繋がっていく話です!
各章の最後にこのような話を
入れていくつもりですが
オリジナルが苦手だったり読みたくないという方は
読まなくても大丈夫です(^◇^;)
ちなみに
あとがきに今後のことが書かれているので
そこは目に通すようお願いしますm(_ _)m
今は夜。暗く不気味な雰囲気が漂う未踏査領域の港には、三人の人影があった。一人は白衣を着ている中年男性であり死んだ魚ような目をしている。もう一人はスーツを着ている長身の男性で、歳は若く見え鋭い眼光を宿している。そして、最後の一人は黒を基調とした服を着た青年という言葉が似合うような男性だ。
「やっと見つけましたよ、これがゾディアック『
白衣の男性が港に打ち上げられたゾディアック『
白衣の男性の調査が一段落し青年が白衣男性に声をかけた。
「どうだい、いい調査結果を取れたかい?」
それを聞き振り向いた白衣の男性の目は妖しく輝いていた。
「ああ、実に興味深い。ゾディアックのサンプルなど中々に手に入るものではないからね。これで、通常ガストレアとの相違の検査もできる。十分な体液も入手できたから通常ガストレアと同じように体液による感染があるのかも調べられるよ」
白衣の男性は笑みを浮かべながら答えた。その様子を見て長身男性はため息をついた。
「それはよかった」
「それに、ここに来る途中や『天の梯子』の周辺にあった大量のガストレアの死体。あれもなかなか使えるサンプルだよ。なんであんな所にあったかは知らないが実にありがたい。流石に何回もガストレアの検体採取依頼は出せないからね」
そう言いながら白衣の男性はスコーピオンの破片を弄っている。その様子は、研究者と言うよりむしろ新しい玩具を見つけた子供と言う方が正しいように思える。
白衣の男性は、スコーピオンを見つけてから一時間程度で全ての調査を終わらせた。調査が終わった後、白衣の男性はいつも通りの死んだような目に戻っていた。
「どうやら、全ての調査を終わらせたみたいだね。僕は君の力になれたかな?」
「ああ、ありがとう
そう言った白衣の男性は歪んだ笑みを浮かべた。
「どういたしまして
そして彼らは未踏査領域に広がる闇に消えていった。三人がいた場所では、弄り尽くされグチャグチャになったゾディアック『
如何でしたでしょうか?
この話で第二章が終了となります( ´ ▽ ` )ノ
ちなみにこの神威は鹿矛井とは別人ですので
イメージとしては槙島+鹿矛井ですが……
次章の投稿については、
現在”未定”となっていますm(_ _)m
再開時は第一章の時のように
次章の登場人物紹介を挟みお知らせします!
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m