GAに転生〜転生タクトを添えて〜 作:GA最高!!GA最高!!
前回のあらすじ
3時のおやつが食べられなかったのでエンジェル隊が解散!?
しかも、後釜のギャラクシーツインスター隊が有能でウォルコット中佐がリストラの危機!
という訳で、タクトと中佐はエンジェル隊を再び集めて再結成することに成功!
そして現れたロストテクノロジーをなんとかしようとした時、突如謎の新入隊員が!?果たして彼女は何者なのか、第2話の始まり始まり〜!
本編前のミニコーナー・エンジェルお悩みQ&A!
Q.ミルフィーユ「最初の質問です!なんでこのミニコーナー、原作のエンジェル大喜利みたいなやつじゃないんですか?」
A.タクト「結構セリフ多いから長くなるし、画像用意しなきゃいけないし、後いろいろ裏設定とかここで出したいから。ちなみに質問者と回答者は毎回変わるよ。」
本編始まるよ〜!
『烏丸ちとせ』
ゲーム版の第2作目、
大和撫子と言える和風美女で、エンジェル隊の後輩。ゲームでは搭乗機である紋章機のシャープシューターが微妙な性能だったものの、ちとせの人気はとても高く彼女もまた、ムーンエンジェル隊の一人と言っても過言では無い。
しかし今、俺たちの目の前に居る少女は自分を『烏丸きなこ』と言った・・・さらにエンジェル隊の新入隊員と・・・
どうやら復活早々、また波乱が起きそうな予感・・・
と、俺が脳内で説明している間、エンジェル隊のみんなは突如現れたきなこに動揺を隠せなかった。
そんで、フォルテたちがウォルコット中佐にズカズカと近ずき、ガシッと中佐の首元を掴む。
フォルテ「・・・おい中佐、どういうことだぁこりゃ?」
蘭花「新人が来るなんてここまで一言聞いてないんだけど・・・?」
ミント「まさか、わたくしたちを集結させたところで新人さんを呼んで、わたくしたち旧メンバーはお払い箱・・・なんて言うつもりでは・・・?」
ウォルコット「い、いえ!そんなことは・・・ええっと・・・あっ!思い出しました!!」
ミント「何をです?(ニコニコ)」
ウォルコット「そう、それは2ヶ月前、エンジェル隊が解散して丁度1週間後のこと・・・突如、エンジェル隊に入りたいとの入隊希望が来まして・・・それに、タクトさんが一人で苦労なさっていたのでつい入隊を許可してしまい・・・しかも、今日がきなこさん入隊初日だったのをすっかり忘れてました・・・」
フォルテ「おいおい・・・しっかりしろよ司令官・・・」
ウォルコット「ですが、彼女の実力はかなりの物ですぞ!何せ、トランスバール皇国の中でも最エリートと呼ばれる、センパール士官学校を主席で卒業した逸材で、さらには情報分析能力に優れる才女・・・とも言われております!」
ノーマッド「なるほど・・・しかし、かなり盛ってるようなスペックですねぇ、そんな人がなぜエンジェル隊に?」
ウォルコット「えっと・・・それについてはさっぱりで・・・ただ、本人のご意志で入隊したと聞いております・・・」
ミルフィーユ「う〜ん・・・なんかよく分かりませんけど、すっごい人がエンジェル隊の新人さんになるんですね?」
タクト「うん・・・まあ、そんな感じになるのかなぁ?」
ミント「・・・とりあえず、そろそろ例の新人さんに話して見ませんか?さっきからこちらをキョロキョロ見てますが・・・」
ミントの発言にみんなハッとなりきなこを見てみると、きなこはこちらを不安そうに見ている姿が見えた・・・
フォルテ「・・・よし、タクト!まず、お前が話しかけて来い!」
タクト「えっ、俺!?」
ミント「ここは副隊長で、トーク力に優れてるタクトさんが適切だと思いますの。何事も最初が肝心ですので。」
蘭花「ほら、新人が不安がってるわよ?さっさと行ってきなさいよ。」
タクト「はいはい・・・分かったよぉ・・・」
という訳で、俺を先頭に俺たちは新人のきなこの元へ・・・
きなこ「え、えと・・・大丈夫なんですか?」
タクト「えっと、まあ大丈夫だ。ともかく、自己紹介だな。俺はタクト・マイヤーズ、このムーンエンジェル隊の副隊長だ、よろしくな。」
きなこ「あ、はい!よろしくお願いします、タクト副隊長!」
フォルテ「アタシはフォルテ、この部隊の隊長やってるんだ。」
ミント「わたくしはミント、お初にお目にかかりますわ♪」
ヴァニラ「・・・ヴァニラ・
ノーマッド「ワタシはノーマッド、ヴァニラさんの相棒でございます。(ポコッ)あいてっ!」
蘭花「嘘おっしゃい、アタシは蘭花。よろしく頼むわよ。」
ミルフィーユ「私はミルフィーユ・桜葉って言います!よろしくお願いしますね、とりまるさん!」
きなこ「と、とりまる・・・?」
ミルフィーユ「え、違うんですか?」
タクト「もしかして、烏丸をとりまると言い間違えてるんじゃないのか?」
きなこ「なるほど・・・なら、私のことは無理せず、きなこと呼んでくださっても構いませんよ?」
ミルフィーユ「そうですか?わかりました、きなこさん!」
ふむふむ・・・俺の知ってるちとせの場合、初対面の時は凄くテンパってたが、こちらのきなこちゃんはそんなに緊張してないようだ。・・・よく見たら、リボンの色も赤じゃなくて黄色だし、髪型もポニーテールになってるな・・・
まあどちらにせよ、期待の新人が加わったということは変わらない。これからが楽しみ・・・だな!
