魔法少女まどか☆マギカ -女神の決断   作:てにー

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====助けてあげてね・・・皆が幸せになれるように……====

















===あなたが、救ってあげて。…私には…出来ない事、だから===








第3話「な、何だと・・・こ、ここは・・・!?」

………………………………………………

…………………………………………

……………………………………

………………………………

………………………

 

 

 

 

 

「んー……」

 

 

光の中に包まれたと思った。・・・それはまるで何かに抱きしめられていたような。

……あれ?今………俺は横になってる?

 

 

「ん…?」

 

なぜか眠気が襲ってくるが、抵抗して目を覚ます。

視界がボヤけてよく見えない。………よく目を擦ってみる。

 

 

 

 

 

 

………………………………………………………?。

 

 

 

 

 

 

 

「…………は?」

 

 

 

……………目をよく見張る。

……俺が今目の当たりにしているのは、誰の家かも分からない、家の中であった。

 

…もう驚く事に精一杯で、言葉が出なかった。

 

………驚きながらも、周りの景色を見回してみる。

 

左には本棚があって上の棚に、俺が買い揃えたりした本がずらーっと並んでいる。

 

そして、真ん中の棚。・・・俺が買ってきた、各ゲーム機のソフトの箱。

そして手を伸ばせばすぐに取れる距離に、PSPやらDSやらがある。

 

……あれ? これ俺のPSP…だ。 間違いない。

 

思わず棚に置いてあったPSPを手に取って、PSPの状態を確認する。

・・・間違いない。カラーリング、傷跡、ボタンの押し具合。間違いなく俺のPSPだ。

 

 

………とりあえず、電源をつけて見る。

 

\テンテテテーン/

 

……あれ?壁紙とテーマはマミさんにしておいたはず・…。

 

思わずテーマ変更で、メモリースティック内のデータを覗いてみる・・・が、

なぜだがまどマギ関連のテーマだけが削除されている。

・・・テーマだけじゃない。曲も、画像も・・・というかまどマギポータブルのデータがない!?

……コネクトだけを除いて。

 

思わず棚に並んでいるゲームの箱をずらっと見渡す。

 

…………………!?

 

ない。ない。ないないないないない!?

まどマギポータブルがなぁぁぁぁいっ!?

 

 

ど、どういう事だおい!? 何が何だかさっぱり分から………いや、

 

心当たりが………。あの___の声が…………

 

あれっ?  ___。 ___。 

 

 

 

 

 ……………おかしくね?

 

 

「___!!!」

 

!?…………あれ?

 

 

「___! ___! ___!」

 

………ど、どういう事だ、___が言えない!?

 

 

「まどか!」

 

あれっ? これは言えた。……も、もう一度……

 

 

「まどかっ!!」

 

・・・・・・・・・・・・よ、よぉぉし!

 

 

「___!!!」

 

・・・・・・なんで『まどか』がokで『___』が言えないんだ!?

どちら共に同一人物だろうがっ!?

 

 

じゃ……じゃぁ…試しにPSPに打ち込んでみよう。

 

『』

 

…あれっ?指が……動かない?

えっ?何これ。何か、こう……制限がかかってるとか……

俺放送禁止用語なんて書き込もうとはしていないぞ…?

 

え、ええと……お!こんな所にマジックペンが!!!

よ、よし………

 

「嘘………だろ?」ガタガタ

・・・・・・___を書こうと、ペン先を腕に手のひらにつけた瞬間、手が動かなくなった。

 

な、何なんだ・・・・・・こう、___を思ったり口にしたりしたら、動かなくなったり・・・

・・・・・・とにかく、形として表せない・・・。

 

何か呪いとか・・・・・・? えっ、何それ怖すぎ笑えないよ・・・。

じゃ、じゃぁ・・・・・・・・・・・・。

 

キュッキュッ。

 

『まどか』

・・・・・・これは書けるんだな。

・・・・・・まぁとりあえず・・・マジックペンを置いて、部屋の中を再度見渡す。

 

