魔法少女まどか☆マギカ -女神の決断   作:てにー

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第4話「ヘタレはどうしても逃げたくなる物なんです」

母さん…………。母さんが事故で居なくなってから、もう2年は経つんだね。

 

…はは、そりゃあ…大変だったさ。俊太は毎日寝る時は泣きっぱなし。

親父に至ってはいつも墓参りする時に、お墓の前で号泣してたな…。

 

……そんな状況だから俺は、やせ我慢してほとんど泣かなかったっけ………。

 

いや・・・本当は____。

 

・・・おっと、思わず泣きそうになった。

何やってんだ俺は。ここが夢であれ、現実? であれ、

 

母さんが事故で死んだ事には変わりがないじゃないか…。

 

くよくよしたって仕方ない。…まぁ、やるだけやってやる。

 

正直何でこんな家に居るのか、体が小さくなっているのか、

全く見当がつかないと言えば嘘になるからな。

 

 

……もしあの声が___なら、なんか納得できるしな。

 

 

 

………まぁ、ここがもし戸原家宅だとするなら、俺が寝ていたりした事とか、

色々少しは辻褄が合う。

 

……とりあえず、腹減ったな…。

…写真を元に戻して、リビングへと戻る。

 

…ソファーも冷蔵庫もテレビも、全部家で使ってる物だ。

 

パコン。  

……冷蔵庫の中身を見てみると、少し食材が入っている。

 

……ベーコンにたまごを取り出して、キッチンに乗せて、まな板など包丁を探し出す。

…この包丁は使ってる物だな。まな板は違うけど。

 

まぁいいか。    

 

__

_

 

 

テテーン。

 

たまご焼き(細かく切ったベーコン入り)の完成。

 

冷蔵庫の中にあったケチャップを取り出して、丁寧にかける。

・・・・もしここが他人の家なら、重罪だな。・・・まぁ何とかなるな、たぶん。

 

自分で言うのも何だけど、うまそうだ。

 

炊飯器から白米を茶碗に乗せて・・・食器から箸を・・・

おぉふ。箸も見事に使っていたものですねー。まぁ俺が使ってた奴使うけど。

 

たまご焼きが乗ってる皿や茶碗などを、

ソファーの手前にあるガラステーブルに置いて・・・っと。

 

・・・・お、リモコンだ。  

 

ピッ。

<<皆さん、おはようございます。ニュースチャンネルです>>

 

ほうほう。夢?でもニュースはやってるのか。

 

まぁいいか。

 

「よし、いっただき \ピンポーン/ ん・・・・・?」

 

…今インターホンが鳴ったな。……お客さんとか…も、もしかして

この家の住人!?い、いや・・・・それならこの時間にインターホン押さないだろ・・・

鍵持ってるだろうし、家には俺しかいないし…。…まさか俊太や親父とか・・・!?

 

\ピンポーン/

 

うぉぉぉ……どうする!? 一応隠れそうな…!あっ!さっきの部屋だっ!

 

テレビを消して、ソファーから立ち、ゆっくりと部屋に戻る。 

………あ!? やばっ……さっきの飯……!!!

 

 

うぉぉぉ…どうするんだ!もし父さん達じゃなきゃ、色々とマズい! \ピンポーン/ 

 

だが今玄関のドアを開けられたら確実に俺の姿が見えてしまう!!!

 

後一歩踏み出して扉をそっと閉めて、部屋のどこかに隠れれば・・・!\ピンポーン/ 

 

 

「あら?まだ起きてないのかしら・・・」 

うぉぉぉ!?女の人の声だー!?

迷わずに部屋の中に駆け込み、扉を閉める余裕もなく、とりあえずベッドの下に隠れる。

 

 

「仕方ないわね・・・」カチ・・・・・・・ガチャ

うぉぉぉぉお!?家の中に入ってきたー!?ダメだ・・・もうおしまいだぁ!

きっとこの家の住人なんだぁ・・・!さっきの玉子焼きで見つかる可能性が飛躍的高まった!

そして俺は刑務所行きか・・・!? 何て不幸だ・・・

 

 

「翔一~?いないのー?」

・・・・あれ、今俺の名前呼んだ?

 

 

「んー・・・リビングかしら」スタスタスタ

・・・今明らか俺の名前呼んだよな・・・?だとしたら、俺はこの家の住人!!! 

この家はやっぱり戸原家だ!!! ・・・だが柔肌を晒す訳には・・・!   ←ヘタレ

 

\ガチャ。 ………スタスタスタ。/

 

……くっ、また戻ってきたー!!! マズい・・・俺の緊張がマズい……

 

緊張しすぎて俺の寿命が縮む……!  俺の寿命が危ない!!!

こうなれば……見つかるの覚悟で逃げ出すしかないじゃないか!!! ←何としても逃げたい

 

 

「あら……。どこかに出かけてるのかしら……」ピッピピ

 

 

\メザシタココロハ ハシリダシター♪/

 

うぉぉぉ!?俺の携帯着信音じゃないかー!? というか携帯なんてあったのかよ!?

この部屋見回した限りはなかっt……

 

 

 

 

 

 

ありましたー・・・。俺の後ろにー。ベッドの下にー。

そりゃ見えんわなー・・・。

 

 

 

 

 

 

…………って、俺オワタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! 逝ったああああああ!!!

俺の人生オワタ・・・・ナンテコッタイ・・・!!! 

 

 

「あら?ベッドの下・・・?」

うぉおおおおおおおおお!!!!

ダメだあああああああああああああああああああああ!

お願い誰か助けて・・・!!!ヘルプ!ヘルプミー!衛生ヘーイ!!!

俺の人生が危ないっ!!!

さようなら・・・縛られたリンクスッ!!!

 

マミさん!助けてマミさーん!ほむらちゃんでも良い!!!

 

「あら?何をしてるの?翔一」

 

………えっ?

 

 

「そんな所に居ちゃダメよ。あ、もしかして私を脅かすつもりだったかしら?」

………えっ?

 

 

「………?どうしたの、翔一」

おっ……え?ま……まさか……!? 

 

 

「やっぱりどうかしたの?具合悪いとか・・・?」

「ま、まさしく・・・天使・・・・だっ」バタッ

「あ、あれ!?翔一!? どうしたの!? ね、ねぇ!?」

 

俺の意識はオーバーヒートにより、電源が落ちた。

 

 

ただ、そこに居たのは・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い髪の天使だった。




えっ?ラストに出てきたのは誰かって?


・・・・・・・・・・・・・・・あぁ、マジ天使・・・
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