盛りの悪魔   作:デカ盛りスキー

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嬉しいことに複数の高評価を頂戴したんで、調子こいて脳内設定と妄想をもう少し形にしてみました。
あと、このおまけの追加に伴い「残酷な描写」と「独自展開」と「独自設定」のタグを追加しました。

増し増しラ!!!!


おまけ

 

 

 姫野にとって、早川アキは()()()のバディである。

 

 

 確かに、公安が職員に義務付けた『盛りの悪魔』との契約は、殉職率を低下させた。

 

 たとえ対峙した悪魔が全体から見れば弱くとも、悪魔は悪魔。経験不足の新人や、不意を突かれた者が負け、死ぬことはよくあった。

 そういった弱めの悪魔相手の事故は、ほぼゼロになったと言って良い。

 

 しかし、知名度が高く強い悪魔が相手だと、相変わらず死ぬ者は多い。

 

 姫野は過去に2回、()()()()()()()()()()()()()()

 あの最後に見た背中が、あの最後に見せてくれた笑顔が、目に焼き付いて離れない。

 

「使えない雑魚だから、ふたりとも死んだ」

 

 早川と初対面した際、姫野は片目で彼を見ながら告げた。

 雑魚が誰を指すのかは、言うまでもなかった。

 

 もう1度『盛りの悪魔』会い交渉して、公安の義務とは別で契約を結び、目を取り返し戦闘力を底上げした。

 対価で胸や尻の大きさも底上げされ、頻繁に向けられるようになった粘着質な視線を、黙って耐えた。

 

 岸辺に無理を言って鍛え直してもらった。

 恐ろしくキツい訓練を受けたが、毎晩夢で見るバディの最後よりはヌルかった。

 

 死んだバディの恋人に会った。

 怒りとビンタを、黙って受け止め――

 

「殴ったヤツの服にこっそりガムつけてやった」

 

 ――姫野は、それを聞いて笑ってしまった時。

 少しの間だけれど、焼き付いていた光景を忘れることができた。

 

 ひとしきり笑った日の晩、姫野は自宅に早川を招き、浴びるように酒を飲んだ。

 

 

「ねぇ~アキくぅ~ん」

「姫野先輩、明らかに飲みすぎです。水を――」

 

「アキくんはぁ~、死なないでねぇ~?」

「――当然です。何度でも言いますが、俺は簡単に死ぬつもりはありませんよ」

「そっかぁ~、えへへぇ~」

 

「それよりも姫野先輩」

「ん~?」

「あの……少し離れてもらえると……」

 

 むぎゅうっ♡ むぎゅむぎゅ♡

 もちっむちっ♡ むちむちもちむちぃ♡

 

「……ここ最近さ、例の対価のリセット、してないんだよね。すっごい邪魔なんだ」

「……はい」

 

「アキくんも……だいぶ大きくなってるよね。今日ずっと動きづらそうだった」

「……」

 

「私とリセット、しない?」

「…………します」

 

 

 律儀に彼氏となった早川の、どろっどろに汚れた肌が、やけに心地良かった。

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

「起きろ、デンジ」

「っは!?」

 

 夕暮れのオレンジ色の光が照らす墓場の中で、半裸でボロボロのデンジは岸辺に胸のスターターロープを引かれ、目を覚ました。

 

「今回の訓練はここまでだ。もうすぐマキマが迎えに来る。他のヤツらも起こして帰れ」

「……先生、強すぎだろ」

 

 周囲では、パワーが、アキが、姫野が、コベニが、荒井が、サメの魔人が、蜘蛛の悪魔が、天使の悪魔が、完全に気絶していた。

 全員残らず、岸辺にブッ飛ばされた後だった。

 

 デンジが公安所属のデビルハンターになった直後、岸辺は特異4課の面々を招集した。

 指定された墓場に向かう間ずっと、デンジ以外の全員が死んだ魚の目をしていた。コベニに至っては泡を吹いていた。

 嫌な予感がしたデンジは逃げ出そうとしたが、アキとパワーに捕まった。

 

「こんなんを定期的にやってるのかよ。先生、イカれてんな」

「なんとでも言え。いつかこの訓練と俺に感謝する時が来る」

 

