ナニモンなんじゃ? スジモンじゃあ!!   作:年中裸足の人

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気がついたらZA発売されてから1年以上経ち、この小説も初投稿からもう一年になるとは‥
一年もの間お付き合い頂きありがとうございます!

本小説もZA外伝で完全完結の予定なのでそれまでお付き合い頂けますと嬉しいです!



その筋の者(スジモン)病弱設定が追加される

 

 

 

 

「クロワッサン2個おかわりください!」

「早く食べるのは消化に悪いですよ‥‥」

 

 

「頼むならまとめて頼め!私の労働を小刻めに増やすなよ!」

 

 

 

 

おーおー今日もヌーヴォカフェの看板娘さんは元気ですこと(震え声)だがそこがいい!

 

と言う事でみなさーん、おハローにちはー!

 

カラスバのホテルZへのカチコミ(宿泊)後、私は一人ヌーヴォカフェで過ごしていたがそこにMZ団が押し寄せて来たのだ。

 

なんでもさっきまでMZ団メンバーで腕試ししていた様でメガシンカバトルをしていたらしい。

ピュール君のメガズルズキンの写真見たが中々かっこいいじゃねえか。MZ団もメガシンカ解禁したらしいがデウロちゃんだけヒトデマン止まりなのでメガシンカのお預けをくらってるのだとか。

 

え‥‥?じゃあメガスターミー実装したん???

見て見たいモンだぜ!デザインは流星をモチーフにした奴なのかな?綺麗なんだろうなー(フラグ)

 

それにしてもまさか御三家にもメガシンカが追加されるなんてね

前世で発表されていたらさぞ発狂したに違いない。

メガメガニウムにメガオーダイルにメガエンブオーか

 

‥ん?そこはメガバクフーンちゃうの??

何故BWから出したんだ??わけがわからないよ。

 

私が困惑する中、ピュール君が呆れる様に呟いた。

 

 

「‥今の人、あいかわず元気がよすぎますね。」

「だがそこがいい。元気が貰えるんじゃないか?」

「‥‥は、はい!わかりますよぉ。あの感じがいいですよねぇ」

 

 

 

なんだかデウロちゃんやピュール君がよそよそしい気が‥‥ピュール君は口調にそこまで変化は無いがなんかやけにキョウヤ君やタウニーちゃん見てるし‥

 

どうした?トイレか?‥さっきからコーヒー飲みまくってし、なんで皆緊張してるん?こっちまで緊張してくるんだけど

 

私が怪しむ中、おかわりのクロワッサンを皿に乗せた看板娘さんが近づいてくると私に向かって言葉を紡いだ。

 

 

「しかしMZ団も大所帯になったな。タチバナのダンナもミアレに来てもう2ヶ月か‥‥ミアレを堪能してくれて何よりだよ!カントーに帰りたくなくなったんじゃ無いか?」

 

「‥‥まあトラブルはあるがいい街だな(皮肉)」

 

 

私はそう零した。嘘は言ってないぜ

ミアレジェンヌは美しいし、ポケモンは可愛いがいかんせんトラブルが多いのがネックよね

観光で来るのはいいが住むのは一般人にはきついかもしれん。そんな街に順応する私ヤバ無い?

 

最近スジモンからの電話やサビ組とのやり取り、更にはワイルドゾーンのナワバリ化のストレスからか口内に血豆が出来てしまい日に日に大きくなりつつある。

 

本当はコーヒー体に毒だしクロワッサン食った時の破片で血豆が潰れて痛い思いするのは嫌だが、体はカフェを求めてやがるんだ!(カフェin中毒)

 

私の目の前にあるコーヒーとクロワッサンがヤバい薬物に見えてきたぜ‥いかんいかん

 

私は一旦現実に戻ると私の言葉を耳にした看板娘さんはクロワッサンを乗せた皿をデウロちゃんの前に置くと笑顔を浮かべながら口を動かした。

 

 

「お?いいね、だったらこのまま住んでみるかい?

わたし達としてもミアレを好きになってくれる人が増えるのは嬉しいんだ。

それにダンナがいると客も珍しがって入ってくれるしさ。まあ客寄せヤンチャムって奴だ!」

 

「いつかは飽きられると思うが‥‥

ミアレは故郷の様な愛着もあるのは事実だ。気持ちは嬉しいが私もあと少ししたら帰らなくてはならないんだ、カントーでの仕事もあるし」

 

「そうか‥‥でもそれだけ愛してくれてるんだな

嬉しいよ。帰るまでもっと楽しんでくれよな!」

 

 

いやです(即答)客寄せパンダ言わんでくれや。こんなおっさん見て誰が喜ぶねん。普通にヤンチャム使ってくださいよぉ

 

ミアレ愛溢れる看板娘さんに故郷発言をする事でポイントを稼ぐ作戦は功を奏した。

その発言に嬉しく思ったのか看板娘さんは眩しい笑顔を浮かべると他のお客さんに呼ばれたのか私たちの元から離れて注文を受けに行く。

マスターも忙しそうだし、繁盛してるねー

 

 

「そうだよね‥タチバナさんもずっといてくれる訳じゃないんだもんね‥それに仕事っていうと‥」

 

「ええ、カラスバさんから聞いたあの話の事で間違い無いかと‥」

 

 

ん?何やらデウロちゃんとピュール君がヒソヒソ話をしているがどうしたんや?

