GAに転生〜転生タクトを添えて〜 作:GA最高!!GA最高!!
前回のあらすじ
ディスクを回収する為、崩壊寸前の惑星カサネギへと向かったエンジェル隊。
しかし、ミルフィーユが柱に挟まって一大事!
エンジェル隊の面々はなんとか引き抜こうとするが、どうしても抜けない・・・
そうこうしてたら惑星崩壊まで後数分という始末!!
もはやここまで・・・と思った矢先、カサネギ氏の石像が転がって来て柱を粉砕して、ミルフィーユは自由に!
エンジェル隊はなんとか無事に脱出成功。カサネギ氏のディスクも回収して一件落着に終わった・・・
なお、カサネギ氏の格言集は出版されたものの、売り上げは伸びなかった模様。まあそんな訳で第6話の始まり〜始まり〜。
本編前のミニコーナー・エンジェルお悩みQ&A!
Q.きなこ「質問です、エンジェル隊のお給料はいくらなんですか?」
A.蘭花「最低賃金よりちょっと上くらいかしら。まあ、どっちにしろ金欠気味なのよ、アタシたち。」
本編始まるよ〜!
ザッザッザッ・・・
その日、私たちエンジェル隊はロストテクノロジーの回収をするべく、砂漠の多い惑星へと向かい、二手に分かれて行動してました。あ、紹介が遅れました、烏丸きなこです。
フォルテ「あち〜・・・一体どこにロストテクノロジーが埋まってるってんだ・・・?」
きなこ「情報によると、この砂漠のどこかにあるらしいのですが・・・」
フォルテ「砂漠って、この星は砂だらけじゃね〜かよぉ!!砂漠のど真ん中でコンタクトレンズ探せって言ってるもんだよ!!」
ミルフィーユ「はぁ・・・歩き疲れたちゃいましたね・・・」
フォルテ「も〜やだ歩けない疲れた喉乾いた水飲みたい〜!!」
きなこ「フォ、フォルテ隊長落ち着いて・・・あっ!お二人とも、アレを!私の目の錯覚かもしれませんが、あそこに木々が見えませんか?」
ミルフィーユ「えっ・・・あっ!!フォルテさん!オアシスです!お水ですよ〜!!」
フォルテ「み・・・水ぅぅぅぅぅ!!!!(バビューンッ!!)」
フォルテ隊長は砂煙を上げる程の勢いでオアシスへと向かっちゃいました・・・
ミルフィーユ「わ〜、フォルテさん足速〜い!」
きなこ「そ、そうですね・・・私たちも急ぎましょうか。」
オアシス内・・・
フォルテ「ゴクッゴクッゴクッ・・・プハァ!生き返った!!きなこ、水はストック出来たか!?」
きなこ「はい、水筒にできるだけ入れました!」
ミルフィーユ「良かった〜、これで後1週間はロストテクノロジー探しが出来ますね!」
フォルテ「そうだな、よ〜し早速捜索に(ピピピッ)ん、なんだ今の音は?」
ミルフィーユ「鳥さんの鳴き声ですよ?」
ピヨピヨッ!