 岸辺は、まさしく異常な強さだった。

 血を摂取すれば復活する者は、全身の骨を粉砕され、手足を引きちぎられ、内臓を素手でブチ抜かれ、徹底的に痛めつけられた。

 人間側も容赦がない。誰も大きな怪我こそしていないが、放り投げられ、地面に叩きつけられ、ブン回され、赤子の手を捻るように無力化された。

 

 もちろん、特異4課の者も無抵抗でやられたわけではない。

 むしろ全力で岸辺に挑んだ。

 デンジはチェンソーを振り回し、パワーは血の武器を大量にバラ撒き、アキは刀で躊躇なく切りかかり、姫野はゴーストの腕を酷使し、コベニは華麗な身のこなしで翻弄しようと試みて、荒井は肥大化させた拳や足で殴りかかり、サメは地面から不意打ちを仕掛け、蜘蛛は多数の脚で見事な連撃を繰り出し、天使は素人目でもわかる異様なオーラを放つ武器で攻撃した。

 

 それら全てを、岸部はアッサリ避けて反撃し、叩きのめした。

 デンジたちが同士討ちしないよう、立ち位置や攻撃させる方向を調整する余裕まであった。

 

「俺も帰る。嫁が温かい飯作って待ってるんでな」

「嫁いるのぉ!?」

「息子の遊び相手もせにゃならん」

「子持ちぃ!?」

 

 家族を語る岸辺の目は、どこか生き生きとしていた。

 

 

 この後、デンジは気絶している仲間を起こす際、女性陣のデッカい胸を揉んだのがバレて、全員からブン殴られた。

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 清潔感のある白い壁紙と、柔らかなベージュ色の絨毯が敷かれた広い部屋で、レゼは目を覚ました。

 

(捕まっちゃったかぁ)

 

 やたらと大きくフカフカなベッドの上で、手足を大の字に広げられた状態で拘束され、ボールギャクを嚙まされていた。

 首のピンを抜くことは全くできそうにない。

 

(あの魔女に、全部バレてた)

 

 

 レゼが花火の下でデンジの舌を嚙みちぎり、動揺させて隙を出させるまではよかった。

 

 次の瞬間、地面から飛び出てきたビームが、デンジを連れ去って逃げた。

 また次の瞬間には、いつの間にかいた早川アキと姫野が、レゼを取り押さえた。

 レゼがなんとか抜け出そうと周囲を見渡すと、東山コベニと荒井ヒロカズが、油断など欠片もなく武器と拳を構えていた。

 

『これは命令です。3時間眠りなさい』

 

 そして背後から声が聞こえた途端、レゼの意識はプッツリ途絶えた。

 

 

(……大きかったな)

 

 レゼがふと思い出したのは、自身を取り押さえた面々の体だった。

 

 端的に言えば、デカかった。

 

 背がデカい。胸がデカい。尻がデカい。

 男は強靭な筋肉が、女は筋肉と同時に柔らかかな脂肪が、黒いスーツ越しでもハッキリわかるほど、たっぷり付いていた。

 

(日本人って基本小柄だと思ってたんだけど……違うのかな)

「あ、目が覚めた?」

「っ」

 

 突然響いた声に、慌てて首を動かして振り向く。

 

「やっほ、初めまして」

(子供?)

 

 ベッドの縁に座ったひとりの幼い少女が、やけに妖艶な笑みをニンマリ浮かべながら、レゼを見つめていた。

 

「私は『盛りの悪魔』だよ。公安に飼われてる雑魚悪魔さ。よろしくね、ソ連のモルモット、レゼちゃん」

 

 レゼがソ連本国から渡された情報の中に、その名は載っていた。

 公安のほぼ全職員と契約している異端の悪魔。

 

「私ね、マキマちゃんからお願いされたんだ。レゼちゃんを拷問して公安に引き入れろって。サッサと殺して支配しないあたり、マキマちゃん変わったよね〜」

(……)

 

 レゼの瞳と思考は冷えていた。

 痛みには慣れている。隙を見つけて逃げ出そうと、周囲へ視線を巡らせる。

 

「ただの痛い拷問じゃソ連仕込みのスパイが屈するわけないから、拷問の方向性と屈させる相手を変えてみます! お~い! 入っていいよ~!」

(……?)