時折タウニーちゃんやキョウヤ君を見てまるで私を遠巻きに見る様で接しづらそうにしているが‥‥

 

は!まさか鼻毛が出ているとかか!?

確かにこりゃあ指摘しづらいな。ちょっとトイレ行って鏡チェックしないと!

 

私が席を立とうと腰を浮かせたその時突如タウニーちゃんから話しかけられる。

 

 

「すみません。タチバナさんに聞きたい事があるんですけど‥‥」

 

「ん?どうかしたかな?」

 

 

私はつい聞き返す。やけに気を使う様な雰囲気からしてやっぱり私の鼻毛が気になったのだろう。

デウロちゃんとピュール君の空気を察して、私に話しかけた。なるほどリーダーとして汚れ仕事を背負う気だな‥‥何て奴だ‥!立派な成長を遂げおって!

 

 

「ええと‥

カラスバさんがホテルZに一泊したじゃないですか?その時カラスバさんから聞いたんです。タチバナさんの素性についてを‥‥」

 

「‥‥!」

 

 

私はつい押し黙った。

あ、そっちかー よかった‥‥ってよくなくね??

カラスバが話したということは私がスジモンとして生きている事がバレてしまう事に他ならない。

くそぉ!なんてこった!!

 

 

「タチバナさんはワビ組っていう組織のボスなんですよね?スゴイ人だってカラスバさん言ってました。

今まであたし達はタチバナさんに失礼な事言っちゃったんじゃないかって思ってて‥

そのごめんなさいタチバナさん。」

 

 

あーあバレちった‥おのれカラスバぁ‥!

ま、まぁいずれはバレるし?早まっただけで全然問題無い(大アリ)

 

ってか頭を下げて謝罪するタウニーちゃんだが、何を謝っておるんじゃ?

おそらく私がスジモンと聞いてビビって謝っているのだろう。そんな事しなくてもいいのに!

むしろ謝るのはこっちの方なんだよなぁ。カタギに謝らせるとかスジモンの風上にも置けませんよ!

 

怖がる必要ないぜタウニーちゃん!私は彼女を諭す様に優しく声をかけた。

 

 

「確かに私はワビ組の組長と呼ばれる者だが君たちが謝る必要はない。

むしろ謝るのはこちらの方だ。君たちに気遣いさせた事そしてこれまで素性を隠していた事をお詫びする。本当にすまなかった」

 

「あ、いえ!そんな事を問い詰めたかった訳じゃなくて!」

 

 

私が本当に申し訳ないすると慌てて静止にかかるタウニーちゃん。

お互いが謝り倒すとか超カオスで草。謝罪合戦になるのも嫌なので私は言い訳する様に言葉を紡いだ。

 

 

「‥今回はお忍びでミアレに来ていてな、素性が割れると面倒な事になると思って言い出せなかったんだ。」

 

「それに素性が知られるとホテルZにも悪評が立つだろう?この後すぐに出ていくさ、それでどうかな?」

 

「‥ぇ‥?」

 

 

本当は帰るまでホテルZを満喫したかったがしょうがない。ここは大人しく別のホテルに移ろう。

 

これ以上スジモンはMZ団に関わるべきでは無いのかもしれん。カタギの生活を邪魔するスジモンはあってはならない。

ホテルZにサビ組以上にイかれたスジモンが来ないとも限らないしそうなったらホテルZに迷惑がかかる。

 

まぁシュールリッシュとかなら金持ちのボンボンしかいないから大丈夫だろ!ボンボン=スジモンだから(超ド偏見)安心して離れられるぜ!

 

私が突き放す様に言葉を発するとMZ団の皆の目からみるみる光がなくなっていく。おいどうした!?

 

 

「いや、全然よくないです!

タチバナさんいなくなったら困るし!」

 

「確かにタチバナさんが大物なのは理解しました。

しかしあなたがいなくなられたらボクとしても困るんです。色々とまだお話ししたい事がありますし‥」

 

「俺も同じ意見です。この事は誰にも話しません。ホテルZ皆の秘密にしますから考え直してください」

 

 

皆一斉に立ち上がると私に詰め寄る様に言葉を荒げる

おいおいマジかよ‥!私一人相手に必死すぎん?

 

私一人の宿泊費がそんなに大事か?(鈍感)

確かに万年客無しホテルって呼ばれてるから小さな売上も大事になって来るわけだ。

 

私が一人納得する中、ただ一人黙って俯いていたデウロちゃんが私に近づくと私の袖をギュッと掴むと私の顔を見る。

 

その目には涙が滲んでおり、所謂上目遣いの体勢+涙目で言葉を震わせながら口を動かした

 

 

「お願い。いかないでよぉ‥タチバナさん‥!」

 

 

ぐわああああ!(罪悪感)可愛すぎるぅ!