・・・・・完全に知らない人の家だ。 だけど、俺が部屋に飾っている物などが所々にある。

それに、なぜだかここに居ると凄く落ち着く・・・・・・。

 

しかもベッドの隣にあるデスクに乗っかっているノートPC、完全に俺のPCだ。

閉じてあるけど、所々にある傷跡で分かる。使って1年は経ってるしな。

 

………とりあえず、PCを開いて起動する。

 

……パスワード。

 

ユーザー名は「Remenber-3.12」。

 

………もしかしたら、もしかすると……。

 

 

カタカタカタカタカカタカタ。 ターン!

 

 

<<個人設定を設定しております>>

 

\テーンテテーテテーン/

 

 

………やっぱり俺のPCじゃないか……!!

 

デスクトップのファイルやらアイコン、そして壁紙の様子で分かる。

 

………とりあえずマイドキュメントやら、色々漁ってみた。

 

だが結果は、PSPと同じ。ブックマークやら何やら至るまで、まどマギ関連の物は消えていた。

 

………しまったぁぁ!?保存しておいた画像集とかが消えたっー!?

…・思わず凹んでしまうが、すぐ様行動を移した。

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタ............

 

『 -魔法少女まどか☆マギカ 検索..........0件』

・・・・・・おいおい・・・・・・0件ってどういう事だよ・・・魔法少女なら、

リリカルの方だってあるだろうし、他のだってあるだろ・・・・・・?

 

 

だがまだ甘い!

 

 

 

 

『-Bixiv マミさん 検索..........193件』

 

 

い、いやいや・・・。

 えっ?たったこれだけ?・・・どのリンクも関係ないのばっかだし・・・。

 

 

 

いや、まだだ………!。

 

ス○ェェェク!まだだぁぁ! 

 

 

まだ終わってなぁぁい!

 

 

 

 

__

_

 

 

・・・・30分経過。

 

・・・・・・ダメだっ! やっぱりタブーなのか!?

 

・・・というかもう・・・さっきから気づいてはいるけど、これ夢じゃない・・・よな・・・?。

さっき頬抓ったし・・・。

 

とりあえず検索するのを諦めて、部屋の中を探索する。

・・・広いようで、広くない。そんな部屋だ。

 

・・・鏡があるな。ちょっと見てみようっと・・・。

 

 

 

……………っ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………えっ?」

 

 

 

 

 

 

「えっ?……えぇっ!? な、何だよこれぇ!?」

 

 

「どうなってんだよ!?    何で俺……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で体が小さくなってんだぁぁぁっ!?」

 

 

 

 

…………鏡に映っている、小さくなっている自分を凝視した。

……中学生ぐらいにまで小さくなってるな。中3ぐらいから背がちょっとずつ伸び始めたから。

 

 

「…中2ぐらいの時かな……というか何故・・・あ、そう!これは夢だ!そうに違いない!

 こんな事が起きる現実が、現実であるはずがない!」

 

キッパリとそう言い放つ。

そう、これは夢だ。やっぱり俺は走ってる最中に転んで頭打ったんだろ。

 

さっき頬抓ったけど、あれは弱かったんだろ。そう・・・そうだ。

よ、よぉぉぉし・・・・・・・・・。

 

「痛っ!………いたたた……」

 

……やっぱり痛い・・・。夢じゃないのか?もしかして別世界とか!?

 

・・・すまない、ゲームのやりすぎ、ラノベの読みすぎだな・・・。

 

自重します。

 

あーでも、別世界なら、何かこう、魔法とか使いたいよなー・・・。

『クッ・・・・俺の邪気眼がっ・・・』とか、『俺の右腕、静まってくれ・・・』 とか。

 

いや、でも俺はもうそういうのはもう・・・冷め切ったはずだ。

 

 

 

 

・・・でも、夢なら・・・少しぐらい。

 

 

 

 

・・・思い切って、

『エターナル・フォース・ブリザード!   相手は氏ぬ!』

 

って言ってみるかな・・・。 いや、というか部屋の様子とPSPとかある時点で、

ファンタジーで魔法が使えるとかそういう世界じゃない事は分かってるんだけどな・・・。

 

で、でも・・・一回ぐらい言ってみたい・・・よな!男として・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……エ、エー………エターナル……フォース…ブ……ブリザァァァアド!!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

…。

 

 

 

…。

 

 

 

…。

 

 

 

…。

 

 

 

…。

 

 

 

……………………………………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\シ――――ン/

 

 

 

 

うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????

