GAに転生〜転生タクトを添えて〜 作:GA最高!!GA最高!!
前回のあらすじ
軍から預かってた墓石のロストテクノロジーの影響で、精神が入れ変わってしまったエンジェル隊。
最初は困惑していたものの、身体が変わっても平常運転な面々。
それどころかどんどんどうでも良くなるほどに気分が良くなっていき、全く気にしていなかった。
しかし、軍からの調査によってロストテクノロジーは魂を強制成仏させるとんでもないものだったので、エンジェル隊はいつの間にか完全成仏寸前に!
もはやここまでと思ったその時、珍走団のアジトから見つかった反魂香というお香によってエンジェル隊は復活するのだった・・・
そして・・・タクトは副隊長になるかどうか聞かれるが、答えは出なかった・・・
新コーナー・解決!ミルフィーのドンと来い知恵比べ!
タクト「ミルフィー!お前の知恵を見せてみんしゃい!」
ミルフィーユ「了解です!パンダの好きな食べ物を知っていますか〜?」
タクト「えっ?笹じゃないの?」
ミルフィーユ「答えはパンだ!」
タクト「ミルフィーそれ知識ちゃう!それなぞなぞや!!」
ノーマッド「本編行ってみよう!今回はシリアス回ですよ!」
ある日のエンジェル基地・・・
俺とフォルテは射撃訓練を行っていた。
俺は既に終えて、次はフォルテの番・・・
素早く、そして精確に的に撃ち込んでいくフォルテ・・・
・・・しかし、突如フォルテは天井を撃った!
タクト「・・・どうしたんだ、フォルテ?跳弾・・・にしては狙いがズレまくってるが・・・」
フォルテ「っ・・・な、なんでもない・・・ちょいと疲れただけさ・・・」
・・・フォルテの顔はあからさまに動揺している表情を浮かべている・・・一体、何が彼女に・・・
パチパチパチ・・・
その時、拍手の音が鳴り響く・・・そこにはウォルコット中佐が拍手をしていた。
フォルテ「・・・中佐・・・?」
タクト「ウォルコット中佐・・・」
ウォルコット「お見事、まあ最後の1発はご愛嬌ですな。」
フォルテ「ああ・・・ちょっと、虫がね・・・」
ウォルコット「おお、そうですか・・・いや虫もたまったもんじゃありませんなぁ。はははは!飛んで火に入る夏の虫とか言っちゃったりして・・・」
タクト「っふふふ・・・相変わらず、冗談がお好きで・・・それで、何がご要件は?この射撃場にわざわざ出向いた理由とくれば、俺かフォルテかそれとも俺たちに、何か要件を持ってきたとしか思いませんのでね・・・」
ウォルコット「はぁ・・・実は・・・昨晩、軍の施設からロボットが脱走してまして、その処理をフォルテさんと私に司令部から特命が下りたんです・・・」
フォルテ「・・・なんでアタシに?」
ウォルコット「逃げ出したのは、「ロストテクノロジーを利用して作られた自立型戦闘ロボット」でして・・・」
フォルテ「・・・!」
タクト「自立型ロボット・・・?」
ウォルコット「・・・そうです、あの「サイレント・ソルジャー」です・・・」
フォルテ「・・・アレは、全部廃棄になったはずだろ?」
ウォルコット「私もそう思っていました・・・しかしそうでは無かった・・・出発は明日の朝・・・最も、あちらは夜の時間ですが・・・」
フォルテ「断る・・・と言ったら?」
ウォルコット「・・・軍法会議ものですな・・・本来ならば・・・しかし、軍はアナタに借りがあります、ことこの件に関しては強制はできないでしょうが・・・アレと戦った事がある人間は私とアナタしか残って無いもので、他の方はその・・・寿除隊してしまっていますし、アレに関しては・・・」
フォルテ「・・・」
スタスタスタ・・・
フォルテは足早とどこかへ去っていった・・・どこか、重苦しい感情をした顔をしながら・・・
タクト「・・・中佐・・・その、サイレント・ソルジャーと言うやつとフォルテに、どんな因縁があるんですか・・・?あのフォルテの様子から察するに、ロクでもない話だとは思いますが・・・」
ウォルコット「・・・それを聴いてどうするおつもりで?」
タクト「聴いてから考えます。」
