ザ・クインテセンシャルフューチャードライブ   作:ハザード

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第1話 なぜ彼は戦士として戦うのをやめたのだろうか

3年前────。 この時から…俺は家族を失ってしまった。

 

そしてあの時─────。全ての時間が止まった。

 

それは……謎の人工生命体の襲撃によって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「親父っ!!らいは!!」

 

「……っ…風太…郎……俺の代わりに…この街を守って……やってくれ……」

 

「親父っ!!!親父っ!!!!」

 

 

大雨が降り、破壊された街の中心で…俺は声が出なくなる程、泣き叫んだ。

 

 

その時だった─────。人工生命体が俺を殺そうとしたが、バイクに乗っていた謎の人物が人工生命体を吹き飛ばした。

 

 

謎の人物は、俺の所へ近寄りこう言い放つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦士として、悪魔と戦う勇気が…お前にあるか?」

 

「……え?」

 

 

謎の人物は、腰に巻いているベルトと右腕に付けているブレスレットを外し、俺に渡す。

 

俺は謎の人物から貰ったベルトを腰に巻き、ブレスレットらしき物を右腕に付けた瞬間、赤色のスポーツカー型のミニカーが俺の手の元に猛スピードでやってくるが、俺は何とかキャッチする。

 

 

すると、新たに人工生命体が現れ、俺に襲い掛かる。

 

 

「……っ…うぉぉぉああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっっ!!!!」

 

 

ダメ元で俺はベルトのエンジンを起動させ、赤色のスポーツカー型のミニカーをブレスレットらしき物にセットして、ベルトに連動させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして──────。"今"、誕生した。人工生命体と戦い、人々や街を守る戦士が…!

 

────────────────────────────────

 

 

 

-【旭高等学校】-

 

「焼肉定食。焼肉抜きで」

 

「はいよ」

 

 

俺は上杉風太郎。なんの取り柄もない…ただの一般高校生だ。

 

3年前に"どんより"が発生し、俺の高校生活も崩れていった。

 

……まあ、今も俺の頭の中もどんよりしてるさ。あの時の悲劇のトラウマの事で…未だに俺はメンタルがボロボロになっているからな…

 

いつもの席に座ろうとしたその時だった。俺のトレーと誰かのトレーがぶつかる。

 

 

「あ?」

 

「え?」

 

「私の方が先でした、隣の席が空いてます。移ってください!」

 

 

うわ何だこいつ。めんどくせー…

 

 

「初対面の人にその態度は無いだろ。アンタが移れ」

 

「関係ありません。早い者勝ちです」

 

「じゃあ、俺の方が早く座りました!はい、俺の席!」

 

 

これなら文句は言われないだろう……と思っていたのか?という親の声よりも聞いた事がある26の悪魔は気にしないでおこう…。

 

そして女性は俺の前の席に座り始めた……言ってる事、矛盾してないか?(汗)

 

 

「まあ、勝手にすれば?」

 

 

そう言って単語帳とテスト用紙を出してテストの復習をする

 

ん?誰が勉強するのを諦めていただって?確かに俺は親父やらいはが死んでしまって、全てが嫌になったが…勉強は諦めてないぞ。

 

 

「食事中に……行儀が悪いですよ」

 

「テストの復習をしてるんだ、ほっといてくれ。」

 

「食事中に勉強なんて……よっぽど追い込まれてるんですね。」

 

「……そういう事じゃない。」

 

「え?」

 

「俺が子供の頃…お袋は病気で亡くなった…親父や妹は……3年前に起きた大事件…『グローバルフリーズ』が起きて死んでしまった…」

 

「…っ!」

 

 

そう────。俺は未だに忘れられない出来事があった…3年前、全ての時間が止まり、人工生命体による襲撃で…多くの命が散っていった…親父とらいはも巻き込まれた…

 

 

「……俺は全てが嫌になった。……でも、勉強だけは諦めたく無かった…約束を果たす為に…」

 

