この作品は長い間書きたいと思っていた作品です。
拙い文章ですが、楽しんでいただければ幸いです(T ^ T)
俺は見覚えのない場所に倒れていた。
「ん……ここはどこだ?俺は局長に打たれたはずじゃ」
俺、縢秀星はあの時シビュラシステムの中心で局長のドミネーターのデコンポーザーで殺されたはずだ。何故俺は生きているんだ。そう考えつつも起き上がり辺りを見渡した。
「おいおいおい、なんだこりゃ、ここどこだよ」
俺が見たのは巨大な黒い壁(後から聞いた話だとモノリスというものらしい)が聳え立っていた。俺の格好はあの時と変わらずいつものスーツだし、ドミネーターも持っている。何故か怪我は無くなっていたが……。無理だとわかりつつもドミネーターの通信確認するが、
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と返ってくるだけだ。
「そうなるよな。マジでここどこだよ。シビュラシステムのなかでもねぇしまず俺がいた世界と違う気がすんな」
そう考えていたら、ツンツンと足を突つかれた。振り返るとそこには黒髪の可愛らしい少女がいた。
「お兄さん誰?なんでここにいるの?」
「いや、俺もしらねぇよ。お前はここが何処か知ってんのかよ。」
「ここは外周区ですよ。お兄さんはそんなことも知らないの?」
「うっせーよ、こちとら何も知らねぇとこにいきなり連れて来られてんだよ。」
少し声を荒げてしまった……、我ながら情けないと思ってる、だからこそ謝ろうとして振り向いた時、俺は焦った。なんと少女が泣いていたのだ。
「そんな、怒らなくても……いいじゃないですかぁ」
うえぇぇぇんと大声で泣かれ正直焦っている。こっちは五歳の時から隔離されているため、あやし方など全くわからない。血生臭い世界で猟犬をしていたのだ、子供などと滅多に触れる機会なんて無かった。そうして焦っていると何かの気配がした。気配を感じた方を見ると瓦礫の影から大きな蜘蛛のような生物が現れ襲って来た。俺は反射的にドミネーターを向けるも
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と返ってくるだけだ。ちっ、このポンコツがっ、と心の中で悪態をつき、逃げようとすると
「が、ガストレア……いやぁぁあ」
と少女は叫び、その場にへたり込んでしまった。ガスト……レア……あの化け物の名前か?いや、今はそんなことはどうでもいい、
「おい、逃げんぞ」
声をかけても動かない少女を見兼ねた俺は少女をお姫様抱っこのように抱え上げ走り出す。「昔の俺じゃこんなことしねぇのに…、これも朱ちゃんのせいなのかね」などと下らないことを考えて逃げていたが、化け物に追いつかれた。
「柄じゃねぇことするもんじゃないよな。あの子だけは逃がすか」と考え、
「おい、お前だけで逃げろ。もう立てんだろ?ここは俺に任せろよ」
「でも……」
「でもじゃねぇ、逃げろ!」
少女はまた怒鳴られビクッと驚いたがすぐに走って逃げていった。これであの娘は逃げれたな……なんで自分が死にそうってのに俺は……。
「あ〜あ、折角生きてたのにまた死ぬのか〜、本当に柄じゃねぇよ。次目覚めるとなんになんだろな」
などと自嘲気味に呟き、俺は死を覚悟し目を閉じた。しかし、いくら待っても死は訪れなかった。不思議に思い目を開けると先程まで化け物であった肉塊が目の前にあった。
「大丈夫か?」
不意に何者か問いかけられる、俺は反射でそいつにドミネーターを向けたが
<通信エラー、システムとのリンクを構築できません>
と返ってくる。ちっ、わかってんよと心の中で思いながらそのまま構える、そこには学生と思われる青年と小学生くらいの少女が立っていた。
「おいおい、俺はお前を助けてやったんだぜ。そいつを下ろしてくれよ」
両手をあげ、笑いながら青年は言った。
「じゃあ、お前があれをやったのか?」
「ああそうだ、まぁ正確には俺たち、だがな。俺は里見蓮太郎だ。んで、こっちが……」
「妾は藍原延珠、蓮太郎と愛を誓い合った仲だ」
「嘘を付くんじゃねぇよ」
「嘘ではないであろう?」
助けてもらっておいてなんだが、これは犯罪じゃねぇかとか考えていると、今までの疲れのせいか目眩がしだした。遠くで、二人の声が聞こえる、まぁ助かったんだ少し寝ようと考え、俺は気を失った。
駄文ですみません(T ^ T)
楽しんでいただけたでしょうか?
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さて、これからの投稿ですが…
第一章の終わり(第1〜8話)までは
定期投稿(水曜日と土曜日の週ニ投稿)です( ´ ▽ ` )ノ
第一章が終わった後、半月ほど投稿が空けて
第二章を投稿していきます( ̄^ ̄)ゞ