とんでもスキルでダンジョン放浪メシをするのは間違っているだろうか? 作:有頂天皇帝
本編でまだ全然書いていない話が多くネタバレだったり今後こんなことやりたいなと思いながら書きました。古代のモンスターやオリジナルファミリアが出てたりしますがそういうことも特に深く考えないで読んでもらえたらなと思います。
アーティファクトによって召喚されたベル・クラネルらしき少年?少女?がヘルメスにアイアンクローをするよりも少し前。ギルド前広場で偶然元フレイヤファミリアとロキファミリアの幹部陣がそれぞれの主神たちと出くわした。犬猿の仲である両ファミリアであるが流石につい先日ダンジョン深層でのロキファミリア救出に協力してくれたばかりなため特に何か言い合うこともなくその場は何も話さず互いに離れようとしたのだが、突如両ファミリアの間に強烈な光が発生しフィンやオッタルたちロキとフレイヤの眷属たちは主神を守るべくそれぞれ武器を取って警戒する中、光は徐々に収まっていき光り輝いていた場所の中心には黒いドレスを纏った女傑と両目に傷のある大柄な鎧を纏った男がいた。
「馬鹿な────!?」
「なぜ、なぜ生きているんだ!?」
オッタルとフィンはその2人の姿を見て驚愕のあまり目を見開いた。それはティオネやティオナ、レフィーヤなどの7年前の最悪を知らない冒険者たちの共通認識であり誰もが
「────【
たった一言。短く小さな声で詠唱しただけだと言うのにそれだけでロキ・フレイヤファミリアの眷属たちは地面に転がった。何が起こったのか分からず突然体を襲った痛みに気絶しそうになりながらもフィンたちは武器を支えに立ち上がりながらアルフィアを睨む。しかしアルフィアはそれを無視してもう一度魔法を唱えようと───リヴェリアやアイズ、ヘイズなど女性陣を特に狙って────したところで鎧の男────ザルドが止めようと動き・・・
「おいアルフィア!流石にいきなり魔法は────」
「【
「クシャトリアっ!?」
見事アルフィアの機嫌を損ねほぼゼロ距離からのさっきよりも威力を高めたアルフィアの魔法をくらう結果となり、意味不明な悲鳴をあげながら近くの民家の壁に頭から突き刺さった。
「まな板に尻軽の女神の眷属共。良くも私の可愛い
アルフィアは薄らと開けた瞳の奥から尋常ではないほどの殺意を込めた視線をリヴェリアたちに向けながら全身から強烈すぎるオーラを放つ。ジャガーノートやウダイオス、カドモスなどの強力なモンスターたちですら今のアルフィアを目にしたら無様な姿を晒してでも逃げ出すだろうと錯覚するようなものだが、それよりも衝撃的すぎるアルフィアの言葉に誰もが狼狽していた。
「む、義息子ぉ!?貴様に、貴様のような傍若無人な性格破綻者に義息子だとっ!?」
特に困惑していたのはかつてアルフィアに何度も苦渋を飲まされたリヴェリアだ。何度【年増】と馬鹿にされそれに怒って魔法を放ってもアルフィアの魔法によって掻き消されそのまま
「何をすっとぼけたことをほざいているこの淫乱年増クソボケハイエルフ。ダンジョンの深層であの子と裸で抱き合ったそうだなぁ?」
「はぁっ!?」
アルフィアの突然の言葉にリヴェリアは顔を真っ赤にしながら素っ頓狂な声を上げ、アルフィアの言葉に反応したフィンたち全員は勢いよく首を回してリヴェリアを見てしまう。しかし身に覚えの無さすぎるリヴェリアは何も言い返すこともできずそれどころか異性と裸で抱き合っていると言われて頭が沸騰寸前だった。
「命がかかった状態での危険な状態なために行ったと応急処置とあの子は言っていたから貴様には恩情を与えて九割九部九厘殺しで勘弁してやる。ありがたく思え」
「いやそれほぼ殺しとるようなもんやん!?」
99.9%殺しすると宣言するアルフィアにロキはドン引きしながら叫ぶが、アルフィアはそれを無視して続ける。
「やはり10人の妻と15人の愛人を囲うクソパルゥムの団長と手当たり次第に女を孕ませるカス
「待つんだティオネ!!身に覚えがなさすぎる!?だからその片手に持っている怪しい瓶を捨てて僕に近寄ろうとするのをやめるんだ!?」
「何見てんだクソがぁ!」
アルフィアがフィンとベートのことを蛆虫を見るかのような蔑んだ目で見下しながらそんなことを言ったためにフィンとベートは女性陣から養豚場の豚を見るかのような目で見られてしまい、2人は身の潔白を証明しようと誤解だと叫ぶ。特にフィンは光の無い目でにじり寄ってきながら胸の谷間に隠していた特注の媚薬が入っている小瓶を開けようとしてくるティオネに親指が尋常ではないほどの痛みを感じていることから必死に止めようとする。
「まぁいい。貴様らの言い分は殺した後にでも聞いてやる」
「死んだら何も話せないのですが!?」
