小説のモチベのためにお気に入り登録とか…どうです?
まあそんなこんなでぼちぼちやっていきます
(意外と薄くないな)
一口食べてみて最初に思ったのは、そんななんとも言えない感想だった。もちろんジャンクフードなどの味が濃い食べ物に比べたら薄いのだが、度がつくほど薄いわけではない。いわゆる家庭の味レベルの濃さではある。もちろん家庭によって味の濃さなどは変わるだろうが、予想していたほぼ無味に近いレベルの薄さではない。むしろ全然美味しいお前別に味とか気にするタイプじゃないだろ。食えればなんでもいいって感じだったくね?
そんな感じで味わっていると長時間何もいれておらず飢えていることを思い出したのか、もっとよこせと急かし始める。特に逆らう理由もないため、食欲に従い食べ進めていく何も思えなくても味は感じるし、腹は減るもんな。食っとけよ?腹一杯になるまで
もそもそなんて食感などせず十分な水分をその身にまとった鰆をお供に、茶碗から粒が立ったお米を空きっ腹に詰め込めるだけ詰め込んでいくと、気付いた頃にはお皿の上に何も残っていなかった勢いよくがっつくな!喉に詰まったらどうすんだお前!
「ご馳走様でした」
ハアー全く、呑気だな。こいつは
厳正で公平なじゃんけんの結果、あの『欠星』さんと少しとは言え話せる権利を勝ち取った私は、弾むような気分で病室に向かっていた。とはいえ、ここは病院。看護師である以上そう言った感情はあまり表に出してはいけない。アドレナリンを抑え、フーと深呼吸を挟んでからノックを鳴らす
「どうぞー」
「失礼します。食器をお下げしますね」
「すみません。わざわざ」
「いえいえ、これが仕事ですので」
今の『欠星』さんはウィッグを外しているとはいえ、画面で見た印象とはだいぶ異なる。まずウィッグは女性用のウィッグだが鳴海さんはそもそも男だ。とはいえ鳴海さんはどちらかと言うと中性的な顔、美少年と言っても良いだろう(まあ男っぽい顔なら女装なんてしてもすぐに気付かれただろうが)さらに1ファンとして気になるポイントといえば眼鏡である。今の鳴海さんは眼鏡をかけながら本に意識を集中させ、静かに読み進めている。その姿を見て勝ててよかったと思うと同時に、この光景をカメラに収められないのがどうにも悔しく思えてしまう
「あの、何かありましたか?」
「あ、いえ。何もありませんよ。それでは失礼します」
後ろ髪をひかれながら食器の乗ったトレーを下げ、退室する。私にはなぜかあの少し赤みがかった黒髪が、濁った血のように見えて仕方がなかった
最後の後書きも読み終わり、少しの倦怠感と心地よい読了感のなんとも言えない酩酊感のような気分を味わいながら本を閉じる。そうすることでスッと物語という夢から目を覚ましたように意識がはっきりとしだすこの本結構面白かったな。もう1冊読もうぜ
(次の曲のテーマは酩酊感とかも良いかも)
なんて考えパソコンに軽くメロディラインを打ち込んでみる。30分ほどで簡単なものはできたのでイヤホンが刺さっているのを確認した上で流してみると、簡単な伴奏程度しかないピアノの音がイヤホンから流れる。その音を聴いて修正を加えハモリを足し、ドラムにベースやギター、そして今回はそれにトランペットを加えてみる。少し前にトランペットで僕の曲を吹いてくれた方がいてちょうど良いのでチャレンジしてみようってことで早速適当に打ち込んで音圧を上げパッパラパーとした雰囲気を演出してみるすぐにこっちに行っちまうのはやっぱ好きだから...なんだよな
コンコン
ふと、鳴ったノック音によって現実に引き戻される。窓を見るといつの間にか空はオレンジ色になっていて、急に腹の虫が元気になり始める。ずっと明るかったから気付かなかったな
「どうぞー」
「失礼します。夕食をお持ちしました。今日は肉じゃがですよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ。では私はこれで」
会話もそこそこに看護師さんは他の病室も回らないといけないのかは分からないけど、すぐに扉を閉めていってしまった。まあいっか夜は忙しくなりそうだよな。ま、あんま知らねえから適当なことを
肉じゃがはまだほのかに温かく、箸でじゃがいもを割ってみると思いのほか柔らかい。じゃがいもとともに口の中に放り込んだお肉も柔らかく、噛むと出汁とともに肉汁がじわりと滲み出てご飯との相性も抜群だ。味噌汁もわかめと豆腐のみという簡素な構成だが、その分具材単体の味を強く感じるお前ってこんな食レポしながら食べてたか?いや、食べてねえよな?なんでだ?気分か?
そうやって食べながらも、頭の中は今書いている曲のことがほとんどを占めていた今に始まった話じゃねえだろ。何言ってんだこいつ
(せっかくトランペットなんてあまり使わないタイプの楽器使ってるし、今回は落ちサビにしてトランペットのソロパート作ってみるか。最後は夢から覚めるみたいにトランペットらしい鋭い音で決めるとして...)
まあ、結局『欠星』頭には音楽のことしかないのだ。日に数度、ふとした瞬間に音楽から離れることはあってもすぐに戻ってきてしまうのは、やはり音楽そのものを愛し誰よりも音を自由に扱っているからなのだろう
デモが完成した頃にはすでに空はとっぷりと更け、遠くには1等星が見え隠れしていた。どうやら今回はいつも以上に時間がかかったらしい。まあいつもが早すぎるだけで今回も十分に早いのだが
(あの日の答えを訂正しないとな)
なんて呑気なことを考えてはいるが、その表情はデモを細部まで聴き逃さないように真剣なものになっている。少し経つと表情は緩み、ふっとイヤホンが外される。どうやら今回も満足のいくものだったようだ
ベッドから出て電気を消し、水を1杯飲んで眠りにつく。その穏やかな寝顔を
なんか飯テロみたいになっちゃった
いや、違うんすよ。入院中って書くことないからこう言うので書かざるを得ないんですよ
今回1人称と3人称が混ざっちゃったのも要改善かな。今回はこの表現が良かったのでこの表現で行きますが
あと、これはお願いなんですけど評価つける人はできればなぜその評価なのか、どうしたらより高い評価になるのかを教えてくれるとありがたいです。改善できるところは改善できるようにするので
更新頻度はまぁ…はい。あんまり期待はしないでください