GAに転生〜転生タクトを添えて〜   作:GA最高!!GA最高!!

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前回のあらすじ


エンジェル隊の査問会議に呼ばれたタクトたちだったが、肝心のミルフィーユがいつまで経っても来ない!?

仕方なく、ウォルコット中佐がミルフィーユに変装したが、今度は中佐が居ないのでミントが中佐に、さらにさらにミントが居ないのでヴァニラがミントに・・・と、いたちごっこが終わらず続く・・・

途中、蘭花とフォルテがいつものようにケンカしたり、ツインスター隊の2人によってピンチを向かえるかに見えたがきなこの忍術で分身した後、変化でミルフィーユになって何とか会議を無事に終えることができたのだった・・・

なお、ミルフィーユ本人は倒れて眠っており、タクトは変装してなかったが後日、蘭花によってフォルテのコスプレをされたらしい・・・ともかく第4話の始まり〜!




第4話 スペシャル前菜 メインディッシュ抜き

 

 

本編前のミニコーナー・エンジェルお悩みQ&A!

 

 

Q.タクト「質問!きなこの性格のベースは誰?」

 

 

A.きなこ「ええっと・・・どうやらゲーム2作目のね・・・いえ、『烏丸ちとせ』さんだそうです。CVも高い声の頃で脳内再生している・・・と作者さんは言っております。」

 

 

本編の始まり始まり〜☆

 

 


 

 

〜Today's Menu〜

 

 

スペシャル前菜 メインディッシュ抜き

 

 


 

 

ある日のエンジェル基地、俺はメアリー少佐に書類を渡すべく移動していた。ちなみに、ツインスター隊はエンジェル隊と同じエンジェル基地所属になったらしく、ちょくちょくチョッカイをかけてることもあるのだ。

 

カシュン

 

タクト「メアリー少佐、ウォルコット中佐から書類をお届けに来ましたよ。」

 

メアリー「あらタクト隊員、ご苦労さまです。わざわざごめんなさいね。」

 

タクト「いえいえ、今日は非番なんでむしろ働かないと落ち着かないんですよ。・・・ところで、今ドッグファイトシュミレーターをやっているのは?」

 

メアリー「もちろん、ペイロー兄弟よ。もうそろそろ終わりそうだけど・・・」

 

『ドッグファイト、レベル15終了』

 

キュイイイン ガション カシュン

 

シュミレーターが降りて扉が開き、中からペイロー兄弟が現れた。

 

ココモ「楽勝楽勝!」

 

メアリー「全機撃墜まで27秒・・・腕を上げましたね、ココモ。」

 

ココモ「ふん、敵が弱すぎるんだよ。」

 

マリブ「まあ、これはシュミレーターだからね。プログラム相手に勝っても、自慢にならないのは当然ってとこかな。それに揺れすぎ、もう少し静かにしてもらわないと読書に集中できないよ。」

 

ココモ「い、いちいちうるせーな・・・!それに、読書ばっかりで全然訓練してね〜のに良く偉そうなこと言えるな!!」

 

マリブ「僕もクリアしたよ、戦略シュミレーションレベル20。」

 

ココモ「レ、レベル20って・・・最上級レベルじゃんかよそれ・・・」

 

タクト「ほほ〜・・・その歳でレベル20をクリアしたのか!かなりの逸材じゃないの!」

 

マリブ「あ、タクトさんどうも。」

 

ココモ「あ〜、テメェ!!どの面下げて来やがった!?」

 

タクト「俺はメアリー少佐に書類届けに来ただけだよ・・・」

 

メアリー「あ、そうそう。ちなみにタクト隊員は既にレベル20のドッグファイトもクリアしてるわよ?しかもかなり早いタイムで。」

 

ココモ「なんだとぉ!?」

 

タクト「ちょ!?メアリー少佐!?」

 

メアリー少佐の唐突なカミングアウト!くっ・・・少佐め、余計なことを・・・!!