なんやその破壊力ゥ!?やめてくれ、その技は(庇護欲を煽る眼差し)私に効く。

 

こんなん見せられたら断れないやん。男の心理を掴みやがるとはな‥とんだ小悪魔ちゃんだぜ。

デウロちゃん恐ろしい子‥‥!負けたぜ。その罪悪感をくすぐる仕草は天下一。お前がナンバーワンだ!

 

 

「いいのか?ホテルZに迷惑がかかるかもしれんし、君たちにはこれまで以上に世話をかける事になるが‥‥」

 

 

私としてはめちゃくちゃ有難い。あんなクラシックで静かなホテル滅多にないし結構安いからね。

私が恐る恐る聞き返すとデウロちゃんはパァっと明るくなり、超絶満面の笑みを浮かべて口を動かした

 

 

「全然ですよぉ!むしろタチバナさんの為なら一肌脱ぐどころか差し出せるもの全部差し出すもん!」

 

「‥‥飛躍し過ぎでは?それに言葉だけ聞くとプロポーズに聞こえます」

 

「‥っ!?ち、違うよぉ!タチバナさんには返しきれない恩があるからそれを返したいだけ!ピュールもそうでしょ!?」

 

「確かにそれはそうですが‥‥」

 

 

デウロちゃんそこまで私に恩義感じてくれてたんか?

最早全部差し出すとかスジモン的思考に染まりつつあるな‥‥マブダチの弊害か?

 

確かにプロポーズっぽい言い回しだが、その言葉は大事にとっておきなさいよ?カタギはこんなスジモンを相手してはいけません。

 

デウロちゃんとピュール君が仲良く騒ぐが、それも決着がついたのかピュール君は息を整えると軽く咳払いして私に言葉を紡いだ。

 

 

「‥‥話を戻しますとサビ組との騒動でボク達も大分巻き込まれてますし今更です。」

 

「俺たちを巻き込まない様にするのはありがたいですが多分他のホテルに行っても、その人たちも巻き込んでしまうし、それはタチバナさんの望む所ではないのでは?」

 

「‥むぅ‥それもそうだな‥」

 

 

は!?確かに‥!ボンボンは皆スジモンではないかもしれんな‥‥こりゃあキョウヤ君の言う通りだ。論破されちまったぜ降参だ。と私は下を向くと、タウニーちゃんは微笑ましいものを見る様な笑顔を浮かべながら口を動かす。後方腕組み彼氏ヅラかな?

 

 

「ふふっ‥やっぱり優しいですタチバナさんは‥‥

例え何者であってもタチバナさんはタチバナさんなんだね安心したし!

‥‥っていうかもうホテルZの人間なんだからMZ団の新メンバーって事にしちゃえばさ、多少は疑いの目も減るんじゃない?」

 

「ええ!?タチバナさん引き抜いちゃうの!?

それはまずいって!!」

 

「そうですよ。せめてボクたちが遜るべきでは?

例えばボク達はタチバナさんの生徒とか弟子とかにするのが自然だと思います‥」

 

「なるほど、先生として招待している体にすると」

 

 

まさかのワビ組からの引き抜きですかー?

私がホテルZに連泊し続ける事への疑いの目を逸らす案を考えてくれているがそれ逆じゃないっスカ?

 

いきなりMZ団のメンバーになったと思ったら先生呼びかよー 出世したのかわからんなぁー

しかし、先生か‥‥なんだか懐かしい感じがするぜ

 

 

「それにしても先生か‥‥懐かしい響きだ」

 

 

私は思わず溢した。

リーリエが巣立ってもう3年か‥最初はネームドキャラを弟子にする事へのプレッシャーでしんどかったが「先生!」と後ろをついて回る姿は雛鳥の面倒を見る親鳥の様な気持ちで今思うと悪くなかったな。

 

私が空を見上げて感慨深く遠くを見つめるとデウロちゃんが話しかけて来た。

 

 

「‥‥あ、そっかタチバナさんお弟子さんいるんですよね?あの黒い格好した意味深おじさんが言ってましたよ!タチバナさんとも知り合いだって!」

 

「意味深おじさん?」

 

 

思わず聞き返すが誰やねんそれ?

きんのたまおじさんの事?それ意味深の意味が多分違うぞ?ゲームフリークの巧妙な罠に引っかかるんじゃない。

 

私がため息をつきたくなる中、デウロちゃんの言葉を補足する様にキョウヤ君が言葉を紡いでいく。

 

 

「Fさんと言う方ですよ。確かお知り合いなんですよね?俺もその時聞いたのですが、お弟子さんも相当な実力者だったと‥」

 

「へぇータチバナさん弟子がいたんですね!