 

 出入り口の鉄扉が、ガコンと重たい音を立てて開かれる。

 

「よぉ、レゼ」

(あ……)

 

 そこから現れたのは、気まずそうな表情のデンジだった。

 

「これからレゼちゃんには、私とデンジ君から性的な責め苦を受けてもらうね! これ以上はムリ、公安に従います、って気持ちになったら……そうだね、私の能力を受け入れてほしいな。頭の中で『許す』って考えるだけでいいよ~。期限は今から12時間以内!」

「……」

「従わない場合? 多分、マキマちゃんが直接始末(支配)すると思うな」

「っ」

 

 レゼは考える。

 あの魔女に殺されれば、死体や自分の意志をどう扱われるかわからない。

 少なくともマトモな葬られ方はしないだろう。

 

「じゃ、始めま~す」

 

 盛りの悪魔が開始を告げた直後から、レゼは体の内側から何かが膨らもうとする感触を覚えた。

 これが能力なのだろうと察したところで、デンジがゆっくりと口を開く。

 

「レゼ。マキマさんから色々聞いたぜ。難しいことは、よくわかんねぇけどさ」

 

 普段は能天気なデンジらしからぬ、決意に満ちた瞳が見えた。

 

「レゼが俺のことを何とも思ってなくても、俺はレゼのことが好きだ」

 

 ボールギャグが、ヒュッと音を立てた。

 

「レゼが殺されるくらいなら、先に俺のモンにしてやる」

「ひゅ~っ、アツイこというじゃん! 私も全力でお手伝いしないとね~」

 

 悪魔とデンジの手がレゼの服に触れる。

 レゼはほんの少し、されど確かに思ってしまった。

 

(……デンジ君ならいっか)

 

 

 レゼの手足から力が抜けるのを見て、盛りの悪魔は嗤った。

 

 






今度は本文三千字ちょいで力尽きました。
気力と時間が足りないや。


盛りの悪魔が公安モブ男性職員を超ドカ盛りギガボディで搾り殺す寸前までヤる話を書きたかった。パワーが公安モブ男性職員におだてられて調子に乗って言いくるめられてヤられる話を書きたかった。コベニが自分を気遣ってくれる荒井になんかのキッカケでガチ惚れして代償で盛られた体でたどたどしい誘惑したら実は日頃からコベニの盛り盛りボディに欲情してた荒井がブチギレ理性飛ばして散々ヤった後正気に戻った荒井が責任取るって言ってコベニが泣きながら喜ぶ話を書きたかった。ついでにポチタが実体と意識を盛られたはいいけど犬のブツまで盛られてガチ困惑してたらマキマに見つかって真顔で追いかけられて全力で逃げ回る話も書きたかった。あとクァンシが岸辺の結婚して子供までこさえた現状を知って私にあんな言い寄って来てたのはなんだったんだってキレて愛人と一緒に仕掛けたらあっさり返り討ちにあって翌日キレた岸辺の嫁さんに岸辺とクァンシと愛人が全員正座させられて説教される話も書きたかった。こんな怪文書を全部読んでる物好きなそこの貴方頼むからどれか書いて。天使の悪魔が寿命を吸い取る能力の制御力を盛ってもらう代償でブツと性欲をえげつない盛られ方して衝動に突き動かされるがまま公安のモブ女性職員を食い散らかす話も書きたかった。蜘蛛の悪魔が強さを盛ってもらう代償で脚を全部ドスケベムチムチにされて脚フェチ公安モブ男性職員を無表情で攻める話も書きたかった。ついでにサンタクロースが強さ盛り盛りの特異4課にあっさり負けて公安職員の代償リセット用器具にされる話も書きたかった。マキマが姫野とコベニとレゼとサンタクロースに手足を押さえられながらデンジに逆支配されるまでヤられる話も書きたかった。


最後に。
この作品の内容とか解釈に不満がある方は、「ここはこうだろうが!」と、ぜひ御自身の理想や性癖を盛り盛りにした作品を書いて投稿してください。
性癖バトルしようぜ!

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