GAに転生〜転生タクトを添えて〜   作:GA最高!!GA最高!!

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第16話 グリル・ド・箱入りムスメ

 

前回のあらすじ

 

 

大切な物を2つ落としてしまい、2週間断食しているヴァニラ・・・

 

このままではヴァニラさんが死んでしまう!byノーマッド

 

ということで色々探すが、どれもヴァニラは求めていない物だった・・・

 

万事休すかと思われたが、タクトがその2つをヴァニラに届けて、何とかヴァニラは復活。

 

タクトは、ミルフィーユと一緒に七草粥をヴァニラに届けてやるのであった。

 

 

 


 

 

 

「グリル・ド・箱入りムスメ」

 

 

 

 


 

 

その日俺とフォルテは任務が終わって基地へと帰っているところだった・・・

 

 

 

フォルテ「ふわ〜っ・・・流石に1週間の任務となると・・・自分の寝床が恋しくなるわね〜・・・」

 

タクト「そうだな・・・早く帰って寝たい・・・ん?フォルテ、あれって蘭花の紋章機じゃないか?」

 

フォルテ「えっ?蘭花?」

 

 

俺たちが乗っている紋章機(ハッピートリガー)の先には、蘭花の紋章機(カンフーファイター)がこちらへ向かっていた。

 

 

 

蘭花『お仕事ご苦労様でした〜!蘭花・フランボワーズ、お迎えに参上しました〜!!』

 

 

通信が入り、すっごいいい笑顔の蘭花が出た・・・なんか怪しいな。

 

 

フォルテ「お迎え?珍しいことするじゃないか。」

 

蘭花『いや〜、フォルテさんの顔が早く見たくって!』

 

タクト「おいおい、俺はどうなんだ?」

 

蘭花『えっ?ああ、もちろんタクトもよ!元気そうでなによりね〜!あははは!』

 

タクト「・・・フォルテ、なんか蘭花の様子おかしくないか?」

 

フォルテ「・・・たしかに・・・ま、とりあえず事情を聞き出そうかね。」

 

 

 

そう言い俺たちは、近くのカフェへと向かうのだった。

 

 

 


 

 

カフェテリアにて・・・

 

 

蘭花「フォルテさん、お砂糖は?」

 

フォルテ「入れない。」

 

蘭花「・・・ミルクは?」

 

フォルテ「入れない。」

 

タクト「あっ、俺は砂糖入れたい。」

 

蘭花「ごめん自分でやって・・・」

 

タクト「へいへい・・・」

 

蘭花「いい香りでしょ〜?」

 

フォルテ「ああ・・・」

 

蘭花「死んでくれます〜?

 

フォルテ&タクト「「ブフォッ!?」」

 

 

俺たちは蘭花のいきなりの発言にコーヒーを吹き出した!

 

 

フォルテ「いいい今なんつった!?」

 

タクト「聞き間違いじゃなければ死んでくれって言ったぞおい!!!」

 

蘭花「あははは・・・は・・はは・・・そ・・・その・・・すいません!!実は・・・」

 

 

 

 

タクト&フォルテ「「フォルテが(アタシが)死んだことになってる〜!?」」

 

 

蘭花「おお落ち着いてください!!これには深い訳があるんです〜!!」

 

フォルテ「・・・ま、とりあえず聞いとこうか・・・」

 

タクト「どうせ、ろくでもない訳なんだろうが・・・」

 

 

蘭花は懐から男性の写真を取り出した。

 

 

フォルテ「誰だいこいつは?」

 

蘭花「この人は、ロディ・リーフマンさんと言って・・・アタシがお付き合いしたいな〜なんて思ってる人なんです〜!」

 

タクト「・・・ふーん・・・」

 

蘭花「それで猛アタックの結果、やっと昨日デートの約束を取り付けたんですが・・・寝過ごしちゃって・・・」

 

フォルテ「それでなんで私が死ぬわけ?」

 

蘭花「・・・その・・・デートすっぽかしちゃった言い訳を・・・つい。」

 

フォルテ「つーい同僚が死んだってか!?」

 

タクト「そりゃねぇぜ蘭花!?いくらなんでももう少しマトモな嘘をだな・・・」

 

蘭花「だって家族よりボロでないじゃないの!!アタシ、絶対ロディさんに嫌われたくないんです!真剣なんです・・・ぐすっ・・・」

 

