味方撃ちOKのスナイパー   作:Damned

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猫はかわいいけどこの猫はかわいくないので初投稿です。



#17 ブラック・バイス

 

 

 

 騒がしい廊下の向こうで、紙の擦れる音が紛れている。体育祭の余韻がまだ残っているのだろう、放課後になっても生徒たちは舞い上がる──とは言わなくても、元気である。

 相澤は机に肘をついて、無言で書類をチェックしていく。即決が数人と、確定が一人。天成あまり、京都府・京都市・洞等(うろひと)ヒーロー事務所。ごく少ない、指名が五件未満の人間は他の場所にも行くか聞かれるのだが、天成にはそれを口にしていない。すでに資料も渡して、職場体験の準備を整えている。

 本来ならば伝えるべきであろうが、こちらにもそれなりの理由がある。

 体育祭二回戦、切島との対戦。

 あの日見せた精神の著しい不調と予後。USJの一件から今日まで、おそらく天成はそれを引きずる──正確には、現在も治るどころか悪化している。

 

「大丈夫です。死んだりなんてしませんよ」

「一人でやると、帰れなくなるらしいですね」

「だから、多分俺はもう、途中で道を間違えたんでしょう。戻る場所は、無くなった」

「誰も、待ってない。だから帰れなくても、困る人はいないですよ。A組のみんなも多分、〝俺〟より〝私〟の方が好きですし」

 

 通じているようで通じていない会話が、蘇る。めちゃくちゃな返答、文法、問いに答えているようでいない、あれは何だ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている。だから俺も私も見られている。帰れなくなった人に。

 精神的な疲弊による錯乱か。それとも、USJの一件から見せていた自己犠牲衝動と英雄願望が混ざったものか。

  相澤は、彼の本当の顔を知っている唯一の大人だ。脆く自己犠牲精神の強く、強迫観念に駆られた〝俺〟の顔と、クラスメイトに見せる高潔さと強さを持った〝私〟。「最初は見ていただけだった」「見てるうちに、どっちがどっちか分からなくなった」──あれは、それらを〝使い分ける〟のではなく、完全に別の人格として成立してしまう兆候ではないか。その人格は、作り上げたはずの〝私〟が〝天成あまり〟の本体になってしまうのではないか。

 

「天成あまり。1-Aの出席番号四番」

 

 「誰だ」に答えたのも、相澤の推測を裏付けていた。形式上の名乗り、そこにはおそらく、天成がクラスメイトに見せていたものを本当にしたいという願望がある。

 だから今日、〝いつもの天成〟を取り戻していた。記録上は、〝回復した〟と言えるだろう。あくまで記録上は。

 現状の天成は、元に戻ったのではない。

 自分を殺して、無理矢理〝私〟に収めているのだ。回復ではなく、凍結もしくは封印。自分が安全に存在できるようにした状態。根本的な問題を先送りにしているだけでは、いずれまた崩れていく。

 だから、洞等に絞った。数件あった中から何も言わず、一択として天成に渡した。

 あの日のトリガーは、〝天成が自分で選んだ〟ことで傷付いたことに起因している。それを直視した結果、彼は息すらも奪われて倒れ、人格の崩壊を誘発した。おそらく、今の天成には〝行く先を選べ〟言うのは悪手の一つだと推測している。

 他者の期待に応える〝私〟。それを強めないために選択肢を奪った。──責任は、自分が取る。

 

「おいおいマジかよ……お前、許可出したのか?」

「──勝手に覗くな」

「しかもミスティん(トコ)かよ。地脈で煮込まれんぞあいつ」

 

 覗き込んできたのは、プレゼント・マイク。いつもの軽い調子で放たれた言葉に、「知るか」と紙を捲る。

「一回ぐらい煮込まれた方がいいだろ」

「言うねぇ~イレイザー先生冷た~!」

「お前が甘いだけだ」

 軽口を数度。急速冷凍されたように、静寂が落ちる。

 相澤は変わらず視線を紙に落としていて、「言いたいことがあるならとっとと言え」という雰囲気を醸し出している。

「……で、あいつ。精神状態、本当に大丈夫か?」

 ごく低く、問いかけてくる。

「豆腐の方が固いぜありゃ」

「治ってるようには見えないな。監視も継続だ」

 相澤の答えは短く、乾いている。

「だが、止める方がなお悪い。今はな」

「……止めたら崩れるってか?」

「そういうことだ」

 