「……私と同じですね。私もあの時…友人が犠牲になってから…全てが憂鬱になりましたが…夢だけは捨てたく無かったんです。」

 

「………悪いな。こんな暗い話をしてしまって…」

 

「いえ、こちらこそすみません。良ければ…お昼…少し分けましょうか?」

 

「いや、大丈夫だ。俺はこれで十分さ。」

 

「え?いいのですか?」

 

「気持ちだけでも嬉しいさ。」

 

 

すると、俺のスマホから電話の着信音が鳴る。アドレスを見たが…知らない人だった。

 

 

「悪い!ちょっと電話だからまた後で!」

 

「ああ、ちょっと!……行っちゃった…それより……家庭教師が明日来るって…お父さんが言ってたような…?」

─────────────────────────────────

 

 

 

-【男子トイレ】-

 

「はい。もしもし」

 

『上杉風太郎君で間違いないかい?』

 

「そうですが…どちら様ですか…?」

 

『私は中野マルオという者だ。君に頼みたいことがあるから電話させてもらったよ』

 

「頼みたいこと…?」

 

『実は僕には娘がいるのだが、いかんせん、学業に少々問題があるんだ。そこで君に頼みたいことというのは、学年1位の成績を誇る君に家庭教師をしてもらいたい?』

 

 

家庭教師か…どうするべきか……なにせ、人工生命体がいつ現れるか分からないからな……いや、俺はもう…戦士として戦うのはやめたんだ…

 

 

「はい。引き受けます」

 

「そう言ってくれて助かるよ。無論、報酬はきちんと払う。アットホームで楽しい職場、給料は相場の5倍だ。どうだね?」

 

 

……待てよ。このバイトをやれば…借金は返せるんじゃないか?お袋や親父に恩返し出来る…

 

「いいんですか?」

 

『勿論だ。ただし…目標は娘達が無事卒業できることだ。それさえ達成してくれれば問題ない』

 

「!分かりました。ありがとうございます。それで…いつからでしょうか?」

 

『明日からお願いするよ』

 

急だな…(汗)

 

『それともうひとつ伝える事がある。』

 

「…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『"戦士"として…もう一度、戦う事を期待してるよ』

 

「…っ!?」

 

 

その瞬間、電話は切られた

 

……どういう事だ…なぜこの人は……俺が戦士だと言う事を知ってるんだ…?

 

俺は考えながら、1日を過ごした

─────────────────────────────────

 

 

 

「はぁ……」

 

 

俺はため息を吐きながら、駐車場に止めてる赤い車に乗る

 

『そろそろ、戦士として戦う気は無いか?』

 

「………何度も言ってるだろ。俺はもう戦士として戦う事は止めたんだよ。」

 

『……まだ、あの時のトラウマの傷があるのかい?』

 

「………」

 

『…っ…風太…郎……俺の代わりに…この街を守って……やってくれ……』

 

「……っ…」

 

 

思い出したくない記憶が蘇り、俺は顔を隠した

 

 

『私はいつでも君の答えを待ってる。』

 

「………そうか…」

 

 

俺は車のエンジンを起動させ、運転する

─────────────────────────────────

 

 

 

-【風太郎の家】-

 

「ただいま……と言ってもいないんだったな…」

 

 

家には俺1人しかいない。前までは賑やかだったはずが…グローバルフリーズのせいで……

 

 

「……っ…」

 

 

いつの間にか…俺の瞼から涙が溢れてきた。

 

 

その時、インターホンが鳴り、俺は出ようとする……

 

 

風太郎「…すいません。借金はもう少し待ってくださ……」

 

 

ドアを開けた瞬間、女性警察が立っていました。……終わったわ。

 

 

 

「上杉風太郎さんですね?少しお時間をいただきます」

 

 

「………なんか俺…警察にお世話になる様な事しましたか……?」

 

