ここに集まっているのはホロライブゲーマーズ、全員が獣人で構成されている。
「わぁ、どうしようねぇ~」
猫の獣人、猫又おかゆ
「ウチみんなと戦いたくないよ、、」
狼の獣人、大神ミオ
「こぉねはいいよ?おがゆと一緒に残れるならミオちゃん相手でもやってやるでな」
戌の獣人、戌神ころね
「ひぃ、、ころねは覚悟決まりすぎだし、、」
「ころさんたぎってるねぇ、、あれ?フブちゃんさっきから静かだね?」
そして狐の獣人__
「・・・・・・・・やっべ。」
___白上フブキ
「フブさんどうしたの~?」
「えっ!?いや、なんでもないよー?あ、アハハ」
「それよりフブキ、1期生も兼ねてるでしょ?グループごとの戦いってことはフブキ2回戦うってコト?」
「そ、そうなるのかな」
「えぇ〜それ分身でもしない限りフブさんが不利じゃな〜い?」
「ッスー……ソダネ」
煮え切らない態度を取るフブキに、ミオが首を傾げる。さらにおかゆも追撃をかける。
「フブキどうしたの、そんなカタコトになっちゃって。」
「いや、その~、、、」
「はやくいったほうが身のためだでな」
ころねにいたってはこぶしが出そうな勢いである。その様子に観念したのか、フブキはゆっくりと言葉をつなぐ。
「いやぁ~そのです「サッサと言えよフブキ。」ねっ!?」
「「「!?」」」
言い訳をしようとしていたフブキの後ろから肩を組むようにしてもう一人の獣人が姿を現す。フブキの陰から現れたのは黒上フブキ。白上フブキとは同居人であり、正反対の性格をしている彼女は白上と同じ狐の獣人に見えるが、白上とは似ても似つかない点がある。それは、毛色と眼。
彼女は、黒いのだ。白上フブキが「白」の化身なら黒上フブキは「黒」の化身。服装も若干違っており、白上の来ている服より少しボーイッシュである。さらに眼。傲慢さが強く現れている黒上の赤眼は鋭く光っており、この場にいる参加者を油断なく観察している。
「ちょっと黒ちゃん!」
「んだよフブキ、さっさと行っちまえばめんどくさくねぇだろうが。」
「でもぉ……。」
「いいよフブキ、私たちも気になるしさ。」
黒上フブキの言葉に興味がある他の3人は、気にしてないから早く知りたいとせがむ。折れた白上は申し訳なさを前面に出しながら口に出す。
「えっとですね、私白上は、1期生も兼任しているんですよ。」
「そうだねぇ。」
「だから、今回みたいな期生ごとになる場合、どっちにも入れるわけで。」
「だがらどうしったん」
「1期生の方に白上、ゲマズの方に黒ちゃんが行くことになりました。」
「うちたちは黒ちゃんと戦うってコト?」
「うん……ミオたちとも一緒にいたいんだけど、あの人の決定だってさ。」
他の3人は顔を合わせてため息をつく。
「しょうがないよふぶにゃ……」
「分身するわけにもいかないもんね」
「とりあえず黒ちゃん、みんなと仲良くね」
フブキはそう言い残して1期生の方へ向かっていった。
残ったのはゲマズの3人と黒上。
「まぁ、なんだ。」
先に声を上げたのは黒上。赤が入った尻尾は昂っているかのようにゆらゆらと揺れている。
「せいぜい楽しませろ。」