ペルソナxPERSONA~Minds that Cross Time~   作:比例文

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主にアジトやベルベットルームでの会話。
3以降の主人公のアルカナは最終ペルソナや専用ペルソナなどに準拠しています
現在、「噂システム」を実装するか考え中です。詳細は以下に書いておきますので、よろしければアンケートにご協力お願いします

☆噂システムについて
「町に流れる噂」(例:「サトミタダシが全国展開を始めたらしい」等)をメッセージなどでいただいて、その中で採用できそうなものがあれば短編や本編で実際にネタにするというもの。クロスオーバーの範囲は女神転生かペルソナシリーズ限定で、作者がすでにプレイしているか知っているものに限ります。採用した噂は前書き等で通知します。


小話③(台本形式)

①『いつか行きたい天城温泉』

 

 舞耶「スマル・プリズンもいいけど、雪子ちゃんのところの旅館にみんなで泊まるっていうアイデアも捨てがたいわよね……」

 直斗「お金はどうするんです?」

 舞耶「旅館買い取れる程度には持ってるから心配ないわ」

 千枝「意外とお金持ち!?」

 舞耶「事件であっちこっち駆けずり回ってるうちにお金が貯まっちゃって……もちろん普段は使わないわ」

 パオフゥ「……若女将さんよ、高校生を大勢引き連れた大人がペット連れて長期間泊まるなんて言ってきたらどう思う?」

 雪子「さすがに、断るかも……」

 克也「それに天野くん、違う時代の貨幣は使えるのか?」

 パオフゥ「下手すりゃ偽札扱いでしょっ引かれるかもな」

 舞耶「……良いアイデアだと思ったのに」

 

②『パソコン集め』

 

 双葉「噂集めに噂流し……やっぱりパソコンが欲しいな」

 暁「でも、過去の噂までは拾えないんじゃないか?」

 尚也「ベルベットルームに行ってみよう。あそこなら……」

 

 ──ベルベットルーム

 双葉「パソコン置いてあるじゃん!」

 イゴール「いつの間にやら置かれておりましてな……」

 ラヴェンツァ「すみません、ジュスティーヌとカロリーヌが買ってしまったらしく……」

 テオドア「気に病むことはない。私たちも退屈しのぎに使っているのだし」

 マーガレット「文明の利器というのはいいわね」

 悪魔絵師「僕もインスピレーションを得るのに重宝しているよ」

 暁「ネット回線あるんですね……」

 パオフゥ「2017年のネットにはここから繋げるわけだ」

 双葉「でもスペック物足りないな……ウチから少しパーツ持ってくる」

 尚也「イゴール、ここから他の時代にも繋げる?」

 イゴール「ええ、ベルベットルームに時間や空間の概念はありませんので。ただ、該当する時代に存在する機器以外は使えませんぞ」

 

 パオフゥ「飛ばされた先で携帯が通じなかったのも、似たような理由か?」

 イゴール「ですな。ついでに申し上げれば、電話やメールも同じ時代に居なければ通じません」

 美鶴「となると、全ての時代のパソコンを買い集める必要があるか」

 南条「資金のある俺と桐条、大人の天野さん達はいいとして、問題は……」

 陽介「俺たちか……」

 悠「必要経費だし、割り勘で買うか? ジュネスに売ってるだろ」

 陽介「つっても、パソコンだろ? 割り勘でも結構するよな」

 千枝「あたし今月厳しいんだけど……」

 美鶴「時代の近い私たちが代わりに買ってもいいが……」

 双葉「2年差だっけ?でも基本スペック高けりゃどうにか……」

 舞耶「大丈夫! とっておきの方法があるわ!」

 

「「噂を流す?」」

 舞耶「そう! 『ジュネスで特別セールをやっていて、パソコンが格安で買えるらしい』っていう噂を流すの!」

 完二「そんなに上手くいきますかね?」

 パオフゥ「八十稲羽ってのは田舎なんだろ? 田舎は噂の伝達も早い」

 悠「陽介もいるからな」

 雪子「そっか、花村くんが噂を流せば説得力がある……」

 悠「頼むぞ陽介」

 陽介「マジか?マジでやるのか?」

 パオフゥ「なぁに、それらしい話し方はレクチャーしてやる。安心しろ」

 うらら「店長の息子とその友達が『ここだけの秘密だけど』なーんて言ったら、一発よね」

 

 そして。

 

 陽介「ほんとに売ってた。5000円で……」

 双葉「格安ってレベルじゃねえ!? スペックも良いし、普通だったら十倍近い値段だろ!」

 南条「そんな値段で売って採算は取れるのか?」

 陽介「知らねえっす……」

 双葉「でもこれで機材は揃った! 全力で噂流せるぞ!」

 

 

③『エリーのペルソナ講義』

 

――ベルベットルーム

 

 竜司「尚也たちはあそこで何やってんだ?」

 マーク「ペルソナの付け替えだろ」

 竜司「付け替え! そんなことできるのか!」

 ゆかり「湊が何もないところでボケっとしてたのって、そういうことだったんだ……」

 南条「俺としては、有里と鳴上と来栖以外できないという方が驚きだ」

 イゴール「ペルソナの入れ替え……我々は降魔と呼んでおりますが、これは誰しも行うことができるはずなのです」

 竜司「ぶ、ブキミだからいきなり出てくんなって……」

 美鶴「なら、私たちは何故できないんだ?」

 イゴール「断言はできませんが、覚醒が不完全であるのかもしれませんな」

 美鶴「我々のペルソナは召喚器を使って出しているもので、八十稲羽や東京のペルソナ使いも限られた空間でしかペルソナを行使できなかった……なるほど、普段からペルソナ召喚を行えた者とは、少し勝手が違うのかもしれない」