フォルテ「・・・わかったわかった・・・百歩譲ってそれは良いとするよ?けど、なんでエンジェル隊の連中まで騙す必要がある?」

 

蘭花「それがロディさん家って、軍と関係がとても深い家なんですね〜。それで、たまたまその情報がエンジェル隊に逆輸入されちゃったって言うか・・・いや〜ホントに怖いですねウワサって・・・」

 

タクト「蘭花、それ以上言わない方が身のためだぞ・・・」

 

 

パキン

 

 

コーヒーカップの取っ手が取れた・・・こりゃ相当キレてるな・・・

 

 

蘭花「・・・フォルテさん!ここは1つお願いします!目をつぶって死んでください!!」

 

フォルテ「アホかぁ!なんでアタシがそんなくだらん理由で死ななきゃならないんだよぉ、今すぐ帰ってホントの事を言うんだ!!・・・それで一件落着、良いね!?」

 

タクト「・・・ま、そんな訳だ。ここは1つ、フォルテの言う通りに言って素直に怒られた方が良いかもね・・・」

 

 

 

俺とフォルテは立ち去ろうとした時・・・

 

 

蘭花「・・・フリントロックピストルでどうです・・・?」

 

 

蘭花はフリントロック式ピストルを取り出して・・・ってフォルテが戻って行った!?

 

 

フォルテ「・・・本物?」

 

蘭花「もちろん!」

 

タクト「・・・おい、マジでやる気かよ!?」

 

 

 


 

 

 

ということで、フォルテが死んだ事にするべくまずは葬儀屋に連絡して棺桶を用意してもらうことになった。

 

ちなみに俺も一部始終を聞いてたってことで手伝う事に・・・すげー不本意なんだが・・・

 

 

 

蘭花「具合はどうですか、フォルテさん?」

 

フォルテ「どうって、別に・・・」

 

タクト「まあ、生きてるうちに棺桶に入っても微妙だろうな・・・」

 

葬儀屋「最近、お客様のように死んだことにして自分の存在を消してしまいたいと言うお方が多ございまして、はい。」

 

フォルテ「アタシはそこまでするつもりはなーい!!」

 

蘭花「わかってます!わかってます!」

 

フォルテ「っていうかこの葬儀屋、わかってないだろ!?」

 

葬儀屋「そんな、わかっておりますとも。私共プロでございますからして・・・」

 

 

そうしてフォルテが入った棺桶が閉じて・・・あ、顔が出た。

 

 

フォルテ「ホントに・・・?わかってる・・・?」

 

葬儀屋「良い葬式にしましょう。」

 

フォルテ「・・・」

 

タクト「・・・フォルテ、もう覚悟決めろ。こうなった以上後戻りできないからな。」

 

フォルテ「・・・わかった。」

 

 

 


 

 

数分後・・・

 

 

エンジェル隊のみんなもやってきた。

 

やっぱりフォルテが死んだことを信じてるらしく、みんな悲しい顔をしていた。

 

 

ミルフィーユ「フォルテさん!・・・ううっ・・・フォルテさーん!!!」

 

タクト「・・・ミルフィー・・・」

 

ウォルコット「しかし、まさかフォルテさんが・・・」

 

ミント「まだ信じられませんわ・・・」

 

ノーマッド「全人類が死んでもフォルテさんだけは生き残ると思ってたのに・・・」

 

蘭花「・・・そういえばヴァニラは?」

 

ノーマッド「フォルテさんの為に祈りを捧げていらっしゃいます、生命復活の儀式とおっしゃられておりました・・・ああなんてお優しいヴァニラさん・・・」

 

タクト「・・・フォルテ・・・俺に、自分より先に死ぬなって言ってたくせに・・・なんで先に逝っちまうんだよ・・・もっともっと、色んなことを教えて貰いたかったのに・・・」

 

 

と、俺がウソを言っていると誰かやってきた。

 

あの人は蘭花の・・・たしかロディさんでしたっけね・・・

 

 

ロディ「蘭花さん、この度はなんと言っていいか・・・」

 

蘭花「ごめんなさい・・・私、あなたとの約束・・・」

 

ロディ「何を言ってるんです、こんな時じゃないですか・・・聞きましたよ、子供を庇って・・・」

 

蘭花「そうなんです!車にひかれそうになった子供を助ける為に・・・なんの迷いも無く飛び出して・・・最後まで、子供を離さなかったそうです・・・ボロボロになりながらも優しく微笑んで、「大丈夫・・・?」・・・それがフォルテさんの最後の言葉に・・・」