 

メアリー「とにかく、レベル15もレベル20も所詮はシュミレーション。大切なのは日々の訓練を積み重ねることによって、任務時の成功率を上げることよ。実際の任務ではシュミレーション通りに行かないから。」

 

ココモ「分かってるよ!俺たちはちっちゃい頃から、ずっと訓練を受けてきた一流の軍人なんだ!コイツみたいな、わけのわからない寄せ集めのエンジェル隊とは違うんだぞ!!」

 

わけのわからない寄せ集め・・・まあ、否定はできないな・・・事実だし。

 

ココモ「つーことで!シュミレーション訓練も終わったことだし、パ〜っとパフェでも食いに行こうぜ〜!」

 

メアリー「ココモ!!あなた、人の話を全然聞いてないようね!軍の決めたトレーニングメニューはまだまだあります!勝手な行動は許しませんよ!」

 

ココモ「あのな!訓練なんてもんは、出来の悪い奴がやるもんなんだよ!!俺たちは完璧、完璧超人なの!だから訓練なんていらね〜の!」

 

マリブ「でも、今後の任務で僕たちが失敗しない確率は、エンジェル隊の再結成で45%程落ちてるよ?」

 

ココモ「それでも訓練なんか俺たちには必要無いんだよぉ!!」

 

やれやれ・・・こうやって駄々をこねるのはまだまだガキンチョだなぁ・・・メアリー少佐が可哀想だし、ここは俺がフォローしますかね。

 

タクト「・・・それはどうかな?たしかに訓練なんて、同じことの繰り返しで一見無駄だと思うがそれは違うぞ?」

 

ココモ「んだと!?」

 

タクト「基礎的なことを地道に繰り返してやり続ければ、今後起きるトラブルに即時に対処できる。『自分たちは完璧だからやらない』なんて実戦じゃ言い訳にしかならない。『完璧』なんてのは存在しない物・・・だからな。」

 

メアリー「タクト隊員の言う通りよ。実際に彼は訓練を欠かさずに毎日こなしていて、任務の際も『ミスをどれだけ無くせるか』ということを重点的にこなしているわ。あなたも文句を言わず、大人の言うことを聞きなさい!」

 

ココモ「はあ!?また俺たちを子供扱いしたな〜!!」

 

メアリー「だって子供じゃない。」

 

ココモ「くそ〜っ!!俺は子供扱いされるのが1番大嫌いなんだ〜!!しかも、エンジェル隊なのにアイツをエコヒイキしやがって〜!!よぉしこうなったら・・・司令部に乗り込んで、俺たちの実力を証明してやる!」

 

メアリー「なっ!?止めなさいココモ!!」

 

ココモ「邪魔すんな!!」

 

マリブ「まあまあ落ち着いて・・・メアリー少佐、僕たち次のメニューに移ります。」

 

ココモ「おい、裏切るのかよ!?パフェ食べたくないのか?」

 

マリブ「ここは素直にメニューをこなそうよ。僕たち、素直な良い子なんだから♪それではタクトさんもお元気で〜。(ガシッ)」

 

ココモ「俺は子供じゃね〜!!おいてめぇ!覚えてろよ〜っ!!(ズルズル・・・)」

 

そうしてマリブくんはココモを連れて行くのだった・・・

 

メアリー「・・・はぁ・・・ごめんなさいね、タクト隊員・・・うちの子たちが・・・」

 

タクト「いえ、気にしてませんよ・・・にしても、マリブくんはともかくココモの方はかなり敵意むき出しですね。」

 

メアリー「そうなのよ・・・今後、エンジェル隊と合同で任務があるかもしれないのに・・・」

 

タクト「まあ、その時は俺がなんとかフォロー致しますよ。所属は違えど、同じトランスヴァール軍の人間なんで。」

 

メアリー「そう・・・ありがとね。それにしても、『完璧なんて存在しない』・・・か。昔、ちどりさんに同じことを言われたわ・・・」

 

タクト「・・・メアリー少佐、以前から気になってましたが、あなたと母はどんな関係なんですか?」

 

メアリー「そうね・・・昔、ちどりさんの教え子だったわ。」

 

タクト「教え子・・・!?」

 

メアリー「ええ・・・あの頃のちどりさんはホントに人に何かを教えるのが上手かったわ・・・私が今の立場になったのも、あの人のお陰・・・と言ったらさすがに言い過ぎかしら?」

 

タクト「・・・」

 