ウォルコット「・・・分かりました・・・ではお話しましょう。フォルテさんがエンジェル隊の隊長になる前・・・ムーンエンジェル隊ができる前、フォルテさんと私ははとある部隊に配属されてました。そんな中、我々の部隊とサイレント・ソルジャーの戦闘がありました・・・」
タクト「・・・」
ウォルコット「しかし・・・アレは戦闘と言うには、あまりにも一方的な虐殺に近い形でした・・・結果、サイレント・ソルジャーは倒せましたが、部隊で残ったのは私とフォルテさんの2人だけ・・・」
タクト「寿除隊・・・と言うのはまさか・・・」
ウォルコット「ええ・・・死亡済と言っても過言ではありません・・・」
タクト「・・・そう・・・ですか・・・たしかにフォルテが嫌がりそうな話ですな・・・」
ウォルコット「・・・」
タクト「・・・中佐、ちょっと出かけてきます。」
ウォルコット「どこへ?」
タクト「フォルテを探しに、きっと行きつけのバーに居ると思いますので・・・」
ウォルコット「・・・タクトさん・・・」
タクト「多分、行っても行かなくても変わらないと思いますし、余計なお世話かもしれませんが・・・何もしないよりはマシですから・・・」
タッタッタッ・・・
ウォルコット「・・・ホントに・・・お優しい人ですね・・・」
ザーッ・・・
フォルテ「・・・」
コッコッコッ・・・
タクト「・・・雨に打たれる女性は、見る分には美しい・・・が・・・実際にやると風邪をひくぞ。」
フォルテ「・・・タクト・・・」
タクト「よっ、傘を持ってきたぞ。」
フォルテ「・・・アンタが使ってる1本だけかよ。」
タクト「すまんね。金欠なもんで・・・」
フォルテ「・・・なんで来た・・・?」
タクト「・・・話はウォルコット中佐から聴いたよ。・・・サイレント・ソルジャーに殺られたって話を・・・」
フォルテ「・・・」
タクト「・・・それを聴いて、俺・・・フォルテが心配でな・・・つい来てしまったんだ・・・」
フォルテ「・・・そうかい・・・」
タクト「・・・」
フォルテ「・・・まあ・・・お前が来てくれたのはある意味好都合かな・・・」
タクト「えっ・・・?」
フォルテはいつも被っている軍帽を俺の頭に被せた・・・
タクト「・・・何のつもりだ・・・?」
フォルテ「明日、アタシは多分死ぬかもしれないからね。」
タクト「・・・!?」
フォルテ「そいつをアタシの代わりに大事に取っておきな。そんで、もしアタシが帰って来なかったら・・・アンタがエンジェル隊の隊長になりな・・・」
タクト「・・・」
フォルテ「良かったじゃないか・・・副隊長どころか一気に隊長になれるんだからさ・・・ははは・・・」
タクト「フォルテッ!!」
パァンッ!!
フォルテ「っ・・・!?」
タクト「・・・さっきから黙ってれば、らしくないことをペラペラと・・・!!いい加減にしろよ!!」
フォルテ「タクト・・・」
タクト「何、自暴自棄になって言ってんだ!!明日死ぬから全部任せた?はぁ!?ふざけんなよ!!俺はアンタからそんなことを聴く為に来たんじゃねぇ!!」
フォルテ「・・・」
タクト「良いかフォルテ・・・アンタはいつも通りにふんぞり返って入れば良いんだ・・・!いつも通りの怖いもの知らずで良いんだ!今のアンタはただトラウマを理由に怖がってるだけの臆病者だ!そんなの俺の知ってるフォルテ・シュトーレンじゃない!!」
フォルテ「何が・・・何が分かるんだよ!!アンタみたいな、ロクに戦場に出てないガキが!!」
タクト「分かる訳がない!!アンタみたいな臆病者の考えなんて!!・・・たしかに俺はガキさ、銃を握った時間なんてアンタより短いさ。だがな・・・それでも、アンタという人間がどんな奴なのかは分かる・・・!」
フォルテ「何・・・!?」
タクト「・・・立て・・・立って立ち向かえッ!!フォルテ・シュトーレンッ!!トラウマがなんだ!過去の事がなんだ!!そんな物、アンタの敵じゃねーだろ!!証明して見せろよ、エンジェル隊の隊長なんだろッ!?」
フォルテ「・・・」
タクト「・・・はあ・・・はあ・・・この帽子は預かっておく、フォルテ・・・俺は信じてるからな・・・必ず、アンタは奴という恐怖を乗り越えるって・・・信じてるからな!」
俺はフォルテに傘を渡して、雨の中走って行った・・・
・・・これで良かったのかな・・・?
