盛りの悪魔 作:デカ盛りスキー
盛るペコ!!!!
――公安対魔課の職員は、全員『
ガイダンスで指示を受けた新人職員は困惑した。
それがどんな能力を持つ悪魔か、対価はなんなのか、説明がひとつも無いからだ。
「この先に
「モリ、ですか……」
1991年の夏頃。
新しく公安対魔課に就職した若い男と、彼の先輩である中年男の2人が、コンクリート製の殺風景で薄暗い地下通路を歩いていた。
「どうした? そんな変な顔して」
「いや、
若い男は後ろを振り返り、すっかり小さくなった分厚い鉄製の扉と、その近くで控えている何人もの屈強な体格の警備員を見ながら、疑問を口にした。
「ん? あぁすまん、俺が言ってるモリは、植物が密集してる場所を指す
「え? じゃあ、魚の漁とかで使う
「その
「は、はい」
要領を得ない中年男の説明に、若い男は困惑する。
会話が途絶え、淡々と歩き続ける2人。
地下通路は真っ直ぐでありながら、終点が見えないほど異常に長かった。
「……お前、なんで公安のデビルハンターになろうと思った?」
「よくある理由かもしれませんが、妻と子供を殺された復讐をしたいからです」
しばらく足音以外が聞こえない状況に耐えかねたのか、中年男が質問を振ると、若い男は即答した。
「銃の悪魔か?」
「はい。あと理由は知りませんけど、最近公安のデビルハンターは民間と比べてずっと殉職率が低いそうじゃないですか。せめて銃の悪魔に1発ブチ込んでやるまでは、死にたくないんです」
「そうか」
会話の最中、若い男の目の中では暗い炎が燃えていた。
「新人。君は賢く、幸運だ。モリの悪魔の力があれば、並みの悪魔を相手して死ぬ可能性は薄い。復讐は生きていてこそ達成できる。もっとも、銃の悪魔に1発ブチ込むのは難しいだろうがな」
「……そうですか。で、結局モリの悪魔ってなんですか?」
「さっきも言ったが、実際に見るのが手っ取り早い。口頭じゃ説明しづらいんだよ」
「はぁ……」
話をしているうちに、2人は目的地へ到着する。
延々と続く無機質なコンクリートの壁の途中に、高さ約150cmの鉄製の扉がポツンと取り付けられていた。
「ここだ」
「ふぅ……帰りもあの道を歩くんですよね?」
地下通路を歩き続けて滅入っていた気分をリセットするため、若い男は大きく息を吐いた。
「気持ちはわかる。安心しろ、強制でここへ来るのは、新人とその案内役くらいだ。今回は諦めな」
(強制で? 誰かが自主的に来ることはあるのか?)
ふと若い男が覚えた疑問をよそに、中年男が懐から取り出した鍵を使い、扉を開く。
「ほれ、入れ」
「……失礼します」
2人は身をかがめながら、ゆっくり部屋へ入った。
広めのワンルーム程度の空間には、薄暗かった地下通路と違い、しっかり明るい照明がついていた。床に敷かれた柔らかなベージュ色の絨毯と、清潔感のある白い壁紙が、コンクリートを上手く隠している。
部屋に収容されている悪魔は、壁際に寄せられていても若干邪魔な、キングサイズよりもひと回り巨大なベッドの端に座り、静かに本を読んでいた。
「あ、新人さん? 初めまして~」
入室した2人に気づいた悪魔が、よく澄んだ美しい声を響かせながら、本を傍らに置いて立ち上がる。
「うぉっ……」
その姿を見た若い男の口から、感嘆と驚愕が混ざった声が漏れ出た。
腰まで伸びた、ツヤのある長い黒髪。
シミひとつない、みずみずしい白い肌。
悪魔とは到底思えない、優しげで可愛らしく整った女性的な顔立ち。
首から上だけを見るなら、極めて美しいとはいえ人間と大差ない。
問題は、首から下だった。
着ているのは、見えてはダメな部位こそ隠しているものの、胸元と背中がザックリ開いた、女性に耐性のない童貞には刺激が強すぎるであろう、あまりにも煽情的な白いセーターだけ。
大部分が惜し気もなく露出している肉体が、ヒトの形こそしているものの、良くも悪くも人間からかけ離れていた。
ばるんぶるんっ♡♡ ゆっさゆっさ♡♡
むちっ♡♡ むちむちむちぃ♡♡
(でっっっっかぁ!?!?)