 マイクは口の中で舌を転がすように「ふーん」と締めた。が、続けたのは相澤だ。

「……洞等には、あいつもいる」

「あいつ?」

「お前も知ってるだろ。ミスティの相棒だ」

 瞳の奥がわずかに動いて、わざとらしく口笛を鳴らす。

「マジかよ。バイター、まだ生きてんのか」

「勝手に殺してやるな。あの二人がいるから京都の治安は保たれてる」

「事故って死にかけてるって聞いてんだよ」

「翌日にゃ復活してたがな」

「……余計にまずいんじゃねぇか。今の天成突っ込んだら死ぬぞ」

「死なねえよ。簡単にはな」

 

 一通り目を通した相澤は書類を脇に置いて、マイクの方に向き直る。彼は肩をすくめ、眉を上げたまましばらく沈黙した。

 彼はあの日のことを、実況席から見た姿と録画しか知らない。試合中はちょうど、顔が隠れていて見えなかったのだ。

「相澤。お前が選ばせなかった理由、分からなくもねぇ」

「そうか」

「でも人選が悪すぎる。異常者二人だぞ」

 マイクの言葉は冗談めかしていたが、相澤の表情は依然変わらない。

「異常でもなきゃ、あいつを何とかできない」

 言い訳でなく、ただ事実の列挙だった。

 ミスティ──神依陣(かみよのじん)。学生時代の二人の同級生であり、話すのもごくまれ。授業で何度か組んだ程度だが、その実力と性格の苛烈さは折り紙付きだ。

 

 ──自分で選び、その結果として倒れた少年。そうなった由来を知ることは出来ないが、再び歩き出す手伝いは出来る。

 書類に記されていた〝洞等ヒーロー事務所〟の文字が、妙に滲んで見える。京都には、(ことわり)と影を司る、二人の異端。神依陣と須玲凛(すれいりん)、どちらも〝英雄を育てる〟という点においては危険な存在だ。だが、あの少年を断たせるにはもはや、常道では届かない。

「……頼む、陣」

 

 

 

 

 目が覚めた頃には、京都に着く直前だった。

 ブレーキの低い金属音が頭に響いて、緩やかに揺れが収まっていく。周囲のざわめきとキャリーケースが床を滑る音が一斉に増え、ドアの向こうには人が詰まっている。

「……京都とか、修学旅行以来なんだけど」

 前世の。

 つい口に出してしまって、舌に残る空気と言葉を混ぜ合わせる。

 

 実際の年月で言えば、三十年近く前の出来事だ。違って当たり前だが、足元の何か、吸い込んだ空気香り、あらゆるものが馴染みなく感じた。

 スマートフォンは定刻を示している。タイマーを掛けるのを忘れていたのに、寝過ごさなかったのは幸運というほかない。ここ数日、眠気が治まらない。同じ生活サイクルのはずなのに、通学中含めて眠気が残っているのだ。うっかり寝落ちしてしまう頻度が増えて、授業中は個性で起こしている。

 それ以外は問題ないから、いつも通り弾を作って()()をして寝ている。ほとんど気絶かもしれない。

「寝せてる側が眠気で死にかけてるなんてどんな冗談だ……」

 小さく呟いて、肩に掛けたバッグを整える。

 案内表示に従って、新幹線のホームを出る。人の波に流されながら、足元の案内表記を確認する。

 

 ──こちらから迎えを寄越します。そう聞かされたのは、昨日の夕方。ドメインヒーロー〝ミスティ〟。連絡の内容には「駅の中央口で合流していただきます。こちらから声を掛けますので、時間までお待ちください」とあって、彼女が迎えに来る訳ではなさそうだ。平日にもかかわらず、観光客が多い。むしろ平日だからかもしれないけど、ぎゅうぎゅうだ。こんな状態で見つけてもらえるのだろうか。

 コンコースから駅の少し先に出ると、密度が一気に減る。それぞれ行く先の問題だろう。ああ、そういうことか。

 

 待ち合わせの時間まで、残り十分ほど。窓のある方を見ると、色とりどりの傘が花畑みたいだ。

 そろそろ、また脳内の成分を組み替えるべきだ。プリセットを引っ張り出してきて、ノルアドレナリンとかβ‐エンドルフィンとか、いろいろいじると目が覚める。普通なら個性の使用は即逮捕だけど、外から見えないしちょっとした使い方なら黙認されている。

 本音は今すぐベッドに飛び込みたいけど、そんなことするわけにはいかないので強引に起きる。あくびをしながら半分ほど完成させたところで、目が覚めた。──悪い方向に。

 

「初めましてだなァ、天成あまりくん──いや、今は〝ウンターハイレン〟だッけ?」

 背筋が粟立って、周囲の音が水の中に放り込まれたみたいに遠ざかる。高くも低くもない男性の声が、息の温度が分かるほどの距離感でかかった。背後を取られている。頸動脈を一発で斬れる位置に、冷たい感触があった。