メアリー「その中でも、あの人が軍を引退する時に言った言葉が『完璧になると考えないで、これからも優秀を目指しなさい。』・・・だったのよ。あなたの言葉を聞いて、ちょっと思い出してしまったわ・・・ふふっ。」

 

タクト「メアリー少佐・・・」

 

メアリー「ごめんなさい、ちょっと独り言が長すぎたわね・・・そういえば、これから何か予定はあるかしら?」

 

タクト「え?他のメンバーが仕事行ってるので、俺は基地で待機してますが・・・」

 

メアリー「なら、好都合ね♪どうせなら、ツインスター隊の訓練でも見学してみます?」

 

タクト「え、良いんですか?一応、エンジェル隊の人間ですけど・・・」

 

メアリー「あら、『所属は違えど、同じトランスヴァール軍の人間』・・・じゃ無かったかしら?」

 

タクト「うっ・・・わ、わかりましたよ・・・」

 

メアリー「ふふっ、それじゃあ行きましょうか♪」

 

 


 

 

そうして、俺はメアリー少佐の計らいでツインスター隊の訓練を見学することに・・・そんで、様々な訓練を見たが・・・

 

タクト「ココモは30kmのプールを往復して10秒でクリア・・・マリブは4つの宇宙多言語をスラスラ喋り、そして無重力での岩石割りも協力してクリアっと・・・スゴいもんですね、あの2人。」

 

メアリー「そうなのよ・・・能力だけは文句無しに大人顔負けなんだけどね・・・」

 

タクト「どうしてもワガママを?」

 

メアリー「ええ・・・試作品の宇宙食を子供っぽいと言ってね、先程ココモがマリブと一緒に出ていっちゃったのよ・・・どうして聞き分けてくれないのかしら・・・?」

 

タクト「・・・いや〜・・・俺も見たんですけど、アレはさすがに容器のデザインがお子様ランチ型ってのは俺もどうかと・・・って、えっ?今、2人とも出ていったって言いました!?」

 

メアリー「そうなのよ、ちょっと怒鳴っちゃったらココモがムキになってマリブを連れて・・・まあ・・・こうなった以上、熱が冷めるまで放っておくしか無いわ・・・」

 

タクト「ええ・・・それで良いんですか・・・?連れ戻すとかは?」

 

メアリー「マリブはともかく、ココモが言った所で戻ってくると思うかしら?・・・正直、私だってどうすれば良いのかわかんないのよ・・・歳下・・・それも、まだ10代のワガママな子供の相手なんてやった事無いのに・・・」

 

タクト「少佐・・・」

 

メアリー「・・・ごめんなさい、ちょっと愚痴っぽくなって・・・少し休んでくるわ・・・失礼。」

 

メアリー少佐はそう言い、トボトボとどこかへ行ってしまった・・・ウォルコット中佐と同じで、少佐も苦労してるんだなぁ・・・

 

タクト「・・・仕方ない、手助けしてやりますか。」

 

俺はウォルコット中佐に外出届けを出した後、ストリームダイバーで『惑星ブラザー』へ向かった。そう、あの2人が向かった場所へ・・・

 

 


 

 

惑星ブラザー・・・

 

ゴギュルルル・・・

 

ココモ「腹減った・・・」

 

マリブ「逃げ出すにしても、ご飯食べてからにすれば良かったのに・・・どうする?帰る?」

 

ココモ「けっ!冗談じゃねぇ!俺たちをガキ扱いするあんな所に戻れるかってんだ!」

 

マリブ「でも僕たち10歳なんだし・・・子供には違いないと思うよ。」

 

ココモ「ただの子供じゃねぇ!俺たちは1人前だ!!ずっと訓練もしてきたし、なんでもできる!!違うか!?」

 

???「ほほ〜っ、そりゃ凄いもんだ。ま、その歳であれだけの成果が出せるならホントに出来そうだけどな〜。」

 

ココモ「だ、誰だぁ!?」

 

ピョイン スタッ

 

タクト「ほいっと!木の上からこんちわってね。」

 

マリブ「あ、タクトさん。」

 

ココモ「あ〜!!お前!何しにきたんだよ!?」

 