フォルテ「・・・タクト・・・」
エンジェル基地・・・
タクト「ただいま戻りました・・・」
ウォルコット「タクトさん、フォルテさんは・・・?」
タクト「・・・多分、戻ってくるはずです・・・できる限りの事はしたつもりです・・・」
ウォルコット「そうですか・・・」
タクト「俺にできることは・・・ただ、中佐とフォルテの帰りを無事に祈ってるだけですから・・・」
ウォルコット「・・・タクトさん・・・」
タクト「ホントは・・・俺もフォルテと戦いたかった・・・フォルテだけに苦しい思いをさせたくない・・・でも・・・」
ウォルコット「・・・タクトさん、ちょっと良いでしょうか?」
タクト「・・・なんでしょうか?」
ウォルコット「実は・・・先程ちょっと飲みすぎてしまいましてね・・・それに、腰の調子も悪く・・・このままでは明日の作戦に支障が出るかもしれません・・・」
タクト「・・・」
ウォルコット「そこで、タクトさん。明日、私の代わりに行って貰ってよろしいでしょうか?」
タクト「えっ!?・・・お、俺に・・・!?」
ウォルコット「ええ・・・もちろん、タクトさんはヤツについての知識は無いはず・・・ですので。(カタッ)」
中佐は1つのデバイスを取り出す・・・
タクト「このデバイスは?」
ウォルコット「それには、私が軍のデータベースからかき集めたサイレント・ソルジャーのデータが入っております。」
タクト「中佐・・・!?」
ウォルコット「これは私からの餞別です・・・どうか、フォルテさんと共に生きて帰ってください・・・私からは以上です。」
タクト「・・・ありがとうございます・・・中佐の思いは無駄にはしません・・・!必ず、フォルテ共々帰還致します!!」
そう言って、俺は自室へ戻りデバイスの情報を見ながら対策を立てることにした。
勝負となる明日に備え、できる事からやっておかねば・・・
次の日の早朝・・・
俺は、軍がサイレント・ソルジャーを追い詰めた場所まで、シャトルで向かうことにした。そんな時・・・
フォルテがシャトルの前に立っていた・・・
タクト「フォ・・・フォルテ・・・」
フォルテ「中佐から聴いたよ・・・アンタが着いてくるって・・・」
タクト「・・・」
フォルテ「・・・タクト、本気で着いてくる気かい?」
タクト「・・・ああ、俺は本気だよ。」
フォルテ「言っておくが、これまで相手にしてきた奴らとは訳が違う。ヤツは容赦無くアタシかお前を殺しに来る・・・それでも来るか・・・?」
タクト「・・・当たり前だ。フォルテ1人で行かせはしないよ。」
フォルテ「・・・だったら、コイツを持って行きな。」
フォルテは懐からデカい銃を取り出し、俺に渡した。
タクト「随分ゴツイ銃だな・・・」
フォルテ「ソイツは「アーマーマグナム」、連続で撃ち続けば戦車の装甲でさえ貫けるシロモノさ。ソイツをお前に渡しておく。それと・・・」
タクト「・・・?」
フォルテ「ふんっ!!(ドゴッ!)」
タクト「うぐぉっ!?な・・・何を・・・」
フォルテ「悪いね、昨日のお返しだ。・・・気付けの1発にはなったろ?」
タクト「・・・あ、ああ・・・おかげで目が覚めたよちくしょう・・・」
フォルテ「・・・ふっ・・・なら、行こうか。」
かくして、俺とフォルテはシャトルに乗り込み出発した・・・
とある遊園地・・・
軍はどうやらこの遊園地で追い詰めたらしく、トドメは俺たちにやらせるつもりのようだ。まったく・・・お前らが作ったもんだから最後までやって欲しいもんだ・・・
