ナニモンなんじゃ? スジモンじゃあ!!   作:年中裸足の人

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次で最終話です。
誰も組長休ませる気無くて草
多くのアンケート回答ありがとうございます!

その他にも希望などあれば活動報告や感想欄などにコメント頂けますと幸いです。


その筋の者(スジモン)意地と意地の最終決戦

 

最初に考えていた事は逃亡だった。

だが結果として逃げずにいる。

 

他アジトとの連絡が途絶え、壊滅の知らせを知った事による諦観で自暴自棄になってもおかしくない心理状況であったが今は違う。

 

これまで真実から目を背けていた。

人とポケモンとの絆。

人が信じる意思や意地を貫き通すこと

 

そしてリョクシはそれを目の前の男から教わり、それを学んだのだ。

 

己の意思で目の前の男と戦う。

己の意地を信じて、ただ勝ちたいという純粋な思い

 

 

「さあ、ワビ組の組長よ。勝負といこうか‥君と私の一対一の真剣勝負。」

 

 

「何を言ってるの!今はこんな事をしている場合!?建物が崩れるかもしれないのよ!」

 

「‥ああ。そんな事をしている暇などないな‥!」

 

ワタルとシロナはこの勝負に反対していた。

決着はついたのだ。何故戦いに拘るのか

降参すれば良い。命が惜しくないのか

 

二人は強く思っていた。

 

 

「‥‥」

 

「組長君?どうしたんだい‥?」

 

 

だが彼は違ったのだ。

一言も喋らずにワタルに視線を向けていた。

その瞳には強い怒気。リョクシを蔑ろにするなと言いたげだ。ワタルとシロナとは違う明確な訴えである。

 

「‥‥!」

 

「‥まさか君は‥!」

 

まるでワタルにこれからの戦いに水を差すなと言わんばかりだ。そして彼がその沈黙を破り口を開いたのだ

 

「ワタルさん‥俺が言いたい事わかりますよね‥?」

 

これまで意思を持たなかった男が持った強い意思。それに彼は答えようとしているのだ。

命は確かに惜しい。だがそれ以上に大事にしたいものを貫きたかったのだ。

 

「‥ああ。わかったよ‥俺とした事が大事な事を忘れていたよ‥確かにしょうがないよな。譲れない戦いなんて誰でもあるものさ。」

 

「ちょっと‥ワタル君!何言ってるの!彼の体は疲労困憊で立つのもやっとの筈よ!」

 

「‥シロナさん。この戦いは己の意地をかけた戦いなんだ。男として‥いやトレーナーとして譲れないプライドをかけた‥ね。一対一の戦いに水を差すのも無粋だ。ここは任せよう。」

 

「‥わかったわ。でも危なくなったらわたしが止めるわ。いいわね?」

 

「分かったよ。ありがとうシロナさん。」

 

ワビ君組長と七賢人リョクシの強い意思の発露。

ワタルはシロナに下がる様に促すと、組長とリョクシから距離を取る。

たった数歩離れただけなのに遥か遠くにいる様な錯覚が彼らだけの空間を作り上げているといえるだろう。

 

 

「流石はN様とレシラムに認められた男よ‥!その大きな度量‥まさに英雄と言える。」

 

 

「さて、始めよう君とわたしの価値(勝ち)をかけて!」

 

 

リョクシは高らかに宣言する。

 

ただ純粋な勝ち(価値)をかけた勝負。

 

何よりも純粋なプライドと思いが交差する時間が今始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

‥‥

‥‥‥

 

 

 

 

 

一言いいだろうか。どうしてこうなった???

 

いつの間にか、ぐーすか寝てしまいワタルの野郎に背負われていたが、気色の悪さに思わず飛び降りて前に出たら、あの黒ずくめのおっさんが目の前にいる。

私は困惑して喋ることが出来ずにいた。

 

後ろにはシロナさんもいるし、ザ・カオス。

困惑しまくってて、何も喋ることが出来ずにいる事をいい事にやりたい放題すぎるでしょ

 

私はムカついて怒りのままにワタルを睨みつけていた

私のけつあなを確定させるこの黒マント野郎に怒りの視線を向けると怒りを察したのか引き下がってくれた

 

何故かシロナさんもワタルに詰め寄っているが、公私を弁えろという事で怒っていたのだろう多分。

 

 

「さあ、始めよう()とわたしの勝ちを賭けて!」

 

 

二人称ブレブレし過ぎ!キャラ設定見直せ!