きなこ「あっ、あそこに!」
私が指した先には、インコのような鳥がおりました。ただ・・・
ミルフィーユ「あ〜っ、怪我しちゃってます!かわいそ「昼飯だ〜っ!!!」ええっ、フォルテさん!?」
フォルテ「んどりぁぁぁああ!!(ズドゴーン!!)」
フォルテ隊長は弾丸の如く突っ込んで、鳥を捕まえました!なんて身のこなし・・・!ってそうじゃないそうじゃない・・・
きなこ「フォルテ隊長!いくらなんでも怪我をした小鳥を食べるなんて・・・!」
ミルフィーユ「そうですよ!!小鳥さん食べちゃダメです〜!!ってわああっ!?(ドポーン!!)」
きなこ「ミ、ミルフィーユ先輩が池に・・・!?」
フォルテ「・・・さ〜小鳥さ〜ん、ご飯の時間ですよ〜♪」
きなこ「ってフォルテ隊長、お辞めになって・・・(ザパーンッ!)ってミルフィーユ先輩!?」
ミルフィーユ「ダメです〜!!(ズドドドッ!)」
フォルテ「えっ?どわぁぁぁぁ!!なんでワニに乗ってんだお前ええぇぇぇ!?」
きなこ「・・・タクト副隊長・・・私だけじゃなんかどうにもならなさそうです・・・助けて・・・(涙)」
それから数分後・・・フォルテ隊長もさすがに諦め、小鳥に包帯を巻いてくれした。
ミルフィーユ「バイバイ小鳥さ〜ん!お大事に〜!」
フォルテ「しゃ〜ねぇか・・・あんなちっちゃい鳥食っても、腹の足しになんねぇし・・・」
きなこ「フォルテ隊長、ともかく我々もそろそろ行動しませんか?いつまでもここに留まるわけには・・・」
フォルテ「ま、それもそうか・・・よし、行こうか。」
ミルフィーユ「はーい!」
という訳で、私たち3人はオアシスを後にするのでした・・・ところでタクト副隊長の方は大丈夫なんでしょうか・・・?
タクトside
ほいほい、ご紹介にあずかりましたタクト・マイヤーズでございま〜す。現在俺は、蘭花、ミント、ヴァニラ、ノーマッドと共に町の中を歩いておりました。
蘭花「んも〜・・・こんな星にロストテクノロジーなんて無いわよ〜・・・」
タクト「そうだなぁ〜・・・ウォルコット中佐は『今度こそ間違いありません!』って言ってたけど、それっぽい物体は見当たらないし・・・」
ミント「喉も乾いてきましたし・・・情報収集がてら、この町で休憩しませんか?」
蘭花「さんせ〜・・・アタシももうクタクタ・・・」
ヴァニラ「・・・私も少し疲れました・・・」
ノーマッド「タクトさん、ヴァニラさんも言ってますし休める場所を探しましょう!とにかくヴァニラさんの体調回復が最優先です!!」
タクト「はいはいそうだな・・・お、ちょうど酒場があるな・・・入ってみよう。」
俺たちは酒場へと足を踏み入れた、そこには・・・
ガチャッ
「「「いらっしゃ〜い♪(キラキラキラ)」」」
やたらキラキラした笑顔で酒場の人たちは俺たちを出迎えてくれた・・・
ミント「な、なんですの・・・?」
ノーマッド「なんだか、歓迎ムードって感じですけど・・・」
タクト「にしては・・・なぁ?」
俺たちがそう言った瞬間・・・
おばさん「ようこそ〜!(だきっ)」
ヴァニラ「ムギュッ。」
お姉さん「ようこそ!(がしっ)」
ミント「わわっ・・・」
蘭花「ちょ、ちょっと!?・・・げっ!!」
男3人「「「ようこそ〜!!(ドドドドッ!!)」」」
蘭花「こ、こっちくんな〜っ!!(シュバッ!)」
ズドーンッ!!
蘭花は素早く回避し、男たちはそのまま壁を突き破った・・・
蘭花「な、なんなの!?」
金髪男「ようこそ!!」
と思ったらまた1人・・・
蘭花「ちょ、ちょっと!?ようこそは分かったから、アタシに抱きつこうとするの止めてよ!?」
ノーマッド「酷いな蘭花さん、これはハグですよハグ・・・この星最大級の友愛の印なんですよ?(ギュウウウ・・・)」
ミント「誰彼構わず抱きつくなんて・・・とても人懐っこい星柄のようですわね・・・(ムギュウウ・・・)」
タクト「なるほど、『郷に入っては郷に従え』ってか・・・蘭花、ここは大人しく受け入れた方が・・・」
蘭花「そんなこと言ったって!(シュバッ)どうしてもいきなり!(ササッ)抱きつかれたら驚くでしょうが!(ピョイン コケッ)ってうわあああっ!?」
タクト「蘭花ッ!?」
スタタタッ! ガシッ!
