GAに転生〜転生タクトを添えて〜   作:GA最高!!GA最高!!

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第18話 誰も見たことのない 謎のカルパッチョ 後編

 

 

 

前回のあらすじ

 

 

1、カレーにまみれになる。

2、新しい制服を着る。

3、偽ミルフィーユ再び。

4、超能力でやっつける。

 

 

詳細は前編を見てね♡

 

 

タクト「あらすじ短縮しやがった〜っ!?(ガビビーンッ)」

 

 

 


 

 

数時間後・・・

 

いろいろあったが、なんとか巨大ロボを倒すことに成功した俺たちエンジェル隊は、近くのホテルで休んでいた。

 

ミルフィーユ「でもホント、皆さん凄いんですねぇ〜!あんな力を今まで隠してたなんて、びっくりしました!」

 

タクト「たしかに・・・なんか、服装が変わって唐突に目覚めた感じもするよな。」

 

フォルテ「誰も隠してた訳無いさ、1番驚いてんのはアタシたちさ。」

 

蘭花「一体何がどうなってる訳・・・?なんであんな力がアタシたちに・・・」

 

ミント「驚くことはありませんわ、私たちは潜在的な超能力者だったんです。その力が危機に際して開花したということですわ。」

 

ヴァニラ「神よ、感謝します・・・」

 

フォルテ「神・・・そうか、アタシらは神に選ばれた人間だったんだ・・・」

 

タクト「神に選ばれた・・・ねぇ・・・?」

 

蘭花「で、でも、なんでアタシだけ豚に?」

 

フォルテ「それは心の表れだろぉ?」

 

蘭花「むっ・・・」

 

ミント「・・・それにしても不思議ですわ。なぜ、タクトさんとミルフィーユさんだけが今まで通りなんですの?」

 

ミルフィーユ「?」

 

蘭花「超能力ってのは進化した人間の力だからね・・・タクトならともかく、ミルフィーユにはちょっとねぇ〜。」

 

フォルテ「お前の場合、退化だろ?」

 

蘭花「・・・けっ、どうせ私なんて豚よ・・・!」

 

タクト「と言っても、どうやってその超能力を使うか分からんのよ。アレか?フィーリングというか、オーガニック的な感じでやれば良いのか?」

 

フォルテ「さあねぇ・・・アタシだって、そういう感覚で使ったから細かく説明できないな。」

 

タクト「そっか〜・・・」

 

蘭花「大丈夫、タクトならすぐ使えるようになるわよ!なんなら、アタシがレクチャーして・・・」

 

フォルテ「おやぁ?そう言ってタクトと2人きりになろうと言う寸法かい?やっぱり卑しいねぇアンタは・・・」

 

蘭花「ななな、何言っちゃってるんですかコラ〜!!」

 

タクト「こらこら騒ぐなって、ホテルの人たちびっくりするだろ・・・ってアレ、ミントは?」

 

ミルフィーユ「そういえば、さっきどこかへ・・・」

 

ミント「お呼びになりました?(テクテクテク)」

 

タクト「あ、どこ行ってたんだミント?」

 

ミント「電話が来てたので応答しておりましたわ、なんでもこの星の王様が私たちエンジェル隊を宮殿に招待してくれましたの。」

 

フォルテ「何ぃ、王様が!?」

 

蘭花「それで、招待は受けたの!?」

 

ミント「もちろん♪という訳で皆さん、出発致しましょう。」

 

「よっしゃタダ飯食える!」「わ〜い♪パーティ楽しみですぅ〜!」と、意気揚々と宮殿へと向かうエンジェル隊・・・でも、なんだがなぁ・・・

 

ヴァニラ「・・・タクトさん、どうしましたか?」

 

タクト「ん?ああ・・・な〜んか猛烈に悪い予感がしてなぁ・・・まあ、気にせず行こうか。」

 

ヴァニラ「・・・?」

 

・・・この時の悪い予感は、単なる予感で終わるだろうと思っていた・・・まさか、あんな事になるなんて・・・

 

 


 

 

数時間後、Z星の宮殿・・・

 

このアラビア〜ンな宮殿にお招きされた俺たちエンジェル隊は、歓迎の食事を食していた・・・特に蘭花とフォルテが。

 

ムッシャムッシャ ガッツガッツ モグモグ・・・

 

フォルテ「うおおお!この肉うめぇな!!」

 