ちょっと驚きだし。」

 

「それは気になります。まさかタチバナさんが弟子を取っていたとは」

 

 

 

何だよー皆興味津々かよー

私の一番弟子の話しちゃおっかなー?(厄介オタク)

皆やけに聞きたそうだししょうがねえなー(乗り気)

 

個人情報もあるし、名前は伏せて話すとするか。私はそう思いゆっくりと口を動かした。

 

 

「Fさんが言っているのは私の一番弟子だな。

ある財団のご令嬢でカントーにいた時弟子になりたいと志願して来てね。

色々と面倒を見ていたんだが、彼女は私よりも素晴らしい才覚を持っていたのさ

伝説のポケモン達と多くの縁を結ぶ姿は物語の主人公の様に見えたな」

 

「‥すごいですね。そんな才覚溢れる方がいるなんて‥‥」

 

 

せやろ?見る目あるねキョウヤ君!

さすがは主人公枠!まあリーリエはヒロインでもあり主人公だからね。スイクンやウツロイドにルナアーラにソルガレオと多くの伝説や準伝と出逢い過ぎや

もう大天使リーリエルなんて言えへん

 

私みたいなポンコツが先生ですみません。

 

 

「ああ、弟子と呼ぶのすら烏滸がましい程に素晴らしい子だよ彼女は‥‥

なんだかキョウヤ君を見ているとその子と重なる部分があったんだ。あの眼差しと自分を曲げない強固な意志は初めて会った時から何かを成し遂げる様に思えてな。全く不思議な縁だ」

 

「タチバナさん‥‥」

 

 

思わずキャウヤ君に自身の思いを口にした。

だって御三家持ってるしメガシンカできるし、ジガルデと縁を結んでるんだっけ?(うろ覚え)

完全に主人公ですやん!そんな存在を敵にしたら滅ぼされるからね。長い物には巻かれとけってやつよ!

 

あ、でも無茶は禁物やで?レッドさんと違って君達はほらカタギだから(謎理論)

 

 

「だが気負う必要はない。まだまだ君達は私より若いんだ期待している。それにキョウヤ君とピュール君もそうだがデウロちゃんとタウニーちゃんはそれとは違う輝きを見せると私は思う。君たち二人は未来の原石そのものだ」

 

「え?」

「ほんとに‥?」

 

 

キョウヤ君とピュール君の才能も凄まじいが私が今目をかけているのはこの美少女二人である。

この二人のポテンシャルは正に未知そのもの。未来が楽しみだぜ!

 

 

「君たちには未来がある(ナイスバディの美女の才能)特に体を大事にしてくれ。大器晩成‥二人はこれから化けると思うからな」

 

 

私は二人の目を見て言葉を紡いだ。

未来の大人のお姉さんとしての才覚が楽しみだぜ。この二人はボンキュボンかスレンダーかはたまた別の道に行くかはわからないがナイスバディになる事は確実だね

 

しっかり栄養摂ってナイスバディのお姉さんになってカタギライフを謳歌してくれ

私が下心溢れた思考に至る中、二人は頬を染めると笑顔になり口を動かす。

 

 

「えへへ‥褒められちゃった‥これで今日も頑張れますよぉ」

「そこまで言われると何だか照れるし‥‥でもやけに今日は皆を褒めますね?なんだか珍しいし」

 

 

あら?流石に直球すぎた?

タウニーちゃんは私を不思議そうな目で見たがまさかこれはセクハラだったか!?

 

しまった!今はそう言うのに厳しいからな‥

落ち着け‥一回冷静にクールになろう‥

私は思わず目の前にあるクロワッサンを勢いよく口の中に突っ込む、鉄仮面を崩さない様誤魔化しながら言葉を返すが咽込んでしまう。

 

 

「いやなんでもないさ‥‥ッ!ゴホッゴホッ‥!」

 

 

やべえ!口の中に勢いよく突っ込んだこともあり、破片が器官に入って苦しいし口の中に鉄の味が広がる。

思わずハンカチを取り出して咽込み続けると二人は驚く様に声を荒げた。

 

 

「ちょっと!?大丈夫ですか!」

「タチバナさん!?しっかりしてください!」

 

「いや大丈夫だ。クロワッサンが器官に入ってむせ込んだんだ。やれやれ歳かな。」

 

 

私はハンカチをチラ見するとハンカチは血で滲んでいた。あー潰れた血豆がここまで広がるとは‥

幸いな事に口周りに血がついてないからあらぬ誤解は避けられた様だ。私はハンカチを袖の下に仕舞って自嘲する様に呟くとタウニーちゃんはほっと胸を撫で下ろしながら言葉を発した。

 

 

「‥びっくりしたし。タチバナさんでもそんな事あるんですね。同じ人間だって安心したし!」

 

「ええー?またまたー

タチバナさんAZさんみたいな事言ってるよぉ。あの人より全然若いのに‥」

 

 

きゅうしょにあたった!

