GAに転生〜転生タクトを添えて〜   作:GA最高!!GA最高!!

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第5話 廃校のテリーヌ 思い出仕込み海賊風

 

 

前回のあらすじ

 

 

建設会社の社長から脅迫状が届き命を狙われているので護衛として仕事に乗り出すエンジェル隊。

 

脅迫状の通りに様々な罠がエンジェル隊を襲うが、これをどうにか突破していく。

 

だが最後の罠を突破したところで種明かし、なんと仕事内容は全て社長の孫の婚約者探しの試練だったのだ!!

 

自作自演のやり方に呆れたエンジェル隊はそのまま帰還するのだった・・・

 

 

 

 


 

 

 

ミルフィーユ「あー!油はフライパンを火から下ろしてから入れないとー!!」

 

タクト「こりゃマズったな、料理上手のミルフィー先生が言うんだから間違いない。」

 

蘭花「うるさーい!!料理番組なんて見てる場合かぁー!!一体誰のせいでこうなったと思ってるの!?」

 

ミルフィーユ「誰のせい?」

 

タクト「俺のせいじゃないよな。」

 

蘭花「アンタらよ!!アンタら!!」

 

タクト「失礼な!俺たちは老い先短い老人の為を思ってだな・・・」

 

 

 

 

俺、ミルフィー、蘭花は現在、蘭花の紋章機に乗って廃校のある海賊の温床へ向かっていた・・・なぜこうなったかって?それは数時間前に遡る・・・

 

 

 


 

 

 

「廃校のテリーヌ 思い出仕込み海賊風」

 

 

 


 

 

 

数時間前のエンジェルステーションに依頼を持ってきた人がやってきた。

 

名前はライガー・クライズマンと言うご老人。

 

仕事内容は生徒カードの返却と一件とても簡単な仕事。

 

本来なら小学校を卒業したら返すはずが、うっかり返しそびれたのでずっと持ち歩いてたらしい。

 

そして、俺たちにメモリア小学校へ向かって生徒カードを返すと言うのが今回の仕事だ。

 

 

しかし、そうは問屋が卸さなかった。

 

メモリア小学校はなんとエリア・エニグマ・・・海賊の温床地帯という危険地帯だった。

 

当然、いくらなんでもそんな危険地帯へは行けないとフォルテは拒否したが・・・

 

 

タクト「・・・なあフォルテ、この仕事俺が引き受けていいか?」

 

フォルテ「タクト・・・?」

 

タクト「この生徒カードを返せば良いんだろ?簡単だ。」

 

フォルテ「あのなぁ・・・海賊が出てくるかもしれないんだよ?」

 

タクト「海賊だろうがなんだろうが知ったことじゃねーよ。・・・アンタは自分が鍛えた部下を信じられないのか・・・?」

 

フォルテ「下手すりゃ死ぬことになるよ?それでもいいのかい!?」

 

タクト「死ぬ気はねぇ、だが仕事を放棄する気も無い!・・・俺を信じてくれ!」

 

フォルテ「・・・はぁ、分かった。なら勝手にしな。」

 

タクト「サンキュー、フォルテ!」

 

ミルフィーユ「あの、私も行っていいですか?私もクライズマンさんのお願いをやり遂げたいんです!」

 

タクト「ミルフィー・・・良いぜ。一緒に行くか!」

 

ミルフィーユ「はい!」

 

タクト「とはいえ俺たちには紋章機が無いからなぁ・・・蘭花!力を貸してくれ!!」

 

蘭花「はあ!?なんでアタシ!?」

 

タクト「頼む!!お前の紋章機が1番足が早いんだ!!お願い!!」

 

蘭花「・・・ったく、わかったわよ!!」

 

 

 


 

 

 

ということで、俺たち3人だけでメモリア小学校のあるエリア・エニグマへ向かうのだった・・・

 

 

 

タクト「・・・見えてきた、あれがエリア・エニグマか・・・」

 

蘭花「・・・やっぱりヤバそうだよここ・・・なんかズドンって撃ってきそう・・・」

 

ピピピピ!!