蘭花「こっちのカレーもうんま〜!!」

 

タクト「はぁ・・・こいつら恥も外聞も無いのか・・・意地汚い食べ方しやがって・・・」

 

ヴァニラ「・・・神よ、卑しき者たちを許したまえ・・・」

 

ミント「・・・お下品ですわね・・・」

 

王様「あなたたちは、文字通り救世主だ!我々は、あなたたちの銅像を混入し、未来永劫に渡って感謝の祈りを捧げるでしょ〜!」

 

フォルテ「救世主!悪くない響きだねぇ!!」

 

蘭花「銅像ってのがちょっと・・・どうせなら黄金にして欲しいんですけど〜!」

 

ミント「そうですわね、その方が私たち選ばれし者にはふさわしいかもしれません。」

 

タクト「おいおい・・・そんなわがまま言うなよ・・・って聞いてねぇや・・・」

 

そうして、食べ続けるエンジェル隊。しかし・・・

 

ピタッ

 

最後に残ったみかんに手を伸ばそうとして、フォルテと蘭花の手が止まった・・・

 

フォルテ「その手を退けな・・・!」

 

蘭花「フォルテさんこそ、アタシの方が早かったわ・・・!」

 

フォルテ「ふん、豚になって卑しくなったんじゃないかぁ、蘭花?」

 

蘭花「今までのアタシとは思わないでくださいよ?アタシは神に選ぶぁれた人間、豚礼は許しません!フゴッ」

 

おっと・・・流れが嫌な方向に・・・?

 

フォルテ「・・・それはアタシも・・・同じだあぁぁぁっ!!グルァァァァッ!!(ゴォオオオッ!!)」

 

フォルテの放った火炎ブレスが、豚になった蘭花と隣のミントに直撃!あーあ・・・ミントの髪がモジャモジャに・・・

 

ミント「ら、蘭花さんはともかく私まで・・・!(ワシャワシャワシャッ)・・・ふんっ!!(コオオオオッ・・・!)」

 

ビシビシビシ・・・!バキンッ!

 

ちょ!?ミントの強力なサイコキネシスで、宮殿の柱にヒビが!?

 

ミント「えーい!!」

 

ズガガガンッ!!

 

ミントはサイコキネシスでそこら辺の物を全部、フォルテに叩きつけた!

 

・・・って、あっ!?ヴァニラにまで当たってる・・・!!

 

ヴァニラ「・・・痛いです・・・(キュピーン・・・カァオッ!!)」

 

チュドォーンッ!!

 

ヴァニラのビームが宮殿の天井に穴を空けた〜っ!!??

 

蘭花「・・・面白いわ!今まで黙ってたけどフォルテさん、いちいち偉そうなあなたの態度には前から頭にきてたんです!ミントのすまし顔にはイライラしてたし、ヴァニラの訳わかんない電波キャラにも着いていけない!」

 

フォルテ「それはこっちの言うセリフだ・・・!」

 

ミルフィーユ「ちょ、ちょっと・・・フォルテさん!蘭花さん!!」

 

ミント「そうですわね・・・この際、ゴミを出すのも良い物ですわねぇ♪(ピコピコピコ)」

 

タクト「ミントまで・・・!?おいみんな、頼むから落ち着いてくれよ!俺たちが争ったって何の良いことも無いのに!」

 

蘭花「タクト、アンタは黙ってなさい!これはアタシたちのプライドを賭けた聖戦なんだから!!」

 

タクト「聖戦って・・・そんな大それた物じゃないだろ(ズワオッ!)うわあっ!?」

 

蘭花たち4人は、穴から空へと飛び去って行った・・・

 

ミルフィーユ「あわわわ!!皆さん飛んで行っちゃいましたよ!?」

 

タクト「ちぃっ、アイツら!ミルフィー、追うぞ!!」

 

ミルフィーユ「は、はい!!国王様、失礼しま〜す!!」

 

俺とミルフィーも4人を追いかけることにした!人様に迷惑かけやがって!!

 

 


 

 

Z星の市街地・・・

 

 

ズドォーン!!