 陽介「でも、今は俺たちも現実で使えるぜ」

 イゴール「それでもまだ真の覚醒までには至っていないのやもしれません。しかし、いずれ覚醒を果たす時は来ましょう。それが人間の可能性というものです」

 

 ● ● ●

 

尚也「……ということがあったので、先輩として解説しようと思う。エリー、お願いしてもいいか?」

エリー「No Problem! 先程からお話は聞いておりました。僭越ながら、この私がlectureをさせていただきます」

 

 エリー「personaの素材となるカード……私たちはスペルカードと呼んでいるものです。こちらをご覧ください」

 真「なんだか、タロットカードみたいね」

 エリー「良い着眼点をお持ちですわね。ペルソナはタロットカードのアルカナになぞらえた属性を持ち、それぞれに相性があるのです。たとえば私はJUDGEMENT……審判のアルカナに属するPersonaと特に相性が良いということです。Michele、ホワイトボードはありますか?」

 栄吉「(み、みしぇ……?)」

 淳「(ミッシェル、君のことだと思うよ)」

 栄吉「お、おう。ここにあるぜ」

 リサ「なんであんたが動揺してんのよ」

 エリー「Thank you! では……」

 

 

 アルカナ対応表

 

 愚者……全員

 魔術師……綾瀬優香、伊織順平、花村陽介、モルガナ

 女教皇……園村麻希、山岸風花、天城雪子、新島真

 女帝……黛ゆきの、桐条美鶴、奥村春

 皇帝……藤堂尚也、巽完二、喜多川祐介

 法王……南条圭

 恋人……リサ・シルバーマン、岳羽ゆかり、久慈川りせ、高巻杏

 戦車……稲葉正男、アイギス、里中千枝、坂本竜司

 剛毅……コロマル

 隠者……佐倉双葉

 運命……黒須淳、白鐘直斗

 正義……上杉秀彦、周防克哉、天田乾

 刑死者……パオフゥ

 死神……三科栄吉、有里湊

 節制……不在

 悪魔……城戸玲司

 塔……不在

 星……芹沢うらら、真田明彦、クマ

 月……天野舞耶

 太陽……周防達哉

 審判……桐島英理子、来栖暁

 世界……鳴上悠

 

 エリー「……表すなら、このような感じでしょうか。アルカナには相性があって、FOOLは誰とも相性が良く……」

 南条「人類みな愚か者……か」

 パオフゥ「間違っちゃいねえぜ。バカじゃねえ人間なんて居るもんかよ」

 うらら「まぁたそうやって捻くれた事言っちゃってさ」

 陽介「嘘だろ……ブラウンが正義……?」

 順平「(女帝は納得だな……)」

 モルガナ「ワガハイが魔術師というのは良いのだが。他がなんかチャラいぞ」

 陽介「チャラくねえよ!」

 完二「昔のファッションってのはそういうモンだったんだろ」

 アヤセ「ちょっとぉ、あんまりムカシムカシ言わないでほしーんだけど」

 湊「……」

 乾「どうしたんですか、リーダー」

 湊「なんでもない」

 明彦「有里と三科が同じアルカナか。意外だな」

 順平「実はショック受けてただろ、お前」

 栄吉「ま、死神って一般的には不吉の象徴だからなぁ」

 順平「いや、お前と一緒が嫌なんだろ」

 栄吉「ホォォ!? 何故にホワイ!? このミッシェル栄吉様と同じが嫌だって言うのかいベイビィ!?」

 雪子「ぐふっ……!」

 千枝「すみません、うちの雪子が笑っちゃうのでその辺にしてもらえると……」

 舞耶「でも、おかしいわね」

 エリー「何か?」

 舞耶「悠クンに暁クン、湊クンは何でも降魔できるみたいなのよ」

 悠「それについては、イゴールがワイルドの能力がどうとか言っていました」

 達哉「ワイルド……ワイルドカードか」

 パオフゥ「誰にでも降魔するペルソナのJOKERに、ペルソナを何でも降魔できる人間のワイルド」

 克也「フィレモンはワイルドカードを与え、ニャルラトホテプはジョーカーを与える……まさに、表裏一体だな」

 

 

④『声』

 

 マーク「にしても、お前ら本当に声似てるよな。親戚とかじゃねーんだろ?」

 栄吉「ノォウ!? 冗談だろう!? このアゴヒゲ侍とミッシェェェェル栄吉様の声が似てるなんて!」

 順平「誰がアゴヒゲ侍だこの八頭身ジャックフロスト」

 陽介「いやフツーに似てるだろ」

 尚也「わかる」

 湊「そっくりだ」

 順平「そう言うお前も藤堂と声そっくりじゃねーか」

 湊「そうかな?」

 尚也「自分の声ってなかなかわからないよな」

 マーク「おい藤堂、いま交渉に使えるって思ったろ」

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