さて、俺たちがそうこうしている間に、あの竜巻のロストテクノロジーは市街地を襲っているようだ。こんなことしてる場合じゃなかったな・・・
フォルテ「よ〜し、みんな行くよ!!準備良いね!?」
ミルフィーユ「は〜い!」
蘭花「準備って言っても、こんなもんしか無いですけど良いですかぁ?」
フォルテ「良い訳ね〜だろ!?バットにハリセン、虫取り網にスイカ割り用の棒でどうやって、あのロストテクノロジー捕まえんだよぉ!?」
ミルフィーユ「こうやってですよぉ〜。えいっ!(ふぉんっ)」
きなこ「・・・え、えと・・・あの、タクト副隊長・・・これが、エンジェル隊・・・なのでしょうか?」
タクト「うん、困惑するのは分かるよ、でもこれがエンジェル隊なんだ。まあ次第に慣れていくから大丈夫よ。HAHAHA・・・(白目)」
きなこ「は・・・はぁ・・・(困惑)」
そんな時、後ろから声が・・・
ココモ「ぷぷ〜っ、頭悪すぎ〜!冷凍ビーム!!(ズビィーッ!)」
パキパキパキ・・・!
ココモ「おりゃ〜!!(ゴウッ!バキィン!!)」
バキバキ・・・ズガァン!!
突如現れた某宇宙刑事っぽいパワードスーツを着けた少年は、凍らせたロストテクノロジーを粉砕!
フォルテ「なるほど・・・その手が有ったか!」
タクト「・・・って、ちょっと待てよ!あの子はまさか!?」
???「さぁてと、お掃除お掃除〜。(キュイ〜ン)」
とリアクションしてたら、掃除機を持った紫髪の少年が・・・なるほど、もしかしてあの紋章機っぽいのに乗ってた『マリブ』ってのはこの子か?
蘭花「なんか、また新顔が増えましたよぉ?」
きなこ「と、ともかく・・・我々も協力した方が良いのでは?さすがにあの2人だけに任せる訳には・・・」
タクト「そうだな・・・よし、交流も含めて手伝いに行くか!」
ミルフィーユ「行きましょ〜!」
という訳で、俺たち3人はツインスター隊の2人に手伝うことにした。
タクト「ヘイ、そこの少年!久しぶりだね。」
ココモ「ん?あっ!白バイに乗ってた奴!!」
タクト「さすがに2人だけだと、そこの掃除もキツイでしょ?俺たちも手伝っていいかな?」
ココモ「良いけど・・・」
タクト「よし、協力を取り付けた。ミルフィーはメガネの子を手伝ってくれ。きなこと俺は分ちりでこの少年を手伝うぞ。(スッ…)」
きなこ「わかりました。(ところでどこから分ちりを・・・?)」
ミルフィーユ「は〜い!それじゃあ行ってきま〜す!」
ミルフィーは元気良く走っていった・・・
タクト「いいか2人とも。こういう掃除に近い回収作業の秘訣は、小さいところも細かく取っておくことだ。妥協はせず、自分でもやり過ぎなのでは?っと思うくらいにやっておく、それが1番良いんだ。(ザッザッザッ)」
きなこ「なるほど、妥協せず・・・ですか。(スッスッスッ)」
ココモ「めんどくさいなぁ〜・・・ささっとやるくらいで良くない?」
タクト「ダメダメ、俺はこういうのにうるさいからね。とりあえず、見えるもの全部取っていくぞ。」
と、俺たちは氷になったロストテクノロジーの欠片を集め続ける。ふと、ミルフィーたちを見ると・・・
ガボッ
あ、宝くじで当てた賞金の入った袋に掃除機が・・・
ミルフィーユ「あ、詰まっちゃいました。」
蘭花&フォルテ「「詰まっちゃったじゃないでしょ!?アンタそれお金、札束、私の命ぃ!!!」」
マリブ「大丈夫ですよ、ポチッとな。(ぴぽっ)」
スポッ スポポポポッ
マリブが取り出したリモコンのボタンを押すと、掃除機は吸引力を上げて袋を全部吸い取ってしまった!
