流浪の執行官   作:Trumical

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原作に沿って書くのって
やっぱり難しいですね(T ^ T)
どっかに文才落ちてないかな(^◇^;)

ではでは、
流浪の執行官、第16話どうぞ( ´ ▽ ` )ノ


第16話:スコーピオン、沈ム

「蓮太郎、後は任せたぜ。ここは俺たちが死守してやんよ」

 

「……わかった。死ぬなよ縢、二人共」

 

 そう言い蓮太郎は線形超電磁投射装置、通称『天の梯子』の中へ入っていった。

 

 影胤を倒した後、木更ちゃんによりステージⅤガストレア、ゾディアック『天蠍宮(スコーピオン)』の出現を聞いて俺たちは愕然とした。しかし、木更ちゃんの考案した作戦を聞き、俺たちはそれに賭けることにした。

 

 作戦と言うのは『天の梯子』によるスコーピオンの討伐だ。『天の梯子』は直径八百ミリ以下の金属飛翔体を亜高速まで加速され撃ち出すことができる。弾丸をバラニウム鉱石にすればスコーピオンでも倒すことができるのだ。

 

 そこで、蓮太郎ペアは『天の梯子』の起動、俺たちは『天の梯子』の防衛をすることにした。『天の梯子』は稼働中、凄まじい轟音が響くはずだ。これは未踏査領域の野良ガストレアを呼び寄せる可能性を意味している。

 

「起動してからが勝負だぜ知空、夏世」

 

「わかってますよ、縢さん」

 

「はい、発射まで死守すればこちらの勝ちです。何とか守り抜きましょう」

 

「ああ。でもな夏世、守り抜くだけじゃねぇ、俺たちも生き残るぞ」

 

「ッ……」

 

 俺の言葉で夏世は驚き、一筋の涙を流した。

 

「おいおい、何で泣くんだよ」

 

「あ〜、夏世ちゃん泣かした〜縢さん」

 

 知空はそう言い、俺をじと目で見てくる。俺が目線を逸らすと、知空は夏世に向き直り優しく語りかけた。

 

「でもね夏世ちゃん、縢さんの言う通りだよ。三人で生き残ろう!」

 

「……全くあなた達は。今までの私は道具だったのに……どう反応すればいいのかわかりませんよ」

 

 そう呟き、夏世は腕で涙を拭い宣言した。

 

「わかりました、みんなで生き残りましょう!」

 

 言い終わった数秒後、起動のサイレンが響き渡り、多数のガストレアが森の中より現れる。知空は大剣、夏世は銃火器、そして俺はドミネーターを構える。

 

「戦闘開始、全員生き残れよ!」

 

「「はい!」」

 

 俺たちは『天の梯子』防衛戦を開始した。

 

 

 ガストレアの第一波を防ぎきった時、突如『天の梯子』からけたたましいアラート音が鳴り出した。

 

「大丈夫なのでしょうか?」

 

「どうする縢さん?」

 

「今まで通り防衛を続行、蓮太郎ならやってくれるさ」

 

 頼むぜ、蓮太郎……そう心の中で呟いた。

 

 

 あのアラートから少し経ち俺たちは徐々に追い詰められはじめた。理由は単純、球切れだ。

 

「くっ、まだかよ蓮太郎……第二波までは耐えられるが、第三波は無理だぞ」

 

「大丈夫だよ縢さん、私が何とかする」

 

 知空がそう言い大剣でガストレアを薙ぎ払う。知空の奮戦でなんとか第二波を凌いだ。しかし、今だに俺たちが劣勢であることは変わらない。そんな時、遂に『天の梯子』による射撃が行われた。

 

「やったんだな蓮太郎……」

 

 俺はそう呟く。そして、光がすべてを包み込む。視界がはっきりとして見えたのは、スコーピオンがバラバラになって海に沈んでいく様子だった。




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