ともかく、作戦としては俺が囮になってサイレント・ソルジャーをおびき出し、その隙をフォルテの対物ライフルで仕留めると言ったシンプルな物・・・
問題は、ヤツがステルス能力を持っており音もなく現れて暗殺を仕掛けてくること・・・だからこそ、いつ現れるか油断できない・・・
タクト「・・・俺たちが到着してから既に数時間が経過・・・フォルテ、そっちはどうだ?何か見えるか?」
フォルテ『ああ、よ〜く見えるよ。アンタのオトボケ面がね。』
タクト「・・・そういうジョークが言えるなら、問題無いって感じだな・・・だが、気は抜けないな・・・」
にしても・・・今日に限って不気味な夜だ・・・生きた心地がしない・・・
・・・安心しろ・・・大丈夫だ・・・フォルテが居るんだ・・・なんとかなるはずだ・・・
そう思いながら、ふとフォルテの方を見る・・・っ!?
フォルテの後ろに巨大なロボットが!?
タクト「フォルテ!!うし・・・」
俺が言いかけた瞬間、ロボットはいつの間にか姿を消していた・・・
フォルテ『どうしたタクト!?』
タクト「い・・・今・・・フォルテの後ろに、ヤツが・・・!」
フォルテ『なんだって!?』
タクト「気をつけろ、ヤツは俺たちを見つけたらしいからな・・・」
フォルテ『分かってる!』
そう言い、通信を切った。
フォルテの様子から察するに、ヤツはフォルテには手を出さなかった・・・?何故だ?相手をいたぶるような思考AIがある訳でも無いはず・・・
・・・そういえば・・・ヤツはフォルテの後ろに居たが、顔は
・・・まさか・・・!?ヤツの狙いはフォルテじゃなく・・・!?
っ!?何か・・・何か、ヤバいッ!!
シュバッ! ザクゥッ!!
俺は素早く行動に移し、鋭く鋭利な鎌から逃れた!
やはり、フォルテではなく俺を狙ってきやがった!!
ドシュッ!
そして、銃声と共にフォルテの声が轟く!
フォルテ『タクトッ、逃げろぉ!!逃げるんだっ!!!』
タクト「分かってる!!」
俺は全力で遊園地から付近の森の方へ逃げ出した!!
ちくしょう・・・!!こうも静かに・・・そして素早く狙ってくるとは・・・!!
だが、なぜ俺を狙ってきた・・・!?最大の脅威になりうるフォルテが居るのに、なぜ俺を狙う・・・!?
そう試行錯誤している間に、森を抜けて巨木へとたどり着いた・・・
ヤツは・・・まだ居ない・・・森の中か・・・フォルテに倒されてるか・・・
だが、森から音がした・・・ヤツはこちらに確実に向かってるかもしれない・・・!
・・・そうだ!この巨木を背にしてあの戦法を仕掛ければ・・・倒せるかもしれない・・・!
俺はそう思い、アーマーマグナムを取り出し、巨木を背にぐったりと死んだフリをする・・・
1歩・・・
2歩・・・
3歩・・・
静かにこちらに歩み寄る音・・・
そして・・・ヤツが鎌を振り上げた音・・・ここだっ!!
ドギューンッ!!
ガシャァン!!
俺のアーマーマグナムは、ヤツの頭部を撃ち抜いた・・・サイレント・ソルジャーのAIが搭載されてある頭部を撃ち抜けば、ヤツもお陀仏って訳だ・・・
タクト「はあ・・・はあ・・・へへっ・・・悪かったな・・・早撃ちは俺の得意技でね・・・しっかしメカカマキリとは・・・軍はなかなか面白い発想をする・・・」
そう言って、俺はヤツに恐る恐る近ずく・・・
その時、ヤツの下半身から頭部が!やはりコイツ、まだ・・・!
