ナニモンなんじゃ? スジモンじゃあ!!   作:年中裸足の人

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勘違い要素少ないと思いますが
これから増やしていくつもりですのでよろしくです!

他にも今外伝には更なる原作キャラやこの作品本編に登場した原作キャラも再登場するかも?

それでは本編どうぞ!




月光に誘われし鉄輝夜とその筋の者(スジモン)

 

 

テッカグヤ

 

通称クソデカウルトラビースト

ポケモンSM初登場にしてムーン版にのみ出るUB(ウルトラビースト)

 

まさかこんな所でお会いするなんてね。緊張して意識飛びそうだぜ。デカいから威圧感マジやばい

 

 

「かが‥やふ‥!」

 

突如横のロケットが噴射を始めた為、私はテッカグヤから下がって距離を取る。

やべえどうしよ! 戦るしかないか‥!

土下座とシノギとシマも渡す準備しなきゃ

 

『ロトロトロト!』

 

 

ん?着信か?

もしかして見張りの組のモンからか?

ちょっと待ってもらえる?目の前にヤバいのがいるからさ。

 

 

『組長!今何か大きな音が!ご無事ですか!?』

 

 

狼狽えている中、私の袖からスマホロトムが勢いよく飛び出し、私の顔の前で静止する。いや目の前で動くとテッカグヤを刺激するかもだからやめろぉ!

 

 

「俺とリーリエちゃんは無事だ。UBのテッカグヤと対面中でな。近隣の人への避難誘導を急げ。」

 

『え!?うるとらびーすと‥?てっかぐや?』

 

 

あ、やべ カントー人は知らんか‥ しまったぁ!

原作知識発動!後で問い詰められる奴ゥ!

リーリエに聞かれたら詰められるかもだが、この会話は聞こえていない見たいだ。

ここはゴリ押しで行くぜ!

 

 

「とにかく急いで避難誘導と避難先で炊き出しをしろ。いいな!」

 

『は、はい!』

 

「あと、他に俺が言いたい事がわかるな?」

 

『!‥わかりました!組長‥!』

 

聞き分けがいいじゃん。そうだよ。援軍をよこせ

私一人だとめんど‥ゲフン!厳しいし、楽できるから援軍頂戴!

 

 

『組長‥俺信じてますから‥どうかお気をつけて!』

プツン!

 

 

ゑ?

‥ってあれ!?あいつ切りやがった!ふざけんじゃねぞ!返答からしてこんなデカブツ私一人でやる感じかよぉ!

 

実はリーリエの為にやった職権濫用で恨み買ったのが原因か!? これを機に私を消すつもりってこと!?

 

 

 

「かがやふ」

 

 

あ、すみません。待ってもらっちゃって

もう少しの間待ってもらって‥

 

 

「かやふ!」ビュン!

 

 

ってうお!!危な!!

あのクソデカUBが体を私にぶつけようとしやがった!

 

あの野郎!いや女郎? 正当防衛だ!悪く思うなよ!

 

私は腰につけたボール4つを手で取り、ポケモンを繰り出す。残ったゲノセクトも出したいが、後でリーリエに突っ込まれるのもあれなのでお留守番や

また今度活躍させるぜ!

 

「さて相手は強敵だ。気張って行くぞ!」

 

「スピ!」

「カイロ!」

「グソ!」

「メェガヤァアアアンンン!!!」

 

 

相変わらずテンションと風圧がイカれてやがる奴がいるな。もっと抑えろ。

 

 

「す、すごい‥これがクミチョーさんのポケモンさん達‥!」

 

「ピ‥ピー‥!」

 

 

リーリエとピッピがすげえ‥!見たいな感嘆な声を上げて私は調子に乗りそうになるがそれを抑える。

 

 

『おおお!兄貴たち!これだけの面子が出揃うのは感激モノですぜロト!』

 

「ピ、ピィ!?」

 

「大丈夫ですよピッピさん!スマフォロトムさんは義理堅くて筋を通すお方ですから!」

 

 

何故か勝手に動きながら、感激するスマホロトムはさておき、私はポケモンたちに指示を出す

ピッピよ。驚かせてすまんの。こんなスジモン目にすると怖くなるわな。

 

 

リーリエも着々とスジモン用語を覚えてきてる事に不安を覚えるが、まあ気のせいだろ!