タクト「あっぶねぇ〜・・・思わず倒れるところだったな・・・って、どうしたんだ蘭花?顔真っ赤にして・・・」
蘭花「な・・・ななな・・・っ・・・!///」
ミント「タクトさん、今のお2人の状態を見てまだ気づかないのですか?」
タクト「えっ?・・・あっ。」
そう、俺はコケそうになった蘭花を助ける為に蘭花の身体をハグっと抱きしめていた・・・
ノーマッド「ようやく気づきましたかこのスパダリ野郎。つくづくアンタはそういうとこありますよね。」
タクト「ちょちょちょ待って!?俺は別にそんなんじゃ(バキィッ!)アンギャ〜ッ!?(ズドーンッ!)」
蘭花「こ・・・こここ、このバカッ!!助けるにしても、もっとこう・・・あるでしょっ!?///」
ミント「あらあらタクトさんが壁の向こう側まで・・・タクトさんへの照れ隠しにしては少しやりすぎな気がしますわね、蘭花さん?」
蘭花「う、うっさいっ!!///」
タクト「う・・・うぐぐぐ・・・俺が何をしたってんだ・・・ガクッ・・・」
ノーマッド「さらばタクトさん、あなたの事は5秒くらいは覚えておきますよ。」
ヴァニラ「アーメン・・・」
その後、なんとか復活した俺は蘭花と共に、結局住民たちにハグされましたとさ・・・
きなこside
オアシスを出た私たちは、砂漠を越えて山道を歩いていました。ですがそんな時・・・
妖精「ありがとう・・・(すりすり)」
ミルフィーユ「えへへ、どういたしまして♪」
ミルフィーユ先輩の元に、謎の妖精が現れて顔をスリスリしています・・・
フォルテ「そいつ知り合い?」
ミルフィーユ「いいえ?」
謎の妖精はミルフィーユ先輩にスリスリした後、そそくさと去って消えてしまいました・・・
フォルテ「って・・・なんなんだ、今のちびっこいのは・・・?」
きなこ「なんだかてんとう虫のような背中をしてましたが・・・ホントに分からないんですかミルフィーユ先輩?」
ミルフィーユ「はい、さっぱりわかりません!」
フォルテ「でもアイツ、お前に礼を言ってたぞ?それをわかんないって・・・はぁ・・・やれやれ、疲れてる時はああいうややこしいのは無視無視・・・」
きなこ「フォルテ隊長・・・って、あっ!?お二人とも、見てください!」
フォルテ「一体何って・・・ああっ!?また出た〜!?」
先程の妖精に似た妖精が、我々の所にトテトテと!ただ、先程の妖精とは違う見た目ですが・・・
ぴとっ
妖精「ありがとう・・・(スリスリ)」
フォルテ「お、おいおい!?今度はアタシの方かよ!?」
ミルフィーユ「良かったですね、フォルテさん!」
きなこ「(この妖精の羽・・・それに包帯・・・もしかして・・・?)」
フォルテ「・・・(ガシッ)コイツ幻覚じゃないな?お前は一体・・・(ピカァァァ!)な、何!?」
フォルテ隊長が妖精に触れると、妖精は光って鳥の姿に変身し、その場を飛び去って行きました・・・
フォルテ「な、なんだアイツ・・・?」
ミルフィーユ「小鳥さんですよ?」
フォルテ「いやいや、そうじゃなくて!」
きなこ「フォルテ隊長、あの小鳥はオアシスで隊長が手当した小鳥で間違いありません。あの包帯を見間違えるはずがありませんし。」
