つまり彼女の話したことを纏めると「妖怪と人間の力関係を無視したルール作り」をやっているらしいのだが人間の参加者が少ないので参加できそうな人間を探しているとのこと。
「で、里の人間に話したらあんたが候補として挙がったのよ」
「僕が?」
「ああ、「あの」氷精の娘ということで何かできるんじゃないかということだそうだ」
「ごめんなさい、娘って言っても何もできないよ」
僕は一般人だよ? 拾われっ子だし。
「何もできなくていいのよ。一般人代表ってわけだし」
「あはは………」
それはそれで複雑だなぁ。
「わたしも参加してるんだぜ?」
「へぇ、まあ魔理沙ならありかな。空飛べるし」
「あらそうなの、じゃあそいつの特訓はあんたに任せるわ」
「へいへい、全くそういうとこ適当だよなぁ」
仲いいんだなぁ二人とも。
「そんなわけだ。まあ、博麗の巫女に協力してやってくれ」
「はい、別にいいですよ。いける範囲広がるといいなぁ」
今のところ人里とチルノの家しか移動してないし。昨日、魔理沙の家に行ったのが最高行動範囲かな? あ、これは一人でって意味。
「………明乃、頼むから誰かと一緒に行動しなさい」
「え? 何でですか?」
「わたしが一緒に行ってやるからさ、な? な?」
「ま、暇だったら私も付き合ってあげるわ」
急にどうしたんだろう?
「明乃、悪いが買い出しに行ってくれ。茶請けがなくなってな」
「あ、はい。わかりました」
――― 少女外出中。
「明乃がどうして誰かと行動をしなくちゃいけないのよ」
「……明乃は自覚はないだろうが妙に危険な場所に入り込む癖があるんだ」
「と言うよりあれは好奇心の赴くままに行動しているってやつだぜ」
「ううん、それは正しくないわ。あの子の能力よ」
「?! 紫」
「おお、スキマ妖怪」
「あの子の能力厄介なのよね。いや、便利かつ厄介と言った方が正しいわね」
「明乃の能力って?」
「まだ内緒」
スペルカードルールって何時頃始まったんでしょうね?
明乃も能力持ちです。