塚内空はヒーローになれない   作:RAP

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EP.61 「無限の強火勢」

 

【エンプティ】《empty》

 空(から)、中身がない、空虚な。

 どんなに満たそうとしても埋まらない心の穴。

 

 

 * * *

 

 

 ブリティッシュスタイルスーツに、捕縛布マフラー姿の相澤先生が生徒達に告げた。

 

「一年生の校外活動(ヒーローインターン)ですが、昨日協議した結果、校長をはじめ多くの先生が『やめとけ』という意見でした」

 

 なんだかんだで楽しみにしていた1-Aの面々は、ざわつく。

 

「えー、あんな説明会までして!?」

「でも全寮制になった経緯から考えたらそうなるか……」

 

 これは、切島(きりしま)鋭児郎(えいじろう)上鳴(かみなり)電気(でんき)の台詞。

 原作の上鳴は尾白(おじろ)猿夫(ましらお)の尻尾を愛でながら発言していたが、この世界では席が離れてしまっているために、上鳴x尾白のCP(カップリング)に興奮する腐女子向けの供給は無い。

 

「ざまァ!」

 

 ベストジーニストが治療中、かつ仮免補講の関係で参加できない爆豪(ばくごう)勝己(かつき)が叫ぶ。

 

「……が、今の保護下方針では強いヒーローは育たないという意見もあり、方針として『インターン受け入れの実績が多い事務所、()()()()()()()()()()()()()()()()()、一年生の実施を許可する』という結論に至りました」

 

 原作より、少しだけ基準が柔らかくなった。

 国立雄英高等学校に対してオールライトHDから多額の寄付金があったことはこの件と無関係だし、現在進行形で教職員寮1F団欒エリアに全自動麻雀卓やビリヤード台やダーツ台が搬入されている件とも無関係だ。

 

「ガンヘッドさんとこ、どうなんやろ……」

「セルキーさん、連絡してみようかしら」

 

 麗日(うららか)お茶子と蛙吹(あすい)梅雨(つゆ)は、自分の行く末を心配した。

 原作では、ガンヘッド事務所もセルキー事務所も受け入れ実績が少ないと判断され、お茶子(ウラビティ)梅雨(フロッピー)と共に、波動(はどう)ねじれのいるリューキュウ事務所でインターンをすることになる。

 だがこの世界では、インターン基準が柔らかくなったために、少なくとも九月時の校外活動(ヒーローインターン)において二人がリューキュウ事務所に行く流れが消えた。

 

 余談だが、蛙吹梅雨の職場体験先は海難ヒーロー・セルキー、個性は『ゴマフアザラシ』。

 早く遠くまで泳いだり、深海1500mまで潜れたり、エコーロケーションによるソナー能力も持っている。

 セルキーの個性があったために塚内空が自己申告した個性『エコーロケーション』は真実味を帯びたし、公安からは「セルキーの完全下位互換の個性。深海に潜れるわけでもないのにエコーロケーションだけあっても何に使う?」と思われていた。

 さらに余談だが、セルキーはCV:関智一、セルキーのサイドキックのシリウスはCV:小清水亜美なので声優が豪華だった。

 

 

 * * * 

 

 

 緑谷(みどりや)出久(いずく)は、グラントリノにインターンを断られてしまった。

 

「悪ィな、俺は別件で動いてて世話は無理だぜ、俺以外指名無しのヘッポコ継承者」

「ヘッポコ継承者だから、No.1ヒーローに近づけるなら何でもやりたいんです!」

「オールマイトなら色々紹介してくれるんじゃねぇか? 元サイドキックのナイトアイとかよ」

 

 彼は今、ザ・スカイクロウラー事務所のサイドキックのはずでは。

 緑谷がそう思った時には、既に電話は切られていた。

 

 

「サー・ナイトアイを通じて、ザ・スカイクロウラー事務所の紹介をしてもらえるかって!?」

 

 職員室。オールマイトの席で、緑谷は堂々と彼に尋ねてみた。

 

「はい、オールマイトの下で働いたという数少ないヒーローの一人!」

「……なるほど、インターンの件でグラントリノから……」

「お願いします!」

「断リマス」

 

 オールマイトからすげなく断られ、緑谷が硬直する。

 

「理由は3つ。私は昨日の会議で反対派だった。一年生は少なくとも今じゃなくていいと思う」

「僕もです!」

 

 13号がドヤ顔をする。

 

「2つ。シュートスタイルの強化をしてからでもいいと思う」

「彼ハ頑張ッテイルト思ウガ」

 

 エクトプラズムが、そっと呟く。

 

「3つ。塚内少女に聞いた方が早い」

「身も蓋も無ェぜ、オールマイト!」

 

 プレゼントマイクがHEY-YO(動詞)する。

 