ズバァッ!!
タクト「ぐあぁっ!!(ドガアッ!)」
ま、まずい・・・!!不意をつかれちまって巨木まで吹っ飛ばれたか・・・ぐっ・・・銃は切られて無くなった・・・!しかも、頭から血が・・・!
タクト「うぐ・・・まだだ・・・!!(ターンッ!)」
俺はリボルバーで応戦するが・・・ちくしょう、全然効いてない!!
ヤツは少しずつ、こちらに近寄ってくる・・・
・・・ダメだ・・・打つ手がない・・・ここまで・・・嫌・・・1つあったな・・・
タクト「・・・ったく・・・来なきゃ良かったなぁ・・・ま、コイツに一泡吹かせただけでも良かった・・・のかな・・・」
スッ・・・
ヤツが腕の鎌を振り上げる・・・
タクト「・・・おい、メカカマキリ・・・1つ言っておく・・・俺を狙って追いかける前・・・お前は1人の女を見つけたはずだ・・・俺はここで死ぬかもしれないが・・・お前はその女に・・・フォルテに倒される!それだけは・・・言っておくぜ・・・」
ブォンッ!
・・・ここまで・・・か・・・さよなら・・・ミルフィー・・・蘭花・・・ミント・・・ヴァニラ・・・ノーマッド・・・ウォルコット中佐・・・そして・・・フォルテ・・・
「死ぬなぁ!!タクトォォォォォッ!!!」
ドキュゥゥンッ!!
意識がおぼろげになりながらも、俺が目にしたのは・・・
頭部を撃ち抜かれ、崩れるように倒れるヤツの姿だった・・・
やったな・・・フォルテ・・・
数時間後・・・
タクト「うっ・・・ん・・・フォル・・・テ・・・?」
フォルテ「タクト・・・!!ったく、心配かけさせやがって!!」
目を覚ますと、フォルテの顔が目に入った・・・そうか・・・俺は生きてる・・・のか・・・
タクト「いつつ・・・ヤツは・・・サイレント・ソルジャーは・・・?」
フォルテ「ヤツはアタシが撃ち抜いたよ・・・ようやく、みんなの仇がとれた・・・なんか、スッキリしたって感じだ・・・」
タクト「そうか・・・」
上半身を起き上がらせると、あのメカカマキリが倒れていた。どうやら今度こそ機能停止したようだ・・・
タクト「・・・フォルテ、すまん。」
フォルテ「ん?」
タクト「フォルテから貰った銃・・・ヤツに壊された・・・」
フォルテ「・・・気にしてないよ、アンタが生きてるならあの銃も本望さ・・・」
タクト「・・・」
フォルテ「にしても、助けられたアタシが、今度は助け出す側になるとはね・・・」
タクト「助けられた・・・?」
フォルテ「ああ・・・昔、ヤツと戦った時に中佐に助けられたのさ。普段は情けない見た目だけど、やる時はやる人なんだあの人は。」
タクト「・・・違いねぇや・・・ははは・・・」
そうフォルテと談笑していると・・・
タクト「・・・あっ・・・朝日・・・」
フォルテ「ホントだ・・・」
朝日が上り、俺たちを照らし始める・・・
タクト「・・・なあフォルテ。」
フォルテ「・・・なんだい?」
タクト「生きてるって・・・素晴らしいな・・・こんな朝日を、拝めるんだからさ・・・」
フォルテ「・・・ああ。」
そうして、朝日を一緒に見終わった後、基地へと戻って行った。みんなには心配されたけど、「大丈夫」と言っておいた。
フォルテは、過去を乗り越えた・・・なら、俺も頑張らないとな・・・
次の日のエンジェル基地・・・
俺はとある決断を決め中佐の元へ向かい、それから数時間後・・・
俺は中佐にある事を話し、部屋を出た・・・
カシュン
タクト「・・・」
フォルテ「よっ、タクト。」
タクト「フォルテ・・・」
フォルテ「ちょいと聞かせてもらったよ。・・・ようやく副隊長になったか。」
