味方撃ちOKのスナイパー   作:Damned

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投稿しないと、お前はタフグミに出会えないぞって言われたので投稿します。


#30 デパーチャー

 翌日。

「え」

 頬に湿布を貼った天成は、教室に入った途端、名状しがたい空気を感じた。

「おはよう……?」

「天成」

 耳郎だった。あくまで天成の体感であるが、ここ最近、彼女に声をかけられている頻度が増えている気がする。

 

「昨日の試験、何したの。……教えて」

 その声に、責めるいろはない。ただ、教えてくれと。お前はどんな危険を冒したのかと。そう、尋ねる声色だった。

 全員が同じ話題に乗っていたわけではない。しかし、天成が足を踏み入れ、耳郎が口を開いたその時に、A組の殆どはそれを聞きたくて、現在の行動を止めてしまった。

 天成の退路は既に絶たれている。それを話すか、話さないか。有無を言わさぬ空気ではない、が。

 

「自分の生理機能を、可能な限り抑制した。そういう薬液を回した」

 誰もが言葉を失った。今天成はなんと言った? 生理機能を可能な限り抑制? それが、あの青ざめ力を失った状態で相澤に運ばれた姿だと?

「……冗談ではないのだな、天成君」

「冗談で言えることか。ただ、心配をさせてすまなかった」

 再び、沈黙が場を支配する。心配をさせたことに対する謝罪、しかしそこには〝自分の行動が間違っていた〟という認識はなく。

 

「……天成が」

 声を発したのはまた、耳郎だった。

「天成が帰ってきた時の、皆の気持ちわかる? 全然動かなくて、真っ青で。バイタルの画面見てて、突然数値が急降下して……それを目の前で見せられたウチらの気持ち、ねえ」

「耳郎」

「それ、自分でやったってことでしょ。何でそこまですんの、分かんないよ、天成……」

「……私は」

 

 理解ができない、と耳郎は発した。自分の理屈が、善意が、合理が。全て、意味を成していない。

 だから、何も返せなかった。怒られるのも、殴られるのも、失望されることも、嫌われることもどこかで覚悟していた。しかし、「分からない」。それだけは、自分の覚悟に含まれなかったから。

「俺もさ、上手く言葉にできねぇけど」

 次いで、上鳴が。

「それやったって事は、ちゃんと元に戻るように作ったんだろ。でもさ。信じてないとかじゃなくて、死ぬ寸前まで身体使うの、怖ぇんだよ」

 

 恐らくそれらが、クラスの総意──とまではいわなくても、大まかな意見なのだろう。

 誰も同意しなかった。

 誰も言葉を続けなかった。

 けれど、それでも。

「お前がどんだけ個性の使い方上手くたって、心配しないわけないじゃんよ」

 予鈴が、この空気を引き裂いた。

 

 相澤が入室したときにはすでに、全員が席に着いていて。

「おはよう。今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た。したがって林間合宿は──」

 全員が林間合宿に行けることになった。筆記では赤点なし。切島、上鳴、芦戸、砂藤、瀬呂の五人が赤点である。瀬呂だけはクリアしたメンバーであるが赤点、クリアが絶対条件ではないためだ。

 

「そもそも今回の林間合宿は強化合宿だ、赤点になった奴ほどここで力を付けてもらわないと困る」

 例によって……ではないが、合理的虚偽をカミングアウトしたことにより、飯田は「やられた」と悔しがっているし、思わず指摘を飛ばしてしまう。

「……ただ、全部が全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ。別途に補修時間を設けてる、ぶっちゃけ学校に残っての補修よりキツいからな」

 当然である。でなければ赤点が存在する意味がない。持ち上げて突き落とされた五人は、どんよりとした空気を纏っていた。

 

「あと天成」

「はい」

「あれについては話したか」

 教室が、予鈴前と同じか、それ以上に静まり返った。昨日の〝バイオティック・ハイバネーション〟を使用した案件についてである、と全員が察している。

「……話しました」

「そうか。ならいい」

 

 相澤はそれ以上は言及せず、強化合宿の冊子を配り始めた。

 

 

 

 

 合宿に行けることが決まった週の日曜。俺はショッピングモールに来ていた。日曜日ってこともあってか、人は中々に多くて。試験が終わったらいろいろ買い足したいから行こうって思ってたところを、心操が先に誘ってくれたのだ。