 動いてはいけない。ほんの少しでも肩を動かせば、切れる。

「……誰だ。連合の差し金か」

「アハハ切り替えが早ァい。名前、聞きたい?」

「それは是非。警察に突き出そう」

 

 肌に当たっていた冷たさが、すっと離れていく。するすると布が擦れる音がして、漸く息が吸えた。振り向くと、そこには誰もいない。どういう原理かは分からないが、それがこの男の個性だと分かる。

「……は?」

「こッちこッち」

「両手を上げて動くな」

 今度は真正面。銀色の長い髪が照明を反射して、その下にある黒い服を透き通らせている。片方の目が青く、もう片方が金色。最近SNSで見た猫みたいな色だな、と感じつつも、その目は楽しそうに細められているし、口角は吊り上がっている。ナイフをくるくる回す様は「これから犯罪やるからね」と言わんばかり。

 本当にヴィランなのでは? と疑った矢先、出たのはさっきと変わらない声。

「ごめんッてジョーダン、ジョーダン! 俺はただのお迎え。ハイレンくんで合ッてるよね? 修羅の国へようこそォ!」

「……修羅の国は福岡ですよね」

「そうだねェ! そうそう! 俺の名前はシャドウバイター。バイターって呼んでね。〝クロークヒーロー〟なんて大げさな枕詞貰ってますが、ただの猫です。よろしくおねがいします」

 

 はあ、猫。さっき感じた「猫みたいな色」が間違ってなかったみたいで変な感じがする。〝シャドウバイター〟って名乗ったし、迎えに来たって言ってたし。そうあって欲しい。

「猫だよ、あのかわいい猫。生きてるか死んでるか分かんない猫。そこにもここにもいるにゃんこ」

 けらけら笑ってるけど、いまいち感情が掴めない。非随意筋は笑ってるのに随意筋は動いてない、それがまた逆になったり。めちゃくちゃな表情の出方だし、眉とか口角とか、そのあたりも同じだ。

 

「警戒心強いねェ。ま、そッちのがいいよ。ヒーローだし」

「当たり前でしょう。初対面の相手にバックスタブ仕掛けて、安心されると思ったんですか?」

「まァ、素敵なジョークだったろ? 歓迎の挨拶。ほら俺猫だからさ。こうやッて悪戯するの」

 相変わらずナイフはくるくる回したままで、ぴたっと止まったと思ったら腰のポーチに仕舞われた。

 駅のざわめきが戻ってきて、その喧騒がむしろ異質に感じられた。誰も俺たちを見ていないし、でもぶつからない。別のレイヤーにいるみたいに。

「さ、案内するよ。局長待ってるから」

「ミスティさん、で会っていますか?」

「そそ。寝不足だしちょっと機嫌悪いかもォ? 今回三徹だっけ? 寝不足の飼い主ってめっちゃ怖いんだよ」

「三日ですか。あいざ──イレイザー先生じゃあるまいし……」

「あー、イレイザー知ってるのかァ。そりゃそうだ。担任?」

「はい」

「ま、そういうわけで。ヒーローッて理不尽な生き物でしょ? 寝ないで地面とにらめっこしてるッて尊敬するけど、ちょっとホラー。あ、俺? 俺は寝るよ。毛並み悪くなるし、夢ん中で仕事してるからノーカンノーカン!」

「……その理論で行くと、私も寝てもいいということになりますが」

「あーそれはダメ。無理。職場体験がどうとかじゃなくて、君「寝たら終わる」ッて顔してる。見りゃ分かる。はっきり分かる。俺、見るのは得意だからさ」

 

 猫と自称していただけあって、軽い足取りで駅の外へ歩き始めた。今回も彼は認識されていない──のではなく、彼がわずかな隙間を縫っているのがわかった。時折手を振っている先には、彼のファンらしい人たちだ。

 駅の外に出た時には、雨がやんでいた。ブーツで水たまりを踏んで「うげー」とか言ってるし、水も苦手なのだろうか。単に汚れるのが嫌なだけかもしれない。

 ふと、バイターさんが振り返った。

 

「ところでハイレンくん」

「何でしょう」

「俺といる時は、あんまり眠っちゃダメだよ」

 さっきまでの軽いノリが嘘みたいな声で、色の違う目が俺を射抜く。

「どういう意味ですか?」

「言葉の通り。寝てる間に、存在しなくなッちゃうから」

 冗談にしては、声の湿度が高い。

「とりあえず、こッちの道。タクシーもバスも使わないよ〜! 君にここの事、いッぱい感じて貰いたいから!」

 