このあんぽんたんがよお!

 

はぁ‥ポケモン勝負しろって事ね。

もちろんノーサンキューdeath!やってられんわ!

 

俺はもう帰るぜ。ザ・ホームウェイ

 

 

‥ってあら?何かしら?

腰のボールが震えて‥このボールはスピアー?

え?バトりたいの?スピアー君?

 

やめた方がいいって!

メガシンカの疲労が残ってるんだよ!今日は休め

時間外労働はクソだからやめとけって

 

 

‥‥ああもう!そんなにやるのなら付き合いますよ!

相棒がやりたがってるんだしょうがない!

ヤッテヤロウジャネェカヨ!!コノヤロウ!!

 

「‥(私がスピアーに)付き合おうか‥その戦い!」

 

 

「感謝するぞ。君のその心意気に‥!」

 

「‥ああ」

 

おっさんと私は互いにボールを取り、それぞれポケモンを繰り出す。

私の持つボールは荒ぶっており、手首を鍛えるパワーボールみたいな感じで動いて腕が震えてやばい。

 

やめて!手首が弾ける!

 

はじけるてくびになっちゃうううう!

 

 

「行け!キリキザン!」

 

「行ってこいスピアー」

 

「ギザ!」

 

「スピッ‥!」

 

 

おっさんのキリキザンと私のスピアーが向き合い様子を見ている。

うむ。ミュウツーの回復があるとはいえスピアーの疲労は結構やばい感じだ。

羽の羽ばたき具合もゆっくりだし。

なるべく速攻で終わらせたい。

 

「キリキザンよ。久しく戦うぞ。‥すまないがわたしの我儘に付き合ってくれるか?」

「‥ザン!」

 

「ありがとう。わたしは良きポケモンと繋がっておったのだな‥」

 

なんかしんみりしているというか、久しぶりのバトルっぽいけど大丈夫なんスカ?

 

「待たせたな。君との勝負を始めよう‥!」

 

はいはい。

‥疲れてるから速攻で終わらせてやるヨォ!

 

 

「スピアー。ミサイルばり!」

「‥スピ‥!」

 

スピアーがミサイルばりをキリキザンにぶちかますが、いつもより余裕で遅く全てかわされてしまう。キリキザンはかわしながらスピアーに肉薄する。

 

「キリキザン!つじぎり!」

「ザァン!」

 

「スピアー上昇して回避!」

「スピ‥!スピィイイ!!」

 

スピアーの回避が間に合わず、キリキザンが放つつじぎりがスピアーに命中し体勢が崩れる。久しぶりのバトルというのは本当らしく威力は低く感じた。

だが今のスピアーには結構痛い。私も見てて痛い。

 

「やはり‥ブランクが凄まじいな‥だが、それで終わりではないだろう?組長よ」

 

うぜえ‥!

一発当てたからっていい気になりやがってよぉ!(ブチギレ)キレちまったよ‥!屋上行こうぜ‥!

乗るなエース?見え見えの挑発に乗るんじゃねえ?

しるか!バカ!

 

あいつ私を馬鹿にしやがった‥‥!

 

「スピアー!もう一度ミサイルばり!」

「‥スピィイイ‥!」

 

ありったけのミサイルばりを弾幕でばら撒くぜ!

さっきより早いし、多い!数撃ちゃ当たる戦法! 

 

「早いな‥!これだけの数だが‥かわせん訳ではない‥!キリキザン!回避しろ!」

 

「ザン!」

 

キリキザンは飛んでくるミサイルばりを全てかわす。うせやろ!?本当にブランク明けかよぉ!?

詐欺やん!クソォ!どうする!

 

「‥いや‥あの戦法は‥!」

 

何か後ろの方でワタルが声を出しているが無視だ!

今はここを切り抜けるのが先!お前は帰れ!