 

 

 

 

ははっ…拝啓、天国の母さんへ…。また俺の、黒歴史が増えたよ…。

こんなダメダメ息子ですが…それでも、暖かく見守っていてください。

 

…夢の中でも魔法使えないとか・・・やはり30歳を迎えて(略)。

 

…仕方ない…

俺は犠牲となったのだ……そういやこの部屋からまだ全然出てないな・・・。

 

あ、いえ、すいません・・・。本当はこの家に誰か住んでて鉢合わせしたらどうしようって

怖くて仕方なかったんです・・・・・・。あっ・・・。今さっきの叫びが____

 

 

 

・・・・・・もしかして聞かれた__________!?

 

 

 

 

 

 

 

 

うわああああああああああああアqw背drftgyふじこlp;@:「」!!! 

うわぁぁあああ!ホワァァアアアアア!?イケゴアァー!?ひでぶっ!?

 

 

もうやめて…! もう俺のライフポイントはとっくにOよ…   ←自滅

 

・・・拝啓、天国のお母さん(略。

と、とりあえず・・・さっきから物音一つもないし・・・。今ざっと午前6半時ぐらいだし・・・。

・・・・・・・・・・・・あんぱん!あんぱん!そう・・・あんぱんだ!

 

(※あんぱん....あるゲームのヒロインが、自分を勇気付けるために自分が好きな物を呟く。

 その好きな物があんぱんである。・・・他にも色々説明したいが簡略)

 

 

 

 

「あんぱん…カレーライス…カツ丼…ココア…ニーハイソックス・・・お姉さんキャラ・・・マミさん・・・!!」

 

 

そう、そうだ…ああ。よし、勇気が出てきたぞー。これで大丈夫だ…。

 

カチャ。

 

部屋から出ようと、ドアノブに手をかけるも、凄く緊張してノブを回せずにいる。

 

夢(?)なのにそんなヘタレで大丈夫か?

 

大丈夫だ…問題ない。 …どうか俺に勇気をくださいっ・・・!

 

 

もう・・・・・・・・・何も・・・・・・怖くない!!!!  

 

 

 

 

 

 

 

\ ガチャ /

 

 

 

 

 

・・・扉を開いたその先は、床は木製みたいなフローリングで、

壁は白く、何にも飾られていなかった。

 

 

・・・・・・・・・右手前に、もう一つドアがあり、それより奥には、扉がある。

・・・・・・とりあえず、忍び足で近づく。

 

何、これぐらい中学の時、MGSの真似して足音を立てずに接近する、

気配をできる限り消す、というのをマジで熱心にやっていた時の事を

思い出せば、造作もない。・・・現に俺が好きな色が黒で、遊びに出かけている時着ている

服が黒一色、そして明らか目立つ色なのに、あまり存在感がないという事から、

『Mr.ブラック』と呼ばれた事もある男だ。     ←懐かしい物を見る遠い目

 

 

 

さぁてと………

 

カチャ。・・・・・・鍵は開いてない・・・・・・問題は、どう音を立てずして開けるか。

・・・・・・ドアにそっと耳を付ける。……物音はしない。それに気配もない。

 

えっ?ただの高校生がそこまで分かる訳ないだろって?

フッ、………認めたくないものだな。若さ故の過ちという物を・・・。

 

 

…何とか音を立てずに扉を開ける事に成功する。……誰も・・・いない。 クリアだ。

そのままゆっくりと扉を開け、静かに部屋の中に入る。

 

えっ?部屋入るのに緊張しすぎ+時間かかりすぎ?