 

ミルフィーユ「タ、タクトさん・・・!」

 

タクト「くそっ!遅かったか・・・!!」

 

俺たちが到着した頃には、既に市街地は超能力の戦場と化していた・・・

 

フォルテ「ガァァァァッ!!(ゴォオオオッ!)」

 

ミント「はああぁぁぁっ・・・!!(グゴゴゴゴッ・・・!!)」

 

ヴァニラ「・・・(キュピーン!カァオッ!カァオッ!!)」

 

蘭花(子ブタ)「ブヒッブヒッブヒッ!(トコトコトコトコッ)」

 

 

ミルフィーユ「止めて・・・みんな、止めてください!!・・・みんな・・・どうして・・・!?」

 

タクト「ミルフィー・・・力ってのは、時に人を狂わせる危険な存在なんだ・・・超能力に目覚めた時から、エンジェル隊がこうなってしまうのは決まってたのかもしれない・・・」

 

ミルフィーユ「・・・タクトさん・・・」

 

タクト「・・・ちくしょう・・・!!俺にも、この戦いを止められる力があれば・・・!!力さえあれば・・・!!」

 

 

フォルテ「ブタァァァァッ!!(グワゴラガッキィィィンッ!!)」

 

蘭花(子ブタ)「ブヒィィィッ!?」

 

 

ミント「ダブルミントバスター!シュート!!(ドシュッ!ドシュッ!)」

 

ヴァニラ(巨大化)「・・・(キュウオオオン・・・ズオオッ!!)」

 

ズドドドォォォンッ!!

 

 

フォルテ「ふん、所詮お前はその程度だよ蘭花!あ〜あ、コイツを気に入ってるタクトも見る目が無いねぇ!ワハハハハ!!」

 

蘭花(子ブタ)「ブヒッ・・・!?ブブブブッ・・・ブヒィィィィィィッ!!!」

 

ピカァアアアッ・・・!!

 

フォルテ「ワハハ・・・ハ・・・!?な・・・ななな、何ィィィ!?龍になった〜っ!!?」

 

蘭花(赤龍化)「私だけならまだしも・・・タクトまでバカにして・・・!!今度という今度は絶対に許さ〜んっ!!グルォオオオオッ!!(ボウオォォォォッ!!)」

 

フォルテ「どわああぁぁぁぁっ!?」

 

 

タクト「・・・もう、ダメだ・・・いくら俺でも・・・もうエンジェル隊の暴走は止められない・・・!!俺なんかじゃあ・・・もう・・・」

 

ミルフィーユ「タクトさん・・・タクトさんっ!!(ガシッ)」

 

タクト「ミル・・・フィー・・・?」

 

ミルフィーユ「諦めないでください!きっとタクトさんなら、エンジェル隊のみんなを止められます!!」

 

タクト「で、でも・・・みんなをどうやって止めれば・・・」

 

ミルフィーユ「皆さんと同じ超能力を使えば、きっと止められますよ!頑張ってください!!」

 

タクト「そう言っても・・・どうすればその超能力を使える、ん・・・だ・・・?」

 

その時・・・突然、視界がモノクロに染まり・・・時が止まったかのように、みんなの・・・世界の動きが止まる・・・

 

タクト「ミ・・・ミルフィー・・・!?一体、何がどうなって・・・!?」

 

???『落ち着いてくれ・・・今はちょっと、君の時間を頂いているんだ。』

 

タクト「えっ・・・!?」

 

後ろからどこかで聞いた声がして、後ろを振り向くと・・・

 

そこには、いつもの服装をした『俺』が・・・いや、まさかこの人は!?

 

タクト「・・・あなたは・・・まさか、『本物のタクト・マイヤーズ』!?」

 

タクト(真)『やあ、こうして会うのは初めてかな?もう1人の俺。』

 

タクト「ど・・・どうして・・・今になって・・・!?」

 

タクト(真)『超能力の影響で、こうして話せるようになった・・・かもね。』

 

タクト「・・・」

 

タクト(真)『ともかく時間が無い、要件だけ話すよ。良いかい?今、暴走するエンジェル隊を止められるのは君だけなんだ。君の超能力で彼女たちを止めるんだ。』

 

タクト「で、でも・・・俺には、どうやってその超能力を使うのか・・・そもそも、どんな超能力なのかすら・・・」

 

タクト(真)『大丈夫さ!既にその答えを君は知っているはずだよ。これまで彼女たちと過ごしてきた君なら・・・ね?』

 

タクト「・・・!」

 

その言葉を聞いて、俺はハッとする・・・そうか、俺の能力は・・・!

