何やかんやで暇を持て余してます……
早く氷菓のBD-BOX発売しないかな(^◇^;)
ではでは、
流浪の執行官、第15話どうぞ( ´ ▽ ` )ノ
蓮太郎を光の槍で貫いた蛭子影胤は、何らかの気配を感じたのか俺たちの方を見た。どうやら俺たちに気づいたようだ。
「おやおやぁ、縢くんじゃないか。丁度、蓮太郎くんを倒したのだが……次は君がくるのかい?」
蛭子影胤は、言葉の最後にヒヒッと笑いながら言ってきた。俺は、へっと鼻で笑い答える。
「それもいいなぁ蛭子影胤。たが、蓮太郎はまだやられちゃいねぇぜ。」
「何を言っているんだい縢くん。彼は確かに……何ッ」
蛭子影胤は蓮太郎の方を向き驚いた。そう、蓮太郎はまだ死んでなかった。よろよろとした手つきで自分に四本もの注射器で何かを注射していた。
注射器を射った蓮太郎は、射った直後から変化が起こった。胸郭が膨れあがり、骨が異様な音を立てる。体は痙攣し、腹に空いた穴がぼこりと音を立て再生が始まった。
血がこぼれ、肉が盛り上がり、腸が垂れ、神経が結合し、体温が失われ、骨が再構成され、細胞が死滅しながら再生する。
蓮太郎の体は恐ろしい速度で死に、凄まじい勢いで生き返って行く。そして、
「ッヅ、ーあああああああああああああああああああああああッッッ!!!」
蓮太郎は天に向かい絶叫しながら立ち上がった。
「里見くん、君は一体……」
蛭子影胤は思わず呟いた。この一幕の間に俺たちは蓮太郎たちがいる船に入り、甲板に上がっていた。俺は、復活した蓮太郎を見つけた。
「待ってたぜ、蓮太郎。お寝んねタイムはもう十分だよな?」
俺の言葉を聞き、蓮太郎の虚ろだった目にしっかりと光が宿る。
「うっせーよ、縢。やるぜ、協力してくれるな?」
俺は笑みを浮かべる。そして、蓮太郎とアイコンタクトを交わす。
「とーぜん。行くぜ知空、夏世!」
「はい!」
「了解しました!」
まず夏世が蛭子影胤と小比奈に銃を撃つ。当然、二人は回避し影胤が二丁の銃を撃ち、小比奈は夏世に切りかかってきた。小比奈の斬撃を知空が大剣で止め、そのまま上へ跳ね飛ばした。
「お前、なまいき」
小比奈はそう言い知空に小太刀を投げようとする。
「させません!」
そこへ夏世が銃を連射し小比奈の動きを制限する。銃撃により空中で動きを制限された小比奈に俺はドミネーターを向ける。モードはパラライザーだ。しっかりと電撃が当たり小比奈の意識は一撃で沈んでいった。
ふと、俺は蓮太郎たちを見た。蓮太郎は影胤の光の槍を拳打により止めていた。俺はドミネーターにデコンポーザーといい影胤の横の方へ走る。
「蓮太郎、しっかり決めろよ!」
そう叫び、走る間に構成した光球を影胤に向け放った。
「何度やればわかるんだい、縢くん。私にはこんなものは効か……何ッ」
どうやら影胤は今までのパラライザー、エリミネーターとデコンポーザーの違いに気付いたようだ。何とか光球を回避した。しかしもう遅い、俺たちの
「ヒヒッ、惜しかったねぇ、縢くん。うまくいけば私を倒せていただろうに」
「それはどうだろーな。よく見てみろよ、お前のイマジナリーギミックってやつをよ」
「……私の斥力フィールドが消失してるだとッ」
そう、デコンポーザーは斥力フィールドの前面を部分的に抉り取ったのだ。斥力フィールドが消失し驚愕した影胤に、光の槍を耐えた蓮太郎がゼロ距離で
「決めろ、蓮太郎!」
打ち上げられた影胤に蓮太郎の
俺は影胤が沈んだ海水面を観察する。影胤は海に沈んだままだ。どうやら俺たちは勝ったらしい。
「俺たちの勝ちだぜ、蓮太郎」
「あぁ、みたいだな」
そこへ俺たちの通信機の無味乾燥な電子音が響いた。二人とも通話モードにする。
『生きてるみたいね蓮太郎くん、縢くん』
通信機から聴こえてきたのは木更の声だった。
「ああ、二人とも無事だぜ木更ちゃん」
『本当に良かったわ。ただ、悪いニュースがあるの……』
「「悪いニュース?」」
思わず俺と蓮太郎の声が被る。悪いニュース……ぜってぇヤバいやつだ。
『落ち着いて聞いてね……ステージⅤのガストレアが姿を現したわ』
最悪の事態だ……。
如何でしたでしょうか?
ご評価、ご意見、ご感想
お待ちしておりますm(_ _)m