 

そして私が戻る様に指示すると大人しく袖の下に戻るスマホロトム君。いや何で出てきた?

 

 

 

「スピアーとカイロスはリーリエちゃんとピッピを守れ。」

 

「スピ!」

「カイロ!」

 

 

「グソクムシャとメガヤンマはテッカグヤ姫のお相手だ」

 

「グソ!」

「メェガヤァアアアアア!!」

 

 

 

スピアーとカイロスはリーリエ達の護衛に入り、今回はグソクムシャとメガヤンマがタッグでテッカグヤに立ち向かう形だ、

 

お転婆なテッカグヤ姫のリードはこの二体に任せるか

女性のリードは男の花ですからな。

 

 

 

「かがやふ‥!」

 

 

目の前のテッカグヤが体を回転させて勢いを付け、その巨体をグソクムシャにぶつける。

ドォン!と鈍い音が周りに反響するほどの強さだ。

 

「グソ‥!」

 

よく耐えた!えらいぞ!

グソクムシャの重量もそこそこあるし、足で踏ん張っているから吹っ飛ばされずに済んだが、グソクムシャの足が地面にめり込むほどの重さである事はわかった。やっぱUBやべえわ。

 

 

「技がそこまで効いてないという事はヘビーボンバーか‥よし。メガヤンマは上空からエアスラッシュ。グソクムシャはアクアブレイクを叩きこんで挟撃だ。」

 

 

「グソ!」

「メェガヤァアアアンンン!!」

 

 

「かやふ‥!?」

 

 

「すごい‥グソクムシャさん達の連携がスムーズです。かなり戦い慣れしている‥!」

「ピピ!!」

 

「スピ!」

「カイロ!」

 

 

リーリエの実況解説助かる。ピッピが喜び、スピアーとカイロスも応援ありがとう。‥てか応援してないで護衛しろや。

 

とまあ、下からはグソクムシャのアクアブレイク、上からはメガヤンマのエアスラッシュの挟撃にテッカグヤはビビり散らしていた。素晴らしい連携だ!

 

メガヤンマの技は、こうかはいまひとつの筈なのだが、何故か効いてるみたい。

 

お可愛いこと‥

 

 

‥って、ぐああ!風が強い!

メガヤンマの風圧ゥ!私が思わず吹き飛ぶほどの勢いだぜ!? これはビビり散らすわ!

ジェット機にも負けない威力! 自重しろや!

 

 

「がやふ!」

 

「‥!?」

 

グソクムシャとメガヤンマの挟撃でダメージを受けた事に怒ったのか。体から謎のオーラが噴出した

これは‥スーパーヤサイ人!?それともマサラ人!?

いや‥スーパーカグヤ人だ!!

 

てか、そもそも人じゃないな‥

 

 

ビーストブーストみたいな謎の赤色のオーラを纏った。ウルトラホールのエネルギーによるパワーアップか‥!あれはやばそ!

 

そしてテッカグヤの口の周りに赤い炎の影が見えた。

あ、やべ。やばそうなやつ来るやん

 

 

「グソクムシャ!メガヤンマ!回避行動を取れ!あれはかえんほうしゃだ!」

 

「‥グソ!?グソ!」

 

「メェガヤァア!? メェガヤァアアア!!」

 

 

私の予感は的中し、テッカグヤの口から超巨大なかえんほうしゃが飛んでくる。私の指示を素直に受け取ったメガヤンマは上空に、グソクムシャは体を捻って紙一重で回避した。

 

「なんとかかわせました‥!あの技が当たったらひとたまりもないです‥!」

 

「ピッピ‥!」

 

リーリエの言う通り何とかかわせたが、かわした先の大岩が大きく抉れ、岩が溶けている様に見える。めっちゃ高温やん!タイプ一致じゃ無いのに何この威力!?まるでマグマじゃけぇ。これチートすぎん?

勝てんわ!

 

「かがや‥ふ!」

 

テッカグヤが再びかえんほうしゃを放とうと炎を溜め込むがあれはかわせへんな。ここは攻撃あるのみだぜ!