タクト「わあスゲ〜・・・吸引力が変わらないただ1つの掃除機よりもヤバいな・・・」
ココモ「よ〜し、仕事終わりぃ!帰るぞ〜!!」
マリブ「皆さん、お疲れ様でした〜。」
ギュウウウウンッ!
そして、ペイロー兄弟は飛行機で風のように去ってしまった・・・
蘭花「ってちょっと!?アイツらお金ごと持って行っちゃったわよ!?」
フォルテ「追いかけるぞぉ!!ほら、2人も着いてこいっ!!!」
きなこ「えっ!?は、はい!!」
タクト「・・・はぁ〜・・・やれやれ・・・」
ゴウアッ!!
という訳で、ペイロー兄弟を追いかけてエンジェル隊が乗ったシャトルと俺ときなこの紋章機は飛び立つのだった・・・
蘭花『むぁてぇぇぇぇ!!アタシのお金ェェェェ!!!』
タクト「蘭花!オープンチャンネルで叫ぶな!落ち着けって・・・」
ウォルコット『タクトさんの言う通り、少し落ち着いて・・・』
フォルテ『逮捕だ逮捕だ!!泥棒は逮捕して死刑執行なのだ〜!!!(バンバンバンッ!!)』
蘭花『フォルテさん落ち着いてくださ〜い!?』
シャトルは凄まじく回転しながらどこかへと飛んでった・・・
きなこ『み、皆さん、何をしているんですか!?ま、待ってくださ〜い!!』
タクト「きなこちゃん・・・ようこそ、魔のエンジェル隊へ・・・ここは・・・地獄やぞ・・・」
飛んでったシャトルを2人で追いかけて数分後・・・宇宙ファミレスの近くにボロボロの状態で漂っていた。
そんでファミレスに居るんじゃと入ってみたら、案の定おった・・・
とりあえず、「せっかくファミレスに来たし歓迎会やるか。」という訳で簡易的だが、きなこの歓迎会をやることに。ちなみにフォルテは罰として両手に水バケツを持って突っ立ってる。
蘭花「へぇ〜、軍のいろんな部隊から勧誘が来たのに全部断ったの?」
きなこ「はい、私はエンジェル隊に入りたかったので。やんわりと・・・」
ミント「有名な部隊とかに勧誘とかもされましたの?」
きなこ「ええ、たしか・・・『ステッペンウルフ隊』という部隊にも来ないか?とも・・・」
フォルテ「はああぁっ!?『ステッペンウルフ隊』と言えばトランスヴァール皇国軍の泣く子も黙る最強の精鋭部隊だぞ!?」
ウォルコット「き、きなこさんあの部隊にスカウトされたんですか!?私も初耳ですよ!」
ノーマッド「そんな部隊からの勧誘を蹴って、どうしようもない人たちだらけのエンジェル隊に入りたいなんて・・・相当もの好きですねぇ、きなこさん・・・」
きなこ「・・・まあ、教官からはそう言われてましたが・・・私はエンジェル隊に、1つ疑念が有って入隊を決めたんです。」
タクト「疑念?」
きなこ「『エンジェル隊は問題児集団』・・・という噂を聞いて、本当かどうかを確かめる為にここへ来ました。私は昔から、噂が本当かどうかは自分の目で確かめなきゃ納得できなくて・・・」
お、おう・・・どうやら俺たちエンジェル隊は、やっぱり軍の中でも悪い噂が絶えないようだ・・・まあ、司令官の中佐も含めていろいろやらかしてるからなぁ。
蘭花「・・・で、どうだった?アタシたちを見て。」
きなこ「正直に言えば、噂通りに皆さん自由な感じでして・・・少々困惑してますが、何とか頑張ってやっていきたいです。皆さん、これからよろしくお願いします!」
ミルフィーユ「はい!こちらこそよろしくお願いします、きなこさん♪」
ミント「・・・さてと、きなこさんのことも分かったところで・・・これからどうします?」
ウォルコット「まずは軍に戻って、エンジェル隊の活動再開の登録をしてですね・・・」
蘭花「あの2人の手がかり、全然無いしね〜・・・タクト、アンタは知ってるの?」
タクト「まあ、最近知ったって感じ・・・だから全然情報は無しよ?」
ミント「・・・となれば、他にやることも有りませんし・・・」
ノーマッド「じゃ、解散。」
ミルフィーユ「ええっ!?皆さんあんまりじゃないですか!!ウォルコット中佐に恩返しする為にも、もう一度ギャラクシーエンジェルやりましょうよ!!」
