ハリー・ポッターと紅色の魔法使い   作:六原

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賢者の石

扉に手をかけたその時、扉が開いた。

 

「わぁっ!」

 

急に開いたことに驚いて思わず声が出る。

扉の先にはハーマイオニー。

 

「ハーマイオニー!?どうしたの。先に進んだんじゃなくて?」

 

「アリス!!無事でよかったわ。先に進んだら一人しか先に進めなくって。私はダンブルドアに連絡しに行こうと思って。」

 

「じゃあハリーが1人で進んだの?」

 

「ええ!!だから早くダンブルドアに来てもらわないと!!」

 

「一緒に行きましょう。」

と言って最初の部屋へ向かう。巨大なチェスボートを横切り、飛んだ鍵につつかれながらも戻っていく。

 

その次の部屋で、「ねえ、ここってどうやって戻ればいいのかしら?」とハーマイオニーが言った。

 

頭上には悪魔の罠。上から来たから行けたけど帰りはどうすればいいのだろう。そういえば...。

 

「さっきの部屋に箒があったからそれで上に戻りましょう。」と私が言うと、

 

「ね、ねぇ…それ以外の方法も探してみない…?」とハーマイオニーが言う。

ハーマイオニーはあまり箒が好きでないのだった。飛んでいるのが怖いらしい。

 

「うーん。じゃあ私が先に行くから、上からレヴィオーサするわ。それでどう?」

 

「…分かったわ。」と渋々頷いたハーマイオニーに「上に行くんだから、宙に浮くことは回避できないよ?」と言う。

 

「う、分かってるわよ。でも...。」

 

「さっさと終わらせちゃいましょう。ほら私にレヴィオーサして?」

 

「『ウィンガーディアム・レヴィオーサ』!」とハーマイオニーが唱えると私の体が上昇していく。

 

「『ルーマス・ソレム(太陽の光よ)』」と私が唱えると悪魔の罠が私を避けていく。

 

そして上にある扉に着いた。...ん?そういえばこの先って...。

 

「そういえばケルベロスがいるじゃない!!」とハーマイオニーが叫ぶ。

 

「先に私が部屋に入って楽器を出すわ。」と言い、ハーマイオニーと頷きあってから扉を開く。

 

そこには起きているケルベロス。やっぱりそうだよね。

部屋に入ったタイミングでハーマイオニーが呪文を止める。

どうしよう。魔法で楽器を出す?いや、でも流石に高難易度すぎて自信がないし…と考えながら部屋を見まわしていると、部屋の隅にハープが置かれているのを見つけた。よし、あれを使おう!

 

「『ロコモーター(動け)』!!」

 

ハープに向けて唱えると、ハープが音楽を奏で始め、ケルベロスが眠る。それじゃあ、ハーマイオニーをこっちに呼ぼう。

 

 

ハーマイオニーをレヴィオーサで浮かび上がらせ、なんとか上まで連れてくる。

 

「急いで先生を呼びましょう!!」

 

「先生を呼ぶってどうやって?」

 

「取り敢えずフクロウ便を出しましょう。」とハーマイオニーが言い、私たちはフクロウ小屋へ急ぐ。

 

 

「って、まずは手紙を書かないとだわ!!」と向かっている途中、ハーマイオニーが言った。失念していた…。

 

「確かにそうね。じゃあ談話室に戻りましょう。」と急いで談話室の方に方向転換する。

 

 

「よし、書けたわ!」

 

自室に戻ってハーマイオニーが近くにあった羊皮紙に手短に事態を書き終えた。

急いでフクロウ小屋へ向かい、フレアに手紙を託す。

フレアが飛んで行ったのを見送って、

 

「どうする?もう一回戻る?」と尋ねる。

 

「どうしましょう...。でもロンを置いてきてしまったからそれもありね。」と2人で考えながら廊下を歩いていると、前方からダンブルドア先生が歩いてきた。

 

「「先生!?」」

 

「おお、ミス・グレンジャーにミス・スカーレット。ハリーはもう行ってしまったのかね?」

 

???行ってしまった?まあ、多分、賢者の石の元へ行ったのか聞いているのだろう。

 

「はい。…あの、ということは私達が出した手紙は読まれてないということですか?」とハーマイオニーが言う。事情は手紙に書いておいたから…。

 

「おお。たった今ここに来たんじゃよ。ちょうど行き違いになってしまったようじゃのお。」と先生が言う。

 

「それで先生!!魔法薬のところでハリーだけ先に進んだんです!その先で何か起きているかも!!」

 

ハーマイオニーの言葉を聞いて先生は「うむ。」と真剣な顔で頷いた。

 

「あ、あと、ロンがチェスのところで身を張って、気絶してしまっているんです。」と付け加える。

 

「ではミスター・ウィーズリーも共に連れ帰ろう。わしは試練の内容を知っているから大丈夫じゃ。2人は寮に戻りなさい。」

 

「でも、2人の事が心配です…。」とハーマイオニーが食い下がる。

 

「大丈夫じゃ。2人とも無事に連れて帰る。約束しよう。破れぬ誓いを結んでもよい。」と私達の目を見て言う。

 

「分かりました…。」

 

「2人も疲れたろう?明日に備えてゆっくりお休み。」と言い残して先生は賢者の石の部屋の方へ歩いていった。




賢者の石編は次回最終話です!

この話を書いていて、ハーマイオニーはどうやって1人で戻れたんだろうと思いました。
多分チェスはスルー出来るけど悪魔の罠とかどうなっていたんだろう。梯子とかおいてくれていたのかな。

ハーマイオニーってダンブルドアに先生つけるのでしょうか。私的にはつけそうだけど原作だと付いていなかったり?そこの片あまりよく覚えていないので…。

ハーマイオニーが空を飛ぶのが苦手なのは公式設定ですね。
「レヴィオーサして」は浮かび上がらせて的な意味で受け取ってください

談話室のネビルはスルーしました。かわいそう。

ロコモーター
動かす。

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