タクト「いやいや、ちょいと心配になって見に来たんだ。メアリー少佐も心配していたぞ?基地に戻る気は・・・無いよな?」

 

ココモ「けっ!偉そうにああしろこうしろなんて指図する奴の元に誰が戻るかってんだ!!」

 

マリブ「実際偉いんだけどね・・・メアリーさん少佐だし。」

 

タクト「はぁ・・・あのな?メアリー少佐だって、しっかりと考えて指示してくれてるんだぞ?まあ、言い方はちょっと高圧的だけどさ・・・あの人だって君たちを信頼しているから・・・」

 

ココモ「ふん!エンジェル隊のお前に心配される覚えは無ぇ!ともかく俺たちは帰らねぇからな!!行くぞマリブ!!」

 

マリブ「ちょっとココモ・・・すみませんタクトさん、僕も失礼します。」

 

そうしてマリブくんは軽く礼をした後、ズカズカと市街地へと歩いていくココモを追って行くのだった。

 

タクト「・・・やれやれ、世話のかかる奴だ。」

 

俺はそう言い、2人の後を追っていく。・・・思えば、年下の少年の相手なんてしてこなかったからなぁ。ちょっと嬉しいかも・・・

 

 

 


 

 

市街地・・・

 

ザッザッザッ テクテクテク トットットッ

 

ココモ「むむむ・・・」

 

マリブ「・・・(読書中)」

 

タクト「〜♪(口笛吹いてる)」

 

ココモ「おい!いつまで着いてくる気だ!」

 

タクト「ん〜?ああ気にしないで、俺のことは単なる背景と思ってくれて良いから。」

 

ココモ「喋る背景が居るかっ!!さっさと帰れ!!」

 

タクト「そう言ってもな〜・・・」

 

マリブ「ココモ、タクトさんは僕たちを心配して来てくれたんだよ。そう邪険にしなくても・・・」

 

ココモ「うっさい!つ〜かなんなんだよさっきからタクトさんって、お前なんでコイツと仲良さそうにしてんだよ!?」

 

マリブ「仕方ないじゃん、タクトさんとはいろいろ話が合うし。休みの時には僕の発明品とか褒めてくれたり一緒に読書したりしてるよ。」

 

ココモ「はあ!?俺そんなの聞いてねぇよ!?」

 

マリブ「そうだもん、今話したからね。話してもココモは聞いてくれなさそうだし。」

 

ココモ「なんだよそれ・・・(ゴギュルルル・・・)はぁ・・・なんか余計腹が減った・・・」

 

マリブ「ならもう基地へ帰る?」

 

ココモ「帰らねぇ!!・・・でも腹減った・・・くそ〜っ・・・」

 

タクト「(・・・仕方ないなぁ、近くにファミレスあるし・・・よし。)おっ!ここのファミレス、期間限定でストロベリーパフェ増量してんのか!美味しそ〜だな〜!」

 

ココモ「ストロベリー・・・パフェ・・・!!」

 

タクト「あ〜、でもどうせなら1人より誰かと一緒に食いたいなぁ〜・・・1人で食べても寂しいしな〜・・・(チラッ)」

 

ココモ「ぐ・・・ぐぐぐっ・・・!!」

 

マリブ「ココモ、タクトさんあんな風にわざとらしく誘ってるんだよ。ここは大人しく一緒に行こう。」

 

ココモ「ち、ちくしょ〜・・・背に腹はかえられねぇ〜・・・!」

 

 

 


 

 

ファミレス内・・・

 

ココモ「うめぇ!うめぇよこのパフェ!!(ガツガツガツ)」

 

マリブ「すみませんねタクトさん、ココモに付き合ってくれて。」

 

タクト「別に気にしないよ・・・金のことは心配しないで、俺が払うから。」

 

マリブ「そうですか。」

 

ココモ「へへ〜っ!タダ飯食えたぜ〜!やっぱ、あんな宇宙食より俺はパフェが良いぜ!(モグモグモグ)」

 

タクト「・・・羨ましいな・・・ワガママが言えて・・・」

 

マリブ「えっ?」

 

タクト「・・・俺はさ、もう21になってる大人だからなぁ。ワガママ言えるような立場じゃないから、ココモが羨ましいなぁって・・・」

 