タクト「それに、新人のきなこが目の前に居るのに、先輩のお前らが出ていったら誰がこの子にエンジェル隊の何たるかを教えるんだ?」
フォルテ「それこそタクト、アンタが何とか教えば良いじゃないか。エンジェル隊を1人で支えてたんだし。」
蘭花「恩を仇で返したのは中佐の方よ・・・それに、その子優秀なんでしょ?だったら別にアタシたちが居なくったって・・・ふんっ。」
ミント「(ふむ・・・蘭花さんの目線からして・・・なるほど、きなこさんにヤキモチ妬いてますわね?ほほほ・・・これは面白いことになりそうですわね♪まあ、見れないのが残念ですが・・・)」
ウォルコット「ひ、酷いですよ蘭花さん!そんな昔のことを引っ張り出すなんて男らしくない!(バキッ)あ痛っ!?」
蘭花「だれが男だぁ!!」
ミルフィーユ「そうですよ!エンジェル隊の仕事だってあんなに楽しかったじゃないですかぁ!」
ミント「ヴァニラさん、エンジェル隊って楽しかったです?」
ヴァニラ「正直・・・微妙でした・・・(グイッ)」
ノーマッド「これは『微妙』じゃなくて『びょ〜ん』ですヴァニラさん・・・」
タクト「う〜ん・・・みんな乗り気じゃないのか・・・どうしたもんか・・・」
ミルフィーユ「むぅ〜・・・もう良いですっ!あたし、皆さんを見損ないました!こうなったら、あたしとタクトさんときなこさんの3人だけでも!ムーンエンジェル隊ののれんを守りきってみせますっ!!」
フォルテ「お、よく言ったミルフィーユ!んじゃ、そういう事で!(クルッ スタスタスタ・・・)」
フォルテたちはあっさりとファミレスを出ようするのだった・・・
きなこ「・・・え、えと・・・なんだか、唐突に解散しましたし・・・それに、中佐が恩を仇で返したとは一体・・・?」
タクト「・・・ああ、聞いていないんだな、やっぱり・・・実はかくかくしかじか。(事情説明)」
きなこ「ええっ!!そのような事が!?」
タクト「そう・・・だから悪いことは言わない。きなこもエンジェル隊を脱退した方が身のためだぞ・・・?」
きなこ「そ、それは・・・あら?なんだか向こうが騒がしいような・・・?」
タクト「えっ?」
フォルテ&蘭花「「み、見つけた〜っ!!!」」
ココモ「なんだよなんだよ!男がパフェ食っちゃいけねぇってのか!?法律違反か!?お前だってパフェ食えるだろ!?」
ノーマッド「ワタシは食べませんけどね。」
前方の席を見てみると・・・あっ!さっき帰ったはずのフォルテたちが、ツインスター隊の2人に!・・・ちょっと行ってみるか。
タクト「なんだなんだ?お前らまだ帰ってなかったのか。」
ココモ「あ〜っ!さっきの!!」
タクト「おう、さっきぶりだなココモくんとマリブくん、唐突だが改めて自己紹介させてもらうよ。俺はタクト・マイヤーズ、エンジェル隊の副隊長だ。よろしくな。」
きなこ「烏丸きなこと申します、エンジェル隊の新入隊員です。(ぺこり)」
マリブ「あ、これはどうも。僕はマリブ・ペイローと申します、よろしくお願いしますね。」
ココモ「え、名乗っちまうのか!?・・・まあ良いか!俺はココモ・ペイロー!よろしくな、タクト!」
タクト「おお、元気良いね〜!嫌いじゃないぞ、その元気な性格!お互い貴重な男性隊員として頑張ってこうぜ。(スッ)」
ココモ「おうとも!(ガシッ!)」
俺とココモは熱い握手を交わした。・・・こういうノリ、結構好きなんだよね〜・・・
マリブ「あはは・・・ココモ、すっかり仲良しだな〜。・・・あっココモ、アレ・・・」
そこには、ロストテクノロジーと札束が入っている掃除機のタンクをガンガン攻撃しているフォルテと蘭花の姿が・・・
ココモ「えっ?あ〜っ!!バカヤロ〜!!何してんだ〜!?」
タクト「オイィィィィッ!?そのタンクにはロストテクノロジーの水が入ってるはずだぞ!?こんなところで破壊すな〜!!水浸しになりかねないぞ〜!!」
蘭花「そんなことしるか〜!!水より金よ金ぇ〜!!(ガンガンガンガン!)」
フォルテ「うおおおおっ!!さっさと金出せおりゃァァァァッ!!(ズバァッ!)」
フォルテの手刀が、容赦無く掃除機のタンクを切り裂いた・・・
ドバアアアアッ!