 

タクト「・・・分かった、俺にできることが何なのか・・・今、理解できた・・・!ありがとう、タクトさん・・・俺、やってみるよ!」

 

タクト(真)『どうやら吹っ切れたようだな。その心意気なら、きっとこれからも俺の代わりに彼女たちを支えられるはずだ・・・それと、時間がある時で良いから、俺の母さん・・・ちどり・マイヤーズにも会って欲しいな。』

 

タクト「タクトさん・・・ええ、必ず会いますよ。」

 

タクト(真)『じゃ!あの問題児たちとこれからの面倒事は君に全部任せるよ!俺はゆっくり君の中で見守っているから頑張ってね〜!』

 

そうして、タクトさんは消えていった・・・なんだかんだで、俺は託されたんだな・・・

 

タクト「って、待てよ?あの言い方だと託されたと言うより、丸投げしたような・・・?」

 

そして、周りの景色が元に戻って行き、止まっていた時間が動き出した。

 

 

タクト「・・・はっ!?」

 

ミルフィーユ「タクトさん!どうしたんですか?ボーッしちゃって・・・」

 

タクト「あ、ああ・・・ちょっと天啓が来てね・・・だが大丈夫!この争いを止める方法を見つけたよ・・・!」

 

そうして、俺は自信満々の状態で歩き出す。いつの間にか、全身に力がみなぎり、身体から白いオーラが出ていた・・・!これならいける!

 

俺は空気を思いっきり吸い、そして・・・叫んだ!

 

タクト「全員、『止まれ』ぇぇぇっ!!!」

 

ピシッ!!

 

俺の叫びと共に、暴れていたエンジェル隊は全員動きを止めた!

 

そう、俺の能力は『叫んで命令するとその通りになる能力』だったんだ!

 

フォルテ「な・・・なんだぁ!?」

 

ミント「身体が・・・動きませんわ!?」

 

蘭花「というか・・・能力が、使えない・・・!?」

 

ヴァニラ「・・・今のは・・・タクトさん・・・?」

 

タクト「・・・お前ら、いい加減にしろぉ!はた迷惑な喧嘩でどれだけ人様の星に迷惑かけてるんだ!!少しは自重という言葉を覚えないのか!?」

 

フォルテ「タ、タクト・・・しかしだな・・・」

 

タクト「しかしもカカシもあるかぁ!!見ろこの惨状を!町をあの偽ミルフィーの巨大ロボ以上にめちゃくちゃにして恥ずかしく無いのか!!」

 

蘭花「そ、それは・・・」

 

タクト「今までずっとお前たちを見てきたけど、今回の大暴れはホントに失望したぞ!!同じエンジェル隊として恥ずかしいよまったく!!」

 

ミント「・・・」

 

タクト「・・・はぁ・・・あのなぁ・・・?俺たちエンジェル隊は、ロストテクノロジーの回収と宇宙の平和を守るのが仕事だろ?なのに、些細なことで喧嘩をして町をぶっ壊わすなんて、そんなの俺たちらしくないだろ?」

 

ヴァニラ「・・・タクトさん・・・」

 

タクト「だからさ、思い出そうぜ。俺たちエンジェル隊のこれまでの楽しい思い出を・・・そんでもって仲直りして、明日の仕事も頑張ろうよ・・・ね?」

 

エンジェル隊「「「「・・・」」」」

 

4人とも、何か思うとこがあるのか目を閉じてしばらく考えていた・・・

 

そして・・・

 

蘭花「・・・あの、フォルテさん・・・アタシ、さすがに言いすぎました・・・ホント、すみませんでした!ミントもヴァニラもごめん!」

 

フォルテ「何言ってんだ・・・アタシの方こそ、たかがミカン1個でちょっと大人げなかったよ・・・すまない・・・」

 

ミント「私も少し、冷静さをかいていましたわ・・・申し訳ございません・・・」

 

ヴァニラ「・・・ごめんなさい・・・」

 

 

タクト「・・・うん、みんなちゃんと謝れたね。みんな動いてよし!(パンパン!)」

 

俺は超能力を解いて、みんなを動けるようにする。

 

ミルフィーユ「やりました〜♪さっすがタクトさん!私、タクトさんならやってくれるって信じてました!(ポポポン!)」

 

タクト「あははは・・・ってミルフィー、なんかお花が沢山出てるような・・・?」

 