 

やめてくれ、その言葉は私に効く。

デウロちゃん達はよかったーと言わんばかりに安心しているがこれ側で見たらお年寄りを案じる若者にしか見えんって

 

借金返済以降タウニーちゃんは私をかなり信頼し完璧超人のスジモンと見ていた事もあったが今その情けない姿を見て弱みを握ったばかりに笑ってやがるな‥‥泣けるぜ

 

 

「ははっ‥まぁ私も人間だし、そんな日もあるんだ。君たちもあと10年歳を取るとわかるさ」

 

「そんなもの何ですかね?10年後かぁ、想像つかないよぉ‥」

「おじいちゃんが二人か‥ふふっ‥何か変な感じだし」

 

「ボクも10年後はデザイナーとして夢を叶えていたら嬉しく思います。その為にももっと頑張らないと!」

「そうだね。10年後か‥想像もできないよ」

 

 

タウニーちゃんとデウロちゃんが話した内容に反応したのかピュール君とキョウヤ君も会話に参戦し、めちゃくちゃ盛り上がっている。いいじゃねえか

 

でもこの光景も見納めになるかもね。

カントーに帰ってこいってワビ組のスジモン共もうるさいしなぁ‥

なんだかんだ言って私はこの環境から離れたくないのかもしれんな。私は思わずその気持ちを吐露した

 

 

「もう長く無いか‥(滞在時間的に)

君たちの未来を見届けられないのは残念だ(大人のお姉さん姿)」

 

 

「あれ?タチバナさん‥何か言いました?」

「‥なんか今生の別れみたいな事を口にした様な‥」

「‥あの大丈夫なんですか?」

「‥‥‥」

 

 

おっといけねえ

つい二人の大人のお姉さん姿が見れない事に対する後悔の念を汲み取られてしまうところだったぜ‥

皆は私を見て心配してくれてるがたかが咽込みでそんなビビるなって!

 

 

「‥‥いや、なんでもないさ‥‥

さて、この後も用事があるしそろそろ私は失礼するよ」

 

「用事?それって一体」

 

「まあ、私の本来の目的さ(ミアレジャンヌと遊ぶ)

組長としての立場ではない本来の‥な」

 

「組長の立場ではない本来の目的‥‥カラスバさんも言ってたけどそれって‥」

 

「そうだ。私がワビ組の組長としてではなくミアレに来たのはそれが目的でもある。(観光)その中の求めていた目当てのもの(ミアレジェンヌ遊び)こそ私がここに来た理由になると言っていいだろう」

 

 

観光で来た事とミアレジェンヌと遊ぶ事が目的なのだが、直球で言うと幻滅されそうだしそれっぽいこと言うわ。それでバレたら致し方なし。それも運命よ‥

 

あーやばい!時間が無い

早く退散しなきゃ行けないな。今から行くとなると近道する必要があるから脳内マップを広げてシュミレーションしなくては!

 

今はちょっと話しかけないでくれ!

 

 

「それって妹さん(・・・)や暴走(・・)メガシンカ━━」

 

「まあ、そんな所とだけ言っておこう。おっと時間がないからこのまま失礼するぞ」

 

 

タウニーちゃんから何か言われた気がしたので適当に返事すると駆け足でその場を後にした。

何か芋(・)だかサンダー(・・・・)だが暴走族(・・・)的な事が聞こえたが気のせいだろう。

後で釈明するから許してくれ。今は耳に入る音が全て雑音にしかならんほど集中しとるんじゃ

 

さぁてここをまっすぐ行ったら角を曲がって‥と

ん?

 

 

「‥‥!」

 

 

何やら強い気配を感じた私は一瞬振り返って、遠くまで離れたヌーヴォカフェに目をやると見覚えある人影が立っている様に見えた。

うーん‥あの服装どっかで見た様な‥

まぁ気のせいだろ!それより早く行かないとだな!!

 

まっててね!おねえーさぁあーーん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「街中を探しました‥‥

ご歓談のところお邪魔します。MZ団の皆様ですね

 

はじめまして MSBCのハルジオと申します。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥

‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side キョウヤ

 

 

 

 

 

 

 

「三日後にシュールリッシュかぁ。けど驚いたよぉ

てっきりMSBCの方が来たからタチバナさんに用があるのかと思ったねぇ」

 

「うん、MSBCの人だからタチバナさんに用があるのかと思ったし。ワビ組‥‥コホンッ!タチバナさんの人柄なら結構そういう方と関わりがあるかもだし。」

 

 

 

ヌーヴォカフェでひと時の団欒を楽しむMZ団。宿泊客のタチバナが席を外した直後に突如現れたメイド衣装で佇むMSBCのハルジオによりMSBC主催のトーナメント大会にタウニーとキョウヤが招待されたのだ

 

突然の出来事に驚きの表情を浮かべた一同であったがバトルの腕を極めて高みへ上り詰めるには正にもってこいの話である。

タウニーとキョウヤは共にトーナメントへの出場を快諾した。

 

しかしMSBCはセレブ御用達のバトルクラブ。

当初は表社会にも影響を及ぼすワビ組という巨大組織を束ねる組長ことタチバナに用があるのではないかと思ったが実際はMZ団のリーダータウニーと切り札のキョウヤの二人が招待されたのだ。

 

拍子抜けとは言わないが、まるで自分たちよりも優れたトレーナーがいる事を示唆する様な発言を耳にしたハルジオは龍の尾の様に長い三つ編みの緑髪をたなびかせると食い入る様に二人に質問した。

 

 