そして、タンクから大量の水とお札が吹き出した!・・・と思ったら、水はスライム見たいに動き出し、手の形になって律儀にバイバイと手を振って、ファミレスを出て行った・・・
ミルフィーユ「ばいば〜い!ノシ」
きなこ「い・・・行ってしまいました・・・」
ココモ「オイィィィィ!!どうすんだよ!?せっかく捕まえた凶悪ロストテクノロジー逃がしちゃって〜!!」
タクト「す、すまないウチのバカがやらかして!この責任は必ずコイツらと共に・・・」
フォルテ「あっ、あんなところにイチゴパフェが飛んでいる〜!!」
ココモ「えっ、どこどこ?」
フォルテのわかりやすい嘘に引っかかり、ココモくんが目を逸らした瞬間・・・フォルテたちは颯爽とファミレスを脱出、そのまま逃走していった・・・
タクト「」
ミルフィーユ「あれ?皆さんどっか行っちゃいましたね・・・」
きなこ「と言うより、解散した・・・と言うべきでしょうか・・・」
タクト「」
ウォルコット「あ、あのタクトさん・・・?」
シュバッ!ドサッ!!
タクト「すんまっせェェェェんッ!!!ウチの大バカが本当に申し訳ございませェェェェんッ!!!!」
と言う訳で、俺の全力のジャンピング土下座がツインスター隊の2人に炸裂。その場を謝り倒して何とか事を収めるのであった・・・ちなみに、ファミレス代金は中佐が払ったぞ。
タクト「ところでヴァニラ・・・さっき、パフェ食ってたけど気にしてたんだな、あの発言。」
ヴァニラ「・・・!!///」
ノーマッド「おおっ!ヴァニラさんの赤面はレアすぎる表情!!」
そうして、数ヶ月が経ち・・・トランスヴァール皇国のとあるビルにて、俺たちはウォルコット中佐のお別れ会に参加することに・・・そう、俺たち3人の足掻きも結局無駄となり、ウォルコット中佐はリストラされるのだった・・・
そんで、中佐はイヤイヤ駄々をこねながら引きずられ、ロープでぐるぐる巻きにされてさらには口にガムテープで塞がれて、カセットテープで録音したお別れの挨拶を流されるというある意味拷問みたいなことをされている・・・可哀想だなぁ、同情はせんが。
ちなみにミルフィーも「止めちゃ嫌ですよ〜!!」っと大声で言っちゃったもんだから、引きずられて退出させれて行った・・・
あ、ツインスター隊の2人は入口付近でバケツ持って反省させられてる。ホントにすまんかった・・・
タクト「・・・結局、俺たちの頑張りも無駄に終わったか・・・」
きなこ「タクト副隊長・・・私たち、どうなるんでしょうか?」
タクト「なんでも、ギャラクシーツインスター隊のサポート要員として入るらしいな。俺たちがエンジェル隊の存続させようと仕事をアレコレやり続けたのがメアリー少佐の目に留まってな、未熟なあの2人を支えて貰いたいって事でツインスター隊に配属させるらしい。ほら、少佐もこっちをチラチラ見てるし・・・」
きなこ「そうですか・・・ちなみにミルフィーユ先輩は?」
タクト「料理が美味いってことで調理スタッフになるらしいな・・・まあ、ミルフィーの取り柄だしなぁ・・・っと、こそこそ話してたら中佐の話も終わりそうだな・・・う〜ん・・・」
きなこ「まだ、何か悩みが・・・?」
タクト「うむむ・・・な〜んか嫌な予感がするんだよなぁ・・・具体的には、5秒後にヤバい事が起きるかも・・・」
きなこ「えっ、ヤバい事って・・・(ドッパァァァンッ!)きゃああぁぁぁぁっ!?」
俺の感は的中し突如として大量の水が、会場に居る隊員の皆さんごと俺たちを飲み込んで流れ込んで来た!
メアリー「ぷはあっ!な、何なのよこれは一体!?」
きなこ「ここは陸地のはず・・・なのになぜ、大量の水が!?」
マリブ「どうやら、この前回収しそこなったロストテクノロジーがまた現れたようです。」
タクト「なるほどねぇ・・・目的はいつぞやの復讐か?」
ココモ「そんならまたコイツで!!(ズビィーッ!)」
ココモが冷凍ビームを放つが、ロストテクノロジーの水が赤くなっただけで凍らなかった!
