ハリー・ポッターと紅色の魔法使い   作:六原

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秘密の部屋は開かれた

空飛ぶ車でホグワーツへやってきたことへの罰則が言い渡された。

 

ハリーはロックハートのファンレターに返事を書く手伝い。

ロンはフィルチさんと一緒にトロフィールームで盾だったりトロフィーだったりを磨くらしい。

 

「ロン、僕と変わってくれよ!」

 

「絶対に嫌だな。トロフィールームには僕が行く。」とロンは嬉しそうに言った。

 

 

そしてその数日後、ハリーはクィディッチの練習帰りにほとんど首なしニックにハロウィンに行われる『絶命日パーティー』におよばれしたらしい。

 

「『絶命日パーティー』って何?」と私が聞くと、

 

「なんかゴーストたちでパーティーをするらしいよ。」とハリーが言った。

 

「なんで僕引き受けちゃったんだろう...。」

 

「まあ、引き受けちゃったからには行くしかないんじゃない?私は別に行かなくてもいいとも思ってるけどね。」

 

「どっちなんだよ。」とロンがつっこんでくる。

 

「ハリーが行きたいか行きたくないかってこと。」と私が言うと、

 

「約束しちゃったし行くよ。」とハリーは渋々ながら頷いた。

 

 

 

そしてハロウィン当日。

 

「ねえ、どうしてハリー達3人はいないの?」と隣に座るダフネに聞かれる。

 

「ハリーが絶命日パーティーに誘われたから。ロンとハーマイオニーはその付き添い。」

 

「アリスは行かなかったのね。」

 

「だって興味がなかったんだもの。」

 

「2人も興味ないんじゃないの?」

 

「ハーマイオニーは興味あるって言ってたけどロンは仕方ないからって。」

 

「アリスって昔からゴーストが苦手よね。」とダフネが笑う。

 

「呪文で倒せないじゃない。だからもしもの時が怖いのよ。」

 

「ふふっ。確かにね。」と言いながらダフネが料理を取る。

 

「去年はトロールが入ってきてハーマイオニーと一緒に食べれなかったけれど今年も食べられないなんて...。私とハーマイオニー、どっちがついていないのかしらね。」

 

「どっちかというとハリーじゃない?今回はハリーが誘われたんでしょう?」

 

「まあ、確かに。」

 

というかホグワーツがついていないというか...。

 

「ハロウィンをみんなで過ごせるのはいつかしら。」と私が言うと、

 

「さあ?達成できない可能性もあるわね。」とダフネが返す。

 

 

「おーいアリス。ジニーを見かけなかったか?」

 

2人で夕食を食べているとフレッドがやってきた。

 

「いいえ。見ていないわ。どうかしたの?」

 

「いや、ジニーがさっきからいないんだよ。授業終わりまではいたはずなのにさ。」とジョージが言って、2人は去って行った。

 

 

「ジニーって?」

 

「ロンの妹よ。今年1年生なの。」

 

「ああ。言われてみれば組み分けにウィーズリーがいた気がするわ。」

 

「アステリアは来年だっけ?」

 

「ええ。」

 

「どこに組み分けされるのかしら。」

 

「さあ?レイブンクローはないと思うけどね。悲しいことに。」

 

「グリフィンドールかもね。歓迎するわよ?」と私が言うと、

 

「もしグリフィンドールになったらお願いするわ。」とダフネが言ってくる。

 

「勿論、任せておいて!まあ、面倒ごとに巻き込まれやすくはなると思うけど。」

 

「それはやめてほしいけど。」とダフネが笑う。

 

私の問題じゃないからどうしようもないんだよなあ…。

なんでこんなにも厄介ごとが起きるのかなあ。やっぱり、ハリーが『生き残った男の子』だから?

 

 

「おい、ミセスノリスが石になって発見されたらしいぞ!」とハロウィンパーティーもお開きになったとき、フレッドがやってきた。

 

「呪文で石になったってこと?」と私が聞くと、

 

「いや。それがどうやら違うらしいんだ。もっと強力な呪いで、ダンブルドアでも解けなかったらしい。」とジョージが答えた。

 

石になる強力な呪い?聞いたことがない。ダンブルドア先生でも解けないとなればお手上げだ。

 

「それでその現場には『秘密の部屋は開かれた』って書いてあったんだってよ!!」とフレッドが言う。

 

「秘密の部屋...?聞いたことある?」

 

「いいえ。無いわ。」とダフネが首を振る。

 

「ねえ、貴方たち妹を探してたわよね?見つかったの?」とダフネが聞くと、

 

「いや、それがまだ見つかってないんだよ。」と心配そうに言って、再び探しに行った。

 

 

「そう思う?さっきの話。」

 

「秘密の部屋っていうのは聞いたことがないから調べてみる価値がありそうね。」

 

「ねえダフネ。帰っていないと言えば3人も帰ってきていないのよ。」

 

「ということは…。」

 

ダフネも察したみたいだ。

 

「この騒動に巻き込まれてるってことよ。」

 

 

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