フォルテ「はあ?でもなんであの妖精みたいな姿に・・・」
ミルフィーユ「きっと、フォルテさんにお礼を言いに来たんですよ!」
フォルテ「そんな馬鹿な!?じゃあさっきミルフィーユに抱きついて来た奴はなんなんだよ!?」
ミルフィーユ「てんとう虫さんです、アタシもさっきてんとう虫さんを助けたんですよ。皆さん義理堅いですよね〜。」
きなこ「そういえば、オアシスで戯れてたような・・・?しかし、妖精となって感謝を示すとは・・・さすがは『深愛の星』・・・」
フォルテ「深愛の星ぃ〜?」
きなこ「はい、この『惑星ハピネス』は砂漠が多い過酷な環境でありながらこの星の住民は皆、一期一会を大事にしており『歓迎のハグ』を欠かさず、さらにこの星の動物や虫、魚は助けられた時に妖精の姿になって『感謝のハグ』をするそうです。その為、この星は『深愛の星』と言われてるんです。」
ミルフィーユ「へぇ〜、物知りですねきなこさん!」
きなこ「事前のリサーチは必ず行う・・・仕事の基本ですよ?」
フォルテ「・・・なんにせよ、こんなメルヘンチックなのは性にあわん・・・帰るぞ〜・・・」
ミルフィーユ「あっ、フォルテさん!待ってくださいよ〜!」
きなこ「ロストテクノロジーは回収しないんですか!?」
フォルテ「どうせ有ってもロクなもんじゃないよ!・・・ったく、礼に来るなら土産の1つでも持ってこいっつ〜んだよ・・・(ボスン)ん?な、なんだこの・・・あ?」
象「パオオオオオンッ!!」
フォルテ隊長の目の前には、倒れた木の下敷きになった巨大な涙目の象が・・・
ミルフィーユ「あっ!象さんが大変!」
きなこ「それよりも、なぜここに木の下敷きなった象が・・・?」
フォルテ「おい・・・今、強烈にオチが見えたぞ・・・!?」
きなこ「オ、オチですか?」
フォルテ「ああ、いわゆる『この話のオチ』がな・・・!!ろくでもないオチになるのが見えちまった・・・!!」
ミルフィーユ「フォルテさん!きなこさん!助けましょう!!」
フォルテ「だからオチが見えるって言ってんだろ〜っ!?もしあの象を助けてみろ!!デッケェ妖精になったあの象の鼻でハグされてアタシらの身体がバッキバキになるのは確実!!あんなの助けたら確実に死ぬって!!」
象「パオオオォ・・・(涙)」
ミルフィーユ「こっちを見てますよ!?助けてあげないと〜!」
フォルテ「お前、人の話ちゃんと聞いてんのかよ!?」
きなこ「ミルフィーユ先輩!ミルフィーユ先輩の優しい思いはしっかりと理解しているつもりです!ですが、この星では巨大な動物を助けるのはとてもリスクが大きいことで、助けてしまったら私たちが大変なことになってしまうんですよ!!ですから、ここは心を鬼にして・・・」
ミルフィーユ「きなこさん・・・でも私、どうしてもほっとけません!助けに行きま〜す!!(パラララララ・・・)」
ミルフィーユ先輩は花の髪型をプロペラにして飛んで助けようとしますが・・・
フォルテ「だ〜めだ!!(ガシッ)行くよきなこ!!(ダダダダッ!)」
きなこ「は、はい!!(シュタタタッ!)」
フォルテ隊長がミルフィーユ先輩の両足をガシッと掴み、そのまま抱えて走りだしました!私も隊長たちを追いかけるために走ります!