 

蘭花「ひっ!?」

 

タクト「落ち着け、通信だ。っとミントどうした?いきなり連絡をして。」

 

ミント『クライズマン公爵が、たった今お亡くなりになられました・・・』

 

蘭花「し、死んだ!?」

 

ミルフィーユ「クライズマン公爵が・・・?」

 

タクト「・・・ミント、ジョークにしては縁起が悪いぜ・・・」

 

ミント『いいえ、冗談ではありませんわ。死因は老衰で・・・』

 

タクト「・・・やれやれ、仕事前に依頼人(クライアント)が死ぬってケースは初めてだな・・・」

 

ミント『どうします?依頼人(クライアント)がお亡くなりになったので、不履行にして基地に戻っても良いですけど・・・』

 

蘭花「そうね・・・物騒なところだし、とっとと帰りたい・・・」

 

ミルフィーユ「私は行きたいです・・・それに、あのおじいさん凄く困ってた見たいだし・・・」

 

タクト「俺も賛成だな。このままおめおめ帰ったらフォルテにドヤされるし、亡くなったクライズマン公爵にも申し訳ない。」

 

蘭花「あんた達だけで行く?」

 

タクト「俺たち紋章機無いのにどうやって帰れば良いの?ここまで来たんだ、最後まで付き合ってもらうぞ。」

 

ミント『それに、泣き出したクライズマンさんを見て急にアタシも行くって言ったのは蘭花さんですよ。』

 

蘭花「・・・まあ、それは・・・そうなんだけどさ・・・あーもうしょうがない!!早いとこ片付けちゃいましょう!!」

 

 


 

 

 

 

かくしてエニグマ内部へ到着した俺たちは、メモリア小学校を探すべく探索を始めた・・・にしても・・・ホントに海賊が出そうだ・・・

 

 

タクト「内部は廃墟になってるな・・・しかも暗い・・・」

 

ミルフィーユ「うわぁ・・・やっぱり帰りましょうか!?」

 

蘭花「何言ってんの!?どうしても行くって言ったのアンタじゃん!」

 

ミルフィーユ「でも誰も居ないし、ボロボロで怖いですよ・・・?」

 

タクト「ともかく2人共離れるな・・・はぐれたら一環の終わりだからな・・・」

 

ミルフィーユ「は、はい・・・」

 

蘭花「ところで、メモリア小学校ってどこ?」

 

ミルフィーユ「あれ?蘭花さんが知ってるんじゃないんですか?」

 

蘭花「なんでアタシが知ってなきゃなんないのよ!!タクト!アンタは知ってるんじゃないの!?」

 

タクト「メモリア小学校に通ってた訳じゃないから知ってるわけないだろ・・・ん?2人共、何か聞こえてこないか・・・?」

 

 

 

どこからか音楽が聞こえてくる・・・これは校歌・・・?

 

 

校歌の流れてくる場所を辿っていくと、そこには廃墟になった学校が見えた。

 

 

タクト「あれがメモリア小学校・・・なのか?」

 

ミルフィーユ「うわぁ・・・今にも崩れそうな校舎・・・」

 

蘭花「もしかしたら・・・ここは海賊の隠れ家かもしれない・・・あの校歌は仲間同士の暗号ってことも考えられるわ・・・」

 

タクト「もしくは俺たちみたいなやつをおびき寄せる罠かもな・・・」

 

ミルフィーユ「大丈夫です、さっきの校歌は私たちを案内してくれたんです!」

 

蘭花「なんで?」

 

ミルフィーユ「私たちがこの小学校を探してたからなんです!」

 

蘭花「・・・つくづく頭がハッピーな子よね・・・アンタって・・・」

 

タクト「ま、それがミルフィーの良さなんだけどもね。とにかく、生徒カードを返しに行こう。行くぞ!」

 

蘭花「あ、ちょっと待ちなさいよ!」

 

ミルフィーユ「タクトさん待ってくださーい!」

 

 


 

 

校舎内もボロボロで暗く見通しが悪い・・・海賊が隠れるにはうってつけと言えるな・・・

 

 

ミルフィーユ「誰かいますか〜・・・?」

 

タクト「中は老朽化が酷いな・・・今にも崩れそうだ・・・」

 

 

 

ドグァン!!

 

 

突如、壁を突き破って巨大メカが現れた!!

 

 

ミルフィーユ「で、出たー!!」

 

タクト「さっそくおいでなすった!!」

 

 

巨大メカは間髪入れずに腕から発砲!!

 

 

ミルフィーは叫びながらギャグ走りで逃げてった!?

 

タクト「蘭花!!」

 

蘭花「分かってるって!!」

 

 

俺はリボルバーを取り出し、蘭花は髪飾りを双棍に変化させた。ってその髪飾りそんな機能あんの!?

 

 

巨大メカ相手に俺たちは奮戦!蘭花がメカに蹴りを入れて、俺がメカの顔に2、3発銃弾をぶち込んだ!

 

 

ズガガーン!!

 

 

と戦ってる間に後ろからも巨大メカが!まずい、ミルフィーが危ない!!

