魔法科高校の流転者達-夢と現を見定める破壊神-   作:黒乃 柳

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思い掛けず前回の投稿から数時間で手直しできました(笑)実は私、魔法科高校の劣等生の単行本知識は九高戦手前であり肝心の九高戦もアニメ知識だけしかありません(苦笑)まぁ、元々多数の作品をクロスさせる作品を手掛けたかったので私なりの速さでこの作品を進めていきたいと思います。

今回は主要になるであろう登場人物三名の顔見せ程度に済ませるつもりですが後日加筆するかもです(苦笑)




入学式-其の1-

幻想郷に異界から呼び寄せられた魂達が現世にて転生を果たし四季の移り変わりを16繰り返したある春の日、同じ病院にて産まれ落ちた三人の男児が花吹雪が舞う通学路をてくてくと歩いていた。

 

[ …然し、此処迄来ると腐れ縁では済まんな。]

 

金色碧眼、整った顔立ちをした少年…名を御劔 輝(みつるぎあきら)は苦笑し乍も幼馴染である二人を交互に見遣る、小中と同じ学校に通う二人と今年もまた同じ学校に通う事は彼にとって喜ばしくもあるが内心複雑であるからだ。

 

[ まァ…何だ、確かに三人揃って同じ学校と云うのも珍しいといえば珍しいな]

 

燃える様に紅い長髪を揺らし乍歩く確りとした体躯の少年、龍道寺 炎(りゅうどうじ えん)は輝の姉であり第一高で風紀委員の役員に付いている御劔 鈴音(みつるぎ れいな)がころころと可笑しそうに笑っていたのを思い出しくすりと笑う。か、そんな彼等とは対照的に何処か浮かない顔をし俯いている少年、黒乃 勇気(くろの ゆうき)は虚空を見上げぽつりと

 

[ …終わったら宴会かァ…此処数日宴会ばかりで流石に二日酔いだよ、二人とも良く飲めるよね…]

 

そう、魔法が単なる御伽噺から科学的に証明出来る様に成った現代で唯一幼少期から幻想郷を行き来出来る人間である此の三人は中学卒業から高校入学の数日間祝いの席と云う体の良い御題目として連日連夜宴会に付き合わされているのである。…唯一人二科生(ウィード)として通う事を希望したが何の間違いか一科生枠で編入する事になった勇気の激励会という意味も多少は含まれているのだが。

 

勇気の羨望とはまた異なる何処か苦笑気味の台詞に対し二人は[ 精霊に代わりに飲ませているから問題無い]だの[ …突っ込んだら負けだ、逆に考えるんだ…巻き込まれちゃっても良いさ]等と其々言い回しは違うが現在の環境に適応せねばやってられるか!と言わんばかりの諦めと無理矢理にでも笑わせ様とする不器用な優しさ見せて。——未成年読者の諸君はお酒は二十歳からと云う規則を守って欲しい所存である。

 

[ さて…二日酔いを幾分和らげる為に態々キャビネットを使わず歩いて来た訳だが…]

 

二十一世紀も終わりに近付けば技術力も当然進歩する、電車の代わりに台等したキャビネットと云う交通機関を使用すれば本来歩く必要も無いのだが三人は少しでも酔いを覚ますべく入学早々徒歩通学していた訳である。

 

[ うん、漸く到着だね…此処が…。]

 

八王子、西宮、金沢、浜松、仙台、出雲、高知、小樽、熊本に其々一校…日本と云う極東の島国には九校しか無い魔法を学び切磋琢磨する学び舎の前に三人は立つ。

 

[ 国立魔法大学付属第一高校…か、後学の為に成れば良いがな。]

 

胸元に八枚の花弁をあしらった真新しい制服に身を包み三者三様の反応を見せ乍。

 

桜吹雪に包まれ校門前に辿り着く三人はこの時は未だ知らない、これから三年間通う国立魔法大学付属第一高校での波乱万丈の日々…そして未だその影すら見せぬ絶望の使者との邂逅が何れ来る事すらも。





改めて読み直してみましたがあまりに描写が下手で上手く伽羅の味を出せているか不安です(苦笑)
原作を知らない方の事も考慮したらもう少し外見的な特徴を挙げるべきなのでしょうが…如何せん小説を書く経験が少なかったので此れから精進致します!

次回は本編に沿って司波兄妹の登場と勇気の実力の一端を御見せする…かもしれません(!)

ではでは、また合間見える日を。
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