パソコンのキーボードを叩く音が部屋に響く、次の企画のまとめを行っている所だ
どうも皆さんこんにちは、あおぎり高校の先生の1人 橘愁時です
「先生〜提出物持ってきたよ」
「音玄おはよう」
山黒音玄 あおぎり高校の中でも特に不思議な子であり独特な世界観がある
まぁあおぎり高校と言いながら酒を飲む者もいれば煙草を嗜む者もいるんだ 高校なんて名ばかりだ(笑)
「ちなみにこれの提出日昨日だったんだけど?」
「おにょ??」
何がおにょだこのおバカ
「先生お昼一緒に食べよ〜」
「今先生お説教しようとしてるよね?お昼食べいこうとかよく言えたな??」
まぁ言っても仕方ないしそこまで言う気はないけど……これでも提出日厳守の物は基本守るからなぁ音玄…
「近くのカレー屋でいい?」
「僕ハンバーグがいいな」
ファミレスにするか…
「もう少し仕事があるから座って待ってな」
「はーい ねぇ先生この赤いガンダムってなんて名前?」
俺の机に置いてある〝赤いガンダム〟を手に取り尋ねてくる音玄 今はいって言わなかったか?
「そのまんまだよ 赤いガンダムが名前」
赤いガンダム 機動戦士Gundam GQuuuuuuXにて宇宙世紀0079年に連邦が開発したこの機体をシャア・アズナブルが鹵獲、改修しリペイントなどされ赤いガンダムとなった 正式名称で言えばgMS-α ガンダムなのだが
「ほへー僕の知ってる顔じゃないからさ」
まぁデザインで言えばガンダムよりエヴァ方面のデザインだしな
「って事はさ先生もしてるのえーと」
「ガンプラワールドバトルだろ」
ガンプラワールドバトル通称GWB
オンライン空間にて自分のアバターを作りその世界で好きに過ごす事のできるオンラインゲームだ
その最大の特徴して自分で作ったガンプラを読み込みそれをオンラインに投影、その機体を操縦できるのが売りだ
まぁほぼガンダムビルドダイバーズのGBNに近いものだね
「先生の机他にもあるよね〜」
赤のボディに羽の着いた機体 フレームの露出した両腕に装甲の着いた機体 黒にエメラルドグリーンの差し色が入った甲冑のような機体が並んでいる
「そいつも含めて俺のGWBに登録してる」
1度登録しておけば乗り換えは選択式、人によっては1機体を極める人もいるが俺は色々乗りたい派だ
「気になるの?GWB」
それにうーんと悩んだ様子の音玄
「ちょみから誘われてるんだけど僕ガンダム作ったことないしなぁって ちょっと見た事はあるけどさ」
以外に見た事あるのか音玄
「水星の魔女流行ってたから見てたんだよね〜」
なるほど水星の魔女か
「んじゃ昼飯食べたら近くの家電量販店見に行ってみるか?水星の魔女系の奴」
「いいの?」
まぁ急ぐ仕事もないしな そのまま道具揃えて作ってしまえばいいだろ
「あぁ ちなみになんの機体が好きなんだ?」
「デミトレーナー!僕あのフォルム好きだよ」
……デミトレーナー用の拡張セット売ってるといいが
「まさか売ってるとは…」
意外と行ってみるものでデミトレーナーもデミトレーナー用拡張セットも売っていた
「にょほほ〜先生僕色つけたい!」
あっまさかの塗装までやる感じ? それなら換気もできる場所が望ましいな
「ってな訳で空き部屋到着」
ここなら机もあるし窓全開に開ければいけるな
「カラーはここの使っていいぞ」
一応俺の持ってるカラーでいいなら今日できるがないなら後日だな
「おぉ~あっ僕これ使いたい!」
グラファイトブラック、メタリック色か
「それじゃ塗りたいパーツに最初下地でサーフェイサー塗るぞ、手袋しとけ」
ゴム手袋を渡しコンプレッサーにサブの白を希釈し渡す
「ボディと肩を塗るのか?」
「ふふん この色で僕っぽさをだすんだい!」
まぁまずはサフからだがな…おい不満そうな顔すんな大事なんだぞ?
「サーフェイサー乾いたらその上に塗りたい塗料を塗るんだ、まっそれまでに塗らない場所作っていこうぜ」
今回は簡単に作るためニッパーとデザインナイフ、後は俺の私物だが流し込み接着剤を使う
「ニッパーでパーツを切って切り残しはデザインナイフで優しく削っていくんだ、手を切らないように気おつけろよ?」
にょにょとか言いながらも意外と器用な手つきでパーツを切り離していく
「んー?」
「どうした?」
「いやここの所白くなっちゃう」
あー白化ね、そういう時の為のこいつ 流し込み接着剤だ
「この白化した所に薄く流し込んでっと」
「おぉ!消えた!!」
まぁ場所によっちゃ消えないけど大体はこれで気にならないくらいまで消せる、コツとしてはつけすぎない事だ完成した時の見た目が結構変わってくる
そして数時間後
「出来たー!」
音玄の目の前にはボディと肩をグラファイトブラックに塗装、武装も変更されたデミトレーナーの置かれている
「僕のデミトレーナー♪」
本人気にいってるみたいだし初のガンプラ作りは成功だな
「GWBの接続方法もわかるな?」
「うん!」
接続方法って言ってもゲーム起動してガンプラを専用のベース台の上に置いてスキャンするだけだからそこまで難しくもない
「早速ちょみに連絡しよ〜 先生じゃ〜ねー」
「あぁ 気おつけて帰れよ〜」
パタパタと元気そうに走って帰る音玄を見送り仕事用のデスクに戻る、さて残りの仕事を終わらせようか