スラリと長く程よい肉付きで、性的な部位ではなくとも見る者の情欲を煽り、何か新しい性癖が目覚めそうな、美しい腕と手。
悪魔自身の頭部より、ひと回りもふた回りも巨大でありながら、平然と重力に逆らい丸々とした形を保っている、とんでもない美爆乳。
しっかりくびれがありつつも、柔らかそうな脂肪が程よくむっちり乗り、艶めかしい曲線を描く、見ただけで抱き心地最高だとわかる胴体。
安産型の広い骨盤に支えられた、いっそ下品なほど大きく、それでいて全く垂れ下がることなくプルンと弾力とハリがある、桁違いのデカ桃尻。
凄まじくブッとく、しかし長くスラリとしている。そんな矛盾した表現が当てはまってしまう、むちむちぱんぱんの脚部。
しかも、悪魔の身長は明らかに3m近くあった。ただでさえ肉感的すぎる数々のパーツが、超がつく高身長に合わせてさらに巨大化し、えげつないサイズとなっている。
悪魔ではなく淫魔と言われたほうが納得できる、卑猥すぎる存在だった。
「新人さんに、初めましてのハグ〜」
「ぉぁっ……!?」
驚きで硬直していた若い男を、スッと近づいた悪魔がしゃがんで抱きしめた。
深く長すぎる胸の谷間に上半身の大半が沈み込む。
スーツ越しに伝わる感触と周囲に満ちる甘ったるい香りは、恐ろしく甘美で、寝ても覚めても、たとえ死んでも忘れられそうになかった。
「あまりからかうな、元に戻れ」
「はぁい。ふふっ」
「えっ」
中年男に呼びかけられた悪魔が、若い男からパッと離れた次の瞬間。
悪魔の身長が、胸が、尻が、脚が、どんどん縮んでいく。
数秒後悪魔は、穴など欠片もないブカブカのセーターを着た、身長約120cmで凹凸が全く無い平坦な体型の、美しくも幼い子供へ変化していた。
縮む過程を見ていなければ、先程までと同じ存在とは夢にも思えないだろう。
「これが私の本来の姿だよ。ビックリさせてごめんね?」
変化を終えた『盛りの悪魔』は、幼い顔立ちに妖艶な笑みを浮かべていた。
「なっ、えっ……??」
「モリってのは、飯を盛り付けるとかの
理解が追いつかない若い男に向け、中年男が補足説明を始めた。
「聞いたことねぇ表現だろ? 俺もコイツは『誇張』か『脚色』って呼んだほうが正しいと思う」
「確かにほぼ同じ意味だけど、私は『盛りの悪魔』なんだ。名前だけは譲れないよ」
盛りの悪魔は自らの名前を強調しつつ、すっかり小さく薄くなった胸を張った。
「……いったい、どこで使われてる表現なんですか?」
「公安の調べだと、どっかの自作マンガ描いてる、ちょっとデカい集団の中だけだ。世間には全く浸透してない」
「はぁ……」
――日本に『盛る』という表現が浸透するのは、2009年頃の若者の間で流行してから。しかも、悪魔が存在しない世界の話である。
「知名度が無いから、コイツも大して強い悪魔じゃない。新人のお前でも何か武器があれば勝てるぞ」
「マジですか?」
「マジだ」
「認めたくないけど事実なんだよねぇ。さっきの大きい姿は多少腕力と質量があるけど、耐久力は人間とほぼ同じだし、あれ以上何か盛ると破裂して自滅する。自分以外の生物を盛るのは、本人の同意がないと不可能。武器や契約悪魔を持つデビルハンターには絶対勝てないね」
「えぇ……」
若い男は、厳重なセキュリティの先で管理されている悪魔が、強いどころか若干弱めなことに軽く拍子抜けした。
「だがコイツの真価は強さじゃない。能力の汎用性と契約の条件が破格すぎるんだ。厳重に管理されてる理由も、コイツを盗まれたら困るからってのが1番だな」
「……そんなになんですか?」
「はぁい、ここからは私が説明するね」
緩みかけていた空気が引き締まった。