ココモ「嘘だろ!?なんで凍らねぇんだよ!?」
マリブ「詳しいことは分からないけど、このロストテクノロジー進化しちゃったみたいだね・・・」
バシュッ!シュウーッ スタッ
俺はいつものワイヤーで、きなこと共にミルフィーが乗ってるシャンデリアの上に移動した。
タクト「ひとまず、ここは安心できるな・・・とはいえ、このロストテクノロジーをどうにかせねば・・・」
きなこ「しかし、さすがに我々だけではどうにも・・・」
ミルフィーユ「・・・あっ!中佐!」
ウォルコット「もがもがもががが!!(た助けて下さい、ミルフィーユさん!タクトさん!きなこさん!)」
ミルフィーユ「えっ!?私のことはどうでも良いから、早くエンジェル隊のみんなを呼んできてくれ?」
ウォルコット「もががが!むぐもがもがもが!!(違います!早くこのナワを解いて私を・・・)」
ミルフィーユ「えーっ!?エンジェル隊が復活したら、給料10倍、ボーナス10倍を自腹で出すから早くみんなを!?」
ウォルコット「もががががが〜!!(わざとだろ、あんたわざと言ってるだろ!!)」
タクト「・・・ミルフィー、さすがに言ってるかもしれないことを捏造するのは俺もどうかと思うんだ。しかも結構がめつく言ったな・・・とはいえ、さすがに俺たち3人だけではどうしようも無いので、残りの4名を連れてくることには賛成だ。中佐!俺たちであの4人を呼んできます!」
きなこ「し、しかし・・・この水の中でどうやって移動なさるおつもりで・・・?」
タクト「大丈夫、俺はワイヤーできなこと一緒に・・・って、ミルフィーはどうするんだ?」
ミルフィーユ「大丈夫です!(ウィーンウィーン パラパラパラ・・・)」
ミルフィーは花の髪飾りをプロペラのように展開し、空を飛んで行った・・・
きなこ「そ、空を飛ぶとは・・・さすがはミルフィーユ先輩・・・」
タクト「よし、俺たちも行くぞ!(バシュッ)しっかり捕まってろ〜!!」
きなこ「は、はい!」
ウォルコット「むぐぐぐ〜!!(人の話を聞け〜!!)」
俺たちもミルフィーの後を追うように、ターザンの如くワイヤー移動をして紋章機に移動、そっから二手に別れて俺はフォルテと蘭花を、ミルフィーときなこはミントとヴァニラついでにノーマッドを連れてくることになった。
ミルフィーたちには『ある物が入ったケース』を持たせたし、きっと上手くいくはず・・・よーし、時間との勝負だ!こっからはダイジェストで行くぞ〜!!
ミント「申し訳ございませんが、わたくしはもうエンジェル隊には戻らないと決めておりますの・・・」
ミルフィーユ「そうですか・・・でもタクトさんが、『エンジェル隊に戻ってくれるならこれを無償で渡す』と言ってましたよ?(コトッ)」
ミント「・・・?なんでしょうか、このケースは・・・(パカッ)こ、これは!?わたくしが以前から欲しがってた『爆走ハムスター・リック』の着ぐるみ・・・!お、おほん!仕方ありませんわね・・・わたくしもお手伝いさせてもらいますわ!」
ミルフィーユ「やった〜!!」
フォルテ「え?今めちゃくちゃ大ピンチだから、エンジェル隊にまた戻って欲しい?悪いがもう戻るつもりは・・・」
ゴトッ パカッ
タクト「ここにアンティーク銃の『レッド9(ストック付き)』を用意した、戻ってくれるなら渡そう。そういえば、中佐が給料10倍、ボーナス10倍とも言ってたなぁ〜。」
フォルテ「おい何チンタラしてんだいタクト!!急いで助けに行くよ!!」
タクト「はいはい、しっかり頼むぞフォルテ!」
ノーマッド「だから、いくら頼んでもヴァニラさんが行くわけ無いじゃないですか!」
きなこ「そ、そうですか・・・と、ともかく、タクト副隊長からの贈り物を置いておきますね・・・(ゴトッ)それでは、私はこれで・・・」
ヴァニラ「・・・(パカッ)・・・!待ってください。」
きなこ「えっ?」
ヴァニラ「・・・私も、行きます。」
ノーマッド「えっ?ええっ!?ヴァニラさん!?」
きなこ「(い、一体・・・何が入ってたんでしょうか・・・?ヴァニラ先輩を動かす程の何かとは・・・)」
タクト「・・・と言う訳で力を大至急貸してもらえるか、蘭花?頼む!何でもするから!!」
蘭花「ん?今何でもって・・・良いわよ。ただし、1つ条件があるわ。」
タクト「なんだ?」
蘭花「休みの日の予定、空けときなさいよね!買い物に付き合ってもらうから!」
タクト「・・・了解、いくらでも付き合うよ蘭花。」
蘭花「・・・フン!///」
・・・と、いろいろ有りながらも、エンジェル隊は再び勢揃い!紋章機に乗っていざロストテクノロジーの元へ向かった。
タクト「反応から察するにあのロストテクノロジー、市街地の中心まで移動してやがる・・・って、あっ!?あの紋章機っぽいのは・・・」
水のロストテクノロジーが形を変えて人間の下半身のような姿になり、紋章機のような戦闘機をリフティングしてやがる。もしかして、知能まで上がってるのか?