 

「グソクムシャ!アクアブレイクだ!全力で叩き込め!」

「グソォ!!」

 

「メガヤンマはエアスラッシュでサポートしろ!」

「メガヤァァアァン!」

 

 

 

グソクムシャは水で刀を形成し、アクアブレイクを叩き込もうとするが、そこにテッカグヤ様がかえんほうしゃをぶちかましてくる。

 

「かーや!」

 

「グソ!?グソォ!」

 

グソクムシャにかえんほうしゃが襲い掛かるが、グソクムシャはアクアブレイクを叩きつけて防御する。まるで鍔迫り合いに見えなくもない程に拮抗している。

 

 

 

しかしかえんほうしゃの勢いがさっきより強いな。

あのグソクムシャが押されている。あれ何で?

 

 

 

 

 

‥あ

 

 

しまったぁあああ!

そっか!メガヤンマのエアスラッシュのサポートか!

空気をたくさん含んだものをぶつけられたらより燃え盛りますわなぁ! 何と言う迂闊!私のバカ!

グソクムシャ逃げろ!そのままじゃお前死ぬぞ!

バカなトレーナーですまん!

 

「グソクムシャ!アクアブレイクを捨てろ!解き放って下がるんだ!」

 

「!グソ!」

 

アクアブレイクを解き放ったらまず後退するんだ!その隙を見計らって‥

ん?あれグソクムシャ君。

かえんほうしゃの中にアクアブレイクを投げ捨てろとは言ってませんよ! ちょっと投げやり過ぎだろ!

 

グソクムシャが水で出来たアクアブレイクを解除して、その水分をかえんほうしゃに当てるとジュワァ!と水蒸気が立ち込めて辺りを覆い尽くした。

何も見えん!

 

 

「‥かえんほうしゃの高熱にアクアブレイクの水分を当てた事でそれが気化して水蒸気になったのですね‥ しかしこれでは相手もそうですが、クミチョーさんからも見えません‥どうするのでしょうか?」

 

「ピー‥」

 

「スピ‥!」

「カイロ‥」

 

実況たすかーる。

そして相変わらず観戦するスピアーとカイロスは仕事しろ。

 

うーむ困った。何も見えんなぁ‥

メガヤンマが墜落しないか心配。大丈夫かー?

よし!相手の位置も特定してみますか!

 

 

「メガヤンマ。ちょうおんぱで索敵してエアスラッシュ!」

 

「メェガヤァアアア!」

 

 

「かがや‥!?」

 

 

お!やるやん!手応えあり!

テッカグヤが驚く声が聞こえたぜ!こうかはいまひとつだが、突然の攻撃に怯んだみたいだ。

 

 

「す、すごいです‥!ちょうおんぱで位置を特定してそこに技を入れる。相手からは見えないのにこちらからは一方的に攻撃できる状況を作り出したんですね‥!」

 

「ピー!」

 

「スピッ!」

「カイロ!」

 

解説うまいねリーリエワゴン。

実は結構楽しんでるでしょ君?てか危機的状況なんだよ? かなりシュールなんだぜこの光景は。

 

お前達もだよスピアーとカイロス。浮かれるな

 

 

「‥!待ってください。それでは最初からこれを計算していたのですか‥!?最初のエアスラッシュもかえんほうしゃの温度を上げて、確実に水蒸気を出すために‥その状況を相手の技から咄嗟に捻り出す戦略と戦況を見通す力‥!何という先見性‥!」

 

 

そ、そうなんだよー(焦り声)

私がそんな行き当たりばったりな事しないよぉー

エアスラッシュも作戦通りなんすよー(震え声)

 

 

「かがやふ‥」

 

おっと、余所見してる場合じゃ無いわ。

怯んでいる今がチャンス!いくぜー!

 

「グソクムシャ!アクアブレイク!メガヤンマはもう一度エアスラッシュ!」

 

「グソ!」

「メェガヤァアアア!!」

 

 

「かがやふ!!」

 

 

 

合体攻撃!きゅうしょにあたった!

きゅうしょってどこよ!

