「それじゃあ行きましょう。」とハーマイオニーと共にキングズクロス駅9と3/4番線へ行く。
が、ロンとハリーが出てこない。
「どうしたのかしら2人とも。」とハーマイオニーが心配そうに呟く。
もしかしてドビー?
「もう電車が出ちゃうから貴方たちは乗りなさい!!」とモリーさんに言われ、私たちは特急に飛び乗った。
「2人とも大丈夫かしら…」とコンパ―メントでハーマイオニーと話す。
「うーん。まあ、最終手段として校長室に煙突飛行粉で行けばいいからどうにかなるとは思うわ。」
「そうよね。姿くらましはできないからそうするしか...。」
そうなのだ。ホグワーツは防犯上の観点からか、姿くらましができない。それがちょっと不便だったりもするけれど。
「ねえハーマイオニー。もしかしてセストラルが馬車を引いているのかしら。」
ホグワーツ特急から降りてホグワーツへ向かう。1年生の時は船だったので今年もかと思っていたらどうやら船は1年生限定みたいだ。ということで馬車に乗って行くのだけど、何も馬車につながれていない。
「ああ。確かにそうかもしれないわね!」
セストラルは死を見たものにしか見ることができない。だから私には見えない。
...多分ハリーには見えるのだろう。悲しいことに。
「ねえ、ほんとにあの2人大丈夫なのかしら。」とハーマイオニーが辺りを見回す。
確かに、もう組み分けが始まりそうだ。ロンはジニーの組み分けを見たいだろうし。
と、ロンとハリーがやってきた。
「まだ組み分け始まってない?!よかったー!」と言いながらロンがハーマイオニーの隣に座る。
「ちょっと、何があったのよ!?」とハーマイオニーが言うと、
「9と3/4番線に行けなくなっちゃってさ。車で空を飛んできたんだ。」
「それで、着地しようとしたら暴れ柳にぶつかっちゃってさ。」
???え??言ってることがよくわからない。えーと、空飛ぶ車はキングズクロスまでアーサーさんが送ってきてくれたあれの事だろう。
「なんで空を飛んでくるのよ!!しばらく待てばアーサーさんやモリーさん、リーマスが出てくるんだからそれを待てばよかったのに!」と私が言うと、その手があったか!というような顔をした。
「詳しく話を聞かせてもらおうか。ミスター・ポッター、ミスター・ウィーズリー。」
いつの間にか後ろにスネイプ先生が立っていた。
「先生!2人をこってり絞っておいてもらえますか?」と私が言うと、頷いてくる。
ハリーとロンは私をまるで人ならぬ物を見るように見た。
まったく!そもそも貴方たちが飛んでくるから!
「これでロンは組み分けが見れないな。」と向かいに座っているジョージが言うと、
「自業自得よ!」とハーマイオニーが怒りながら言った。
結局ジニーはグリフィンドールに組み分けされた。まあ当然と言えば当然だけど。
「これからよろしくねジニー。」
「こちらこそ。」
と手を握り合う。
次の日、ロンの元に『吠えメール』が送られた。吠えメールはその名の通り、手紙に書かれた内容を吠えるものだ。まあ、モリーさんからのお叱りの手紙だろう。
ロンがおそるおそる手紙を開くと、モリーさんの声が大きく響く。
吠えメールはしばらく叫んでいたが、灰になり、大広間が静かになった。
これで反省してくれるといいのだけれど。
「次は魔法薬学よ。行きましょう。」とハーマイオニーが2人に声をかける。
まだ吠えメールのショックが抜けていない2人は、「あ、ああ。うん。そうだね。」と言頷いた。
セストラル
骨だけの馬みたいな見た目をしていて、羽が生えている。
死を見たものだけ見ることができるので、目の前で両親が殺されたハリーには見える。
死を見たことがない人には全く見えない。完全な透明。
ホグワーツでは姿くらまし・姿あらわしができません。
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