 

ロディ「なんという自己犠牲・・・まるで、聖女のような方ですね・・・」

 

ミルフィーユ「フォルテさん・・・私たちにも優しかったんです・・・」

 

ノーマッド「そういう時もありましたね・・・」

 

ミント「面倒見が良くて・・・」

 

ウォルコット「まったく・・・惜しい人を亡くしました・・・」

 

タクト「フォルテの生き様は素晴らしく美しく・・・俺の心に大きな影響を与えてくれました・・・俺を強くしてくれて・・・ありがとうと言いたかった・・・」

 

 

 

ロディ「蘭花さん、僕も素晴らしい方を天国へ見送る1人に加えてください!火葬はいつですか?」

 

 

ゴンッ

 

「いてっ!」

 

 

突然、棺桶から鈍い音とフォルテの声が!?

 

火葬に反応してゴツンといったようだ・・・

 

 

ミルフィーユ「今・・・フォルテさんの声が・・・」

 

タクト「た、多分・・・空耳・・・かな?きっとフォルテが恋しくなったからそんな空耳が聞こえるんだよ・・・」

 

ミント「そうでしょうか・・・?」

 

タクト「そうだよ、きっとそう!!」

 

 

 

とりあえず俺が誤魔化してなんとか収まり、明日フォルテは火葬されることになるらしい・・・

 

なんてこった・・・

 

 

 


 

 

んで、俺、蘭花、フォルテと葬儀屋が残って・・・

 

 

フォルテ「さっきの話はなんだ〜!?火葬って!?」

 

蘭花「いや〜、ほんの成り行きで・・・」

 

フォルテ「火葬なんかしたらホントに死んじゃうだろうが!!」

 

葬儀屋「その点はご安心を、この棺は約1000度の高温にも耐えられるようになっておりますハイ。」

 

タクト「そういう問題じゃねーだろ・・・」

 

フォルテ「欠陥が無いって保証は!?」

 

葬儀屋「宇宙葬儀協会の認定マークも入っておりますし、万が一の場合は緊急ボタンをば・・・」

 

タクト「ふむふむ、この赤いボタンは脱出ボタンか何かで?」

 

葬儀屋「いいえ、青酸ガスが出て苦しまずに死ねます。」

 

タクト「脱出ボタンは脱出ボタンでも天国への脱出ボタンじゃねーか!?」

 

フォルテ「だったらお前が入って見るかーっ!!」

 

 

俺たちがそうこうしてる間に誰かの足音が・・・!!

 

 

タクト「誰か来る・・・!と、とりあえずフォルテは棺桶に戻ってくれ!!」

 

フォルテ「お、おう!!」

 

 

 


 

 

 

ミルフィーユ「あの、フォルテさんの好きだった甘くないアップルパイを持って・・・何やってるんですか?」

 

タクト「あ、ああ!気にしないで!!ちょっと耐久テストをだなぁ・・・」

 

 

そう、急いでるあまりフォルテが綺麗に入れなかったので、俺たちで蓋を抑えてる状態なのだ。

 

見苦しい言い訳だが、きっとミルフィーなら・・・

 

 

 


 

 

フォルテ「あ〜、わびしい・・・やっぱクラシックガンが一丁じゃ割に合わんなぁ・・・」

 

タクト「アップルパイ食っておきながら良く言うよ・・・(こんこん)・・・下手な鉄砲?」

 

蘭花「撃つだけ無駄。」

 

フォルテ「入りな。」

 

 

と、合言葉を答えて蘭花がやってきた。

 

 

蘭花「あの、火葬の件なんですけど・・・フォルテさん家の伝統ということで、土葬に変更となりました。」

 

フォルテ「それも気分悪いけどねぇ・・・」

 

タクト「ま、火葬よりは生き残れる確率はあるな。」

 

蘭花「それで・・・ですね・・・明日の葬儀、軍が主催することになりました・・・」

 

フォルテ「はあ?」

 

 

俺は即座に携帯のニュースを見てみる・・・

 

 

タクト「・・・マジかよ、ニュースに乗ってるぞ!軍の司令官から名誉勲章が出るってよフォルテ!!」

 

フォルテ「軍司令官だって!?なんだってこう大袈裟になってるんだ!?」

 

蘭花「いやーどうも、ロディさんが記者たちに喋っちゃったらしいんですよ〜!困ったもんですね〜ロディさんったら♡」

 

