GAに転生〜転生タクトを添えて〜 作:GA最高!!GA最高!!
前回のあらすじ
蘭花とタクトは任務でやってきた惑星で、「攻略!つよい城」にチャレンジすることに。
しかし、突如としてステビアが現れ、蘭花を妨害する。
だが、蘭花も負けずにつよい城のステージを攻略していき、ステビアも倒してしまう。
そして、ステビアと分かりあえた・・・と思いきや、ステビアは優勝賞金を持ち去ってしまう・・・
その後慰める為、タクトは蘭花に激辛肉まんを10個買ってあげるのだった。
なお、賞金を逃したということでタクトはミントとフォルテにおしおきされた模様。
新コーナー プロフェッサー・ミントのロゴスミュージアム!
タクト「プロフェッサー!知識調査の報告をお願いします!」
ミント「了解ですわ♪調査によると、日本でもっとも人付き合いを大切にするのは、和歌山県の人だそうです。」
タクト「・・・」
ミント「・・・」
タクト「えっ、それだけ?」
ミント「それだけですわ。」
タクト「り、理由とかは・・・?」
ミント「あら、もうこんな時間ですわね!それではまたいつの日か〜♪」
タクト「ちょ、ちょっと〜!!?」
ノーマッド「それでは本編行ってみよ〜!あっ、今回はちょっと怖いかもしれないので気をつけてくださいね?」
タクト「・・・ダメだ・・・エンジェル基地にも中継局にも連絡がつかない・・・やっぱりこの霧の仕業なのかね・・・?どうする、ヴァニラ・・・?」
ヴァニラ「・・・」
タクト「・・・あ〜・・・その、わかってるよ?何とかしないといけないってことくらい・・・でも、紋章機も地面に突き刺さって動けないし・・・通信だって無理だし・・・」
ヴァニラ「・・・」
タクト「と、とはいえ!俺たちエンジェル隊は、仕事をこなさねばならない身分なんだ!どんなに辛かろうが、やり遂げねばならない!そうだろ?」
ヴァニラ「・・・」
タクト「・・・」
ヴァニラ「・・・」
タクト「・・・はぁ〜・・・頼むヴァニラ、何か質問の一つでもあるなら言ってくれ・・・さっきから俺1人だけしか喋ってなくて寂しいんだよぉ・・・」
ヴァニラ「・・・運命・・・(スッ・・・)」
タクト「えっ・・・?」
ヴァニラ「・・・運命には逆らえません・・・」
タクト「・・・あれは・・・」
ヴァニラが指さす先・・・それは・・・
タクト「・・・街・・・なのか・・・?」
「立ちこめる霧のソルベ」
突如現れた霧の街・・・
そんな街で俺たちは少し休憩していた。
タクト「ん〜・・・結構イケるな、このドリンク・・・」
ヴァニラ「お仕事を早く終わらせないと、ご飯が食べられません。ご飯が食べられないと、お腹が膨れません。」
タクト「まあそう焦らないの。とりあえず、この街で通信センターが無いか調べないとな・・・」
女性「あのー、すいません。」
タクト「はい?」
女性「このバッグ・・・これってもしかして・・・」
タクト「ああこのバッグ?それが何か?」
女性「えっ、いや・・・あの・・・ごめんなさい!なんでもないの!」
タッタッタッ・・・
そう言って女性は立ち去って行った・・・
タクト「・・・やれやれ・・・どこにでもある外見のバッグなのにな・・・こうも怪しまれるとは・・・行こうぜ、ヴァニラ。」
ヴァニラ「・・・」
そうして、その場を立ち去った俺たちはしばらく歩き続けていた。
タクト「・・・しかし、おかしな街だな・・・霧に包まれていて、住民の様子も少し怪しい・・・そうは思わないかヴァニラ・・・?」
男性「ねぇねぇねぇそこのお二人さんあんま見ない顔だよねー?この街初めてっしょ?いや分かるってじょぶじょぶ大丈夫!全然変なことなんて無いってマジマジんじゃさんじゃさ、なあ俺っちにこの辺のプレイスポット案内させちゃってちょうだいよ!面白さ保証付き、みたいな!どうよ?キモイっしょ!いぇーい!お客さんたち運が良いね!!」
突如、現れてはマシンガントークをしてきた・・・こいつは・・・
タクト「あー・・・悪いが、案内は大丈夫。自分の足で歩いて見たいし、それにいきなりマシンガントークをしてきた奴を容易く信じるわけには・・・」
男性「なんかさ〜そのカバン重そうだよね?」
タクト「ん?このカバン?」
男性「そうそうそれそれ!貸しなよ持ってやるよ!無償の行為ってやつよ俺ってお人好し〜!」
タクト「いや〜、これには大したもんは入ってないから、問題ないって・・・」
男性「まあまあまあ、そう遠慮しねぇで・・・(スパンッ!)」
男の隠し持っていたナイフが、カバンの紐を切る!