フォルテ「アレは幻!アレは幻覚!!見なかったことにするんだ〜!!(ドドドドッ!)」
ミルフィーユ「え〜!?可愛そうですよ!フォルテさん酷いです〜!!」
きなこ「ミルフィーユ先輩は良くても私たちにとっては危険なんです!どうか分かってください・・・って(ズザザッ!)あ、アレは!?」
ミルフィーユ「ああっ!カンガルーさんが謎の強盗さんに袋の中の大事な物を〜!!」
フォルテ「ええい!こっちもダメか!!引き返して別の道を行くぞ!!」
きなこ「りょ、了解です!!」
ミルフィーユ「助けたい助けた〜い!!」
そうして私たちは別の道を通る・・・はずでしたが・・・
ミルフィーユ「あ〜!!今度はこんがらかってる蛇さんが!!あっちには咳き込んでいるゴリラさんが!!こっちには巨大ロボットに虐められてる怪獣さんが!!!組体操でもう少しでピラミッドが完成するのにバランスを崩して倒れそうなネズミさんが〜!!!うわぁ〜ん、助けなきゃ〜!!」
フォルテ「ダメダメダメ絶対ダメェェェェッ!!!」
と、こんな感じに何故か色んなことで困っている動物が多く、我々はその度に引き返しては別の道・・・とウロチョロすることに・・・
それから数分後・・・
フォルテ「はあ・・・はあ・・・くそぉ・・・こりゃ・・・何かの陰謀か・・・!?他力本願にも程があるだろ・・・どいつもこいつも・・・!!」
ミルフィーユ「うわぁ〜ん、もう我慢できません!!助けます助けます助けます〜!!!」
きなこ「フォルテ隊長・・・このままだとミルフィーユ先輩、誰彼構わずに助けかねませんよ・・・?こうなったらいっその事、ミルフィーユ先輩の言う通りにした方が・・・」
フォルテ「いやいや、んな事したらアタシらの身が持たないだろ!?くそう・・・せめて誰かが代わりにやってくれたらなぁ・・・ん?待てよ・・・『誰かにやってもらう』・・・?そうだ・・・!この手で行くか・・・!」
きなこ「フォルテ隊長・・・?」
フォルテ「・・・オホン!分かったよミルフィーユ!お前の言う通りだ、困ってる動物たちを見捨てて行くことはやっぱり人間としてできない!助けに行くよ!アタシら3人で!!(ニカッ)」
ミルフィーユ「フォルテさん・・・!!」
きなこ「フォルテ隊長!?ほ、本気なんですか!?」
フォルテ「ああ、当たり前だ!今から引き返して、困ってる動物たちを助けに行く!・・・それはそうときなこ。」
きなこ「は、はい?」
フォルテ「お前、たしか忍術で変化の術・・・使えたよな?」
きなこ「使えますけど・・・(何でしょうか・・・ものすごく嫌な予感が・・・)」
一方その頃、タクトたちは・・・
ミント「結局、ロストテクノロジーの情報は得られませんでしたね・・・」
タクト「だな・・・やっぱり今回もデマに踊らされたか・・・」
ノーマッド「それで、これからどうするんですか?」
蘭花「そんなの帰る一択よ!こっちは接待されすぎて納得できないし、フォルテさんたち拾って帰るわ!」
ミント「その方が良いですわね・・・そうと決まれば・・・(ゴゴゴゴゴ・・・!)な、なんですのこの地鳴りは・・・!?」
ドスドスドスドス・・・!!
ヴァニラ「・・・何か来ます。」
ズドガァァァァンッ!!!
象の妖精「ありがとパオ〜ン!!」
蘭花「でぇ〜っ!?壁を吹っ飛ばしてなんか来たぁぁぁぁ!?」
タクト「な、なんか分からんがとにかく逃げるぞ〜!(バビューン!ダダダダッ!)」
ドスドスドスドスッ!!!
蘭花「追っかけて来た!!なんなのこれぇぇぇ!?」
ミント「あの象さん、ハグハグしたい見たいですよ?」
タクト「だからってあの体格差でハグハグされたら、こっちがバキバキにされるわ!!」
蘭花「イヤアァァァァッ!!!誰か助けてぇぇぇぇぇ!!!」
その頃、私たちは困っている動物たちを助けていました・・・助けているんですが・・・
きなこ(蘭花)「ハイイィィィッ!!飛燕連脚!!(ドカッ!バキッ!ガスッ!)百戦百勝脚ッ!!(バキャアッ!)」
