次の日、僕は人里にある阿求さんの家に向かった。
何故か魔理沙も一緒。
「いらっしゃい、明乃ちゃん」
「ちゃん?! 明乃、お前女なのか?!」
「ちょっと待って! 君は一体僕の何処を見てそう判断したのかな?!」
年齢間違えられることは多々あるけど流石に性別は初めてだよ?!
「服装とか男っぽいし」
「………それに関しては否定できないよ」
ちなみに今の僕の服装は水色のパーカーに白と青のボーダーシャツ、下はジーンズ生地の半ズボン。靴は黒の編み込みブーツ、うん、里の人がする格好でもないし女の子がする格好にしては若干男っぽいよねー。ちなみにブーツ以外は紫に生地を頂いて自作しました。
「にしても外の奴はそんな恰好をするんだな」
魔理沙には事情を説明済み、流石に外の技術を見せてほしいと言われたときはどうしようかと思ったよ。
「そうなんだよね。でも魔理沙や阿求さんたちみたいな格好の方が可愛いと思うよ」
僕には似合わないけど。絶対にね、髪の毛が男かっていうくらい短いし
「今度わたしのお下がり貸してやるよ」
「ありがと」
立ち話も何なので部屋の中へと入った。
するともう慧音さんが来ていた。横には何故か袖が離れていて脇の出た巫女服を着た女の子がいる。
「明乃、待っていたぞ」
「こんにちは、横の人は……」
「げ、霊夢?!」
「魔理沙、何であんたがここに居るのよ」
あれ、知り合い?
魔理沙の説明によると彼女は「博麗霊夢」山の方にある博麗神社の巫女さんならしい。
「あの、質問いいかな?」
「何よ」
「何で脇が出てるの? 普通巫女服って清楚な感じにしなきゃいけないんじゃ……」
「先々代の趣味だそうよ。その前までは普通の巫女服だったみたい」
「へ、へぇ」
趣味とかで変えていい服なのかな?
「大体それだったらあんたの服だって変じゃない」
「僕のは外では普通の恰好なの! 僕は外から来たんだ」
僕の服装を見てそういった。けど脇出てる巫女服よりはよっぽどいいと思うんだけど?
「へぇ、だったら何で帰らないのよ」
「……正規ルートで幻想郷入りしているもんだから帰れないんだって」
「! 正規って………なるほどね、じゃあ幻想郷の守護者としてあんたを歓迎するわ。ようこそ、幻想郷へ」
霊夢は笑ってそう言った。
「はい、お邪魔させていただきます」
僕も笑った。
「そんな辛気臭い話は後々、で、用事ってなんだよ」
「ああ、それね」
――――少女説明中。
霊夢さん登場。
「博麗の巫女」について独自設定。
幻想郷の守護者をやっている。紫とは面識有。
里にもたまに来るらしい。神社はとりあえず供物もあるから潤っている。
スペルカードルールはまだ普及していない。普及していても面白い物好きの妖怪の間のみ。
※11月7日:誤字を直しました。「湧き出てる巫女」ってなに?