 

 

さっきからワンサイドゲームですね。

あのテッカグヤが手も足も出ない程にぶちのめして結構ダメージ与えたぜ!

 

 

「かが‥やふ‥」

 

まだ倒れないか‥ タフな姫様だ。

さて、どうするか‥ん?何だ‥私の事を無視してリーリエに目をつけたのかベンチに向かおうとしているのが見えた。

 

 

「え?どうして‥わたしの元に?」

「ピー‥」

 

ピッピを庇う様に胸の中に抱き込み防御態勢に入ったまもリーリエ(無理やり)

 

おいおい!テッカグヤさんよ!私は眼中に無しか!

リーリエみたいな子がタイプなの!?まさかの百合!?ユリーリエ!? これから告白タイムか?

 

 

次回 テッカグヤ様は告らせたい

 

 

始まらないよ!私が阻止するから!(鬼畜)

 

 

「スピ!」

「カイロ!」

 

リーリエとピッピを守る様に前に出るスピアー達。

ようやく君たちの出番だ。

さてリーリエを守る騎士としての役目を果たすのだ!

 

 

 

「かがやふ‥!」

 

 

 

ん?なんか様子がおかしいぞ。

テッカグヤ姫はリーリエに近づいたかと思ったら、突如ビビり散らして両脇の竹ロケットを噴出させ、空へと飛び立っていった。

 

 

何故に? まさか覇気!?覇王色!?

よくわからんやつやな。結構ダメージも負ったし、逃げたんだろ! 

 

あーこわかった。足が震えてやがるぜ。

私は震える足を何とか動かしてリーリエの元へと向かった。

 

 

「無事かな?リーリエちゃん。」

 

「はい!あのありがとうございます。守ってくださって‥」

 

「ピーピー!」

 

うむ。どういたしましてじゃ。

リーリエもピッピも無事で何よりじゃのう。

 

 

「ピー♪ピ♪」

 

「ふふ‥ご機嫌ですねピッピさん。あんな危機から脱したばかりなんですよ?」

 

リーリエとピッピは互いに微笑みとても楽しそうだ。

それにしてもこのピッピめちゃくちゃリーリエに懐いているな。ほんまに野生なんかな。

 

 

「そのピッピ‥随分と懐いているな。折角だ。リーリエちゃんの仲間にするのはどうかな?」

 

「え‥?仲間に?」

 

「これも何かの縁だ。君とピッピの仲の良さからしてもね。」

 

リーリエはピッピの頭を撫でると、ピッピをそっと地面に降ろす。ピッピはあれ?と首を傾げてリーリエを見る。リーリエはピッピの目線に合わせる様にその場でしゃがむとピッピの目を見て口を動かした。

 

「ピッピさん‥わたしはトレーナーになりたいんです。ヨウさんみたいなトレーナーに‥」

 

「‥ピー」

 

「ピッピさん。わたしはピッピさんと世界を見て周りたい‥あなたと行きたい!一緒に来ませんか?わたしの仲間になって欲しいのです!」

 

「ピッピ!!」

 

「わ!ピッピさん!?」

 

リーリエの大胆なうるせえ!いこう!宣言に迷いも無くリーリエの胸に飛び込むピッピ。驚きの余り尻もちをつくリーリエとピッピは満面の笑みを浮かべていた。

 

そしてリーリエはピッピを抱き抱えた状態で空を見上げて声高らかに宣言しようとしていた。

 

 

「ピッピさん‥いえ‥ピッピ!ゲットです!」

「ピッピピピー!」

 

 

ピッピカチュウ?(空耳)

 

うむ。友情ゲットというやつやな。

初めて仲間にしたスピアーの事を思い出すぜ。

私が感慨深く見守っていると、私の周りに愛する手持ちがゾロゾロと集まってきた。

 

 

「スピ!」

「カイロ!」

「グソ」

「メメガァ‥!ヤァアアアアアアアンンン!!!」

 

皆かつてを思い出したかの様にリーリエ達を見ていた

 

おいうるさいぞ。一匹だけ感動し過ぎだろ。

メガヤンマの目から大粒の涙が出てるわ、風圧で周りがやばいわで台無しやぞ。全く

 