「…何を言ってるんですか?」

 

「あいや…何でもないです。」

 

「まあいいです。あなたには来てもらう場所があります。」

 

「来てもらう場所…?」

 

「車、お借りします」

 

「あ、はい…」

 

 

俺は警察の人に着いていき、車に乗って連れていかれた。

────────────────────────────────

 

 

 

「………」

 

「………」

 

 

めっちゃ気まずい……そもそも…こんな気難しい人と会話するなんて無理だろ…

 

 

「少しコンビニ寄りますよ」

 

「え…?」

 

「あなたがいつも学食で貧相な昼食を取っている事ぐらい調査済みです。」

 

 

貧相な昼食って…(汗)……ん?ちょっと待て、なんで俺がいつも学食で焼肉定食の焼肉抜きを食べている事を知っているんだ???

 

 

「無論、あなたに拒否権はありません。」

 

「(無茶苦茶だな…この人…(汗))」

 

 

何やかんや…俺はコンビニで買ったおにぎり2個と唐揚げ棒と飲み物を半強制的に食べされ、とある場所へ向かった。

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-【久瑠間運転免許試験場】-

 

「着きましたよ」

 

「ここって…確か親父が通ってた運転免許試験場…!」

 

「……あなたのお父さんは…とても凄い人でした。警察や探偵でもないのに…警察でも解決出来ない数々の事件を解決してきました…。でも……あの人が死んでから…特状課は…」

 

「………」

 

「さて、皆待っています。早く向かいますよ」

 

「ああ…はい…」

 

 

俺は車から降りて、中へ入る

 

 

『………勇也…君が戦士だった頃…特状課は救われた…だが…君の息子は…戦士として戦ってくれるのか分からない……まだ君が生きていてくれれば……街の平和は続いていた……だが…あの時…"ヤツ"との戦いで…君は重症を負ってしまった…私があの時…君を守れていれば…』

 

 

喋るベルトは、どこか悲しそうで…後悔が溢れかえっていた…

───────────────────────────────────

 

 

 

-【特状課】-

 

「戻りました。」

 

「…どうも。」

 

「おかえり〜!霧子ちゃん!今日も早かったわね〜!」

 

「へー…この人が…勇也さんの息子か〜!よく似ているな〜!」

 

「よく言われます。」

 

「どうしたんだよ、そんな冴えない顔して?」

 

「……いえ、何でもないです。」

 

「さて、風太郎君も集まった事だし…早速本題に入りましょうか!」

 

「本題?」

 

「君が抱えてる借金の事だよ。特状課の皆さんで協力しようという話になってね…「大丈夫です。」え?」

 

「どうしてだい?結構な額だろ?」

 

「……家族に…申し訳ないからです。お袋は…俺達の為に朝から晩まて働いていました…お袋は多額の借金を残して逝ってしまい…親父もらいはも…頑張って借金を返済出来るようにしてました。……残った俺が…自分でどうにかするしか無いと思ってます…だから、気持ちだけ受け取っておきます。」

 

「……くぅ〜!漢じゃねえか!!見届けてやるぜ!お前の魂を!」

 

「……ありがとうございます。本願寺さん、西城さん、現さん、りんなさん、霧子さん」

 

 

俺はどこかモヤモヤが無くなった気分になり、少しだけ微笑んだ

 

 

「さ、そろそろ暗くなってきたからね。霧子ちゃん。家まで送ってあげてくれる?」

 

「分かりました。」

 

 

俺は霧子さんと一緒に行き、特状課を出る。……外に出た時は本当に暗かった…(汗)

────────────────────────────────

 

翌日…

 

-【旭高等学校】-

 

「中野五月です。よろしくお願いします!」

 

 

………そマ?