ココモ「なんだよ、お前だって言えばいいじゃん。」

 

タクト「そう言って許して貰えるような立場じゃないんだよ、大人ってのは・・・というか、エンジェル隊はきなこを除いてみんなワガママ言い過ぎなんだよなぁ・・・だから、俺が基本的に真面目に頑張らないとエンジェル隊はマトモに動かないというか・・・目を離した隙に暴走するんだよアイツら・・・」

 

マリブ「大変苦労してるんですね・・・」

 

タクト「うん・・・でもな、君たちはまだ若くてワガママを言っていい歳なんだ。だから、俺はあえてワガママを言うなとは言わないよ。ワガママを言いつつ、頑張っていけば良いんだ。」

 

マリブ「ワガママを言いつつ・・・」

 

ココモ「・・・頑張れば良い・・・か。」

 

その後、俺たちはファミレスで食事を終えて出るのだった。つ〜かあのストロベリーパフェ、2000ギャラもすんのかよ・・・トホホ・・・

 

 


 

 

市街地内にて・・・

 

ココモ「ふ〜っ、食った食った!!」

 

マリブ「・・・あれ?どうしたんですかタクトさん。いきなり立ち止まって・・・」

 

タクト「・・・なんか嫌な予感がする・・・」

 

マリブ「嫌な予感って・・・?」

 

ココモ「うわぁ!?なんだアレ!?」

 

ココモの言葉に反応して空を見ると・・・巨大な黒い球体が分裂しながら市街地をめちゃくちゃ跳ねているではあ〜りませんか!

 

ココモ「な、なんだありゃ・・・!?」

 

タクト「巨大タピオカ?それともスーパーボールか?」

 

マリブ「スーパーボールにして大きすぎますし、タピオカにしては美味しくなさそうですけどね・・・」

 

その時、メアリー少佐から通信が入ってくる。

 

メアリー『ココモ、マリブ!聞こえますか、任務です!』

 

マリブ「ロストテクノロジーの回収ですね。」

 

メアリー『その通りです。』

 

ココモ「ふん!アンタの言うことなんか誰が聞くか!べ〜っだ!!」

 

タクト「まあまあ・・・メアリー少佐、聞こえますか?」

 

メアリー『タクト隊員?もしかしてそちらに居るのですか?』

 

タクト「ええ、ちょっとね・・・ところでメアリー少佐、今回のロストテクノロジーの回収・・・恐らくツインスター隊の2人だけでは一筋縄ではいかなそうですし、今回の回収任務・・・自分、タクト・マイヤーズも加わってもよろしいでしょうか?」

 

メアリー『えっ!?』

 

タクト「もちろん、条件が有ります。今回の任務が成功した暁にはツインスター隊のココモ、マリブの2人をできる限り子供扱いしないでください。彼らは確かに精神的にはまだまだ未熟な部分もありますが、能力は間違いなく1人前です。・・・それに、エンジェル隊との合同任務が今後あるかもしれませんし、ここは1つ・・・どうですか?」

 

メアリー『・・・はあ、分かりました。ウォルコット中佐にはこちらから伝えておきますし、2人の扱いも考えておきます。』

 

ココモ「やった〜!!夜中にテレビ見ても怒んなよ!」

 

マリブ「朝寝坊も許してくださいね〜。」

 

ココモ&マリブ「「ゲームは1日3時間!アイスクリームは食べ放題〜!!」」

 

メアリー『だからそれが子供だって言うのに・・・』

 

タクト「はははは!良いじゃないですかメアリー少佐!子供のワガママの1つや2つ、可愛いもんじゃないですか!」

 

メアリー『まったく、タクト隊員まで・・・ともかく・・・ロストテクノロジーの回収、頼みましたよ。』

 

そう言ってメアリー少佐の通信は終わった。

 

ココモ「おっしゃ〜っ、やってやる!!俺たちの実力、見せてやるぜ〜!!」

 

タクト「気合い入ってるねぇ・・・おっしゃ、エンジェル隊の女たちだけに任せちゃいけねぇ!俺たち男の力を見せてやろうじゃないの!!」

 