ミルフィーユ「え?ホントです!綺麗〜♪」

 

ミント「もしかして、ミルフィーユさんの超能力は花を生み出す能力なのでは・・・?」

 

フォルテ「なんで花・・・?」

 

蘭花「でも、ミルフィーユらしくて良いんじゃないですか?」

 

フォルテ「まあ、それもそうか!」

 

ミルフィーユ「えへへっ♪」

 

 


 

 

フォルテ「さてと・・・仲直りもできたし、基地へ帰ろうかねぇ!」

 

ミント「その前に、この破壊された町はいかが致しましょう?」

 

意気揚々と帰ろうとするフォルテは、ミントのセリフでピタッと止まる。

 

蘭花「さすがにそのまま放置って訳にも・・・ねぇ?」

 

フォルテ「・・・ま、まあ!そこら辺はこの星の連中が何とかしてくれるだろ!うん!復旧作業してくれると思うからアタシらはさっさと・・・」

 

ミルフィーユ「でも、町を壊してたのはフォルテさんたちだったと思いますけど・・・?」

 

フォルテ「うぐぐっ・・・!!」

 

ミント「それに散々暴れて破壊して立ち去って行くのは、救世主とは言えませんわねぇ。なんとか、治す方法を考えましょうか。」

 

蘭花「と言っても、どうやって治すの?いくらアタシたちの超能力だって、そんな万能じゃないし・・・」

 

ヴァニラ「・・・タクトさん。」

 

タクト「ん?どうしたヴァニラ?」

 

ヴァニラ「1つ・・・案が有ります。」

 

タクト「ふむ、どんなの?」

 

ヴァニラ「それは・・・(ひそひそ)」

 

タクト「ふむふむ・・・な、なるほど・・・確証は無いけど、やってみる価値は有るかも・・・」

 

ヴァニラ「・・・お願いします・・・」

 

タクト「よし、みんな!ちょっと集まってくれ!ヴァニラにいい提案があるようだ!」

 

そうしてみんなを集めてとある作戦を伝え、配置につかせるのだった。

 

 


 

 

蘭花「ねぇタクト、ホントに成功するの?この作戦。」

 

タクト「そう言われてもなぁ・・・ヴァニラを信じてやってみようぜ?」

 

ミント「ですが・・・『ヴァニラさんにパワーを与えて、ナノマシンの力を増幅する』・・・なんてこと、本当に可能なんでしょうか?」

 

フォルテ「つべこべ言うな!とりあえず、出たとこ勝負でやってみるぞ!」

 

ミルフィーユ「そうですよ!とにかく、やってみましょうよ!」

 

そんな訳で、ヴァニラを中心にグルっと囲むように配置に着き、俺たちは両手を出してパワーを送り込む。

 

ミント「はああああ・・・!!」

 

フォルテ「うおおおおおお・・・!!」

 

蘭花「おりゃあああああ・・・!!」

 

ミルフィーユ「ふんぬぬぬぬ・・・!!」

 

タクト「頼むぞヴァニラ・・・俺たちの力、受け取ってくれ・・・!!」

 

ヴァニラ「・・・!!(カッ!)」

 

キュピーンッ!

 

俺たちのオーラがヴァニラに集まって身体のオーラが虹色になり、背中から光の翼が現れた!

 

そして、ゆっくりと空へ浮いて・・・

 

ヴァニラ「・・・神よ・・・我らの罪は、この光にて償います・・・どうか、お許しを・・・『リペアウェーブ』・・・!!

 

キュウオオオオン・・・!!

 

ヴァニラの虹のオーラは、天使の輪のような形に変化し、大きく広がりオーロラのような光を地面に降らす・・・

 

その光はガレキをビルに戻し、ひび割れた地面を綺麗な地面に戻し、崩壊した都市を元に戻していく・・・

 

そして全てを修復した後、天使の輪は空の向こうへと上り、巨大な虹となった・・・

 

 

ミルフィーユ「綺麗・・・」

 

ミント「美しい虹ですわ・・・」

 

フォルテ「・・・後始末、終わったな。」

 

タクト「ああ・・・って、あれ?俺たちの服の色・・・俺は白と黒の服になってる・・・」

 

蘭花「・・・あ!前の制服の色に戻ってる!うんうん!やっぱりアタシと言えばこの情熱の赤よね〜!」

 