 

「キリキザン!トドメだ!つじぎりを‥‥!?なに!」

 

「ザン‥?‥ギザァン‥!?」

 

あれ?なんか放ったミサイルばりがキリキザンの背中にブッ刺さった。あれまあ何で?

 

「‥跳弾ね‥!ミサイルばりで弾幕を敷くのは囮‥本命はそれとは別で放ったミサイルばりを跳弾させて後ろから当てる‥!‥すごい‥」

 

「ああ。壁に当てる角度と威力‥どれかがズレると成立しない作戦だ‥!イブキの時といい、何という知略だ‥!」

 

実況解説助かる。

そ、そうなんだよ〜(動揺) 作戦通りだな!うん!

 

‥すまん。何も考えてなかったわ。怒りに身を任せ過ぎました。スピアーの方が一枚も二枚も上でした。

スピアーお前トレーナーになれ

 

って落ち込んどる場合ちゃうわ!

私も活躍しないと!ここは指示出して威厳を取り戻す!

 

 

「スピアー!かわらわり!」

「スピ‥!」

 

背後のミサイルばりと前面のかわらわりのサンドウィッチだ!このやろお!

ドゴォン!とかわらわりが命中し、キリキザンはその場で膝をつくが歯を食いしばり、耐えているようだ。

 

「なに!?‥背後と前面での挟撃だと‥!やはり‥トレーナーとしての技量は君の方が上手の様だ‥!」

 

 

 

「‥うそ‥!技の工夫でこんな事が!?何という常識破り‥!」

 

「‥すごい‥まさか一匹だけで挟撃技を成し遂げるとは‥弱点を突かれたキリキザンの根性も凄まじいな‥まさに意地をかけた勝負だね」

 

 

なんかみんな言っているが、そんな事よりあのキリキザンの方がおかしいよ‥耐久やばくね?

4倍弱点なんですが‥この世界のポケモンって全員特性がんじょう持ちか何か?

 

「‥よく耐えたぞキリキザン!並のポケモンなら今の攻撃でアウトだった‥ わたしの期待に答えてくれて本当にありがとう。」

 

「‥ザァン!」

 

キリキザンは体勢を立て直すとスピアーを睨んでいる。スピアーも負けじと睨み返している様だ。

体力大丈夫そう?

 

「スピ!」

「ザンザ!」

 

別の意味で大丈夫じゃないっぽいね。

なんか二体が突如殴り合いを始めた。技も使わず互いに殴り合う姿‥それはまさにステゴロや!

チンピラスタイル?ラッシュスタイルか?

それとも伝説スタイル?

 

その姿‥まるでありし日のキリューさんや

 

 

「スゴイ気迫だ‥互いの意地を掛けた勝負‥!普段のポケモン勝負とはまた違う戦いだね」

 

「ええ‥だけど二匹とも楽しそうに見えるわ。互いを認め合っているのかもしれないわね」

 

 

まさかスピアー‥!お前ドMだったのか‥!?

さっきのメガシンカの疲労で一周回っておかしくなったか‥!だから技も使わず殴り合いを‥とんだスジモンだぜ!こいつは!!

 

 

 

 

 

「キリキザンよ。決着をつける時だな。勝ちを取ろう」

「ザン!」

 

 

「‥いつぶりだ‥この様な高揚感は‥!まるで原初に立ち返ったかの様な新鮮さ‥楽しいな‥!」

 

 

 

「リョクシ‥あなたにもまだあったのねその感情が‥」

 

「ああ‥それを目覚めさせたのが彼だろう。大した男だよ。本当に」

 

 

 

おっさんニコニコ。私真顔。

ちょっと二人でヒソヒソ話してるのやめてもらっていいですか?私に対しての当てつけでしょうか?

遠くてわからんけど私への陰口はやめて!

スジモンなのをいいことに!

 

 

「スピッ!」

 

‥ん?スピアーこっち見てどうした?

あれ?ドリルを動かして首飾りのスピアナイトをトントンと当てている。まさかしたいのか?メガシンカを

 

「スピ!!」

 

はい!したいです!と言っている様だ。

‥ぶっちゃけると反対したい。ここでまたメガシンカしてスピアーの負担になるとこいつの命に関わるかもしれないからだ。‥それでもやるんか?スピアーよ

 

「スピ」

 

スピアー!やるんだな!?今ここで!