マリブ「僕も頑張りますよ。」

 

 


 

 

という訳で、俺たちはロストテクノロジーを回収する前にどういう性質を持っているのかを調べることにした。

 

ココモ「ロストテクノロジー!覚悟〜っ!!(ズムッ ポポポポーン!)いいっ!?うわぁぁぁぁっ!?(ドーンッ!)」

 

マリブ「ふむふむ・・・物理的接触に反応しましたね。しかも分裂した・・・」

 

タクト「ところで、大丈夫かココモ?」

 

ココモ「いてて・・・これくらいヘッチャラだ!」

 

タクト「お〜その意気だ!よし、なら次は俺が!」

 

マリブ「あ、ならこれを。(ポイッ)」

 

タクト「(ガシッ)ビームガンか。まあ、物理がダメならビーム・・・ってねっ!!(ビシュン!ビシュン! プニュンプニュン)あっ、このパターンはヤバいやつううぅぅぅう!?(ドドーンッ!)」

 

マリブ「う〜ん、ビームによる熱反応でも分裂・・・」

 

ココモ「結構厄介だなぁアレ・・・お〜い、生きてるか〜?」

 

タクト「も、問題無し・・・!次、よろしく・・・」

 

ココモ「ったく仕方ね〜ヤツ・・・ここは俺がやるぜ!」

 

マリブ「じゃあココモ、このハイパーなバズーカを使って。(ガチャッ)」

 

タクト「(めっさ既視感があるデザインのバズーカだなオイ。)」

 

ココモ「よ〜し、喰らえっ!(バシュ〜ッ! プニュン)いっ・・・?またかよぉおおおおっ!?(ドドド〜ンッ!)」

 

マリブ「ふむふむ、水にも反応っと・・・」

 

タクト「つ〜か、あのバズーカあの見た目で水鉄砲かよ、そっちがビックリだわ。」

 

マリブ「ドッキリ用の水バズーカです、物理はさっき試したし。・・・よし、次はこの針で・・・(スタスタ・・・プシュッ スポポボンッ!)」

 

ドスンドスンドスンッ!

 

ココモ&タクト「「わ〜っ!!こっちに来た〜っ?!(ズドドド〜ンッ!)」」

 

 


 

 

その後も様々な衝撃を与えてロストテクノロジーは分裂を続け、市街地は隙間なくギッチギチとなった・・・

 

タクト「うぐぐ・・・2人とも無事か・・・?」

 

ココモ「ぷはっ!こ、これぐらい大丈夫・・・!つ〜か、マリブの馬鹿野郎!死ぬところだったじゃね〜か!」

 

マリブ「ごめんごめん、でもロストテクノロジーの分裂はやっと止まったよ。どうやらこのロストテクノロジーは『空間があるとそれを埋めようとして分裂』するんだよ。」

 

ココモ「そうか!隙間が無くなれば、こいつらはもう増えねえって訳か!」

 

マリブ「そうそう、後は密閉フィールドで閉じ込めておけば万事解決!」

 

ココモ「よっし!これでゲームし放題、パフェ食い放題だな!」

 

メアリー『さすがですね、ココモ、マリブ。すぐにロストテクノロジー捕獲装置を送ります。タクト隊員も協力感謝致します。』

 

ココモ「へへっ!後はこいつらを回収して、後はやりたい放題だな!」

 

タクト「・・・そう上手く行けば良いんだがなぁ・・・」

 

マリブ「どうしたんですか、タクトさん。何か考え事でも・・・?」

 

タクト「いや・・・な〜んか猛烈に嫌な予感がするんだよ・・・具体的に言えば、取り返しのつかない事が起きるような・・・」

 

ココモ「なんだそりゃ?もうロストテクノロジーも回収できるってのに、今更何が起きるって・・・」

 

シュオオオオンッ・・・!!

 

その時、空から何かが飛行する音が・・・それも、1つや2つじゃない・・・ま、まさか・・・!?

 

俺が上を見上げると、空には6つの紋章の付いた戦闘機が・・・!!