「僕は、他の人より何倍も……強くならなきゃいけないんです」

「そういうのは嫌いじゃないが……やはり紹介はできないな。私からは……ね」

 

 

 * * * 

 

 

 カチコチな緊張顔であり、それでいて真面目な真剣顔であり。

 そんな表情のデク君を引き連れて、オールマイト先生が私に頭を下げてきた。

 

「デクくんとの相性的には、通形(とおがた)ミリオ先輩など良さそうに思えますが」

通形ミリオ(ルミリオン)か。彼は天喰環(サンイーター)と共に、大阪のファット……ファットガムの所で校外活動(ヒーローインターン)を行っている。1-Aからは、切島少年も行く予定だ」

 

 うーん……。

 本編主人公のデク君と、外伝主人公の航一(こういち)さんの相性って、どうなんだろう?

 

「ファットガムさんにも、一応連絡できますよ?」

「できるんだ!?」

 

 デク君が驚いている。

 なんだかんだで今現在、大半のプロヒーローに直電できちゃいます。

 連絡先が一件増えただけで一喜一憂していた昔の自分はもう、どこにもいない!

 

「塚内少女から見て、緑谷少年はザ・スカイクロウラーの(もと)で働けると思うかい?」

「んー……」

 

 オールマイト先生からの問いに改めて考えてはみたものの、答えは出なかった。

 

「二人とも生粋のオールマイトオタクなので、その点では合うかもしれません」

「ザ・スカイクロウラーも、僕と同じなんだ……」

「問題は、それ以外の部分です。ザ・スカイクロウラーはその名のように空を跳べるので、物理的に追いつけず、参考にすらならない可能性があります。また、彼の事務所にはサイドキックが九人所属していますが、誰も彼もが本来であれば独立していてもおかしくない実力者の集まりです。旧インゲニウム事務所のサイドキック65人、現エンデヴァー事務所のサイドキック30人以上、どちらもザ・スカイクロウラー事務所のサイドキック達の前では霞む」

 

 ごくり、とデク君が唾を呑んだのがわかる。

 

「私は指揮官(コマンダー)的な役割で彼らの補佐をすることができます。でも、デクくんがザ・スカイクロウラー事務所で居場所を作れるかどうか、存在感を発揮できるかどうかまではわかりません。繋ぎをつけることはできますが、全てはデクくん次第です」

「塚内さん、お願いします。僕は必ず勝って必ず助ける、最高のヒーローになりたいんだ」

 

 そう言って、デク君は私に頭を下げ続けた。

 私は私で、この話を受けた時の壊理(えり)ちゃん救出プランをどう変化させればいいのか、脳みそフル回転でシミュレーションし続けるハメになった。

 

 

 * * *

 

 

 緑谷少年が塚内少女に頭を下げ続ける姿。

 その光景を、オールマイトは複雑な感情で見つめていた。

 

 根津校長は、OFAの後継者として通形ミリオを推してきた。

 しかしやはり、オールマイトとしては「もし(IF)」を想像してしまう。

 

 塚内少女がOFAに拒絶されていなければ、今頃、彼女は私の……。

 

 口元をもにゅもにゅさせながら、緑谷少年の申し出を困り顔で承諾する塚内少女。

 そんな彼女の姿を、オールマイトは遠い目で眺め続けた。

 

 

 * * *

 

 

 東京都港区六本木、マイトタワー。

 オールライト・ホールディングスの本社ビルでもある。

 チェーン喫茶ジェンラバ・マイトタワー店をはじめ、色々な会社がここには詰まっている。

 最上階のザ・スカイクロウラー事務所も、その一つだ。

 

「おォ……」

 

 最上階はオールマイト事務所をほぼ居抜きで使っているので、オールマイト立像がそのまま残されている。

 塚内空に案内されながら最上階まで来た緑谷出久は、思わずため息をついた。

 

校外活動(ヒーローインターン)として参りました、塚内空です」

「インターン面接希望の、緑谷出久です」

「お待ちしておりました。奥へどうぞ」

 

 受付の女性が二人とも立ち上がり、見事な礼を塚内空に向ける。

 何もかもが目新しい緑谷が、挙動不審に周辺を見渡し始める。

 

「その気になれば、ザ・スカイクロウラー事務所にデクくんを使えと命令できます。でも、私の命令でデクくんがインターンになるのは、デクくんのためにならないと私は判断します」

 

 塚内空の言葉に、気を引き締めた緑谷がコクリと頷く。

 

「なので、ここからはデクくん次第です。自分で運命を切り(ひら)いてください」

 

 そう言いながら、塚内空は応接室のドアを二回ノックした。

 

「塚内空です。はいります」

「どうぞ」

 

 中の返事を聞いてから、応接室の扉が開かれる。

 