タクト「完全に遊ばれてるなぁ・・・しかし、距離が遠くてここからじゃあ、狙いがつけにくい・・・!」
きなこ『ここは私におまかせください!・・・一点集中・・・フェイタルアローッ!!(キュイィィン・・・ドシュッ!)』
シャープシューターの砲身にエネルギーが集まり光の弓が形成され、強烈なスピードで光の矢が放たれる!
光の矢はロストテクノロジーに直撃し、ロストテクノロジーはぶっ倒れた!
きなこ『正鵠・・・決まりました。』
タクト「なんて長距離精密射撃・・・すごい後輩がやって来たもんだ・・・よし、フォルテ、ミルフィー!高らかに宣言してやれ!」
フォルテ『おうさ、待たせたなぁ皆の衆!!』
ミルフィーユ『ギャラクシーエンジェル、ただいま参上〜!!』
ココモ『いちち・・・ギャラクシーエンジェル?誰が助けてくれって頼んだ!?俺は助けられんのがいっちゃん嫌いなんだぞ!』
フォルテ『いちいちうるさいヤツだねぇ、助けられたってのに何文句言ってんだよ。』
ココモ『あっ!?お前はこの間のババァ!!』
フォルテ『ババァ!?アタシはまだ22だっつーのっ!!』
蘭花『お〜っほっほっほ!!ボウヤ、そう言う時はおばさん、もしくはおば様と言わなきゃダメよぉ〜?』
ココモ『あ、お前も居たのかババァその2!』
蘭花『なっ!?フォルテさんはともかくアタシまで・・・!!死に晒せこのガキキャアアアアッ!!!(ズダダダダダンッ!)』
市街地の真上でフォルテたちがココモの戦闘機にドッグファイトをおっぱじめやがった・・・
タクト「お、落ち着け2人とも!!俺から見ても、2人ともまだ全然ピッチピチのギャルだから!!めちゃくちゃ可愛いから!!美しいから〜!!」
ピタッ
蘭花『えっ・・・そ、そんなに?・・・そ、そうよねぇ〜!!アタシったら子供の挑発に何ムキになりすぎちゃったわ、反省反省・・・』
ココモ『金髪鬼ババァ。』
蘭花『前言撤回、全力全壊で叩き潰すッ!!』
フォルテ『覚悟しやがれガキンチョ〜!!!』
ドギュウンッ ズガッ
ココモ『うわあっ!?やりやがったなババァ共!!頭来たぞこのこのこの〜!!(ドババババッ!!)』
きなこ『あ、あの皆さん・・・ロストテクノロジーを無視して完全に戦闘状態になってしまってますが・・・』
タクト「あ〜、もう手遅れだなこりゃ。ああなったらフォルテと蘭花はもう俺ですら止められんよ。(ドゴッ)うおわっ!?」
ミント『なんで見ていただけのわたくしたちまで〜!?』
ノーマッド『あ〜もうめちゃくちゃですねぇ・・・もうホントどうしようも無いって言うか・・・情けないというか・・・』
ココモ『お前たちのせいで、お前たちのせいで〜!!(バララララッ!)』
蘭花『何よ何よ〜!!(ズドドドドッ!)』
ミルフィーユ『も〜!!蘭花さん落ち着いてくださ〜い!!』
きなこ『あ、あの!!ロストテクノロジーが姿を変えて女性の姿になってますよ!!なぜか自己紹介してますし・・・』
フォルテ『知るかぁぁぁぁ!!そんなことより目の前のカトンボを落とすことが優先だ!!(ズガガガガガッ!)』
ココモ『誰がカトンボだこのクソババァ!!(ドラララララッ!)』
ノーマッド『あーあ・・・皆さんが無視しすぎるからロストテクノロジーが泣いてるじゃないですか。誰か構ってやってくださいよ、見てるこっちが可哀想になってきましたよ。』
蘭花『だったらアンタがやってなさいよ!!アタシらは忙しいから!!』
きなこ『・・・皆さん、完全にロストテクノロジーなど眼中に無しですね・・・どうしましょう・・・』
タクト「街中でドンパチやってるんだ。まあ、十中八九お尋ね者行きだな・・・ああ、どうしたもんか・・・」
ドッグファイトから逃れた俺が頭を抱えてると・・・薄紫の飛行機がこっちに来た。
マリブ『あの〜、ちょっと良いですか?』
タクト「ん?君はたしか、ツインスター隊のメガネくん・・・」
マリブ『マリブです。この場で1番冷静なお2人に、手伝って欲しいことがあるんです。』
きなこ『それは、どのような・・・?』
マリブ『それはですね・・・』
数分後・・・
タクト「よし、やるぞ!お〜いロストテクノロジーや〜い!!構ってやるからこっちに来〜い!!」
俺は紋章機のスピーカーを最大にして、ロストテクノロジーに呼びかける。おっ、こっちに反応して来た来た!