アルフィアはこれ以上時間を無駄にするのも面倒だとばかりにそう宣言し、それを聞いたレフィーヤは顔を青ざめながら叫ぶがその程度の言葉で止まるほどヘラファミリアの女は優しくない。魔力の高まりを感じたフィンとオッタルたちはこれ以上の長話は危険だと判断して武器を構えながらアルフィアに襲いかかる。
────この時フィン、ガレス、リヴェリア、オッタルの4人が自分たちの知っているアルフィアと同じLv.7だったのとアイズたちLv.6の上級冒険者たちが全員揃っていることからかつての最強を前にしても勝機はあると考えていた。しかしそれはこの世界でのアルフィアの話である。
今フィンたちが対峙しているアルフィアは世界最高峰の医療系ファミリア・アスクレピオスファミリアによる長年の治療とベル・クラネルが異世界で入手したエリクサーを始めとした希少な回復薬や秘薬、そして古代のモンスターの一体であるザイトルクワエからドロップした木の実や葉などを用いた特効薬により長年身体を蝕んでいた病から完治し、古代のモンスターであるスレイプニルとヒュドラー、アンタレスの討伐。そしてヘラファミリア団長である【女帝】レグナントに勝利したことでそのLv.はフィンたちが知るものとはかけ離れていた。
────現ヘラファミリア最強【静寂】アルフィア。世界でも5人しかいないLv.10に辿り着いた特級冒険者の1人。その実力はかつての英雄たちに迫るものと言えるだろう・・・・・・
一方ヘルメスをシバいたことでシャクティに怒られると思って逃げ出したベル(とんスキ)は一度ヘスティアファミリアのホームに帰ろうとしたところでこの世界のヘスティアとベル(原作)たちヘスティアファミリアの団員たちと出会っていた。ヘスティアたちはベル(とんスキ)を初めて見た時はベル(原作)の隠し子ではないかと動揺し慌てふためいたが、ベル(とんスキ)がヘスティアたちを落ち着かせるために自分のことを軽く話し、詳しい話は人目もあることからヘスティアファミリアのホームである竈の館に戻りその会議室にてヘスティアたちはベル(とんスキ)を聞くこととなった。
「はぇ~そっちの世界のボクのファミリアは随分とまぁ成長しているみたいだね・・・」
ヘスティアが最初に驚いたのは別世界の自分がオラリオで400年も君臨しているファミリアの主神だと聞いたことだ。400年もの長い時をゼウス・ヘラを始めとたした多くのファミリアの仲裁をしたり、多くの孤児院を運営して子供たちのために働いたり、ギルドとはかなり深い関係を持っていることから歴代ギルド長がヘスティアに対して頭に上がらなかったり、オラリオのほぼ全ての住人たちから信仰を向けられてその神威はウラノスに匹敵するほどになっているとかまぁ色々と濃い情報を教えてもらった。
他にもヴェルフがLv.5だったり、リリルカの元いたファミリアであるソーマファミリアが今はホストクラブとして活動しているとか、命の元いたファミリアであるタケミカヅチファミリアに怪我で引退しているがLv.7の剣豪がいるとか、春姫は酔うと酒乱になりすごい暴れるとかリューの元いたアストレアファミリアは向こうでは無事に今も活動しているとか色々と濃すぎる情報を与えられたヘスティアたちは1度気持ちを整えるためにベル(とんスキ)が用意してくれたお茶と茶菓子を食べながら次はベル(とんスキ)本人の話を聞こうとするのだが・・・
「実は5歳の時に異世界に飛ばされて・・・」
「「「「「「「待て待て待て待て待て」」」」」」」
初っ端から濃すぎる内容に誰もが止まるよう声をあげるが、ベルはそれを無視して語り始める。異世界で出会ったムコーダやフェルたちとの楽しい旅、元の世界に戻ってからゼウス・ヘラファミリアとの壮絶な特訓の日々、オラリオに来てから1週間後にミノタウロスの群れの討伐、怪物祭にて
────竈の館に焦った様子のヘルメスとアスフィがやって来るまであと少し。そしてベル(とんスキ)がオラリオの一部を半壊させたアルフィアと出会い説教をするのが確定したのだった・・・。
あとがき
アルフィアLv.10にしましたが他者様の作品のアルフィアなど見ててあのまま成長できたらこれくらいのレベルになってるかなと思いこうしました。ちなみにリヴェリアが裸になってベルに抱きついたのは原作でのベルとリューみたいな流れでやれたらなと思ってます。次回はダンまち×とんスキ世界のアイズさんがやらかす予定です。
番外編候補
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イレギュラー・オラトリア
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アナザー・オラトリア