「お話のところ失礼します。そのタチバナ様という方は有名な方なのですか?それにMSBCからも一目置かれる様な実力者に聞こえますが‥何者でしょうか?」

 

 

まるでタチバナという男の正体を探る様に美しくそれでいて鋭い眼光でタウニーを見る。

タチバナは裏社会の人間であり素性を隠してミアレに足を運んだ。そんな彼の素性が明かされる事は恩を仇で返す行為に他ならない。

 

タウニーは言葉を詰まらせるも彼の佇まいやポケモン勝負の腕の高さを引き合いにしてその場を濁そうと口を動かす。

 

 

「あ、‥ええと、その、着ている衣服がふりそでの様な高価で綺麗な刺繍の衣服を着こなす方でポケモンバトルも強いのでMSBCの方からも目をかけられてるんじゃないかって思ったんです。ね、デウロ?」

 

「あ、はい、そうです!あたしは直接は見てないけど手持ちのグソクムシャやスピアーも鍛え抜かれてたし黒いメガバングル?みたいなもの付けてるしメガシンカも使えるからMSBCの方からもお墨付きをもらっているものかと‥!」

 

 

タウニーに言葉を振られたデウロも口裏を合わせる様に言葉を紡ぐ。

冷や汗を流しながらも矛盾がない様に一つ一つの言葉を選び、ハルジオに言葉を返していく。

 

二人の言葉を耳にしたハルジオは慌てる様子を見せず顎に手を当てると彼女達の言葉を一つ一つ呟き思考に耽る。

 

 

「‥!なるほど、ふりそでの様な特有の衣装にむしタイプ使い。それに黒いバングルと言えば‥‥まさかな‥」

 

「ハルジオさん?どうかしました?まさかタチバナさんの事知っている感じ?」

 

 

まるで探偵の様に推察を続けるハルジオ。

彼の使うポケモンや装飾品や服装に覚えがあるのか、その眼から強い確信の様な意思を感じ取ったタウニーはハルジオに問いかけた。

 

タウニーの言葉を耳にしたハルジオは、はっと目を見開いた後に彼女に向き直り深々とお辞儀をかわして謝罪した。

 

 

「‥‥失礼しました。知り合いと似ていましたので、それではシュールリッシュでお待ちしております。」

 

「え?あ、はい」

 

 

このままタチバナについて深く追求するのかと思いきや突如として謝罪するハルジオにタウニーは困惑を隠せない。

 

ハルジオは別れの挨拶を交わすとそのまま背を向けて立ち去ろうとしたが、数歩進むと突然その場で足を止めて背を向けたまま言葉を紡いだ。

 

 

「絶対にお越しください!

お越しにならないとどうなっても知りませんからね」

 

 

まるでトーナメントに参加しないとMZ団の身に何かが起こるぞと言わんばかりの強い忠告。

忠告を終えたハルジオはついにその場から立ち去り、MZ団はその後ろ姿を見つめるのみであった。

 

 

 

「どうなっても‥‥ってどう言う事だし?

タチバナさんの話をしたら急に態度が変わった様な‥‥」

 

「まさかタチバナさんが組長さんだって探ってる人なのかな?あの食い入り様は尋常じゃないよぉ」

 

 

タウニーの困惑する声に同意する様に首を縦に振るデウロ。

タチバナに興味を持ったかと思ったら、そのまま話を終えてまるで一刻も早く彼を見つけ出そうと動き出したハルジオに疑念を抱く。

 

タチバナは裏社会の人間でMSBCにも名が知られた存在なのかもしれない。デウロはそう推理したがタウニーは考える素振りを見せると自身の考えを口にした。

 

 

「まぁ、その色々と忙しいんじゃない?もし組長さんだって知ってるんだったら名前とかでわかるだろうし」

 

「そう言うものかなぁ?‥‥あの態度絶対タチバナさんと関係ありそうな感じだし気になるなぁ‥」

 

 

もしタチバナの正体を知る者ならば彼の名や服装からワビ組の組長である事を突き止めたかもしれない。だがハルジオはそこに反応しなかった。

つまり彼の正体を突き止めた訳ではなく、ただ単純に仕事が忙しく、その姿がタチバナの正体を探っている様に見えたのだ。

 

タウニーの発言にデウロも首を傾げながらも無理やり納得しようとするが、彼女の勘は何かが違うと心の中で囁いてる。

 

しかしこれ以上考えていても埒が明かない為タウニーは話を一度ここで打ち切ると、これからやるべきことを提示していく。

 

 

「うーん、ここで考えても埒が明かないしとりあえず三日後に向けて色々と調整しないとだね。まずはトーナメント参加に向けての準備かな?」

 

「タウニー、まさかその服で行くの?

相手はセレブだし服装はそれなりに整えないと!