 

ココモ「あ〜っ!?エンジェル隊の奴らだ!!」

 

タクト「ああ・・・やっぱり来やがった・・・!!2人とも、備えてるんだ。」

 

マリブ「え、何に?」

 

タクト「何って?取り返しのつかない事だよ。」

 

そう俺が言うと、ハッピートリガーがビームを発射!建物が消えて隙間ができ、ロストテクノロジーがまた分裂を始めた!!

 

ココモ「どわ〜っ、止めろ〜っ!!」

 

マリブ「そんなことをしたら増殖が止まらないよ〜!!」

 

タクト「上空のエンジェル隊に告ぐ!直ちに攻撃を中止しろ!!火力支援なんて頼んで無いんだぞ!?」

 

フォルテ『安心しなタクト!こいつは当たった物体を転送させるビームなんだ、ちょいと隣の星へお引越しってな!ほらほら、邪魔するとお前たちも転送しちまうぞ〜?』

 

ミルフィーユ『お掃除お掃除〜♪』

 

蘭花『にしても何よこのロストテクノロジー・・・集団恐怖症なら卒倒モンね・・・ええい、このこの〜!』

 

ミント『美少女大活躍ですわ〜♪』

 

ノーマッド『それにしても・・・なんとも強引な作戦ですよね〜、ヴァニラさん。』

 

ヴァニラ『・・・強硬手段です・・・やむを得ません。』

 

きなこ『申し訳ありませんタクトさん・・・私1人では皆さんを止められませんでした・・・』

 

ズビビビ〜ッ!!

 

その後もエンジェル隊は転送ビームを撃ちまくり、建物を次々と転送していく・・・

 

タクト「っておわわわ〜っ!?俺たちもか〜っ!!」

 

ココモ&マリブ「「うわ〜っ!!」」

 

ズビビビ〜ッ!シュンッ・・・

 

 


 

 

それから数時間後・・・

 

メアリー『なるほど・・・結局のところ、エンジェル隊が現れて隣の惑星に建物と住民をあなた達もろとも、全て転送していったと・・・』

 

タクト「はい・・・ロストテクノロジーの有る惑星はロストテクノロジーに飲まれました・・・真っ黒な球体が埋め尽くす真っ黒な惑星になっちゃいました・・・」

 

メアリー『はあ・・・これではまた上層部が黙っていないわね・・・』

 

タクト「まったくですよ・・・でもどうせ、ウォルコット中佐がどうにかしちゃうんですよね・・・なんなら住民の皆さんはみんな、エンジェル隊に感謝してるようですし・・・」

 

メアリー『エンジェル隊は良いとして、ツインスター隊は完全に面目丸潰れよ・・・まったく・・・』

 

タクト「・・・なんか、お互い苦労してるような気がしますね・・・メアリー少佐。」

 

メアリー『何ですか・・・?』

 

タクト「・・・基地に戻ったら、一緒に飲みませんか?付き合いますよ・・・」

 

メアリー『・・・お願いします・・・』

 

 

その後・・・エンジェル基地へと戻った俺はメアリー少佐と酒を飲みながら愚痴り合い、少しだけ仲が深まるのだった・・・

 

ちなみに、ツインスター隊の約束は回収寸前まで頑張ったんでアイス食べ放題は許されたらしい。良かった良かった。

 

ココモ「良かね〜よ!!ちくしょ〜エンジェル隊め!覚えてろ〜っ!!」

 

 

 

次回へ続く!

 

 





タクト「いやはや、また宇宙の観光名所を作ってしまったなぁ・・・ま、それはさておき次なるお仕事は?」

ミント「『惑星カサネギ』でデータディスクを回収するのがお仕事ですわ。なんでもとある人物の格言集だとか・・・」

タクト「なんだそりゃ・・・ま、ディスクの回収くらいちょちょいっと終わりそうだな。」

ミント「ですけど、惑星カサネギは地殻変動で崩壊寸前なんですの。さらに悪いことに紋章機はメンテナンスの為、カサネギまではミルフィーユさんの紋章機で移動になります・・・」

タクト「マジかよ・・・こりゃ、楽しいフライトになりそうだ・・・ははは・・・」



次回のメニュー

「特製ミルフィーユのビックリサンド」

次回はミルフィーユの強運で、エンジェル隊一同大ピンチ!?次回をお楽しみに!!

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