幕間やサイドミッションは時系列を無視します(要望にいつになったら開放とある場合はそちらに合わせます)
それはある日の事だった。
穏やかな陽の光を浴びてグースカ寝ていたグレイは、ドアのノックする音で目を覚ます。
「…朝から五月蝿いなぁ…」
心地良く寝ていたのを叩き起こされ、グレイはドアの前へ行き、ドアを開けた
「おはよu」
ストーカー(スイセン)が笑顔で迎えた
グレイはドアを閉めた。
「ちょっと!開けなさいよ!開けなさい!開けろ!!」
ガッチャガチャとドアを開けようとするスイセンと中に入れたくないグレイの攻防は3秒で終わった
「面倒くさい…要件はなんですか?」
「トレーナー初心者のあんたにあたしが教える為よ!」
そう言って、恐らくドアの向こうでドヤっているスイセンに対して
グレイも、ポケモンバトルはミアレシティに居れば必須になるのはここ数日で分かった事なので、受ける事にした。
ホテルZの前にある空き地…そこでグレイ、スイセン、ウキク(AZから勧められて参加)がそれぞれ向かい合う
先生役はスイセン、生徒はウキクとグレイだ。
「まず、タイプ相性はどこまで分かってる?」
「何も分からぬ!」
ウキクは元気に答えた
「フェアリーの相性以外は覚えてはいる」
グレイはそう答えた
「じゃあ、丁度良いし、あんたラルトス持ってたでしょ?出して」
「ん?まぁいいが」
そう言って、ラルトスをボールから出した
「ラル…?」
ラルトスはお眠なのか、ヨチヨチとグレイに近寄り、抱っこを要求する様に手を挙げた
グレイはしゃがんでラルトスを抱っこする。
「じゃあラルトスを例にするわね」
そう言ってホワイトボード(AZから借りた)を二人の前に出し、そのまま書き込んで行く
「ラルトスはフェアリー・エスパータイプ、丁度ウキクくんのフーディンがエスパータイプで、あんたの知らない…そう言えば名前なんて言うのよ?」
あの時戦って以降、名前さえ知らなかった為に今更ながらスイセンはグレイに問いかけた。
「グレイだけど」
「そ、あの名簿のグレイは貴方だった訳ね…じゃあグレイって呼ぶわ、あたしはスイセン、覚えててね?」
「覚えとく」
それを聞いて満足したスイセンは、ホワイトボードにそれぞれの相性を書いて行く
「じゃ、それぞれのタイプの相性がコレね」
エスパー
攻撃する時
抜群:かくとう、どく
今ひとつ:エスパー、はがね
効果なし:あく
攻撃を受ける時
抜群:むし、ゴースト、あく
今ひとつ:かくとう、エスパー
フェアリー
攻撃する時
抜群:かくとう、ドラゴン、あく
今ひとつ:ほのお、どく、はがね
防御する時
抜群:どく、はがね
今ひとつ:かくとう、むし、あく
効果なし:ドラゴン
「エスパーとフェアリータイプそれぞれだけどこんな感じよ。他のタイプが知りたい時や複合タイプの場合はスマホロトムで調べるといいわ」
「なるほど、エスパータイプはあくタイプにはどうしようもないのか…」
むむむと悩むウキクに対し、グレイは呟く
「なら最初からスマホロトムで見ればよかったんじゃないか…?」
「バトル中に一々確認できる訳ないでしょ!?あの時だってあたしが待ってあげてたから戦いにはなってたけど、本来ならあたしのライチュウの攻撃で終わりだったんだからね!」
プンスカと怒りながらスイセンはグレイに反論した
「まぁ確かに…というかぶっつけ本番でやらされたこっちの身にもなれ」
「…それは本当にごめん…」
「…むむ…質問だ、あくタイプの弱点が知りたい」
ウキクは手を挙げて質問した。
「あくタイプの弱点はかくとう、むし、フェアリーの三つね、ウキクくんのフーディンは何か覚えているものはあるかな?」
「む…?マジカルシャインというのを覚えているな」
ボール越しにフーディンからテレパシーを受けたのか、ウキクはそう答えた
「なら大丈夫そうね、それじゃ、相性も分かった事だし…実戦しましょうか!相手はあたし!二人でかかって来て!!」
ボールからアローラライチュウを出して、スイセンは構えた
その後、当然の様にラルトスから攻撃の盾にされるグレイと、勝つ為にフーディンと息を合わせるウキク
それを受けた上に叩き潰すスイセンのアローラライチュウが圧勝した。
その後、不貞腐れたウキクはホテルZへ戻り
グレイはスイセンから弱過ぎるとの事でけいけんアメやふしぎなアメを大量に押し付けられた。