という事でピュールよろしく!」

 

「ええ?」

 

 

 

キョウヤを除くMZ団メンバーがこれからどうすべきかを話し合う中キョウヤは一人思考に耽る。

思う事はタチバナがヌーヴォカフェを去るまでの一連の行動について。

キョウヤはそれらを振り返りながら、気になった所を取り上げて考察を深めていく。

 

 

(タチバナさんが咳き込んだ時、ハンカチに血が飛び散っていた‥あの時咄嗟に誤魔化していたから皆は気付かなかったけど俺にははっきりとそれが見えた‥)

 

(‥‥Fさんはタチバナさんの過去が闇そのもので、忌むべきものだと言っていたけど、もしかしてそれと関係があるのか?)

 

 

タチバナが突如咽込んだ時、キョウヤは不意に彼の持つハンカチが血で滲んでいたのを目にした。

彼の体に何らかの異常があるのかと思った矢先に思い浮かんだのが彼と面識のあるFが話していたタチバナの過去について。

 

詳しくはわからないが彼の体の状態とその過去が何らかの繋がりがあるとキョウヤは直感で理解した。

そしてそれを裏付ける様に彼の発したある一言が脳内に反響しキョウヤはそれを思い返していた。

 

 

(けど俺が気になるのはあの時小声で呟いた一言。

あれが指すものって一体‥‥?)

 

 

 

 

『もう長く無いか‥

君たちの未来を見届けられないのは残念だ』

 

 

 

 

彼があの時呟いたその一言は一見するとこの街を去るのを惜しむ発言と受け取る事も出来る。

しかしキョウヤは発言前の彼の行動からそんな安直なものでは無いと考えていた。

そして一つの結論に至ったのである。

 

 

(言葉の意味から察するにもしや体の状態?

まさか‥タチバナさんは病に侵されている‥!?

つまりは寿命が残り僅かで死期を悟っているから俺達をやたら褒めていたのか‥‥!)

 

 

彼は病気に侵されている。

それがキョウヤが出した結論である。Fの話す過去の出来事により彼は若くして病を患ったのだろう。だから吐血する症状を見せたのだ。

衝撃の事実にキョウヤは目眩を覚えるほどだが、まだ気になる謎は残っている。

 

キョウヤはそれを一つずつ整理していく。

 

 

(それにタウニーが妹と言った時にタチバナさんは食い入る様に肯定してその場を後にした。つまり目的の人物こと探し人はタチバナさんの妹と見て間違いない

 

そして、この後の用事ってまさか妹さんに関係があるのか?それから暴走メガシンカを影で静めていた事も聞きそびれたし‥気になることは山ほどある)

 

 

彼の体の状態もそうだが、彼の探し人つまりは妹とは誰なのか、またなぜ影で暴走メガシンカを抑えていたのか謎は深まるばかりだ。

カラスバの言う様にミアレを守る為ならクエーサー社と協力すれば良い。MZ団を巻き込まないのはおそらくMZ団を子供として守る対象として見ているからと言えば納得はできる話だ。

 

しかし頑なに一人で行動するという事が納得できない。一人では暴走メガシンカ全てを止める事は不可能に近いからだ。

大人として子供を守る為なら別の大人に協力を募るべきである。例えば事情を知るマチエールと協力すれば良い話だが彼はマチエールと協力する素振りを見せようとはしない。

 

マチエールからも良い目で見られておらず互いの事を認知はしている様だが良い関係性とも言えない。

それも新たな謎である。

 

キョウヤはその謎を推理しようと考察を進めた。

 

 

(タチバナさんはマチエールさんと距離を置いているし何で探し人の件を依頼しないんだろう?

やっぱり何か訳があるとしか思えない‥‥)

 

(ここで止まっていたら何もわからず仕舞いだ。今度マチエールさんやカラスバさんにその事を色々と聞いてみるしかないか‥)

 

 

以前行方不明になったジャスティスの会のムクをシローとマチエールで協力して捜索した時にいなくなったムクと一緒にいたタチバナ。

シローとムクはタチバナと友好的な関係を築いていた様だがマチエールはまるで彼を恐れる様に距離を取っていたのだ。

 

初対面なら挨拶を交わすし、友ならば友好的に接するだろう。だがその場において頑なに距離を置こうとするマチエールの態度は因縁がないとは思えない。

 

ワビ組としてのタチバナを知るカラスバや何か因縁の仲でもあると言えるマチエールならばタチバナについて深く知っているのかもしれないとキョウヤは判断し

二人にその事について聞いてみようかと考えたその時

キョウヤを心配した一人の少女の声が耳に入る。

 

 

 

 

「━━‥ウヤ!キョウヤ!あ、気づいた。大丈夫?下向いてたけど調子が悪い感じ?」

 

「あ、ごめん大丈夫だよ。色々と考え込んでて‥

それで何の話だっけ?」

 

 

キョウヤの肩を揺すり心配の眼差しを向けるタウニー

思考に耽るばかりで状況を理解していなかったキョウヤは咄嗟に何の話をしていたのか聞き返した。

 

キョウヤの発言に首を傾げたデウロは状況を振り返る様に言葉を紡ぐ。

 

 

「えーっと、シュールリッシュに行くのに相応しい服を用意する事になって明日買いに行くんだけどピュールが話してたその‥‥なんだっけ?」

 