泥棒「ぎにゃ〜っ!?何するにょ!?」
フォルテ(タクトのお面)「黙れコソ泥ぉ!!(ぐるぐるぐる ぎゅっ!)よ〜し捕まえた!!」
泥棒を捕まえ、カンガルーはその場を去っていきました・・・
フォルテ(タクトのお面)「わははは!!俺はタクト!タクトだからね〜っ!!」
ミルフィーユ(ミントのお面)「良かったですね〜、カンガルーさん助かって!でも、なんでお面を着けて助けなきゃいけないんですか〜?」
きなこ(蘭花)「それに、私は変化で蘭花先輩になってますが・・・これにはどういう意図が・・・?」
フォルテ(タクトのお面)「良いか2人とも、いい事って言うのはな?自分がやったって自慢するようなもんじゃないのよ〜。こうやって自分の正体を隠して助けるってのが粋ってもんさ。」
ミルフィーユ(ミントのお面)「なるほど〜!さすがフォルテさん!」
きなこ(蘭花)「(何かいい感じに言ってますけど・・・これってハグを回避する為に誰かに感謝を擦り付けてるような気がします・・・)」
フォルテ「(・・・このまま蘭花たちに全部擦り付けようと思ったけど、さすがに不公平だよなぁ・・・よぉし・・・!)」
その後も、私たちは変装を変えて動物たちの救出を続けました・・・
ミルフィーユ(ウォルコットのお面)「え〜っと、ここがこうでこれがこうで・・・よし!解けました!!もう大丈夫ですよ蛇さん!」
きなこ(メアリー)「すごいですね・・・もしかしてこういうのに慣れてるんですか?」
ミルフィーユ(ウォルコットのお面)「いえ?なんかテキトーにやったら出来ました!」
きなこ(メアリー)「そ、そうですか・・・ともかく、次へ行きましょう。」
きなこ(メアリー)「咳き込んでいる時には、背中をこうさすって・・・(スリスリスリ)」
ミルフィーユ(ウォルコットのお面)「はいゴリラさん、咳止めのお茶どうぞ〜♪」
フォルテ(ココモのお面)「ここにアタシが入って、そんでここにミル、じゃなくってマリブが入る!」
ミルフィーユ(マリブのお面)「ここですね?」
ピシッ!
フォルテ(ココモのお面)「よ〜し!これでピラミッドが上手く行った!!」
ミルフィーユ(マリブのお面)「えへへ!良かったですねネズミさん!」
きなこ(メアリー)「(なんだが、どんどん犠牲者を増やしているような気が・・・大丈夫でしょうか・・・?)」
フォルテ(ココモのお面)「よ〜し、最後はこの下にいる怪獣だ!この崖から飛び降りて助けるぞ!」
ミルフィーユ(マリブのお面)「は〜い!」
きなこ(メアリー)「飛び降りて助けると言っても、結構高低差がありますしさすがに危険なのでは・・・?」
フォルテ(ココモのお面)「ええいウダウダ言うな!つべこべ言わずに行くぞ〜!!(ぴょい〜ん!!)」
ミルフィーユ(マリブのお面)「下へ参りま〜す!(ぴょ〜ん!)」
きなこ(メアリー)「お、お待ちください二人とも〜っ!!(ぽい〜ん!)」
私は2人を追いかけて崖からジャンプ!そして・・・
フォルテ(ココモのお面)「うおおぉぉぉぉ!!鉄拳制裁ぃぃぃぃ!!!(ズドゴォ〜ンッ!!)」
フォルテ隊長の強烈な急降下パンチが、巨大ロボットの頭部をへこませました!!す、すごい威力・・・
フォルテ(ココモのお面)「よ〜し!これであの怪獣も助けたぞ〜!!」
きなこ(メアリー)「・・・ところで、着地はどうするんですか?」
フォルテ(ココモのお面)「・・・あっ!!忘れてたぁぁぁぁ!!!」
ミルフィーユ(マリブのお面)「あ〜れ〜っ!!」
その後、何とか着地した私たちは変装を解いて元の姿に戻りました。
きなこ「し、死ぬかと思いました・・・」
フォルテ「ああ・・・だが、これで全部助けたな。」
ミルフィーユ「はい!い〜っぱい助けられて良かったです〜♪」
フォルテ「あはは・・・かえってあんまり考えたくないけどな・・・今頃はみんなお礼参りで・・・」
