世界で一番幸せな女の子と犬(成人男性国家公務員)   作:mimi11111111

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 食卓に向かうと見慣れたパッパ(ゴミ)が着席中。相も変わらず眉間に皺をギッチギチに寄せ、般若みたいな顔をしている。魔王かな?

 

玉環(ユィファン)、お前に土産だ。』

『…土産?』

 

 先月、黒ファッションが好みのお友達に会いに日本へ出張していたパッパのまさかの第一声に驚く私。パッパ(カス)が私に土産だとう!?怪しすぎる。日ごろから私にスパルタmaxのこいつが私に土産を買ってくるなんて今までなかった。

 

 それだけじゃなく、パッパ(鬼)は10歳の誕生日の際には、面白いものを見せてやると言って私を組織の拷問室へ連れていくなどプレゼントのセンスが終わっているのだ。壁に貼り付けられた裏切り者に、歳の数だけナイフを投げさせられたのはバッチリトラウマになっている。

 

 この父親の日本土産は生八つ橋でも東京バナナでも木刀でもないだろう。ぃーん…どうしよう生首とかだったら。

 

『おい、あれを連れてこい』

 

 連れてこい?パッパにそう命じられた部下が、重たい鎖を引きずってきた。鎖の先には首輪に繋がれた男が一人。えっ

 

『お前にもそろそろ下僕の一匹でも育てさせてやらんとな』

 

 何言ってんだこいつ!私の目の前に引きずり出された男は周囲を睨み散らかしていた。パパのお土産はなんだろなクイ~ズ!正解は人間!(白目)じゃね~~よ!!こんなに殺意MAXの男部屋に置いておいたら殺されるわ!

 

 あわわ…どうしよう…パッパのサプライズプレゼントに戸惑っていると、男と目が合った。童顔に似合わない顎髭、鋭いグレーの瞳にまっすぐ射抜かれる。…あれ、この人スコッチでは???え??なんで公安の人が中国に??

 

『…どこでこんなのを?』

 

 こんなのとか言ってごめんなさい~~でも教育上こういう口調しないといけないの~~ぃ~ん!!パッパがいうには、お友達のところへ行く道中に何かから逃げるスコッチをパッパの部下が轢いたらしい。最悪かい。部下に処理を任せようとしたときに私の顔を思い出し、思い付きで連れ帰ってきたらしい。最悪かい(2回目)

 

 自分がコナン世界でどれほどの時代に生きているのかわからなかったけど、どうやらスコッチはNOCであることが組織にバレて、逃げている最中に誘拐されたようだ。つまりまだ原作は始まっていなくて、主人公もまだ縮んでいない!つまり、映画もまだ始まらない!主人公によって断罪されるよりも前にこのマフィアをどうにかつぶさなあかん。そして私の目の前には公安警察!うまいこといくかもしれない!

 

 そうと決まれば仲良くせなあきませんな!!私はそっと繋がれたスコッチのそばに歩み寄り、頬に手を当て、顔を上げさせる。

 

『ご主人様になんだその目つきは?(これからよろしくおねがいします!)』

 

 ばああああああ!!支配者フィルターがああ!!

 

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