タクト「よしよしよし!こっちこっち!!」
そして、目標ポイントまで誘導して・・・
タクト「・・・今だ!2人とも!!」
マリブ『今だ!キャプチャービーム、発射!!(ピロロロロロ〜!)』
きなこ『了解!!(ピロロロロロ〜!)』
マリブくんの制作していたキャプチャービームがロストテクノロジーに命中!ロストテクノロジーを完全に捕らえて、いつの間にか用意していた巨大タンクにロストテクノロジーを閉じ込めた!
マリブ『後はロックをかけてっと・・・うん!ロストテクノロジー回収成功しました!』
タクト「ふい〜っ・・・何とかなったぁ・・・」
きなこ『お疲れ様です、タクトさん。マリブさんもキャプチャービームの提供、ありがとうございました。』
マリブ『いやいや、僕も2人を信じてましたから・・・さてと、後はこのタンクを運ぶだけだけど・・・』
ズダダダダダッ!!ズドーンッ!!
マリブ『・・・あれ、どうします?まだ戦闘中ですけど・・・』
タクト「・・・もう面倒見きれん。俺たちだけさっさと帰ろう。」
きなこ『えっ?い、良いんですか?』
タクト「大丈夫、大丈夫。どうせ中佐がなんとかしてくれるはずさ・・・多分。」
という訳で、俺ときなこ、そしてマリブくんで巨大タンクを持って行ってその場を後にするのだった・・・
ちなみにあ
その後・・・ロストテクノロジーを無視して市街地で派手にドンパチやりすぎた為、エンジェル隊5名とツインスター隊のココモがお尋ね者になりかけたが・・・ウォルコット中佐とメアリー少佐の直談判と、俺ときなこ、マリブくんが真面目に回収作業をやっていたことで、全員減給でなんとかエンジェル隊は存続、ウォルコット中佐のリストラもギリギリ回避できたのだった・・・まあ、後日会議があるらしいが・・・なんとかなるだろう。
タクト「きなこ、みんながもう少しで帰ってくるみたいだぞ。」
きなこ「分かりました、出迎えてあげましょう。」
カシュン
ミルフィーユ「仕事終わりました〜!」
フォルテ「いや〜、疲れた疲れた〜・・・」
ミント「わたくしもクタクタですわ・・・」
蘭花「早くシャワー浴びた〜い・・・」
ヴァニラ「・・・」
ノーマッド「皆さん、少しはヴァニラさんのように静かに出来ませんか?疲れた疲れたとうるさいですよ。」
タクト「みんな・・・『おかえり』!」
エンジェル隊「「「「ただいま!!(です!)(ですわ♪)」」」」
きなこ「(エンジェル隊・・・いろいろ問題点が有りますが、居心地の良い場所ですね・・・ふふっ、気に入りました♪)」
俺たちムーンエンジェル隊、なんだかんだで復活!これからも頑張って行こうぜ!
次回へ続く!
タクト「やれやれ・・・第3期が始まって早々に大問題を起こしやがって・・・まあ、それをフォローするのが俺の役目みたいなもんだけどな。」
きなこ「た、大変ですタクト副隊長!!査問会議に出席するはずのミルフィーユ先輩の行方が分からないそうです!!」
タクト「なんだって!?まずいぞ、ただでさえエンジェル隊の評価は崖っぷちだってのに・・・ええい、こうなったら仕方ない!!」
きなこ「どうするおつもりですか?」
タクト「ウォルコット中佐にはミルフィーに変装してもらう!!」
きなこ「え、ええええええっ!?中佐がミルフィーユ先輩に!?だ、大丈夫なんですか・・・!?」
タクト「本人がノリノリなんだもうこれで行くしか無いだろ!!・・・それにしてもミルフィーは一体何処に居るんだ・・・?」
次回のメニュー
「シャッフルフレンチ・デザート抜き」
次回はミルフィーユ失踪により、我らがウォルコット中佐が頑張っちゃいます!果たしてどうなる事やら・・・乞うご期待!