ヴァニラ「・・・それだけではありません・・・」

 

フォルテ「えっ?・・・そういえば、ヴァニラにパワーを送ってた時、力が抜けていくような感覚が・・・」

 

ミント「もしかして・・・ヴァニラさんに力を送りすぎて、超能力が使えなくなったのでは?」

 

ミルフィーユ「え〜っ!?もうあのお花が出せないんですか〜!?」

 

蘭花「そんな〜!!アタシ、やっと豚以外に変身できたのに〜!!」

 

タクト「まあまあ、良いじゃないか!超能力が有ろうと無かろうと俺たちはエンジェル隊だろ?」

 

蘭花「タクト・・・はぁ・・・まあ、変身したらアタシの美貌も意味無いし、殴る蹴る方が早いか。」

 

フォルテ「アタシも口から火を吐くより、銃ぶっぱなす方が性に合ってるし、別にいっか。」

 

ミント「重いものを楽に運べたんですが・・・まあ、無くなってしまったのであれば、仕方ありませんわね。」

 

ヴァニラ「・・・神の意思なので有れば、致し方ありません・・・」

 

ミルフィーユ「お花が出ないのは残念ですけど・・・皆さんが仲良しさんなら、気にしません!えへへ。」

 

タクト「・・・そっかぁ。」

 

フォルテ「さっ!もうこの星でやることも終わったし、帰るついでに飯を食いに行くか!」

 

蘭花「賛成賛成〜!」

 

ミント「何か甘い物が食べたい気分でしたの、丁度いいタイミングですわ♪」

 

ミルフィーユ「わ〜い♪ちょうどお腹空いてたんですよ〜!!」

 

タクト「やれやれ・・・みんな、また喧嘩しないでくれよな?」

 

エンジェル隊のみんなに合わせて、俺も帰ろうとした時・・・ヴァニラだけ、その場から動かずに空を見ていた。

 

タクト「・・・あれ?ヴァニラ、どうしたんだ?」

 

ヴァニラ「・・・来ます。」

 

タクト「え?」

 

ヴァニラ「・・・厄災が・・・来ます・・・」

 

ミルフィーユ「・・・皆さん、なんでしょうか、あれ?」

 

ミルフィーが空に指さす・・・その先には、巨大な黒い宇宙艦隊が・・・

 

蘭花「な、何よあの艦隊!?」

 

ミント「あの形・・・トランスヴァール軍の軍艦に似ていますわ・・・一体・・・?」

 

ピリリッ!ピリリッ!

 

その時、フォルテの通信機がけたたましく鳴り響き、フォルテが応答に応じる。

 

ウォルコット『フォルテさん、たたたた大変です!!現在Z星に、最近出没している謎の無人艦隊が押し寄せているという情報をキャッチしました!そちらはどんな感じですか!?』

 

フォルテ「どうもこうも無い・・・既に目視で確認しているよ。」

 

ウォルコット『そ、そうですか・・・ともかく!軍本部から『直ちに無人艦隊を撃滅し、Z星を守れ』という仕事が来ております!皆さん!よろしく頼みましたよ!!』

 

ブツッ

 

そうして通信は切れた・・・

 

フォルテ「・・・だそうだよ、メシは後回しでもうひと仕事と言ったところか・・・」

 

蘭花「え〜!?そう言ってもアタシたち、もう超能力はありませんよ!?」

 

ミント「それにあの艦隊群相手に、銃火器で戦うなんて無茶もできませんし・・・」

 

ミルフィーユ「で、でも!Z星を守らないといけませんし・・・あわわわ!どうしたら〜!?」

 

ヴァニラ「・・・」

 

タクト「みんな落ち着け!・・・忘れてないか?超能力以前に、俺たちがエンジェル隊と呼ばれている由縁となったアレを!」

 

ミルフィーユ「えっ?アレって・・・?」

 

蘭花「ええっと・・・何かあったっけ?」

 

フォルテ「なんだ・・・?あ〜・・・分からん!」

 

ミント「・・・あっ、もしかして!」

 

ヴァニラ「・・・アレですか・・・?」

 

タクト「まあ、最近はただの足代わりに使っているから分かんないけど・・・俺たちにはアレがあるじゃないか!と言う訳で・・・出ろぉぉぉぉ!!紋章ぉぉぉぉ機ッ!!(パチンッ)」

 

俺がそう叫び、指を鳴らすと・・・空から6つの紋章機が空から現れ、俺たちの前に着陸する。

 

フォルテ&蘭花「「あ〜!!思い出した〜!!」」

 

ミント「やはり、コレですのね・・・」

 

ミルフィーユ「え?紋章機って移動用の乗り物じゃないんですか?」

 

タクト「ちゃうわい!ともかくみんな乗り込め〜!!(ダダダッ!)」

 

 


 

 

シュイイィィン・・・ガオッ!!