 そこは応接室でもあったが、オールマイト博物館でもあった。

 オールマイト事務所を居抜きで使っているだけあって、ただでさえ残置物は多かった。

 それらを整理してまとめた上で、さらに灰廻(はいまわり)航一(こういち)とサー・ナイトアイ収集のオールマイトグッズがそこかしこに並べられている。

 つまりオールマイトファンにとっては、夢の空間そのもの。

 

 塚内空が来るということで、事務所の面々も勢揃い。

 ザ・スカイクロウラー、サー・ナイトアイ、ジェントル・クリミナル、ラブラバ、バブルガール、センチピーダー、コンパス・キッド、ビッグショット、エニグマ、深夜おねむ。

 また、一足早く到着していたポップ☆ステップも、皆と一緒に待機している。

 

「……ヤングエイジ・オールマイトの私物スタジャン、サイン入り!?」

 

 まさか、そんなものがあるわけがないという驚愕の顔で緑谷がたじろぐ。

 あ、そこ食いついたかー、と塚内空が苦笑いを浮かべる。

 ここにある全てのオールマイトグッズは全て額縁や専用棚、専用ケースなどに入れられているが、中でも私物スタジャンは盗難対策にセンサーなどでガッツリ固められている。

 

 ラブラバとポップ☆ステップ、深夜おねむが軽く塚内空に手を振る。

 ザ・スカイクロウラーとサー・ナイトアイが、ギロリとした目で緑谷出久を見る。

 塚内空は、にこりと笑って皆に緑谷を紹介した。

 

「事前にお伝えしていた、インターン面接希望の緑谷くんを連れてきました」

 

 この時、緑谷の脳内はオールマイト一色になってしまっていた。

 ゆえに、面接に際して指示は一切出ていなかったにもかかわらず、彼はやらかしてしまった。

 

(ここからは、僕自身が(ひら)くんだ……No.1ヒーローになる為に!)

 

緑谷(みどりや)出久(いずく)です!(オールマイト顔)」

 

 一瞬の沈黙が流れた後、ザ・スカイクロウラーとサー・ナイトアイが立ち上がった。

 

「オールマイトを馬鹿にしてる?」

「オールマイトを馬鹿にしているのか?」

 

 強火オールマイトファン、ザ・スカイクロウラー。

 強火オールマイトファン、サー・ナイトアイ。

 

「貴様、その顔なんのつもりだ……オールマイトに、こんなシワはない!」

 

 サー・ナイトアイが、緑谷の顔を掴みながら叫んだ。

 

「まさか、ビネガースーサイド事件のつもりだった?」

 

 ザ・スカイクロウラーが、パーカーのシミ抜きをしていた時の不満顔で言う。

 眉をひそめながら、サー・ナイトアイが答える。

 

「眉が0.2mm違っていなかったか?」

「いえ、そこをチョイスしたつもりでした……救出直後のインタビュー時の笑顔!」

 

 強火が三人集まって、なんか駄目な感じの会話が始まった。

 

「あっ、売れ線バンド『Feather Steps(フェザーステップス)』の人気ボーカル、ポップ☆ステップ和歩ちゃん大先輩ちーっス」

「あんたホントねぇ! あたしの夏休み返しなさいよ! 寝不足で死にかけたんだからほんとマジで!」

 

 塚内空は三人を放置して、他の面々と再会の挨拶を交わしていった。

 

 

 * * *

 

 

「三分。三分以内に私から印鑑を()ってみよ。ザ・スカイクロウラーの下でヒーロー活動をおこないたいのなら、貴様が自分で判を押せ」

 

 なんかよくわからないけれど、強火勢が強火トークをした結果、そういう流れになったらしい。

 ザ・スカイクロウラーこと航一(こういち)さんは、腕組みをしたままうんうん頷いている。

 多分、勢いかなんかだと思う。とりあえずデク君がどこまでやれるのか知りたい、みたいな。

 

 原作と違う点は、ここがオールマイト博物館レベルの応接室であることと、サイドキックを含め誰も退室していないこと。

 

「私からは一切手を出さないし、私にどんな攻撃を仕掛けても構わん。この室内のものは壊すな」

「えっ……え!?」

 

 デク君が、困惑している。

 仕方が無いとばかりに身をかがめ、デク君は全身に稲光(いなびかり)を纏わせた。

 

「正面奪取……と思わせてからの……頭上。からの再突撃」

 

 デク君の超速の飛び込みを、サー・ナイトアイは全て躱していく。

 

「一旦距離を置く。そして焦燥。全て見えている……それとも疲れたか? 策が無いか?」

「あー、じゃぁもうそろそろ、ごうか――」

「私は貴様を認められん」

 

 合格と言いかけた航一(こういち)さんが、腕組みのままあんぐり口を開けた。

 ほら、勢いで流しちゃうからこうなるー。そんなところも、彼の良い所だと思います。

 