「私が契約で与えるのは【自分の何かを盛る】能力だよ。単純な例で言えば、筋力を盛る、反射速度を盛る、とかだね。他にも、大怪我をした時に生命力を盛って救助が来るまで延命する、なんてこともできる。悪魔と戦う時に役立つよ〜」
「おぉ……」
「何をどれだけ盛れるかは、私の意思や契約内容は関係なく、契約者の才能と努力次第! 仮に最初は握力を2kgしか盛れなくても、頑張れば弱めの悪魔を素手で軽く殴り倒せるまで盛れるよ〜」
「おぉ……!」
公安のデビルハンターの殉職率が低い理由を、若い男は理解した。この能力を鍛えれば、並の悪魔には負けないだろう。
「……確かに便利な能力ですが、契約の対価は?」
しかし、悪魔との契約には代償が付き物。
片目や内臓を失うのは序の口、寿命や命を奪う悪魔もいる。
「私とする契約の対価は、ふたつある」
盛りの悪魔は、くすりと微笑みながら告げる。
「対価ひとつ目。契約者の姿とその周辺の光景を、私の自由なタイミングで覗き見させてほしい。ただ単に見る以上の何かは絶対にしないし、見た光景や情報を悪用して契約者が不利益を被らないよう、細心の注意を払うと約束するよ」
「それくらいなら、まぁ……」
それは肉体や寿命を失うのと比べれば、圧倒的に優しい対価だった。
「対価ふたつ目。私の意志とは関係なく、契約者が何かを盛ったら、契約者の性的な部位や魅力が盛られるよ」
「…………えぇっ、と??」
若い男は、言われた内容を理解できなかった。
「……具体例を挙げてくれませんか?」
「いいよ。たとえば新人さんが1時間の間、腕力を2倍に盛ったとするね」
「はい」
「3日以内で新人さんが自分で決めたタイミングで、新人さんの棒と玉の大きさと出せる量が、1.2倍くらいに盛られるよ」
「……それだけ?」
「それだけ」
ふたつ目の対価は、やたら馬鹿馬鹿しいものだった。
「効果は累積するから気をつけてね。同じ盛り方をもう1回すれば合わせて1.4倍。やりすぎるとマトモに動けなくなるかも?」
「……あぁ、永続で解除は不可能なヤツですか」
「永続だけど、リセットはできるよ! 他に私と契約した人間と、お互い3回達するまで性行為をしてね〜」
「えぇ……?」
その対価すらも、常識的な人間では心理的な壁が高い条件があるとは言え、なかったことにできる。盛られた部位の解除を喜んでやる者もいるだろう。
「……何故、そんな対価を?」
その質問を聞いた盛りの悪魔は、美しくもどこか不気味な笑顔を浮かべる。
「私ね、人間が性に翻弄される様子を見るのが大好きなんだ」
「は?」
恍惚とした表情で、心の底から楽しそうに、盛りの悪魔は語り始めた。
「性的部位を盛って性行為をするとね、普通にする性行為の何十倍も気持ちいいんだよ」
「盛られて大きくなりすぎた性的部位が邪魔になった男女が、最初は仕方なく性行為を始める。でも、盛られた体でする性行為が気持ち良すぎて、忘れられなくなる」
「色々言い訳並べて、何度も何度も性行為を繰り返して、最後は堕ちる。自分から性的部位を盛りだして、仕事も復讐も何もかも捨てて、快楽だけを求める獣になる」
「堕ちた時のグチャグチャな顔なんて、もう! 考えるだけでゾクゾクしちゃう!」
「もちろん、契約した人間全員が堕ちるわけじゃない。欲求を必死に理性で抑えつけながら生活する人間もいる。公安の人間はこっちが多数派かな」
「何食わぬ顔で悪魔を狩って、ムラムラを我慢して、盛られていく部位を見ないフリして……限界が来た時だけ全力で発散して、また悪魔を狩る」
「あの生活する様子も、見ててゾクゾクしちゃう……!」
「だから私は、血も肉も寿命もいらないよ」
語られている間、若い男は何も言えなかった。