しまった!こいつ、カバンが狙いか!!
男はカバンを持って逃げ、ヴァニラはそれを追いかけようとする・・・
タクト「待ったヴァニラ!・・・やれやれ、人の荷物をかっぱらう奴には天罰が必要だな・・・」
俺は、懐からスイッチを取り出してボタンを押す。
すると、バッグから電撃が放射され男は感電!!
黒焦げになってしまったな、ざまあないぜ。
タクト「わりぃな、このバッグは返してもらうぜ。・・・にしても、ミントが用意してくれたトラップをこんなところで使っちまうとは・・・油断してしまったな・・・」
ヴァニラ「・・・敵、任務を妨害しようという意思を確認しました・・・任務を果たさないとご飯が食べられません・・・」
タクト「・・・そうだな・・・」
ヴァニラ「ご飯が食べられないとお腹が膨れません・・・」
タクト「それはさっき聞いたよ・・・仕方ない、そこのバッグ屋に隠れるか・・・」
ガチャッ カランカラン・・・
俺とヴァニラは、バッグ屋に入った。
どうやら敵はこのバッグを狙ってるようだからな、ここで新しいバッグを見繕っておこう・・・
タクト「・・・しかし、地味そうなバッグは無さそうだな・・・」
店員「お客様・・・ようこそいらっしゃいました。どう言ったものをお探しでしょうか?」
タクト「ああ、妹がバッグを欲しがっていてね。ちょうどここにあるバッグを・・・ね?」
ヴァニラ「・・・誰も居ません。」
タクト「やれやれ、我が妹は冷たいなぁ・・・冗談も大概にしてくれたまえ、わははは・・・」
店員「・・・そのカバン・・・見せて頂いてもよろしいですかな?」
タクト「・・・ほう?なぜに?・・・こんな変哲もないバッグに怪しい物が入ってるとでも・・・?」
店員「なんなら、中身もご用意致しましょうか?
こいつ・・・俺の名前を・・・!!
タクト「ふっ・・・ノーサンキューだねッ!!!(バッ!)」
タッタッタッ!!
俺はヴァニラの手を引っ張りながら、バッグ屋を後にした!
タクト「なんてこった!なぜ俺の名前を・・・!!タクシー・・・すいませ〜ん!!タクシー空いてますか?」
運転手「いらっしゃい、どこまで?」
タクト「う〜ん、とりあえず別の街まで!ちょいと急ぎの要件でね・・・」
運転手「はいはい、かしこまりました・・・それでは、カバンをお預かり致しましょうか、タクト・マイヤーズにヴァニラ・
タクト「そうは問屋が卸さなねぇぞ!!逃げるぞヴァニラ〜!!!」
ピューン!!
タクト「おかしい・・・!!さっきから、なんかおかしい!!こんなに敵に待ち伏せさせるなんてあるのか!?くそっ、こうなったら・・・!!」
そうして、俺たちは路地裏に隠れることに・・・
タクト「はぁ・・・どうやら俺たちの人相書きが、敵に流失してるようだな・・・このまま変装せずにこの街をブラつけば、また敵が現れる可能性が高い・・・という訳でミントが用意した変装セットを装備したが・・・な〜んで俺がカニの着ぐるみでヴァニラがメイド服なんだ・・・!?」
ヴァニラ「偽りの名・・・偽りの姿・・・神よ、お許しください・・・」
タクト「はぁ・・・これじゃあ逆に目立つだろ・・・ミントは何を考えて・・・しかもこのカニ足動かせるのかよ・・・凝ってるなぁ・・・」
ヴァニラ「偽りの孤独・・・」
タクト「・・・まあ、とりあえず移動するかね。」
そうして路地裏から出た瞬間・・・
子供「わ〜カニさんだ〜!メイドさんも居る〜!!」
ドドドドド・・・
うおっ!?いきなり子供たちに囲まれた!?
タクト「おうおうどーしたどーした!?このカニさんに何か御用ですかい?」
子供「ねぇねぇ!何か芸をしてよ!」
タクト「ハッハッハ!OKOK!見せてあげよう、このカニさんの特技をね・・・そいやっさっと!!!」
俺はそばに居るヴァニラを抱えて、カニ足を伸ばす!
ギュイーンッ!!
ガッ!