あぁ!!勝負は今!!ここで決める!!

 

‥何一人芝居してんだ私は。

集中せえや!ほんまに!

 

「スピアーやるぞ!メガシンカ!」

 

「スピー!!」

 

私は胸ポケットにしまったメガネックレスを取り出して、それを掲げるとメガネックレスとスピアナイトが光り輝く。

 

「‥!メガストーンとキーストーンが光を灯した‥!遂にやるのね!メガシンカを‥!!」

 

「‥メガシンカ‥!トラウマを克服したんだね‥!君ならば出来ると信じていたよ‥!」

 

 

外野ちょっと静かに。

今頑張ってポーズを考えているんだ。行き当たりばったりだがね。何があるかなー?ポーズ‥ポーズ

 

 

‥うーんポーズ‥

なんか疲れたからどうでもいいや。また次の機会にするわ。決して思い浮かばなかった訳じゃないぞぉ! 

 

と私がそうこうしている内に光は強まり、光がスピアーを包み込んでいく。

その光が打ち破られて姿を現すメガスピアー

 

 

「メガスピアー!行くぞ。」

 

「ススピー!」

 

「メガシンカか‥また見れた事‥そしてキリキザンに使ってくれて本当に感謝する。お互い余力がなさそうだな‥決着をつけるとしよう。」

 

 

「ザァン‥!」

 

 

 

メガスピアーとキリキザンはお互い満身創痍。

早く決着つけて布団にGOしたいので一発で決めよう

 

 

 

 

 

「メガスピアー!ドリルライナー!」

 

「キリキザン!つじぎり!」

 

「スピ!」

「ザァン!」

 

互いの技が交差し、火花が飛び散る程の鍔迫り合い!

メガスピアーに負けじとキリキザンも押し返す。

押して押されてのせめぎ合い。そしてその火花が大きな爆発となり、辺りに衝撃を伝えていく。

 

 

 

「スピアー!」

 

「キリキザン!」

 

 

 

爆発から生じた煙で二体のポケモンの行末がどうなったのかは確認できない。

私とおっさんはそれを固唾を飲んで見守るのみ

 

そしてその煙が晴れて最後に立っていたのは━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「メガスピアー!!」

 

「スピー!!」

 

 

私の相棒メガスピアーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

「‥キリキザン一緒に戦ってくれてありがとう‥」

 

 

戦いが終わり、私は疲れ果てていた。

私はスピアーをおっさんは倒れたキリキザンをボールに入れるとおっさんはボールに向かって祈る様にお礼を言っていた。

 

そして私の前まで来ると、私に手を差し出してきた。

何?金か?そんなもんやらん!

 

‥あ、握手ね。嫌です

汚いおっさんの手を握るなんて死んでもやだね!

 

 

「勝負に付き合ってくれて感謝する。わたしは漸く己の意思を見つける事が出来た。君のお陰だ。」

 

「俺は何もしていない。あなたとキリキザンが進んだ結果なのだから。」

 

 

 

私は握らんぞ。何が何でも握らん!

後ろから視線を感じるが‥気のせい気のせい!

 

 

「いい勝負だったね。これこそポケモン勝負の真髄と言えるかな」

 

「そうね。人とポケモンの繋がりと強い意志の力か‥リョクシがそれに気付いてくれてよかった。‥もしあの時‥今の彼がいればアカギは‥」

 

 

 

なんか感動してるっぽいんですけど。

私は嫌なんですけど、無視し続けるのも辛いしなぁ‥

 

‥てか揺れが酷くなってない?