「‥‥プランタンアベニューにあるメゾン・ド・ポルテです。そこに向かう必要がありますが、今すぐは皆さん厳しいでしょうし明日の開店時間に合わせていきましょう」

 

 

デウロが言葉を詰まらせるとピュールが呆れながらも補足する様に説明するとデウロはそれそれ!と言葉を返す。

 

ピュールの提案を耳にしたタウニーはピュールに感謝の言葉を伝えるとその提案をもとにこれからの動きを提示した。

 

 

「ピュールわかったよ。じゃあ明日朝ホテルZのロビーで待ち合わせって感じで!キョウヤも一緒にいきましょ?」

 

「うん、いこうか。」

 

 

タウニーの言葉を聞いたMZ団メンバー一同は立ち上がるとヌーヴォカフェを後にした。

タウニーは人助け、デウロはダンスのレッスン、ピュールは裁縫の仕事、キョウヤはマチエールから任された探偵仕事の手伝いの為それぞれ別行動となった。

 

 

 

そしてキョウヤが抱いたこの疑念は後に間違いではなかった事を知る事になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかそのタチバナと言う人物があの夜、うちらとやり合った男の名前なのか?」

 

「ユカリに色々と仕事を押し付けられるわトラブルが続出するわで全くと言っていい程探せなかったがようやく手掛かりが見つかった様だ‥!」

 

 

ホテルシュールリッシュのとある一室にてMSBC代表ユカリの右腕ハルジオは一人獰猛な笑みを浮かべながら激しく興奮するかの様な表情を浮かべ言葉を発する

 

ある夜に出会った一人の着流しの青年にポケモンバトルで敗れてから彼にリベンジを果たす為にその闘志を燃やし続け、漸くその機を掴んだのだ。

 

 

 

「タチバナ‥‥か、覚えたぞ。

仕事が終わったら決着をつけに行く。それまで首を洗って待っていろよタチバナァ!」

 

 

 

その眼に宿すは強者に対する強い執着心。

龍は一度目をつけた獲物は決して逃さないと言う。

獲物を捕えるまでいつまでも執着し満足するまで、食らいつかんとする彼女に目をつけられた着流しの青年タチバナ。

 

荒ぶる龍に目をつけられた獲物との邂逅はもう間もなくである。

 

 

 

 

 






主人公(タチバナ)‥年下から好かれる事に気づかない鈍感野郎。ホテルZは客がいないから自身を引き留めているんだなとそっちの方に意識が行くほど重症。
この後大人のお姉さんとの待ち合わせ場所に行くが、約束をすっぽかされて現在意気消沈中。ざまぁ

タウニー‥借金返済後からはタチバナを頼れる兄貴分や大恩人として見ているなど忠犬になりつつあるとか。タチバナのクロワッサンむせ込み現場を見てやっぱり同じ人間だと逆に安心した模様。どんな基準?

デウロ‥好きになった相手が裏社会のボスと聞いて恐れの気持ちもあったが、やはりタチバナはタチバナであると割り切れた。褒められる事に弱いチョロイン振りは健在。もしもタチバナを振り向かせたら逆玉の輿だよやったねデウロちゃん!
まあタチバナからはそんな目で見られてないので叶わぬ夢ではあるが

ピュール‥自身を受け入れて評価し大人としての責任を果たすタチバナに敬意を持っている。
裏社会のボスであるタチバナにどう接するか気まずく感じていたが彼がホテルZから去ろうとする事に動揺した事を認識し、心の奥底では大きな存在になっている事に気づくと抱いていた気まずさはなくなった。

キョウヤ‥タチバナの弟子たるリーリエに似ていると言われてタチバナからかなり評価されている事を嬉しく思っているZA本来の主人公。その為、タチバナの認識は間違いではない。
タチバナの潰れた血豆を吐血と勘違いしてしまい、別の意味の不安を抱えているが、これがどう作用するかはこれから判明します。


ハルジオ‥遂に念願の着流し男の名前を知る事が出来て過去一生き生きしている。ユカリから愛のムチという名の折檻でこれまでタチバナを探せなかった。
ちなみにユカリは素性も知らない謎の殿方がハルジオと一夜の仲、つまり肉体関係を持ったと勘違いしておりMSBCの威信をかけて捜索するが全く見つからず内心穏やかではないとか。


ユカリ‥(ハルジオと秘密の逢引きだけに止まらず、よ、夜のポケモンバトル‥!?‥‥ふぅん‥
どこの誰でしょうか?愛しのハルジオに手を出す不届きものは‥‥?)




本編の相違点

・タチバナがワビ組の組長である事をMZ団が知ってしまい、ホテルZからのチェックアウトを防ぐためにホテルZへの客の呼び込みに対して躊躇う事が増えた。
一般客ならば問題無しだが、MSBCはタチバナとも何か関わりがあるのかもしれないとMSBCへのホテルZへの宣伝はしない事に。
一応本編だとデウロはセレブと関わりを持ってホテルZの事を知って貰う為もありドレスコードを進めたが今作ではただ単純にマナーを考慮してという形に変更した。

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