タクト「いやいや困ったもんで済むどころじゃねーよ!?完っ全に後戻り出来ない状況だぞこれ!?」

 

フォルテ「つーかアタシはどうすればいいのよ!?もう社会的に完璧に死んでるぞ!?」

 

葬儀屋「私共にお任せくださいませ!偽装葬儀パックから完全自分消滅パックに切り替えましょう!」

 

フォルテ「完全自分消滅パック・・・?」

 

葬儀屋「葬儀の後は無人惑星で人知れず生活できるようなっておりますハイ・・・」

 

タクト「無人惑星ねぇ・・・ん?誰か来るぞ。」

 

 

 

扉が開くと、ミントとミルフィーが大量の銃と花束を持ってきた。

 

 

 

 

ミント「フォルテさん宛に市民の方からお花が・・・好きだった銃もこんなに・・・」

 

ミルフィーユ「みんな、フォルテさんの勇気に感動しているんです・・・まだまだいっぱい来ますよ。」

 

タクト「そうか・・・きっと、あの世でフォルテも喜んでいるさ・・・」

 

ミント「そうですわね・・・今や、宇宙の英雄ですもの・・・」

 

 

 

 


 

 

 

そして2人が出て行って・・・

 

 

蘭花「あの・・・すみません、アタシのせいでこんなことになっちゃって・・・」

 

フォルテ「・・・「フォルテお姉ちゃん、僕の鉄砲を送ります。天国で使ってね。」・・・はぁ・・・なんかさあ、ここまでされると死んでもいいって気になってきたよ・・・」

 

タクト「他にも手紙があるな・・・ん?これは!!フォルテ!!」

 

フォルテ「あ?どうしたんだい?」

 

タクト「この手紙・・・ミリィからの手紙だ!」

 

フォルテ「なんだって?あの子から!?」

 

蘭花「だ、誰ですかそのミリィって子?」

 

タクト「俺とフォルテが出会った女の子だ・・・手紙読むな・・・「拝啓、天国のフォルテさんへ。あなたが死んだと聞いた時、全く信じられませんでした。けど、この世界だもの、簡単に死んでしまうなんてこと有り得る話ですよね。ホントは恩返しをしたかったけど、できそうに無いから諦めますね。でも、お墓参りにおでんをお供えしますので、いっぱい食べてくださいね。それと、私は今、あのおでん屋で働いてるの。頑張って働いて元気で過ごしてます。だから、天国で見守っていてね。ミリィより」・・・」

 

フォルテ「・・・そっか・・・あの子、あのおでん屋で・・・たっく・・・泣かせるじゃないか・・・」

 

蘭花「・・・私、その子の事は知らないけど・・・いい子って事は分かるわ・・・」

 

タクト「ああ、とっても良い子さ・・・またあのおでん屋に行きたいな・・・」

 

フォルテ「・・・あーあ・・・せっかく死んでもいいって思ってたのに・・・後残りができちまったよ・・・ま、これからまた行けばいいか・・・」

 

タクト「・・・そうだな・・・」

 

フォルテ「・・・にしても、このアタシが嘘でもこんなに惜しまれてるなんてさ・・・」

 

蘭花「フォルテさん・・・」

 

フォルテ「たまには無人惑星に遊びに来なよ。歓迎するからさ・・・」

 

蘭花「フォルテさん!私も一緒に行きます!」

 

フォルテ「えっ?」

 

タクト「蘭花?」

 

蘭花「元はと言えば、アタシのせいなんです!このままフォルテさんを一人ぼっちになんてさせません!!」

 

タクト「・・・なら、俺も着いていこうかな・・・女2人だけだと辛いだろ?俺も行こう・・・なーんてな・・・」

 

フォルテ「お・・・およしよ・・・ってあっぶない!」

 

 

蘭花が勢い良く抱きついて、フォルテの手から水鉄砲が上に飛んだ・・・

 

ヒューン

 

ゴンッ!!

 

 

そして水鉄砲が落下して蘭花に直撃!

 

 

2人は倒れ込むように棺桶に・・・

 

 

ゴッ

 

 

あっ、鈍い音が・・・

 

 

タクト「フォルテ!蘭花!大丈夫か(コケッ)・・・ってうおおぉぉ!?」

 

 

ドサッ!!

 

 

足が躓いてそのまま俺も棺桶の中にー!?

 

 

ゴツン!!

 

 

バタン!