盛りの悪魔はひと息つき、ニンマリと笑う。
「あと、盛られた部位をリセットする方法は、他の人間と性行為する以外に、もうひとつ用意するよ~」
盛りの悪魔の体が、見る見るうちに盛られていく。
背が伸び、胸が膨らみ、セーターに穴が開き、尻が張り出し、脚が太くなる。
「この姿の私と、契約者が1回達するまで性行為すること♡ 男はもちろん、女でも大歓迎♡」
「……それ、だけは、お断り、します」
若い男は、かろうじて声を絞り出す。
色々とデカすぎる、刺激的にも程がある女体。
そんなものを直接味わえば、後戻りできなくなるのは確実である。
こうしてひとり、盛りの悪魔の契約者が増えた。
◇ ◇ ◇
「先を越されたね」
倉庫の出入り口から差し込む光と、知らない女の声。
「ふぅん……キミ、変わった匂いがするね」
ゆっくりと近づいてくる女を、武器人間の姿のデンジは
(でっ…………かぁ…………)
どたぷんっ♡ ゆさっ♡ むちむちっ♡ むっちぃ♡
デンジより頭ひとつ分以上高い身長。
ワイシャツを張り裂いてしまいそうな、凄まじい重厚感の爆乳。
ズボンの生地をパッツパツに引き延ばす、ブッとく長い脚。
おまけとばかりに、顔立ちも畏怖すら感じるほど、美しく整っている。
「だ……抱かせて……」
そう言って、ふらりと背後へ倒れるデンジを――
「いいよ」
「お゛っ」
むっぎゅうぅぅぅぅ♡
むっちぃぃぃぃぃぃ♡
――女は軽々と持ち上げ、強く抱きしめた。
(やっ……わらけぇ……)
デンジの胸板から腹部にかけて押し付けられた感触は、たとえスーツとワイシャツ越しでも、思わず変な声が出てしまう心地よさだった。
この後、デンジが
本文五千字ちょいしか書いてないけど力尽きました。
あと脳内設定を書き殴っときます。
マキマ
盛りの悪魔の能力で、自身の能力を盛っている。
代わりに、タッパも胸もケツも原作より圧倒的にデカくされている。
何度も支配の能力を使い代償無しで盛らせようとしたが、何故かどうやっても絶対にデカくされるので諦めた。
自分を見てアホ面さらす者が多く、下に見れる人間が増えたので、この体もまぁ悪くないと考えている。
まだ処女。将来デンジにヤられる。
岸辺
失った臓器を盛ってもらったことで健康になり、素の状態でも原作より強い。
盛ってブーストかければぶっ壊れ。
代償を抱えた状態で酒で頭のネジを外すと、うっかり誰かを襲いかねない、というか実際教え子を襲ってしまったので、諦めて禁酒した。
その教え子とは結婚した。なんだかんだ幸せ。
デンジ
バカ度合いがマシマシ。
ポチタ
デンジに頼まれ、実体と意識を盛られることを許す。
早川家でニャーコと共に可愛がられる。
早川アキ
老衰まで生きる。
姫野と交際している。
姫野
両目がある。
早川と交際している。
パワー
血液量を盛られ、貧血になる弱点を克服している。
純粋な戦闘力は原作より上。
盛られて強化された支配の能力下にあるため、血抜きをしなくても制御が効く。
虚言癖で挑発してはキレた相手にヤられるのが日常。
東山コベニ
サムライソードと沢渡アカネを瞬殺する。
荒井と結婚する。
荒井ヒロカズ
盛りと暴力のコンボで雑魚悪魔相手なら無双できる。
コベニと結婚する。
蜘蛛の悪魔
脚フェチにはたまらない。
天使の悪魔
外見とシモのギャップがエグいことになっている。
レゼ
あっさり無力化される。
二重の意味で桁違いのダイナマイトボディになる。
デンジとの子供をいっぱい産む。
ビーム
チェンソー様! 最強! 最高! デカい! 底なし!
誰か小説書くのが得意な人、このクソ小説のリメイクと続きとR18版を書いてください。お願いします。