きなこ「(なんだか、まったく無関係な人たちまで巻き込んでしまったような気がしてなりません・・・申し訳ごさいません、ウォルコット中佐、メアリー少佐、ツインスター隊のお二人・・・)」
フォルテ「ま、この星にロストテクノロジーが埋まってるって話、あながち間違いじゃないかもしれん・・・」
ミルフィーユ「そうなんですか?・・・あっ!?フォルテさん、きなこさん!あそこに何か刺さってますよ?」
ミルフィーユ先輩が指し示す方には、それはそれは『巨大な棒状の何か』が地面に刺さってました。
きなこ「何でしょうかこれは・・・?杭やネジにも見えますが・・・」
フォルテ「ふむ・・・このわけのわからなさ・・・ひょっとして、これがロストテクノロジーか?」
ミルフィーユ「じゃあ、紋章機で抜いてみましょうよ!」
きなこ「同感です、ひとまずはこれをロストテクノロジーとして持ち帰りましょう。」
そんな訳で、私はシャープシューターの起動準備をしていましたが・・・とある疑問が私の頭に過りました・・・
きなこ「(・・・あれ?この流れのまま、もしあの杭を抜いたら・・・)」
と、『嫌、でもまさか・・・そんなオチになるなんて・・・』『だけどもしかしたら有り得るオチかも・・・』とアレコレ考えていたら・・・
フォルテ『お〜い、きなこ!こっちはもう終わったぞ!』
きなこ「えっ!?も、もしかして・・・あの杭を抜いたんですか・・・?」
フォルテ『ああ、後はこいつを基地へ持ち帰るだけだよ。』
きなこ「そ、そうですか・・・あ、私・・・タクト副隊長たちが心配なので、もう少しこの星に残りますね。」
フォルテ『そうか・・・まあ、アタシとミルフィーユは先に帰っとくからな。あ、アタシらがお面付けて動物たちを助けたことは内緒にしろよ!?』
きなこ「わ、分かりました!それでは、お達者で・・・」
そうして、フォルテ隊長とミルフィーユ先輩の紋章機は惑星を飛び去っていきました・・・
・・・それから数分後、惑星の付近でお二人の反応は消失・・・やはり、惑星そのものが妖精になって二人を・・・さっき『ありがと〜』って聴こえましたし・・・
ノーマッド「・・・それで、結局あなただけは無事に生き残れたと。」
きなこ「はい・・・そうなっちゃいますね・・・私としたことが、もう少し早く気づいていれば・・・!」
ノーマッド「まあまあ、どちらにせよろくでもないオチは免れなかったと思いますよ?」
きなこ「そうでしょうか・・・?」
ヴァニラ「・・・今はゆっくり、休みましょう。どうぞ・・・(ことっ)」
きなこ「あ、緑茶・・・ありがとうございます、ヴァニラ先輩。」
ヴァニラ「・・・どういたしまして。」
ノーマッド「さすがはヴァニラさん・・・!にしても、今回は珍しく投げっぱなしなオチですねぇ。」
きなこ「仕方ありませんよ・・・あんな展開になるなんて誰が思うか・・・」
蘭花「いやぁぁぁぁっ!!助けてタクトォ〜ッ!!!」
ミント「は、離してくださいまし〜っ!!」
タクト「うおおおおおお!!こっち来んなぁぁぁぁっ!!!」
きなこ「・・・今日の結論、『人助けも程々に』・・・」
ヴァニラ「・・・おあとがよろしいようで。」
「「「よろしくなぁぁぁぁぁいっ!!!」」」
次回へ続く!
タクト「なんてこった・・・めちゃくちゃハグされまっただけじゃなく、今度は流れ弾に当たって墜落してしまうなんてなぁ・・・」
蘭花「まったくよ・・・内乱鎮圧に行ったらこんな事になるなんて・・・あら?何か聴こえない?」
タクト「えっ?・・・ホントだ、なんかラジオの音見たいだ。どれどれ・・・」
蘭花「・・・どんな感じ?」
タクト「どうやら、5億ミギーの宝くじの当選発表が聴こえるみたいだ・・・どうしよう蘭花、なんかまた嫌な予感がするんだけど・・・」
蘭花「奇遇ね、アタシもよ。はあ・・・一難去ってまた一難ねぇ・・・」
次回のメニュー
「冷製ロトサバ 当たりつき」
宝くじの当選発表の結果は!?そして、エンジェル隊はどうなる!?次回へ続く!!