクト「どうした、そんなに慌てて・・・?」

 

ミント(通信)「実は蘭花の彼氏(仮)の正体が判明しましたの!」

 

タクト「何?聞かせてくれ・・・」

 

 

 


 

 

 

タクト「・・・爆弾人形!?

 

ミント(通信)「ええ、ここ最近立て続けに行われており、失恋した女性をターゲットに身元不明の宅配を送り付け、人形爆弾にキスをさせて爆発させる。そのような事件が先程ニュースで流れていましたわ。」

 

タクト「なんてこった・・・蘭花もそのターゲットに・・・」

 

ミント(通信)「ともかくタクトさん、今すぐ蘭花を連れ戻してくださいまし!このままでは蘭花さんが・・・」

 

タクト「わかってる・・・なんとしても助けるさ・・・それよりミント、エンジェル隊はみんなこっちの星に向かってきてるか・・・?」

 

ミント(通信)「え?一応、向かってはおりますが・・・」

 

タクト「そうか、俺は蘭花をあの爆弾野郎から取り戻しに行く。・・・それに、1発やつの顔面をぶん殴らなきゃ気が済まないからなぁ・・・!!!」

 

ミント(通信)「た・・・タクトさん・・・?」

 

タクト「それじゃミント、後でな。」

 

 

プツン

 

 

 

俺は通信を切り、いつの間にか居なくなった蘭花たちの捜索へ向かった。

 

 

・・・初めてだな・・・ここまで腸が煮えくり返る気分は・・・!!!

 

蘭花の心に漬け込みやがって・・・絶対に許さん!!!

 

 

 


 

 

 

数時間後・・・

 

 

もう空はすっかり夕暮れに染まった・・・だが、俺は未だに蘭花を探していた・・・

 

 

 

あっ、見つけた!蘭花と爆弾野郎だ!!

 

って不味い!!キスしようとしている!?

 

 

そぉぉぉぉはさせるかァァァァァッ!!!

 

 

 

タクト「そのキス待ったァァァァ!!!」

 

 

 

ドグシャアッ!!

 

 

 

俺は奴がキスをする前に、助走をつけて爆弾野郎に飛び蹴りを食らわせた!!

 

爆発は・・・無し!!

 

 

 

蘭花「タ・・・タクト・・・!?」

 

タクト「はぁ・・・はぁ・・・間に合った・・・ぜッ!!」

 

 

爆弾人形「うぐぐ・・・いったいなにが・・・?」

 

 

タクト「おいこらテメェ!!ウチの蘭花によくもちょっかい出してくれやがったなぁ!?もうぜってぇ許さねぇからなぁ!!!」

 

爆弾人形「き、君は一体誰なんだい!?」

 

タクト「俺はタクト・マイヤーズ!!エンジェル隊唯一の男性隊員で、蘭花のダチだ!!!」

 

 

 

 

フォルテ「蘭花!!大丈夫かい!?」

 

蘭花「フォルテさん!?みんな!?」

 

ミント「どうやら、タクトさんが間に合ってくれたようですね・・・」

 

ヴァニラ「危機一髪・・・」

 

ミルフィーユ「タクトさーん!!思いっきりやっちゃってくださーい!!」

 

 

どうやらフォルテたちもやってきたようだ・・・よし!

 

 

 

 

タクト「さーて、アンタをぶちのめして蘭花を連れて帰る前に、聞きたいことがある・・・!!」

 

爆弾人形「な・・・なんなんだい・・・!?」

 

タクト「アンタは・・・蘭花の好物は何か知ってるかい?」

 

爆弾人形「えっ・・・と・・・それは・・・」

 

タクト「・・・蘭花の好物は辛い料理だ!!それもとてつもなく辛い料理!!次!!蘭花の趣味!!言ってみろ!!」

 

爆弾人形「えーっと・・・映画鑑賞かい!?」

 

タクト「ちゃうわボケェ!!!占いとおまじないだぁ!!!」

 

 

 

 

その後も、蘭花に関する質問をしたが全く違う答えばかり・・・

 

こいつ・・・蘭花と散々一緒におりながら趣味や好物の1つも聞いてなかったのか・・・!!ま、人形だから仕方ないかもしれんが・・・

 

 

 

 

タクト「はぁー・・・呆れたぜ・・・彼氏を名乗るなら、せめて恋人の好きな物の1つは知っておくべきだぜ人形さんよぉ・・・!!」

 

爆弾人形「う・・・うぐぐ・・・」

 

タクト「だいたいなぁ!!ウチの蘭花は失恋してナイーブな状態だったんだ!!それに漬け込むように横から現れやがって・・・!!!」

 

爆弾人形「うう・・・」

 

タクト「それに!!蘭花は確かに短気で怒りっぽくてすぐイケメンにホイホイついていったりするし、なんなら彼氏の願望がイケメンの金持ちだし!!そのくせワガママで・・・」

 

蘭花「タクト〜・・・!アンタねぇ〜・・・!!」

 