 

「初めての仲間だね。君とピッピが繋いだ大切な縁だ。これからも大事にして欲しい。」

 

「はい!クミチョーさん!」

「ピピ!」

 

リーリエとピッピが私に向き直り、姿勢を正していた。テッカグヤの件もあるし危ないからもう帰るぞ。

私はリーリエとピッピに声をかけて撤収準備に入った

私を見捨てやがった組のモンのケジメは後にして、スマホロトムで切り上げる事を電話で伝えた。

 

さぁて‥これからどうなることやら

 

 

満点の星空は私の不安なぞ知らぬと言った感じで光り輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ガサッ‥!】

 

 

 

 

ん? 何かリーリエの背後の崖の上で黒い影が動いた気がするが‥

 

 

気のせいか!

野生のポケモンかスジモンだろ!

 

よし帰るぞぉ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゼドアーッ‥!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥

‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テッカグヤ騒動から4日が経過した。

あれからリーリエにモンボを渡してピッピを本格的に手持ちにして、トレーナー証を発行してもらったり、スジモン業務を片付けたりで、てんやわんやの日々を送っていた。

 

ちなみにピッピはまだバトルしてません。

今は人間社会に慣れて貰ってる感じですので、気長に待ちましょう。急ぐのは大事だが、焦るのはダメよー

 

 

『‥と言う事でクミチョーさん。暫くタマムシシティの探索をしますね。』

 

 

 

ちなみに今私はスマホロトムを通してリーリエと通話中。何故かって?別行動中なのであーる。

どこにいるかって?今タマムシにいるのであーる。

 

来た理由はリーリエの為だ。トレーナーとして旅に必要な物を入手するにはタマムシデパートが最適だからね。老舗なのに流行には敏感だから未だタマムシデパートは健在だ。ワビ組のシマでもあるからな

 

今は買い物を終えてリーリエはピッピと街を探索している。人間社会に少しでも慣れる為だ。それに荷物は組のモンが預かっているから安心したまえ。

 

私がいるとリーリエも緊張するだろうし、初めての手持ちと交流したいだろうからとリーリエとピッピだけにした。街には組のモンもいるし危険は無いはずだぜ

 

 

 

それに私も一人の時間が欲しい。

人と交流するのは色々と疲れるのだ。特にスジモンだらけなこの業界はな!

 

それに気持ちを整える必要がある。

幸い今、私がいるこの場所はまさにうってつけ。

 

 

何故か‥

 

タマムシは美女が多いから!!!

このモンジャラカフェは穴場だぜ!!

モンジャラも店員さんもかわいい!!

 

 

いえーい!

タマムシ最高!お前もタマムシ最高と叫びなさい!

 

 

 

『それではまた後ほど!『ピーピィ!』‥あ、ピッピさん!そっちにいかないで‥!』プツン!

 

 

え?

 

‥なんだか不安になる切り方されたが、ここはウチの組のシマだし、組の若い奴が何とかしてくれるだろ!

 

エリカ様もいるし、大丈夫だよね?大丈夫であれ!

 

 

‥とまあ、不安な気持ちだがここは落ち着くべきだな。私は手に取ったコーヒーをゆっくりと口の中に含んでいく。うむ、この苦味がクセになるな。

 

店外のテラス席に座り、道ゆく人に見られるが、まあ問題ない。

 

 

「‥組長さん。何だか大変みたいですがごゆっくりなさって下さい」

 

「モンジャ!」

 

「ああ‥ありがとう。」

 

お辞儀して下がる店員さんと給仕のモンジャラ。

タマムシはワビ組のシマとあってか、チンピラやスジモンがはしゃいだりする事が無いので割と平和。

だがワビ組を恐れる人が多く、私と目を合わせようとする人はいない。

 

だがこの店の店員さんは美人だし、給仕のモンジャラは愛嬌あって可愛いし、癒しの空間とも言えるだろう

 

つり目の強面でいかにもな風貌だが、スラッとしたモデル体型の美女で人当たりが良いとか、好きになっちゃうわね。メスになっちゃう〜

 

「カイロ!」

 

そして更にその横には愛する手持ちの一体であるカイロスが笑みを浮かべ、幸せの時間になっている筈なのだが‥

 

 

 

 

 

 

 

「カイロカイロ!!」パクパク!!