 

 

 


 

 

 

数時間後・・・

 

 

 

う・・・うう・・・うん・・・?

 

 

ここは・・・どこだ・・・暗い・・・狭い・・・

 

たしか俺は・・・躓いて・・・棺桶の中に・・・

 

 

ふにゅん

 

 

ん・・・?なんだこの・・・柔らかい感触・・・しかも、右と左から・・・

 

って、俺・・・フォルテと蘭花の間に挟まってる!?

 

 

 

フォルテ「あ・・・?」

 

蘭花「あれ・・・アタシたち・・・って、いやあぁぁぁぁ!?」

 

フォルテ「うぉわああああぁ!?」

 

 

 

バキッ ゴスッ ドコッ

 

ズドカォーン!!

 

 

 

タクト「どぅわあああああぁ!?!?」

 

 

ドスゥン!!

 

 

俺は棺桶の中で蘭花とフォルテにボコボコにされた後、強烈なパンチを食らって吹っ飛んだ・・・

 

 

タクト「痛ってぇ・・・ってあららら・・・?なんでヴァニラとノーマッドがここに・・・?」

 

 

よーく、周囲を見渡すと棺桶は墓場に埋められており、ヴァニラが例の御神木(仮)を回して祈り、その傍にノーマッドがおった・・・

 

 

ノーマッド「本当に生き返った!さすがはヴァニラさんですぅ!しかし何故、蘭花さんとタクトさんまで?タクトさんに関しては思いっきりぶっ飛ばされましたし。」

 

蘭花「・・・これは一体・・・?お葬式は?」

 

ノーマッド「えっ?ああ、フォルテさんの葬式ですか?なんでも急に軍のお偉いさんが亡くなったので、急遽差し替えになったんです。ミルフィーユさんとミントさんはその警護に駆り出されてます。」

 

タクト「な・・・なるほど・・・」

 

ノーマッド「ですが、心優しいヴァニラさんはずうっとフォルテさんの為、復活の儀式を続けていたんですよ。」

 

ヴァニラ「・・・神よ、フォルテさんを生き返らせて感謝します・・・」

 

 

フォルテ「しかし、だからってこの素晴らしい墓場はどういうことだ?」

 

ノーマッド「軍が手を引いたら予算の関係で大したこと出来なかったんです。香典は全部葬儀屋が持っていきましたし、フォルテさんの保険は肝心の死亡時にお金が下りない契約になっていましたしね〜・・・人間死んだ時に価値が分かるって言いますけど、これはフォルテさんの価値ってことですかねぇ〜!」

 

フォルテ「ノーマッドォー!!!」

 

 

ポヒュン!

 

 

フォルテのフリントロック式ピストルは・・・ただのクラッカー・・・?

 

あれ、これは偽モンかぁ!?

 

 

ノーマッド「あはっ・・・あはは・・・あははは。」

 

 

フォルテ「・・・こうなりゃあ!!100年でも1000年でも生きてやるぅ〜!!!!」

 

タクト「ホントに生きてそうで恐ろしいよ・・・にしても良かったじゃないか?」

 

フォルテ「何がだよ!?」

 

タクト「・・・ミリィのおでん、食べに行けるじゃん!」

 

フォルテ「あっ・・・そうだったね・・・よーし、今度食べに行こうかい!」

 

タクト「あいよ、付き合いますぜフォルテ!」

 

 

 

 

生きてりゃ色々、いい事あるさ。

 

人生は楽しんでナンボだな・・・

 

 

 

 

タクト「とりあえず逃げようとした蘭花は後で説教だな。」

 

フォルテ「ああ、思いっきりオハナシしないとねぇ〜・・・!?」

 

蘭花「ヒェッ…」

 

 

 

 

次回へ続く!

 

 


 

 

 

タクト「今回もなんとか書き終えたな・・・とりあえず、無印のエピソードはようやく半ばってところか。」

 

蘭花「そうね、ここからはホントの勝負って感じ・・・しっかり気を引き締めなさいよ?」

 

タクト「わかってるって・・・あれって、たしか盗まれた戦車か!?」

 

蘭花「はっ?・・・ってホントじゃない!?しかも乗ってる奴・・・ミルフィーユとミントじゃない!?」

 

タクト「なんであの2人が・・・って早く止めないと!!・・・なーんか悪い予感がするけど・・・」

 

 

 

 

 

次回のメニュー

 

「エンジェル缶詰 ほうとう付き」

 

それでは待て次回!

 

 

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