タクト「カニ・ジャ〜ンプ!!」
スタッ
タクト「からの、キャストオフ!!行くぞヴァニラ!!」
ヴァニラ「はい・・・」
ダダダダダ・・・
タクト「いきなり囲んでくるわ、目付きが怪しいわ・・・怪しいにも程があるぜ!やっぱりあの子たちもこのバッグ狙いか!やれやれ、このバッグが嫌いになりそうだ!!」
ヴァニラ「好き嫌いするとご飯が食べられません・・・」
タクト「わーってるって!!・・・おっ、地下鉄だ!よ〜し、街を出られる・・・いや待て・・・もしかして・・・やっぱり!!」
地下鉄の地図らしきところには、タクト、ヴァニラ、そしてカバンがびっしりと書かれていた・・・
タクト「くっ、ここもダメか!!こっちだ!!出口から逃げるぞ!!」
俺とヴァニラは1番出口から逃げ出す・・・
しかし、出口から出た先には・・・!!
一面のゴミ捨て場らしいところ・・・さっき街で出会った奴ら・・・!
そして、大多数の人々がこっちにゾンビの如く迫ってくる・・・!!
さらに、突然テレビが起動して・・・
『タクト・マイヤーズとヴァニラ・
大統領『どうも、ただいまご紹介に預かりました大統領です。という訳で、何としてもカバンを奪うのだ!奪うのだったら奪うのだ!!ちなみに、奴らはここだ!!』
後ろを振り返ると、大量のテレビと矢印が・・・しかも、矢印は全部俺たちに向けている!!
大統領『全軍に超緊急スーパースクランブルを要請する!目標はここ!ここなのここ!!いいなわかったか!?わかったら返事ぃ!!空挺団は全部隊を降下!対象周辺地域を制圧せよ!!戦車部隊はキャタピラーで蹂躙するのだ〜!キャタピラーはいいぞ!!特殊空軍はピカピカするのだ!もっとだもっとピカピカするのだ〜!!ふはは!見たか我が軍の力を!!我らの科学力はァァァァ宇宙一ィィィィィッ!!!」
か・・・完全に包囲された・・・!!
見渡す限りの人、戦闘機、戦車ロボ、ついでにUFO・・・
アリすら入ってこれなさそうな完全包囲網が完成されてしまった・・・
タクト「・・・やれやれ、俺たち2人と小さいバッグ相手にここまでやるか・・・?まったく大人気ない・・・」
ヴァニラ「・・・」
タクト「・・・ヴァニラ、お前は諦めるしかないって思ってるか・・・?」
ヴァニラ「・・・運命には・・・逆らえません・・・」
タクト「そうかい・・・だけど、俺は諦めたくないね・・・!」
ヴァニラ「タクトさん・・・?」
タクト「たしかに、今の状況は絶望的・・・2・・・いや、ざっと1対10万といったところだな・・・だけどな!俺は絶対に諦めはしないぜ?例え、逆らえない運命だとしても俺は諦めずに、醜く抗ってやるさ!」
ヴァニラ「・・・」
タクト「・・・そういえば、任務前にミントから渡されたっけな・・・(ゴソゴソ)このスイッチは、もし絶対絶命の危機に落ちたら迷わず押せって・・・なあヴァニラ・・・賭けてみるか?この状況をどうにかできるかもしれないぜ?」
ヴァニラ「・・・私は・・・私も・・・運命が変わるとしたら・・・変えられるとしたら・・・私は・・・」
タクト「・・・へっ、良い目をするようになったな・・・さぁて・・・!一か八か!頼むぜ!!」
カチッ!
パカッ
ウォンウォンウォンウォン・・・
スイッチを押すと、パカッと開いてそこからアンテナが展開・・・
そして、アンテナからなにか音波のような音が・・・
って、マズイ!!戦車ロボがこっちに近ずいて来る!
このままじゃあ、このバッグが・・・!
と、その時!
ヒュウウウン・・・
ズドドドドォンッ!!!
突如、戦車ロボが頭上から降ってきたミサイルに粉砕された!
さらに空中を飛び回っていたUFOと戦闘機を、2つのアンカーと3つの遠隔武装が撃ち落としていく!
こ、これはまさか・・・!!
ヴァニラ「タクトさん・・・あれを。」
ヴァニラが指さす先の空には、天使の紋章が描かれたピンク、赤、水色、紫の4つの戦闘機・・・!
あ・・・ああ!!あれは間違いない!!