 

 

「女子だ!」

 

「めっちゃ可愛い!!」

 

「あの制服って、黒薔薇女子じゃないか?」

 

「マジ?超金持ちじゃん!」

 

「おいおい、何様だよ」

 

 

1人だけアンチがいた事は無視して、困ったな…まさか昨日一緒に昼食を食べた人がこのクラスに来るなんて…予想外だ…(汗)とにかく…

 

 

「あ!あなたは昨日一緒に昼食を食べた人!」

 

 

はいオワタ。速攻でバレました

 

 

「なんだ?知り合いか?だったら風太郎の隣で大丈夫だな。分からない事があったら風太郎に聞けよ〜。」

 

「よろしくお願いしますね!風太郎さん!」

 

「……うん。よろしくな!」

 

 

彼女も笑顔で返事をしたから…俺も何とか笑顔で返す。……笑顔って結構難しいな…

 

何やかんやで、俺達は1日の学校生活を送るのでした。

────────────────────────────────

 

 

下校時間…俺は五月と帰る事になりました。……めっちゃ気まずい…(汗)

 

 

「あ、風太郎さん。私…お腹減ったのでコンビニに寄りたいのですが、いいですか?」

 

「ああ、大丈夫だよ。」

 

 

その時だった───────。どんよりが発生し、俺達は重加速状態になってしまった。

 

 

「これって……まさかどんより…!?」

 

 

そして交差点の中心に人工生命体が三体ほど現れた。1体の型式番号は…俺が知っている数字だった。

 

 

「(034…!?あの時俺が倒したはずじゃ…!!?復活したっていうのかよ…!!)」

 

「(いや…今はそんな事を考えてる暇は無い…!!何とか五月や他の人達を助けねぇと…!!!)」

 

だが、俺は動けなかった。034達はこちらに気づき、俺達の所へ近づく

 

 

「(動いてくれ…!!!頼む…!!!俺の身体……!!!動けぇぇぇぇーーーーーっ!!!!)」

 

 

もうダメだ───────。その時だった。俺の車が034を轢き飛ばした。車は止まり、中から霧子さんが出てきて、俺にベルトと赤色のスポーツカー型のミニカーを渡す。五月には紫色の忍者らしきミニカーを渡す。そして、俺達だけどんよりが解除され、身体が思うように動ける状態になった。

 

 

「身体が……動ける…?」

 

「今の事、誰にも言わないでくださいね」

 

 

霧子さんは鬼の様な威圧感と声の低さで五月に言い放つ。……怖いな…

 

「あ…は…はい…。」

 

 

ほら。あんな反応になっているよ…やっぱり霧子さんって気難しい人なんだな…

 

 

「何してるんですか!?早く変身してください!!」

 

「……俺は…」

 

『風太郎!迷ってる暇は無いんだぞ!!』

 

「………俺は……」

 

『……っ…風太…郎……"俺の代わり"に…この街を守って……やってくれ……』

 

『"戦士"として、悪魔と戦う勇気が…お前にあるか?』

 

『君が"戦士"として…もう一度、戦う事を期待しているよ。』

 

 

……そうだ…俺は…色んな人に託されたんだ…

 

それなのに……俺はまた大切なものを失う事が怖くてずっと逃げていた……

 

 

「……もう…考えるのはやめた。俺はもう一度……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦士として戦う…!」

 

 

『風太郎…!』

 

「…今までずっとすまなかった。……行くぞ!"ベルト"さん!ひとっ走り…付き合ってくれよ!!」

 

『OK!START YOUR ENGINE(エンジンを始動せよ)!』

 

 

俺はベルトさんを腰に巻き付け、ブレスレットらしき物…いや、シフトブレスを右腕に付ける

 

そしてエンジンを始動させた時、ドライバーから読者の皆は絶対に聴いた事がある音楽が流れ始める。次に赤色のミニカー…いや、赤色のシフトカー『シフトスピード』をレバー状に変形させてシフトブレスにセットする。

 

 

そして叫ぶ。市民の平和と笑顔を守る戦士へと変わる言葉を───────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変身!!!」