タクト「ああ・・・って盗み聞きしてたのかよ・・・」
フォルテ「悪いね、通りかかったもんで・・・」
タクト「そうかい・・・まあ、まだ実感は無いんだけど・・・」
フォルテ「そりゃそうだ、まだなりますって言ったばかりだからね。それはそれとして・・・昨日はお疲れさん。」
タクト「・・・フォルテこそ・・・もう大丈夫なのか?」
フォルテ「まあね・・・少しは楽になったよ、これもアンタのおかげ・・・かもね。」
タクト「そっか・・・良かった・・・」
フォルテ「さぁて、副隊長になるんだ!これからの特訓はさらに過激に行くよ!アタシが居ない間はアンタが隊長として引っ張って行くんだからね!」
タクト「ええっ・・・!?お、お手柔らかに頼むよ・・・あっ、そうだ!」
フォルテ「ん?どうした?」
タクト「・・・これ、返すの忘れてたよ。銃は切られたけど、コイツだけは守りきったよ・・・」
俺は懐から預かってた軍帽を取り出す・・・
フォルテ「タクト・・・アンタが使ってても良かったんだよ?そいつの予備はあるからさ・・・」
タクト「だったら、なんで俺に託してから軍帽を被ってないんだ?」
フォルテ「・・・」
タクト「こいつは、俺のサイズには合わないし・・・俺が被るには早すぎる・・・やっぱり、フォルテが被った方が良いからな・・・(スッ・・・)」
そう言い、俺はフォルテの頭に軍帽を被らせる・・・
タクト「・・・うん、やっぱり似合うなぁ・・・さてと、エンジェル隊のみんなにも伝えなきゃな!就任パーティーとか有りそうだしさ!」
フォルテ「・・・フフフ・・・そうだねぇ、行こう。」
こうして、サイレント・ソルジャーとの因縁・・・そして副隊長の件はこうして終わりを告げた・・・
それにしても俺が副隊長かぁ・・・今は副隊長だけど、もしかしたらいつの日かウォルコット中佐見たいに部隊の司令官になるんだろうかな・・・?
・・・もしそうなったら、エンジェル隊みたいな奴らの司令官になりたいなぁ・・・
次回へ続く・・・
タクト「それじゃあ行くぞ?せ〜のっ!」
エンジェル隊「「「「「ギャラクシーエンジェル25周年、おめでとうございま〜す!!」」」」」
フォルテ「いや〜!とうとう25周年になるなんて、早いもんだねぇ!」
タクト「にしても、25年も昔の作品だってのにキャラデサはまったく衰えないのが恐ろしいもんだよホント・・・」
蘭花「ふふん!アタシの美貌は永遠に衰えない神デザインってもんよ!」
ミント「あら、それを言うなら私たちも同じこと言えますわよ。同じデザイナーが描いておりますもの。」
ミルフィーユ「ともかく、今日はタクトさんの副隊長就任パーティーも兼ねてますから、いっぱい騒ぎましょ〜!」
エンジェル隊「「「「お〜!!」」」」
ウォルコット「ああっと皆さん大変です!!宇宙に強大なエネルギー反応を感知しました!至急、出撃してください!!」
蘭花「ええ〜っ!?せっかくのパーティーなのに!?」
フォルテ「ったく!楽しむ暇すら無いねぇ・・・」
タクト「まあ、さっさと終わらせてパーティーの続きと行こうじゃね〜の!よ〜しエンジェル隊、全員出撃だ〜!!」
ミルフィーユ「ドーンと行っちゃいましょ〜!!」
エンジェル隊「「「「「おお〜っ!!」」」」」
ドドドドド・・・
ノーマッド「なんだかんだで良いまとめ役な副隊長になるかもしれませんね、タクトさんは。」
ヴァニラ「・・・皆さん、これからもギャラクシーエンジェルをよろしくお願いします・・・」
次回のメニュー
「機内食(具沢山弁解カレー)」
これからもギャラクシーエンジェルをよろしくお願いしますね!