足元から地ならしっぽいの聞こえるんですが。

私の疲れが限界まで達したのか頭もぼーっとするし

どないせえっちゅうんじゃ

 

 

「倒壊する前に決着が付いてよかった‥!あと少しでアジトから脱出できる!俺が先導するからついてきてくれ‥!」

 

「ええ!‥リョクシ。あなたも脱出したらその罪を償いなさい。いくら心を入れ替えたとしても、これまでの行いの罪は消えないのだから」

 

「無論承知している。本当に申し訳ないことをした。部下の罪はわたしの罪でもある。それを受け入れ償っていきたいと思う。」

 

 

結局床にも亀裂が入りだし、避難の為握手会は中止。

やったぜ。

 

 

‥何か3人が話しながら急いでアジトの入り口に向かっているんですけど私は無視ですか?

 

一応怪我人扱いじゃないの?スジモンだからって、この対応はひどいだろ!もう限界なんすよ。

 

終わったとなると気も抜けるもんだし、体が自由に動かん。

 

 

「組長君!急ぐんだ!倒壊のリスクは高い!急ぐんだ!!」

 

「早くしないと‥倒壊が!」

 

 

そんなこと言ったって足が動かないんすよ

 

 

 

頭もぼーっとするし足もおぼつかないし‥

 

 

‥あ、やべ

 

 

足の力抜けて体が倒れていく。

 

 

世界が逆さまだ〜

 

 

あ〜れ〜

 

 

 

 

「!しまった‥!体力の限界を‥!想定以上にメガシンカで体力と寿命が‥!」

 

「意識を保つんだ!ここで倒れたら‥イブキとの約束はどうなるんだ!」

 

 

私はもう疲れたよ‥もう休んでいいよね?

体が睡眠を欲しているんじゃよ‥

 

「シロナさん‥ワタルさん‥俺はもう無理です。(疲労で)先に休ませて貰います‥」

 

 

「何を言ってるんだ!イブキは戻ったら君とバトルしたいと言っていた!君を信じて待ってるんだよ!だから諦めちゃダメだ!!」

 

「そうよ!‥みんな待ってるんだから!あなたの帰りを!‥わたしが絶対に守るって決めたのだから‥!」

 

 

二人が慌てて倒れた私の元に駆け寄ると私の体を揺らして無理やり起こそうとする。

いや鬼畜か。マジでもう体が動かん。

 

ちょっと眠気も強くなってきたし‥

寝るわ。

 

「ありがとうございます‥ (夢の世界に行くので残念ですが)さようなら‥!」

 

 

「いやよ!早く起きて!!いやぁあああ!!」

 

「逝くな!君にはまだやるべき仕事がたくさん残っている筈だ!!」

 

 

うるさいわ。

あーでも最高の気分だぜ!

なぜならシロナさんが私の体を抱きしめているのだ。花の様な香りとそのたわわなお胸が私を圧迫している。素晴らしい‥!

確かにある意味別の意味で逝きそうになるぜ‥!

 

ワタルは知らん。わたしのけつあなを確定する奴なんぞ見たく無いわ

 

 

「ああ‥いいな‥これこそ‥私が求めた世界‥いわば楽園か‥」

 

 

「‥組長君‥ くそっ‥!」

 

「逝かないで‥!神様‥お願い‥!」

 

 

シロナさんの体を堪能した私は思わず呟く。

これが私の求めた世界‥つまり楽園だと━━

この楽園をいつまでも‥

楽園防衛プログラムを起動したいです。はい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥あーもう限界

 

手の力が抜けて行くのがわかる。

シロナさんに握られていた手がだらんと落ちる。

体の脱力も進み、床と一体化する様な感じがするぜ

 

 

‥あ、モームリ

 

 

 

 

‥おやすみ‥‥

 

‥‥zzz

 

 

 





主人公‥疲労がピークを迎えて最後に大爆睡した。

リョクシ‥己の意思を信じ、最後まで勝負に付き合ってくれた主人公に感謝し、いつか恩を返したいと思っている。これを機にプラズマ団からの足抜けを決意。ゲーチスとは袂を分かつ覚悟を取る。

シロナ‥主人公の疲労を見抜けず、メガシンカエネルギーを酷使し、ミュウツーと同じく作られた存在で命が短く、寿命を迎えたのだと思っている。

ワタル‥イブキとの約束を果たしてくれと主人公に訴えた。願わくばイブキと主人公が共に歩む未来を見ていたかったとか。



アルセウス‥(呼んだ?)
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