 

そして、紋章機に乗り込んだ俺たちは、そのまま無人艦隊へと向かって飛んでいた。

 

ミント『しかし・・・いくら紋章機とはいえ、敵の数は圧倒的ですわ。私たちが勝てる確率は・・・』

 

蘭花『ミント!今更確率がどーたら言ってる場合じゃないでしょ?それにこっちは紋章機よ?紋章機!』

 

ミルフィーユ『そうですよ!それに今、私とラッキースターの調子もとっても良い感じなんです!頑張っちゃいますよ!』

 

ヴァニラ『ハーベスター、出力異常なし・・・いつでも戦闘、修復可能です・・・』

 

フォルテ『アタシのハッピートリガーも絶好調!早く奴らを花火にしたいってウズウズしてるところさ!』

 

タクト「ま、ささっと終わらせてメシにしよう。各部位異常なし、ストリームダイバーもいつでも暴れられるぜ。」

 

ミント『はぁ・・・もう皆さんと来たら・・・仕方ありませんわね、私もお供いたしますわ。フライヤー、スタンバイ!』

 

どうやら全員、俺も含めて絶好調で戦えるようだな。・・・今なら、どんな奴らが相手だろうと負ける気がしないぜ・・・!

 

フォルテ『よっしゃ、タクト!号令よろしく!』

 

タクト「えっ、俺ぇ!?そこは隊長のフォルテが・・・」

 

ミント『いえいえ、ここはまとめ役で副隊長のタクトさんの出番では無いでしょうか?』

 

蘭花『そうよタクト!アンタがバシッとキメなさいよ!』

 

ヴァニラ『・・・お願いします、タクトさん。』

 

ミルフィーユ『タクトさん!ドドーンとお願いします!!』

 

フォルテ『ほらほら、みんな言ってるぞ!』

 

タクト「・・・OK、おっほん!・・・全員へ!このZ星を守る為、今こそ紋章機の力を振るう時だ!!無人艦隊だろうがなんだろうが、俺たちに喧嘩を売ったことを後悔させてやれ!!ムーンエンジェル隊、攻撃開始ッ!!

 

エンジェル隊「「「「「了解!!」」」」」

 

俺の号令と共に、紋章機は無人艦隊に攻撃を始めた!

 

さあ、俺たちの戦いはこれからだ!!

 

 

ギャラクシーエンジェルZ、完!!

タクト先生の次回作にご期待ください。

 

 


 

 

そして時は経ち、エンジェル基地・・・

 

タクト「・・・ってな事が起きてな・・・」

 

ノーマッド「なるほど・・・だいぶ苦労したんですねぇ、タクトさんも。」

 

タクト「全くだよ・・・まあ無人艦隊も全滅できたし、なんとか無事に終わったって感じだ。」

 

ノーマッド「しっかし、皆さんホントどうしようもないですねぇ・・・強大な超能力で街を破壊する程の喧嘩をするなんて・・・少しはヴァニラさんを見習って欲しいですねぇ。ああ・・・光の翼を広げるヴァニラさん、見てみたかった・・・」

 

タクト「と言っても、ヴァニラも巨大化してビーム撃って暴れてたような・・・ま、良いか。・・・う〜ん・・・」

 

ノーマッド「む?どうしたんですかタクトさん、何かお悩みでも?」

 

タクト「いや・・・ちょっと、気になることがな・・・実は無人艦隊との交戦してる時、妙な事が起きたんだ。」

 

ノーマッド「どんな事ですか?」

 

タクト「艦隊の巡洋艦2隻と戦艦に、強烈な一撃が叩き込まれたんだ。もちろんその3隻は一撃で撃沈したよ。」

 

ノーマッド「ほうほう・・・それはもしかして、ミルフィーユさんのまぐれで当たった弾か、フォルテさんの攻撃では?」

 

