THE IDOL M@STER in 池袋ウエストゲートパーク 作:minmin
色々オリジナル時空になってます。
「おはようございまー・・・って2人とも!何してるのさ!?」
ダンスレッスンが終わって事務所に戻ると亜美と真美が2人そろってプロデューサーに両側から抱きついていた。
「兄(C)、兄(C)~。ねえいいでしょ~?教えてくれたら明日のレッスンいつもより頑張るからさ~。だから、ね?答え教えて?」
「そーだよそーだよー!このまま宿題ができないせいで寝不足になって、レッスンうまくいかなかったらどーするのさー?頼むよー兄(C)!」
また事務所で宿題してたのか。それで問題が解けなくてプロデューサーにお願いしてる、と。まったくもう。
「2人とも!宿題は自分でやらないと意味がないし、プロデューサーに迷惑でしょ!ほらどいてどいて!」
あんなに体近づけて、首に腕なんかまわして・・・う、羨ましいわけじゃないけど。僕なんかが同じことやっても、プロデューサーはなんとも思わないんだろうし・・・。うう、中学生に色気で負けてる僕って・・・。双子をプロデューサーから無理やり引き剥がすと、ぎゃー!まこちんの怪力女ー!と叫びながら逃げられた。そのままプロデューサーの後ろに隠れる2人。そこに居れば僕が手を出せないことを知ってるんだ。ため息をついてあきらめた。計算通りに遊ばれてるな、とは思うけど、この事務所には亜美真美のいたずらに対抗できる人なんて律子ぐらいしかいないんだし。
「お帰り、真。今日もレッスンよく頑張ってたな」
そういってプロデューサーが頭を撫でてくれる。ついさっきまでのブルーな気持ちは一瞬で吹き飛んだ。我ながら単純だと思うけど、恋する乙女なんてみんなこんなものだよね。しいて言えば、もうちょっと1人前のレディー扱いして欲しいんだけど。でもまあ、こうやって頭を撫でられるのも好きなんだよなあ。なんでまこちんだけ褒められるんだYO!不公平だ~!なんて声が聞こえるけど気にしない。
「褒めてもらいたいならきちんと自分の力で宿題終わらせてからだ。俺が何も言わなくても、宿題も予習復習もすませてる千早や伊織を少しは見習え。それでレッスン頑張ったらいくらでも褒めてやるから。わかったな?」
今度は素直にはーいと答えた。いつもふざけているイメージがあるけれど、肝心なところできちっとしているのが亜美真美のいいところだと思う。
「さて、真も帰ってきたし皆でご飯食べに行こうか。あんまり高いのはだめだぞ・・・ってあれ?貴音はどこだ?」
「おひめちんなら1人でラーメン食べにいったよー。なんか最近お気に入りのお店があるんだって」
「亜美たちと同じで双子の兄弟がやってるお店なんだって!1回行ってみたいな~」
四条貴音。プロデューサーが最近スカウトしたうちの事務所の新しいアイドル候補生。
あいつ本当にラーメン好きになったなあ。そう言って笑うプロデューサーの顔はすごくやさしそうで。封じ込んだはずの思いに、ずきりと胸が痛くなった。
ちょっとした小話感覚で読んでいただければ。
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