タクト「エンジェル隊の紋章機だぁ・・・!!」
ミント『タクトさん、聴こえておりますか?』
タクト「ミ、ミントぉ・・・!!聞こえてる!ばっちり聴こえてるぞ!!」
ミント『良かった・・・これだけ近ければ問題なく連絡できますわね。ともかく、長話は後ですわ!紋章機に乗ってくださいまし!』
タクト「おお!よく見たら俺たちの紋章機が!サンキュー!!」
俺とヴァニラは、ミルフィーとミントの紋章機が運んできた自分たちの紋章機に搭乗した!
タクト「レーダーは相変わらず使えないが、機体に異常は無しっと・・・!たしか、ミントはこの周波数に変えろって言ってたな・・・(ピピッ)」
周波数を変えると、エンジェル隊みんなの顔が映し出された。良かった、ヴァニラも乗ってるか。
ミント『どうやらご無事なようで何よりですわ、タクトさん。』
フォルテ『まったく・・・アタシらの手をわずわらせるんじゃないよ!』
蘭花『そう言って、真っ先に助けに行こうとしてたのはフォルテさんじゃないですか〜!』
ミルフィーユ『タクトさん、私たちが来たからにはもう大丈夫ですよ!任せちゃってくださいね!!』
ノーマッド『やれやれ、ヴァニラさんをこんな危険な目に合わせるなんて!やっぱりヴァニラさんを守れるのはワタシ以外居ませんね!』
ヴァニラ『・・・』
タクト「みんな・・・にしても、なんでみんなが・・・?もしかしてあのスイッチ・・・!」
ミント『説明しますわ。お2人が任務へ行った後、奇妙な話を耳にしましたの。「宇宙に霧が現れる」という謎の現象が。それで気になって調べてみたら、大変な事実が分かりましたの。』
タクト「大変な事実とは?」
フォルテ『霧が出ている空間・・・そこに、巨大なワープゲートが光学迷彩で隠れていたのさ。しかも、この霧はレーダーや通信電波を妨害する特殊な霧でね。それで連絡が途絶えていたのさ。そんで霧を調べて、霧の中でも場所を伝える特殊な音波を出すスイッチを作っておいたんだ、ミントがね。』
タクト「なるほど・・・じゃあ、この星の人たちが俺たちとカバンを狙う理由は・・・?」
ミント『この星には特殊な怪電波が発せられており、その電波でこの星の人々を洗脳しておりますわ。敵は人々と軍隊を操り、そのカバンを奪わせるのが目的ですわ。』
タクト「・・・なるほどね・・・血も涙もない悪党らしいな・・・!それで、敵の正体は?」
ミント『敵の正体は、恐らくダークエンジェル隊・・・!このようなエンジェル隊の分散を狙う手口は間違いなく彼女たちですわ!』
タクト「アイツらか!!くそっ、もう絶対に許さねぇ!!」
フォルテ『落ち着きなタクト!これからアタシたちでヤッコさんをぶっ倒しに行くんだ、その怒りは取っときな。』
蘭花『さあさあ、話はここまでよ!こっからは反撃開始と行こうじゃない!』
ミルフィーユ『タクトさんとヴァニラさんの分まで、ドーンっと反撃開始です!』
タクト「そうだな・・・!俺たちの怒り、奴らに見せてやるぜ!行くぞみんなぁ!!」
そうして、俺たちエンジェル隊の紋章機は霧の中を突っ切って行く!
例えどんなに霧が出てこようと、俺たちの道を阻めると思うなよ!!
俺たちの逆襲は、これからだ!!!
タクト「・・・という夢を見てしまってな・・・」
ヴァニラ「なるほど・・・精神安定剤、出しておきます・・・お大事に・・・」
タクト「・・・はい・・・」
次回へ続く!
タクト「いや〜・・・思いっきりトラウマブレイクしちゃったよ・・・しかも、ご都合主義全開でやっちゃった・・・大丈夫かな・・・?」
ウォルコット「そう言いましても、もう今更ではありませんかね?」
タクト「う〜ん・・・まあ、そうですけども・・・ところでウォルコット中佐、何処へ?」
ウォルコット「ああ、実はフェアリー隊の同窓会へ向かおうと思いましてね。」
タクト「フェアリー隊・・・それって、中佐の?」
ウォルコット「はい、最初の配属先だった部隊です。いや〜懐かしい物ですねぇ・・・シルフィーさん・・・」
タクト「同窓会かぁ・・・懐かしい仲間たちと楽しく過ごせると良いですね!」
ウォルコット「ええ、楽しみです・・・あっ、そういえば、タクトさんのお母さんも元フェアリー隊の所属だったとか・・・会えたらタクトさんのこと伝えておきますねぇ〜。」
タクト「・・・えっ?俺のご家族・・・!?」
次回
「恋の煮こごり 純情包み揚げ」
次回はタクトの母が登場!?お楽しみに!