 

 

 

 

カイロス君‥食べ過ぎやで。

こいつはテーブルの上に山盛りに置いたケーキをひたすらに口に放り込むカントーのアクジキングです。

店員さんとモンジャラドン引きやん。心が休まらん。

 

 

『流石カイロスの兄貴!その食べっぷりはあのカビゴンをも超える無双ぶり!胃袋の広さも懐の広さに繋がっているって訳ですぜロト!』

 

 

スマホロトムも好き勝手やるし、これは出禁確定かもな。まあワビ組のシマだし、組長だから出禁は無いと思うが。迷惑かけたらあれだからお金は払いますとも。はい

 

 

 

 

 

「うひょー!すごい食べっぷり!これは中々見れるものじゃないねー!」

 

 

 

 

ん?

何か後ろというか、店の外の路上の方から興奮しているのか嬉しそうに声を出す女の子の声が聞こえた。

 

中々可愛い声をしているなと気になって私は振り返ると、思わず息を呑んだ。

これはかなりの美少女ですねー。将来が楽しみだ

でもどっかで見たことあるような‥?

 

 

 

 

「旅行先で思わぬバズりの予感!これは配信のネタになるかも!‥それに宙に浮かぶスマートフォンに強面のMr.ふりそでといい、ネタが渋滞している!?」

 

 

「君は‥?どこかで見た様な‥」

 

 

「あ!失礼しました!‥って‥え!?ボクを知っているんですか!?まさかカントーの視聴者の方ー!?」

 

ぐいっと路上からテラス席の柵に身を乗り出しているが大丈夫なのだろうか?

 

突然私の言葉に反応した美少女ちゃん。既視感は強いのだが、全然思い出せん。

私が少女ちゃんを見つめていると特徴的なギザ歯を見せつけるようにニカッと笑顔になる。

 

 

 

「そう!ボクはナンジャモ!配信者にして、パルデア地方から来た観光客です!」

 

 

 

え?うそ!?ナンジャモ!?

まじで!?なんでカントーにいるのぉ!?

 

確かに面影あるなぁ‥!

薄紫と水色の2色カラーの髪色でギザ歯!

あのダボっとした黄色いコートでは無く、黄色いダウンジャケットみたいな服で尖った衣装ではないな。

 

ナンジャモ語もあんまり使っていないようだが、まだデビューして日が浅いのかな? 

 

 

なんか初々しいですねー! 

テンション上がりますね!

 

 

 

次回

何者なんじゃ?

ナンジャモのスジモンジャTV!

 

見てね!

 

 





主人公‥久しぶりに美女を見て心が浄化されていた。カイロスの大爆食いにはため息しか出ない。

リーリエ‥スマホが上手く言えずスマフォと言っている。タマムシで初の手持ちのピッピと遊ぶなど、それなりにエンジョイしている様子。

ピッピ♀‥めでたくリーリエ最初の手持ちになる。マイペースで好奇心旺盛な性格でリーリエを困惑させているとか。

テッカグヤ‥思わぬ手傷を負い、傷を癒す為とリーリエの背後にいた謎の影のプレッシャーにブルってしまい撤退した。リーリエに何故接近しようとしたのだろうか?

ナンジャモ‥ポケモンSVでは有名インフルエンサーにしてハッコウシティのジムリーダー。今作ではSVよりも前の世界線の為まだジムリーダーではない様だ。反社者TVとのコラボはなるか?

店員さん‥つり目で強面な風貌の長身美女。隠れファンが多く女性から毎日ラブレターと告白を受けているとか。相手を怖がらせない為にと一人称は「ボク」でキャラ変したらしい。かわいいもの好き

モンジャラカフェ‥タマムシジムのエリカの影響で、モンジャラの魅力に気づいたオーナーが作ったお店。人懐っこいモンジャラ達が働く姿が話題となり、密かな人気となっているとか。






謎の黒い影‥ おつきみやまの崖の上からテッカグヤとある人物を見下ろしていた様だが‥目的は不明である

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