 

 

そう叫ぶと、俺はシフトカーをレバーのように操作する。すると音声が鳴ると共に、俺に真紅のアーマーが装着される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ドラーイブ!ターイプ!スピード!!』

 

 

アーマーが装着し終わると、赤色の車『トライドロン』の左前輪が高速回転しタイヤを射出する。そのタイヤは襷のように上半身に装着される。

 

そして今───────。戦士は復活した。その名は…仮面ライダードライブ。

 

 

「風太郎さんの姿が…変わった…!」

 

「貴様…!生きていたのか…!!?」

 

「さて…久々の運転だ。……ひとっ走り付き合えよ!!」

 

「っ…!やれるものならやってみろ!!」

 

 

俺は034に向かって走るが、034はキャノンを放つが…五月や他の人達は速い弾幕だと言っているが、俺にとっては遅すぎる。

 

 

「遅い遅い!そんなんじゃ、俺のスピードは止まらないぞ!」

 

「舐めやがって…!!やれっ!!」

 

 

そう言うと、034は部下の人工生命体の098と079を向かわせ、俺に襲いかかる。

 

何とか避けれているが…流石に久しぶりだから腕が落ちているな…だったら…!

 

 

「ベルトさん!スピード上げてくぞ!!」

 

『お易い御用さ!シフトブレスのレバーを上げたまえ!!』

 

「了解!」

 

 

ベルトさんの答えを聞いて、俺はシフトブレスのレバーを3回上げる。

 

『スピ!スピ!スピード!』

 

「はぁっ!!」

 

シフトブレスのレバーを3回上げた事で、シフトアップが発動する。無論、俺のスピードはさっきより速くなり、一気に098と079を片付け、コアを破壊した

 

 

「やっぱこの爽快感だな!さて…後1体!」

 

「おのれ…!!はぁっ!!」

 

 

034は翼を生やし、空へと上がる。そして空からマシンガンの様な雨が俺に降ってくる

 

 

「嘘だろおい!?」

 

 

ギリギリ避けれてるが、流石に相性が悪い。え?空中戦で戦えばいいだけの話だって?あのな、俺に翼なんてある訳が無い。ただでさえドライブは地上戦向けなんだぞ。なにかあいつの翼を破壊出来るやつがあれば……ん?あれは……?

 

俺が目にしたのは、五月が持っている紫色の忍者らしきシフトカーだ。……あれならいける!!

 

 

「五月!!それをくれ!!」

 

「え…!?」

 

「紫色の忍者らしきミニカーを貰っただろ!こっちに渡してくれ!!」

 

「分かりました!どうぞ!」

 

 

五月から紫色の忍者らしきシフトカーを貰い、ベルトのエンジンを始動させてから、シフトブレスにセットしているシフトスピードを外し、さっき貰ったシフトカーをレバー状に変形させてシフトブレスにセットし、シフトカーをレバーのように操作する。

 

すると、またもやベルトから音声が流れ始め、トライドロンから手裏剣のような形状をした紫のタイヤが射出される。それは俺についているタイプスピードタイヤを弾いて入れ替わるように付け変わる。

 

 

『タイヤコウカーン!ミッドナイトシャドー!』

 

 

そして、アドバイスドイグニッションを捻り、シフトブレスのミッドナイトシャドーを3回操作する。すると、俺の両手に紫色の手裏剣型エネルギーを纏わせる

 

 

『シャ!シャ!シャドー!』

 

 

纏ったエネルギーを034にすぐに投げる。無くなったらまた同じように両手に纏わせて投げる。

 

やがて034の翼は破壊され、急落下し、地面に激突する。

 

 

「く…くそぉ…!!」

 

「霧子さん!五月を連れてどこか隠れててくれ!」

 

「はい!」

 

 

霧子さんはすぐに五月を連れて、遠くに移動して隠れた

 

 

『よし、風太郎!スピードタイヤに戻してフィニッシュだ!』

 