 

 

ミルフィーユ「うわぁー!!タクトさん助けてくださーい!!」

 

タクト「やべぇ!!蘭花、ソイツは任せた!!」

 

蘭花「ちょ!?タクトォ!?」

 

 

 

タクト「この野郎!!ミルフィーに近づくんじゃねー!!」

 

 

ターン!ターン!

 

 

奴の足に2発!ぐらついて倒れた!

 

 

タクト「ミルフィー!!今のうちに逃げるぞ!」

 

ミルフィーユ「痛くて動けませーん・・・」

 

タクト「何、どこか怪我したのか!?見せてくれ・・・ってかすり傷じゃねーか。」

 

ミルフィーユ「でも痛いんですぅー・・・」

 

ミルフィーは膝辺りにかすり傷をしているようだ。にしてもかすり傷で動けないって・・・

 

タクト「やれやれ、ワガママだなぁ・・・ここに・・・っと。」

 

ミルフィーユ「あ、ウサギさんの絆創膏!」

 

タクト「これなら大丈夫だろ?」

 

ミルフィーユ「・・・はい!ありがとうございます!」

 

 

ドゴーン!!

 

 

今度は天井から巨大メカが!!どれだけ居るんだ!?

 

 

ミルフィーユ「うわぁー!!まだ居るー!!」

 

蘭花「ミルフィーユ!タクト!!こっちは片ずいたから逃げるわよー!!」

 

タクト「了解!!すたこら逃げるぞー!!」

 

 

こうして俺たちと巨大メカの追いかけっこが始まった・・・にしても、あの巨大メカ・・・海賊の奴か?にしては動きが単調だが・・・

 

 

って考えてる場合じゃねぇ!!非常階段が無い!?しかも蘭花たちが後ろからぁー!!?

 

 

ドン☆

 

 

タクト「おわぁー!!!くそーっ!!!」

 

蘭花「ミルフィーユ、掴まって!!」

 

バシュッ!!シュルルルガチン!!

 

 

俺たちは落下中にワイヤーを引っ掛けてなんとかぶら下がることができた・・・

 

って、巨大メカの腕に引っ掛けてーら!!このままじゃ蘭花たちが!!

 

 

タクト「させっかぁぁぁ!!!」

 

俺はワイヤーの回収スピードを早め、その勢いで壁走!そして巨大メカの上に飛び・・・

 

 

タクト「くらえ、蘭花直伝!!銀河一文字キーック!!!」

 

 

ズカァン!!

 

 

俺のキックを食らって巨大メカは倒れた!!

 

タクト「蘭花!ミルフィー!コイツは倒した!!一気に来い!!」

 

ミルフィーユ「タクトさんすごいですー!」

 

蘭花「へぇ、なかなか良い感じになったじゃない!でも、アタシに比べればまだまだね!」

 

 

 

そのまま俺たちは逃げるうちに屋上へたどり着いた・・・

 

 

蘭花「はぁ・・・はぁ・・・疲れる・・・」

 

ミルフィーユ「死ぬかと思った・・・」

 

タクト「はぁ・・・さすがに俺もバテてきたな・・・」

 

 

ズガガーン!!

 

 

ミルフィーユ「また出たー!!」

 

 

巨大メカはミルフィーに狙いを定める!ま、まずい!!

 

タクト「ミルフィー!!!」

 

 

 

 

ドキューン!!

 

 

 

が・・・あ・・・?・・・う・・・撃たれ・・・た・・・?

 

 

撃たれたのは・・・俺・・・か・・・

 

 

よかった・・・ミルフィーは・・・無事・・・か・・・

 

 

 


 

 

 

蘭花side

 

 

う・・・そ・・・タクトが・・・撃たれた・・・!?

 

 

蘭花「タクト!?しっかりして!タクト!!」

 

ミルフィーユ「タクト・・・さん・・・!?」

 

蘭花「そんな・・・嘘よね・・・ちょっと!こんな時に死んだフリなんてしてる場合じゃないでしょ!?ねぇ!返事くらいしてよ!!」

 

ミルフィーユ「タクトさん・・・!?タクトさん!!死んじゃダメです!!タクトさん!お願い!!目を開けてください!!タクトさん!!タクトさーん!!!」

 

 

 

アタシたちの悲痛な叫びは、無情にもタクトに届くことは無かった・・・タクトは目を開けない・・・返事もしない・・・

 

アタシたちはただ・・・泣くことしか出来なかった・・・タクトのバカ!フォルテさんにどんな顔で伝えれば良いのよ・・・アンタが死んだ事なんて・・・

 

 

そんなアタシたちの悲しみを余所に、巨大メカから子供たちが降りてきた・・・

 

子供たちが言うには、これはゲームでこのメモリア小学校に入ってきた奴を先に倒すゲームって・・・

 

 

ふざけないでよ!!!