・・・・・・考えてみろ・・・・・・今さっきの発言で余計に怖くなっているんだ・・・・・・。

 

もし、「うはwwwエターナルwwwフォースwwwブリザードwww」と

ゲラゲラ笑われたりしたらどうするんだ!!!

 

 

 

・・・・・・・・・そういう問題じゃないけど・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………。

 

 

「えっ?」

………これは……!

 

「俊太の・・・?」

この部屋に置かれている物を見回す。・・・・・・この部屋・・・・・・見渡す限りに見える物は、

全て自分の弟である俊太が使っていたりする物だ。

 

……あれ?でも置かれている物が…色々と……・違う。というか、何かが……

 

 

勉強机・・・ベッド・・・・・・・・・・・・ランドセル__。

 

 

 

………!!!

 

そうだよ!!! ランドセルなんだ!?しかも勉強机の棚の教科書もまだ小2のだし!?

・・・・・・えっ?小・・・・・・2? アイツ今中学1年生だぞ……?

 

ちょ、ちょっと待った……。

 

何だよ、これは…。

 

 

……ん? もしかしたら………俺の体が小さくなってるのと何か関係が……

全く持って関係ないとは言い切れない。……それに俊太が居ないというのは……

 

えっ?待てよ……。 ここ明らかに他人の家だろ? なんで・・・。

 

・・・・・・思わず、ランドセル、教科書にいたるまで、確認してしまう。

 

・・・全部名前欄には『とはらしゅんた』と書かれている。

 

「っ!?」

 

俺は妙な胸騒ぎがして、急いで部屋を出て、さっき居た部屋に戻り、

電源を付けっぱなしだったPCで、今日が何日なのかを見る。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・5月17日・・・・・・・・・?

 

・・・・・・・・・どういう事だ。 昨日は確か、7月12日だぞ!?

それに何で俊太が小1なんだ!? 

 

思わずさっきじっくり凝視した棚を見る。・・・・・・・・・ない。

今年の6月ごろに中古で買ったソフトが・・・・・・・・・ない。それに雑誌も。

 

・・・・・・・・・何なんだ・・・・・・何が起こってるんだ・・・・・・

 

これは夢であってほしい・・・・・・。もう何が何だか訳が分からないよ・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・!  

今一瞬、胸の奥でざわめきがした。

俺はまるで自分が誰かに操られているかの様な如く、部屋を出て一番奥の部屋に、

何のためらいもなく入る。

 

 

リビングに出た。だが俺はすぐさま右の方に足を運ぶ。・・・・・・部屋だ。扉がある。

すぐ様ドアノブに手を伸ばし、扉を開ける。

 

ガチャッ

 

 

・・・・・・寝室だ。 ……・もう俺は半ば確信していた。

 

この寝室は、親父と母さんの使っている寝室だろう。

 

……・。部屋の中を見回したりすると、やはり親父と母さんが使っていた

物が幾つも出てきた。・・・心の中で何かを感じている物の、それが何なのかが分からない

モヤモヤ感で、俺は苛立っていた。

 

……何か…………何かが……………・。

 

 

だがそれが何だか分からない。・・・・・・クソッ・・・何なんだ・・・!!!

 

 

「………んっ?」

 

寝室で、出入り口の扉の方にある引き出しの上に乗っかっている、一つの写真立てが目に入る。

 

 

 

 

 

………写真には、

 

今のこの状態よりも小さい俺。・・・小学生だろう。小さい俊太。そして親父と母さんが写っている。

・・・生憎、写真を撮った場所がどこなのか分からない。

 

もちろん、俺はこんな写真取った覚えは一切ない。

 

 

……思わず気になって、写真立てから写真を取り出す。

 

 

・・・!!

 

この写真に焼印されている日付。・・・・・・・3月12日。

 

…………母さんが、死んだ日と同じだ・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

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