タクト「それなんだがな・・・その一撃は、『狙撃弾』だったんだ。ミルフィーのラッキースターの装備にもフォルテのハッピートリガーの装備にも使われてない、もちろん俺のストリームダイバーにも無いし、蘭花、ミント、ヴァニラの紋章機も言わずもがな・・・」

 

ノーマッド「えっ?じゃあ一体誰が・・・」

 

タクト「さぁな・・・ただ、その狙撃弾はかなりの精密射撃・・・それも、急所となる部分を的確に貫いてたんだ・・・いずれにせよ、会ってみたいもんだ、その『謎の助っ人』に・・・」

 

 


 

 

 

時はさかのぼり、エンジェル隊が無人艦隊を全滅させた後・・・

 

戦闘空域から、6000km離れた場所にて・・・

 

???「・・・はい、付近に敵艦の反応無し。エンジェル隊の皆さんは戦闘を終了したようです。」

 

巨大なロングバレルのレールガンを装備した、青い紋章機が飛んでおり・・・

 

???「・・・噂には聞いておりましたが、たしかに素晴らしい実力を持っている部隊と思います。紋章機の扱い方に関しても多少荒っぽいですが、上手く扱っていると思います。」

 

そしてその紋章機には、1人の少女が搭乗していた・・・

 

???「・・・はい、『シャープシューター』の精密狙撃も問題なく成功しました。これなら、私もエンジェル隊で活躍できそうです。・・・え?『エンジェル隊に配属なんて、懲罰部隊よりも危険だから止めとけ』と・・・?」

 

少女は少し悩んだ末、口を開いた。

 

???「たしかに、エンジェル隊の悪評は良く聞いておりますが・・・実際に危険かどうかは、私自身の眼で判断したいんです!なので、エンジェル隊への配属をどうか、どうかお願いします!」

 

少女の決意は固く、通信を通じて自身の思いを告げた。

 

???「・・・そうですか、ありがとうございます!では、これからシャープシューターと共に帰還いたします!」

 

そうして通信を切り、シャープシューターは反転する。その時、少女は後ろを振り返り・・・

 

 

???「・・・ムーンエンジェル隊・・・別名、ギャラクシーエンジェル・・・一体どういう部隊なのか、この眼で確かめてみます・・・『烏丸』の名にかけて・・・!

 

そう言った少女は、再び正面を向いてシャープシューターを走らせる。

 

『ポニーテールにした黒く長い髪』と『黄色いリボン』を揺らしながら・・・

 

 

 

ギャラクシーエンジェルAへ続く・・・!!

 

 


 

 

 

タクト「はい!という訳で・・・ギャラクシーエンジェルZ、これにて完結〜!!いや〜、なんとか完結して良かった良かった!」

 

蘭花「にしては完結まで結構長引いたけどね・・・あの作者のバカ、完全にモチベ下がってサボってばっかだし。」

 

タクト「仕方ないさ・・・15分だけだった第1期とは違って、作りにくいからなぁ・・・まあ、何言っても言い訳になるか・・・」

 

蘭花「こんなんじゃ、次の第3期も思いやられるわねぇ・・・つーか、後編長すぎなのよ!もうちょっと何とかならなかったの?」

 

タクト「すまん・・・いろいろ詰め込んでこうなった・・・申し訳ない・・・」

 

蘭花「ったく・・・で?第3期はいつやるの?」

 

タクト「とりあえずいつものようにちょくちょく書いて行くから・・・まあ、来月には出せるかも・・・?」

 

蘭花「はぁ〜・・・これじゃあ幸先不安ねぇ・・・ちゃんと頑張りなさいよ?にしても、最後らへんに出てきたあの紋章機のパイロットは一体誰よ?」

 

タクト「ふっふっふっ・・・それについては次のエピソードで分かるさ。はてさて、次なる第3期!ご期待くだされ〜!!」

 

 

蘭花「・・・そういえば、フォルテさんが主役のOVAはどうするの?」

 

タクト「ちょっと難しいな・・・DVD手に入れて無いのよ・・・」

 

蘭花「だ〜めだこりゃ・・・」

 

 

 

 

次回のメニュー

 

「捜索おやじ風 創作おじや」

 

次回、新メンバー登場とウォルコット中佐のやらかしで、第3期早々エンジェル隊大ピンチ!?お楽しみに!!

 

 

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