 

 

蘭花「あんた達、いくら遊びだって・・・やっていい事悪い事があるのよ!!」

 

ミルフィーユ「そうですよ!!人の命は、おもちゃじゃないのに・・・!!タクトさんは・・・って、あれ?」

 

蘭花「・・・どうしたのよ、ミルフィーユ?」

 

ミルフィーユ「・・・これ、ペイント弾ですよ?」

 

蘭花「・・・は?」

 

 

 

え?ペイント弾?

 

・・・よく見たらタクトの服には赤い色が付いてるけど、穴も傷も無い・・・というか、普通に呼吸してるし・・・ってことはこいつ!!!

 

 

蘭花「・・・タクト、どういうこと?5秒以内に答えないとアンタの綺麗な顔に蹴り入れるわよ・・・!?」

 

タクト「・・・すみません、死んだフリしてました・・・」

 

蘭花「・・・よろしい・・・今度こそあの世へ送ってやるわこのバカー!!!」

 

タクト「ぎにゃぁぁぁぁ!!!」

 

ミルフィーユ「うわぁーん!!タクトさんが生きてて良かったー!!」

 

 

 


 

 

タクトside

 

 

えー、どういうことかと言うと、死んだフリしてました。いやマジで撃たれて死んだと思ったから・・・

 

でもベチョって音と痛みが無いことからペイント弾を受けたのかって思い、このまま寝過ごしていこうと思って・・・まあ結果がこのザマである。

 

 

そして蘭花にボッコボコにされた後、ミルフィーがとあることに気づく。

 

 

ミルフィーユ「蘭花さん、タクトさん、あれ!子供たち、影が無いし足も透けてますよ・・・?」

 

蘭花「えーっ!?」

 

タクト「もしかしてこの子供たちは・・・ん?クライズマン公爵の生徒カードが・・・!?」

 

 

 

生徒カードが光り出し、そこからクライズマン公爵が!

 

そしてクライズマン公爵は幼い少年の姿になり・・・

 

6つの生徒カードに戻った・・・

 

 

 

蘭花「こ・・・これってもしかして・・・」

 

タクト「・・・どうやら公爵は、みんなと遊びたかったんだな・・・」

 

 

 


 

 

帰り、蘭花の紋章機で・・・

 

 

ミント『幽霊?』

 

ミルフィーユ「はい、子供の幽霊さんです。」

 

ミント『それは恐らく、集団幻覚ですわ。ミルフィーユさんと蘭花さん、タクトさんは同じ幻覚を見たんですね。』

 

蘭花「・・・そうかもしれない。」

 

タクト「・・・だろうな。」

 

ミルフィーユ「蘭花さん!タクトさん!そんな・・・確かにあれは!」

 

タクト「ミルフィー!俺たちは幻覚、あるいは夢を見ていた・・・それで良いじゃないか・・・ともかく、生徒カードは返した、任務は完了したんだ。」

 

蘭花「そうね、任務終了!帰還します!」

 

ミント『分かりました。』

 

 

通信は終わった・・・

 

 

 

タクト「・・・命は消えても、思い出は消えない・・・いつまでもあの学校に残っているんだろうな・・・」

 

 

 

 

次回へ続く・・・

 

 


 

 

タクト「今回もなんとか終わったな・・・」

 

蘭花「そうね・・・てか、毎回話の終わり方が雑じゃない?」

 

タクト「うっ・・・だってどうやって終わらせるかわかんないから・・・」

 

蘭花「だからってもっとこう・・・あるじゃないの?」

 

タクト「・・・すみません、善処します・・・」

 

蘭花「後、アタシたちエンジェル隊以外の登場人物のセリフが無いのはどういうこと?」

 

タクト「これは、文字数を増やしたくないのとメインキャラ以外はあんまり描写したくないって言う作者のバカのやり方だから・・・」

 

蘭花「まったく、呆れるわね・・・」

 

タクト「ともかく、次の話ってなんだっけ?」

 

蘭花「次はフォルテさんの話ね。なんでもフォルテさんの苦手な物が出るらしいけど・・・」

 

タクト「フォルテの苦手な物・・・?まさかアレか?」

 

蘭花「アンタ、知ってるの?」

 

タクト「・・・すまん、ド忘れした!」

 

蘭花「何それ!?・・・まあ、ともかく次回はフォルテさんのフォロー頼んだわよ!」

 

タクト「りょーかい!やってみますよ!!にしてもフォルテの苦手な物ってなんだっけ・・・?」

 

 

 

 

 

次回のメニュー

 

「フォルテの遺跡煮込み トラブル漬け」

 

次回も乞うご期待!!

 

 

 

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