非凡な身に灯る唯1つの光   作:Aoi2873

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ストックが切れたのでひいひい言いながら執筆してます
さて、今回から本編開始ですが、ぶっちゃけるとメインストーリーにオリ主を関わらせる予定はないです。オリ主が他のセカイに干渉する系の作品苦手なんですよね。それが、特定のセカイだけとかならまだしも、全部のセカイに干渉する作品とかオリ主だけ特別すぎんかと、解釈違い起こすのでね
ちなみにオリ主と関わらせるユニットの順番の予定はこんな感じです
ニーゴ→ レオニ→ビビバス→ワンダショ→モモジャン





あ、あと『救い』って『救われる』って何だと思います?
では、本編開始です


本編
3.始まり、そして救いへの第一歩


「そういえばさ、響はニーゴって知ってるか?」

「ニーゴ?」

 

発表を終えた翌日、僕は1年の時からそれなりに仲良くしていたクラスメイトと朝の雑談を楽しんでいたこういう普通の生活を送って欲しかっただけなんだがな

「最近話題の音楽サークルなんだよ。曲からMVまで全部自分たちで作ってるんだ。なんて言ったらいいか...すげえから、1回曲聴いてみないか?」

「ま、まあそこまでいうなら聴いてみようかな」

 

スマホからニーゴとやらの楽曲を探し、最新の曲を流す。イヤホンから流れるメロディは突き刺さるような抉られるような印象を与え、数秒聴いただけなのに怖いくらいに強く惹きつけられてしまうまるで、過去のお前を表しているようだな

「へえ、思ってた数倍は良いな」

「だろ!ニーゴは正体不明の四人らしいんだけどさ。そういうミステリアスさも良いよなぁ!」

「はいはい。それにしてもニーゴって何というか...」

「まあ、名前は変だよな。でもニーゴが正式名称じゃないらしいぜ」

「へえ」

「本当のサークル名は確か......」

 


 

帰宅してから僕はニーゴとやらについて考えていた。あの突き刺すようなメロディ、心が削り取られるかのような歌詞、曲の魅力を引き出しているサムネ、あの壊れた世界観を構築するMVまるで昔のお前を見ているようだよ

僕はあまり、そういう鬱屈とした雰囲気の楽曲は作ってこなかったが、ニーゴの曲を聴いた今なら何でもっと早くやってこなかったんだと、自分に対し落胆を覚える。はぁ...そりゃ、お前。過去のトラウマを刺激するから無意識に避けてきたんだろうが。思い出そうとするなよ、絶対に。俺はもう一度お前が壊れたら耐えられる気がしない

「気分転換に曲でも作るか」

 

そうして自分は1週間近く鬱屈とした曲を作っていた

 


 

(違う。これじゃあ、あの突き刺すような鋭い音にはならない。1つ修正すると全体のバランスが狂う。ここも、ここも、これも修正して、裏のリズムももっとおどろおどろしく...それでいて針のような鋭さを...)

 

久しぶりに、というか、今世では初めてとなるイップスのような現象。投稿している曲もコメントは褒めてくれるけど、自分としては及第点レベルでしかない。まるで先の見えない底なし沼のように曲全体のクオリティが落ちていくかのような錯覚に囚われてしまう。実際、気づかれてはいないようだが曲のクオリティは少しずつ確実に下がっている頼む。これを機に音楽なんてものに関わるのをやめてくれ

流石にここまでくると、前世のイップス脱却法を使うしかない。前世のイップス脱却法は「自分から見て現状つくりたい曲の完成度が最も高い人と共同で楽曲制作をする」だ。今回で言うと、当然一緒に楽曲制作をしたいのはニーゴということになるやめろ。お前が堕ちていくのに俺は耐えられない

というわけで、早速作曲担当のKさんのDMに共同で楽曲制作したいという文言を纏めた文章を叩きつける。よし、寝るか。DMは明日の朝にでも確認すればいいだろKとやらが何者なのかは知らねえが、こいつのDMはどうせ断られないのだろう。そう思うと俺まで鬱屈とした気分になる

 


 

「みんな。ちょっといい?」

「どうしたの。K」

「Kにしては珍しいね。何かあったの?」

「もしかしてもうラフできたの?ならボクも張り切っちゃうよー!」

 

いつも通りナイトコードで作業を進めていると、突然珍しい人からDMが飛んできた

 

「...えっと、なんて言ったらいいんだろう」

「Kが口籠るなんて珍しいね。もしかしてイップスになったの?」

「ちょっ、雪。流石にそれは不謹慎すぎない?」

「まあまあ、それでKはどうしたの?」

 

「『欠星』さんが共同で楽曲制作したいってDMが来たんだけど...」

 

瞬間、静寂。そして爆発。

 

「は!?『欠星』ってあの『欠星』!?」

「それって、ホント!?ボク『欠星』さんとコラボできるなんて夢みたいだよ!」

「2人ともちょっと落ち着いたら?まずはDMが本人かどうか確かめてみないと」

 

えななんもAmiaも興奮が抑え切れていないようで、感情が大洪水を引き起こしている。雪はいつも通り落ち着いてるな...っと、雪に言われた通りDMが本人かどうか確認しないと

 

「とりあえずDMのスクリーンショット、ファイルに送ったから確認してもらえる?」

 

差出人: @Missing Star_KGBS

宛先:K

 

初めまして『欠星』です。そちらのサークルである『25時、ナイトコードで。』の曲を聴いてから、自分も曲を作成しているのですがあなた方の曲のようなメロディや歌詞、世界観を構築することができませんでした。そこで考えたのですが、もしあなた方が大丈夫でしたら、自分と共同で楽曲を制作しませんか?もちろん自分だけ利益が出るような状況は避けたいので、いくつかあなた方にとっての利益となるようなものも2つ考えてきたのでそれを提示させていただきます

1つ目、新曲のデモ

まだあなた方のレベルほどではありませんが、本人確認程度にお聴きください

2つ目、質問の回答

自分に応えられることなら基本なんでも答えます。メロディラインの構築など参考になるかは分かりませんが

 

そしてしばらく話し合った後、私たちは共同で楽曲制作をすることにした




一応ニーゴのメインストーリーはまだ始まっていないはずです…多分

さて私は今からイベランをしてきます。1万位以内に滑り込んでみせる
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