 ふらふらと歩いていくバイターさんを追いかける。その姿を追っていると、空気の密度が変わったような気がして、眉を顰める。薄いガラスを挟んだような、どこか現実味を一枚遠ざけた感覚だ。眠気じゃなくて、五感が輪郭をなくすみたいな。変な静けさがある。

 鼻歌を歌いながら、彼が振り向いた。

「いい街でしょ? 綺麗なんだ」

「……川の水みたいな感じがします」

「言い得て妙だねェ。上手いねェ。そういう道だから。で、人はその上歩いてるだけ。気付かないほうが正しいの」

 古い日本家屋、路地の裏に吊るされた灯篭、道の端を流れていく水。どれも静かで、文化的な景色だ。けれど時折、目の端に引っかかるものがある。気になって注視すると、目が滑ってしまう。

「眠い?」

「……少し」

「車内でも寝てたもんね。ここ、身体が休みたがるんだッてさ。ミスティが言ってた」

「……何て、言いました?」

「眠くなるけど、寝たら負けだよォ。今の君が理の中にいたら消えちゃう、消滅しちゃうから」

 

 車内でも寝てたって言わなかったか、この人。何で知ってる? 実は同じ車両にいたとか? いや、わざわざする必要はないはず。

 ──個性はよく分からないけど、機動力が高いんだ。

 ──どこにでも現れるって聞くよねー。

 それが、彼の個性?

 

 理の中。彼の言葉が、頭の中でぐるぐる回る。その理は見えないし、分からない。

「〝理〟って、何なんです?」

「俺にもよく分かんない、知らない。でもねぇ、見えないもんは大抵、見ない方が幸せだと思うよ」

「どういう──」

「知ると戻れなくなるっていうか? 何ていうか? そういう話!」

 

 バイターさんの声が、通りの曲がり角で跳ね返った。古い家屋の木枠が濡れて光っていて、視界の端では電柱の影が奇妙に曲がって見える。けれど見ようとした瞬間に、まっすぐとしたものに戻る。構おうとすると逃げる猫みたいだ。

「着いたよォ」

 彼が指さした先は、路地の奥にある古い家屋だった。外から見れば旅館と変わらない、だけど──見えない? 屋根の輪郭が空と重なって分からなくなる。意識を集中すると、なぜかめまいと耳鳴りがした。

 

「……ここ、ですか?」

「そうそう。うちの所長、理屈っぽいけど優しーよ。多分ね!」

「多分なんですか……」

「寝不足だからさ~。ま、覚悟しといてね!」

 

 その忠告通り、引き戸を開けた先には別世界が広がっていた。

 別段、中の構造がおかしい訳ではない。外よりも暖かいのに、温度がない。空気の粒を均質化したらこういう風になるだろうか。足を踏み入れた瞬間、微重力の中にいるような感覚があった。

「陣ちゃん、連れてきたよォ!」

「……あ゛ー……。ありがとう、バイター。あと、本名で呼ばないで頂戴……」

 

 襖の向こうから返ってきた声は、張りを失っていた。

 現れたのは、小柄な女性だった。金色の髪に、碧い瞳。しかし濃い隈がその下にはあって──俺は思わず視線を逸らした。

 もう一度見て、睡魔のせいで生まれた幻覚か確認する。現実だ。

 ちょっと待ってくれ。この人、マフラーとアンダーなかったらほとんど下着じゃないか? 前で交差した紐とアンダーバストまでしかないトップス。下は半分開いてるショートパンツだし、何だろう……ほぼ水着だ……。

 

「あなた。ウンターハイレン……?」

「は、はい。雄英から来ました。これから三日間、よろしくお願いします」

 思わず背筋が伸びた。

「ええ、よろしく。ミスティよ。ここの事務所を仕切っているわ」

 息が詰まる。身長は俺より低くて、疲れが滲んでいるのに、圧力がある。ちゃんと返さないと帰される。そんな感覚がした。

 間合いを測るようにしばらく俺を見て、ミスティさんは長くゆっくりと息を吐いた。

 

 





ところで公開情報を忘れていたので後悔、もとい公開します。
天成 あまり
ヒーロー名:シンセヒーロー〝ウンターハイレン〟
個性:ナノセラム/体内にある物質から液体を生成できる。ただし有害物質は自分にも影響を与える。
学校・学年:雄英高校ヒーロー科1年A組4番
出身校:桜葉(おうば)中学校
誕生日:一月一日
身長:173cm
血液型:B型
出身地:神奈川
好きな物:紅茶、オルゴール
性格:おばあちゃん気質
入試成績:40位
個性把握テスト:19位

そういえば相澤先生の抹消使ってる時の色どっちが好き? 原作とアニメでゴリゴリに違うんですけどぉ……

  • 赤(アニメ)
  • 金(原作)
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