(うわ)回れ……見えても反応できぬ程……絶対認めさせてみせます!」

「まるで劣化グラントリノ。遅いし無意味」

「僕はオールマイトの、弟子なんだ!」

 

 デク君は必死に頑張っているけれど、サー・ナイトアイの身体能力に勝てていない。

 原作と違って『私の予知を攻略できていない』みたいな事は言ってないから、セーフ。

 

「……三分経過です」

 

 ため息と共に、バブルガールが報告する。

 デク君が叫ぶ。

 

「まだ!」

「終わりだ、三分経過した」

 

 どうせ採用する気ですよね。

 それはわかってます、サー・ナイトアイ。

 

「うーん……デクくん、トンボを捕ったこと、あります?」

「……トンボ?」

 

 私はそう言いながら、サー・ナイトアイに近づいた。

 そして、判子を指先につまんでいる彼の目の前に立ってみせる。

 

「捕ろうとしたら駄目なんです。デクくんの言う『見えても反応できぬ程』は、解釈が逆なんです」

 

 私は意念と起こりを消し、虚実の虚のままで手を伸ばす。

 そのままサー・ナイトアイへの挨拶として、彼の手中の判子を捕ってみせた。*1

 

 横から見れば、速度もへったくれもない。

 私の手がただ伸びて判子を手にした、それだけ。

 

 皆が驚く中、私はデク君のインターン承諾書類に押印してあげた。 

 

 

 武術的に説明すると、人間には防御反射という機能が備わっている。

 どんな人間にも防御反射は存在しているから、武術的に鍛えていない人でも気配や攻撃を察知したりできる。

 トンボも同じで、捕まえようとすればその意識を察知され、逃げられてしまう。

 

 ではどうすれば良いのかというと、防御反射を起こさせなければ良い。

 

 私は、彼女を知っている。

 渡我(トガ)被身子(ヒミコ)を、知っている。

 

 見えなかったとか、認識できなかったとかではなく。

 彼女がカッターを手にするのは当たり前だったので、疑問を抱けなかった。

 

 もちろん、防御反射を越えた速度で攻撃する解はあるにはある。

 それはデク君の意味での『見えても反応できぬ程』の速度、なんだけど。

 

 これは、シューティングゲームの即死攻撃で例えた方が早いかもしれない。

 何らかの予備動作後に、即死のレーザー攻撃をしてくるようなステージボス。

 即死のレーザー攻撃が来るならば、事前に避けておけばいい。

 

 『今からそこに即死のレーザー攻撃を撃つよ』ってデク君が叫んでいたら、避けるよね?

 デク君の超速移動は、完全にそれでした。

 

 つまるところ、武術の習得段階の三段階目。

 相手が動く前に、ただ自分のやりたい事のみを通す段階っていうのは。

 予備動作無しで即死のレーザー攻撃を放つ、『(せん)(せん)』だと思う……多分。

 

 うーん……武術って、難しい!

 

 

 * * *

 

 

「じゃあ緑谷くん……だっけ、明日からヨロシクね! 師匠、お腹すいてない? ジェンラバの新メニューが美味しくてさ!」

「カーッ! これから(そら)ちゃんと女子会なんですけど!? また今度!」

 

 ザ・スカイクロウラーとポップ☆ステップが、塚内空を挟んでそんな会話をしながら、応接室を退出していった。

 塚内空は苦笑いを浮かべつつ、緑谷に軽く手を振って部屋を出て行った。

 

「ふむ……賑やかなのは、よきことかな」

「私、女子会に行ってくるわね、ジェントル!」

 

 彼らに合わせて、他のサイドキックの面々も応接室を出て行く。

 やがて、サー・ナイトアイと緑谷出久のみが部屋に残された。

 

「……まるで凡庸。やはりワン・フォー・オールは、塚内空に継がせるべきだった」

 

 面と向かって言われた緑谷は、呆然とする。

 

「ワン・フォー・オール……塚内さん……!?」

「私はオールマイトを今でも敬愛している。だが後継の件だけは……意思をはかりかねる」

 

 緑谷の顔に、冷や汗が伝う。

 

「塚内空が貴様を連れてきた時点で、採用は決定していた。貴様が使えぬ人材ではないこともわかった。だが認めたわけではない。象徴無き今、人々は(かす)かな光じゃなく(まばゆ)い光を求めている。いま、誰がその力にふさわしいか、プロの現場で痛感してもらう」

「……よろしくお願いします」

 

 オールマイトが選んだ緑谷出久。

 それを認めないサー・ナイトアイ。

 そしてナイトアイが選んだ塚内空。

 

 奇妙な関係に戸惑う間もなく、次の日はやってくるのだった。

 

 

*1
【武道・武術】トンボを捕まえることは修行になる!?武術的観点で解説!!

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