「ねえアリス。これからハグリッドの小屋に行くんだけど、一緒に行かない?」
「あー、ごめん、これからダフネと図書室で勉強会をするからパスするわ。」と私が答えると、
「そう…」と言いながらハーマイオニーは俯いた。
「また今度、一緒に行きましょう?」と私が言うと、ハーマイオニーは「ええ、そうね!」と頷いて去っていく。
それから暫くして、
「ねえ、ニコラス・フラメルって知ってる?」
と、ハーマイオニーが図書室に駆け込んでくる。
「ええ、知っているわよ。有名な錬金術師だったかしら?」とダフネが言う。
「確かダンブルドア校長先生との共同研究の『賢者の石』が有名で…」と私が言うと、
「賢者の石を知っているの!?」とハーマイオニーが身を乗り出してくる。
図書室にいる生徒が一斉に振り向く。
「え、ええ…賢者の石がどうかしたの?」と聞くと、
「いや、何でもないよ。」と後ろから来たハリーが言う。
「賢者の石が欲しいなら家にあるけど。」と私が言うと
「え?!」と3人が驚く。
そして3人で集まって話し始める。
「賢者の石…守られ…」
「ええ…スネイプが……」
「賢者の石ぐらいあっても可笑しくない…よね?」と恐る恐るダフネに聞く。
「まあ、あり得ることじゃない?私の家にはないけどね。」
3人がなぜざわついたのかは分からないけれど、
「寮の点を減らすようなことはしないでね?例えば……夜間外出とか」と言っておく。
夜間外出と言った瞬間、3人がびくっとする。図星か。
「グリフィンドールの問題児3人組って呼ばれたりするかもね。」とダフネが言うと、
「私は違うわよ!」とハーマイオニーが言う。
そんな事ない。ハーマイオニーもれっきとした問題児だ。だってスネイプ先生のローブに火を付けていたし。
そういえば…
「ねえ、さっきスネイプ先生の事言ってなかった?」
「いや、スネイプは関係ないよ。」とロンが慌てて言う。
怪しい。関係ないということは何かが起こっているってこと?まあ、私には関係ないか。
いよいよクリスマス休暇だ。私はダフネの家で数日過ごしてから我が家に戻ることにした。
「じゃあ、アリス、ハーマイオニー、いいクリスマスを。」
「ハリーとロンもね。」と返してホグワーツを出る。ホグワーツ特急に乗り込み、ダフネも加わって3人で話す。
「アリスはダフネの家に行くんでしょう?」
「ええ。ハーマイオニーも気になる?グリーングラス家の屋敷が。」
「大したものはないわよ?」とダフネが言うけれど、グリーングラス邸はかなり広くて、価値のあるものが沢山ある。
「気になるけど、それよりも友達の家に行くのが羨ましいなって思って。」
「だったら来年は家に来る?」と誘うと、
「いいの?!ぜひ行きたいわ!」と笑顔になる。
「スカーレット邸はうちよりも凄いわよ。なんてったって広いもの。」
私はグリーングラス邸の方が凄いと思うけど。
「ハリー、いいクリスマスは過ごせた?」と久しぶりに会うハリーにきく。
ハリーは、「うん、過去最高のクリスマスだったよ!」と笑顔で頷く。
「アリスもクリスマスプレゼントありがとね。大切にするよ。」とハリーが言う。
私からハリーには、クィディッチの本をあげた。ロンには新しいチェスセットを贈って、ハーマイオニーには羽ペンをあげた。プレゼントの参考にとロンに趣味を聞いたらチェスだと返ってきたから。チェスが趣味なのはちょっと意外だったけれど。ダフネと、妹のアステリアにはお揃いのネックレスをあげた。
「ハリーもありがとね。」
ハリーからは梟用品が届いた。ロンからは箒の手入れの道具、ハーマイオニーからはマグル界のお菓子、ダフネからは深紅色のマフラーを貰った。
「僕、何を贈っていいか分かんなくて。クィディッチのをあげようかなとも思ったんだけど…」
「どちらにせよ嬉しいわ。ありがとう!」
「どういたしまして!」
「あと、アリスに言っておきたいことがあって…。」
「ん?どうしたの?」
「クリスマスに誰かから透明マントをもらったんだけど...。」と透明マントと付属していたんだろう手紙を見せてもらう。
…この筆跡はダンブルドア先生で間違いない。何か考えているんだろうか。
「まあ、危険物ではなさそうだしいいんじゃない?」とハリーに言うとハリーは嬉しそうに笑った。
賢者の石は、家にあるといっても普段使いはしていません。観賞用・研究用に。
あと、グリーングラス邸は白くて3階建てな感じかなと思っています。
ハリーはクリスマス休暇、何をしていたんでしょうね。
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