「ああ!」

 

 

俺はシフトブレスに装填されているシフトカーをシフトスピードに戻すとそれと同時にミッドナイトシャドータイヤがタイプスピードタイヤに入れ替わる。そしてアドバンスドイグニッションを捻り、シフトブレスについているスイッチイグナイターを軽く押す。

 

 

『ヒッサーーーツ!!』

 

 

音声がなると共に、ロイミュードの周りに普通よりサイズが大きいタイヤが出現し高速回転してロイミュードを捕縛する。そして、俺はシフトブレスのシフトカーを操作すると、トライドロンがドライブの周りを円を書くように高速で走り回り、ドライブは軽くジャンプしてトライドロンのボディを蹴り、それと同時にタイヤから勢いよく射出された034に向かってキックを放つ。

 

『フルスロットーール!!スピード!!』

 

 

そのキックは一回だけでは終わらず、キックを喰らわせた後もう一回トライドロンを蹴って跳ね返り、もう一回くらわせる。それを何回も繰り返し、最後の一撃をぶちかます。これこそ…ドライブスピードタイプの必殺技の一つ スピードロップだ。

 

「はっ!!ふっ!!はぁっ!!オラァ!!だぁぁぁぁぁーーーーっ!!!」

 

最後の一撃を喰らわせた後、キキーッと音を鳴らし滑るように着地する。するとロイミュードは少し悶え苦しんだ後、叫び声を上げて爆散した。

 

「グァァァァァァーーーーッッ!!!!!」

─────────────────────────────────

 

 

「ふぅ…」

 

 

俺は034のコアが無事に破壊された所を見届け終わり、シフトブレスからシフトカーを取り外す。すると、アーマーが霧散し取り外された後、ベルトさんが話しかける

 

 

Nice drive(良いドライブだ)!風太郎!久々の運転にしては、上出来だったな!』

 

「まあな。戦士はやめても…鍛錬は欠かして無かったからな」

 

「……ベルトさん。今更勝手かもしれないが…俺、もう一度…戦士として戦うよ。」

 

『…!そうか…!そう言ってくれて嬉しいよ!』

 

「またよろしくな!ベルトさん!」

 

『こちらこそ!またよろしく頼む!!』

 

 

俺達は前の様に楽しく会話をし、また同じ会話が出来るようになれて、嬉しいという言葉でいっぱいだった。

 

 

「…あ!!そういえば…!今日、家庭教師が来る日だった!!急いで帰らないと!」

 

「え?家庭教師??」

 

「そうなんですよ!!今から間に合うかな…!!?「あのー…」どうしました?」

 

「それ…俺です。家庭教師…俺。」

 

「「…………」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「遅刻だーーーーーーーーっっっ!!!!!」」

 

 

俺達はトライドロンに乗り、急いで五月の家へ向かいました。……もう踏んだり蹴ったりだ。

──────────────────────────────

 

 

-【???】-

 

「……どうやら…ヤツが仮面ライダーとして復活してしまったようですね。」

 

「………また1人…友達を失ってしまったか…」

 

 

赤色のコートを着ている男性は、風太郎が倒した034と098と079が倒された事で悲しそうにしていた…

 

 

「心配はいりません。"ハート"様。仮面ライダーは…彼に任せればいいのです。死神…"チェイス"にね。」

 

 

 

……To be continued

──────────────────────────────────

 

【次回予告】

 

「言ってませんでしたね。私たちは五つ子なんです。」

 

 

五つ子の家庭教師する風太郎─────

 

 

「ぶっちゃけ、家庭教師なんていらないんだよねぇ。」

 

 

否定されていく勉強─────

 

 

「俺はロイミュードの番人…。」

 

 

「俺は親父に託されたこの街を守ると決めた!だから…俺は戦う!」

 

 

 

第2話 どうすれば五つ子達は勉強をする気になるのか

 

 

 

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