タクト「・・・でもよ、ホントはとっても良い子なんだ・・・口ではあんまり言わないが、アイツは俺たちエンジェル隊を大切な仲間だと思ってるんだ。・・・俺は、蘭花のそういうとこが好きなんだ・・・」

 

蘭花「タ・・・タクト・・・」

 

タクト「蘭花のいい所は沢山ある!!美人でスタイルも良く、面倒見も良いし困った時はさりげなくだが助けてくれる!!仲間が傷ついた時は一番心配してくれる、仲間の為に怒りを見せる!!恋愛ドラマが大好きでドラマのような情熱的な恋がしたいところもまた素敵だ!!」

 

 

フォルテ「めちゃくちゃ言うねぇタクトのやつ」

 

ミント「まるで愛の告白ですわね。」

 

 

タクト「他にも他にも、蘭花のいい所はある!!それだと言うのに・・・お前は良いところの1つも答えられなかった!!」

 

爆弾人形「仕方ないだろう!?まだ出会ったばかりで・・・」

 

タクト「出会ったばかりでキスする奴がいるかぁ!!!もういい・・・これ以上は言っても無駄だな・・・!!これから俺はアンタの顔面に鉄拳をぶち込む!蘭花をたぶらかした罪、償ってもらう!!」

 

爆弾人形「ス・・・スゥイティー!助けてくれー!!」

 

蘭花「・・・もういい・・・タクト、こんなやつ、思いっきりやっちゃって・・・!!」

 

爆弾人形「スゥイティー・・・!?」

 

タクト「そこで助けを求めるなんて・・・もういい!行くぞゴラァァァァ!!」

 

 

 

俺は爆弾野郎に向かって拳を握りしめて突撃した!!蘭花を含めて、今まで泣かされた人達の分の怒りを思い知れぇぇえ!!!

 

 

タクト「爆散しやがれ!!チェストォォォォ!!!」

 

 

ズドガァン!!!

 

 

 

爆弾人形「ウグハァアアアアア!!!」

 

 

 

ズドドドーン!!!

 

 

 

爆弾野郎は顔面にアッパーを食らって空中へ吹っ飛び、そのまま爆発四散!!

 

どうやら口の部分に拳が当たってそのまま起爆したようだ・・・

 

俺はみんなの元へ戻るのだった・・・

 

 

 

タクト「・・・終わったぜ・・・面倒事は・・・」

 

フォルテ「お疲れさん。」

 

ミルフィーユ「かっこよかったですよ!」

 

ヴァニラ「怪我が無くて良かったです・・・」

 

ミント「爆弾を作っていた犯人も捕まったと聞きました。これで一件落着ですわね。」

 

 

 

蘭花「・・・ねぇ、タクト。」

 

タクト「ん?なんだ?」

 

蘭花「あの・・・助けてくれてありがと・・・みんなから聞いたわ・・・あの爆弾人形の事・・・」

 

タクト「・・・気にすんなって、俺は仲間の危機は見逃さない男なんでな。」

 

蘭花「・・・」

 

タクト「それに、蘭花の綺麗な顔が吹っ飛んじまったら目も当てられないからな!」

 

蘭花「タクト・・・まったく・・・アンタって奴は・・・」

 

タクト「よし!!後はこの星の警察にお任せするとして、俺たちは帰るぞー!」

 

 

 

 

こうして、蘭花の危機は去った。しかし・・・こんな人の心に漬け込んだ犯罪をやるやつがいるとはなぁ・・・

 

こういうヤツらを倒すために、俺はエンジェル隊の仕事をもっと頑張らないといけないなぁ。

 

よし、明日も頑張るか!!

 

 

 

 

 

余談だが、蘭花のタクトに対する態度が少し柔らかくなったそうな・・・

 

 

次回へ続く!

 

 

 


 

 

 

タクト「・・・作者の奴・・・とうとう恋愛要素をさりげなくぶっこみやがった・・・」

 

フォルテ「まったくだねぇ・・・ただでさえ初心者のぺーぺーの癖に・・・しかも蘭花が可哀想だからってこんな展開にするかねぇ・・・?」

 

タクト「これでこの小説に批判とか低評価とか来たら目も当てられないぞこれ・・・」

 

フォルテ「ま、苦しむのは作者だけだから気にしないでおこうかい。」

 

タクト「それもそうだな、ところで次は何すれば良いんだっけ?」

 

フォルテ「病院の用心棒になってほしいって言われたんだよ、忘れたのかい?」

 

タクト「そうだった!しかも病院からの依頼で診療所に嫌がらせって・・・」

 

フォルテ「なんか厄ネタの感じがするねぇ・・・ってあれはヴァニラ!?」

 

タクト「なんでヴァニラがここに・・・嫌な予感がしてきたぜ・・・」

 

 

 

 

 

次回のメニュー

 

「包帯巻き 銃弾散らし寿司」

 

次回もお楽しみに・・・

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。