 今日、ここにA組から結構な人数の生徒が来ていることは知っている。気遣って俺の事を誘ってくれたのには感謝しかないが、先約があると断ってしまった。

「……人が多いな」

「日曜だからだろ。てか、さっきA組の奴らいたけど、そっちといなくてよかったのか?」

「あー、うん。あいつら行くって言ってたわ。でも先に約束したし、何より心操と行きたかったし」

 

 流石にドタキャンするほど人として最低ではない。確かにああやって誘ってもらえるのはありがたいし、皆には申し訳ないけど。また今度来られる時があるだろう。それから……今はみんなと、ちょっと顔を合わせづらかった。

 ──何でそこまですんの、分かんないよ。

 ──信じてないとかじゃなくて、死ぬ寸前まで身体使うの、怖ぇんだよ。

 その二つが、どうしても引っかかっていて。

 

 俺は理解される前提で動けていたのか。

 信じてもらえるのに心配されるのは、どうしてなのか。

 心配させたってことは、分かってる。けど、俺がなんで、そんな風に言われたのかはいまいち理解できていないのだ。

 

 隣でアイスをつついていた心操が、俺を呼んだ。いきなり黙ってしまったからだろう。

「んー、なんかね。言葉にできなくて。心操の事じゃないよ、お前といるのにごめん」

「謝ることないだろ。あんまり一人で抱え込むなよ」

「ありがと。ま、そのうち答え出るかもだし、出なかったら相談するねぇ」

 アイスの最後の一口を放り込む。短時間とはいえ放置していたアイスは、半ばほどが液体になっていて。お行儀悪くも器を傾けてそれを干したあと、俺はカップを畳んだ。

 

「行くか?」

「行こうぜ。俺も買いたいものあるし? 心操はさっきのほかにないの」

「ノート欲しいくらいだな。天成は何買うんだ」

「俺もノート、ってかルーズリーフだけど。間違ってそっちも燃やしちゃってさぁ」

「燃やした?」

「いや、あー……うん。間違って燃やしたんだ」

「ノート燃やすって何だよ……」

 

 まったくもってその通りなんだけど、もう必要ないなら、ゴミとして捨てればいいわけで。内容に問題があるから燃やしたけど、うっかり口を滑らせてしまったかもしれない。

「まあいいけど。店どっちだっけ」

「俺知らなぁい。実は初めて来たし」

「マジかよ……」

「あとキーボードとマウス買い換えたいんだよな。安いのだと入力遅延すごいしチャタリングし(チャタっ)てすごいことになってさぁ……」

 フロアマップの電子掲示板を見つけて、そっちに歩いていく。雑貨屋は二回にあるみたいで、エスカレーターを上って、通路を歩いていく。お互い買いたい物は見つかって、さてこれから適当に見せ冷やかしてこうぜ、と適当に決めたとき。

 ヴィランが館内にいる、との事でモールの封鎖がアナウンスされたのは、それからしばらくの事だった。

 

 さあっと血の気が引くのを感じた。

 原作でこんなイベントがあったはずだ……死柄木がデクくんに絡んできて起きた事案。早速ノートを燃やした弊害が出ていて、これから大丈夫だろうか。不安が胸に渦巻くが、それを振り払ってスマートフォンに手を伸ばす。アナウンスの後から、にわかに騒がしくなる、というのが似合う頻度でクラスチャットの通知が増えた。

 内容をざっと確認するに、大体のメンバーが無事らしい。ポケットに戻して「あいつら大丈夫っぽいし。俺らも待ってようぜ」と、俺の体調を気にしてきた心操に言った。

 

 

 

 

 合宿所へと向かうバスの中は、年相応に騒がしかった。お菓子の持ち寄りやら、道中の景色やら。俺もいつもの、もといチーズアーモンド煎餅を寄付しておいた。それ以外にも話題は沢山ある訳で、俺はそれを聞きながら目を閉じていた。スポドリの補給も忘れない。液体の生成には体内物質を材料とする必要がある、この先待っている地獄に向けて。

「ばーちゃんチョコいるー?」

 後ろの座席から肩をつつかれて振り向く。瀬呂だ。

「いただこう」

 チョコレートは素晴らしい栄養源だ。ミネラルやビタミンが豊富だし、俺も鞄の中に小分けのものを常備している。袋を受け取って、前の席へ回す。

 

 適当に一つ取ったけど、チョコはチョコでも鉱石チョコだ。懐かしい。外がカリッとしてていいんだよなこれ。カリカリ食べながら窓の外を見ていると、今度は隣の上鳴が声をかけてきて。

「今日ぱかぱかスポドリ摂ってるけど……大丈夫かばーちゃん、漏らさないよな?」

「ふ。失礼な、私はそこまで老いてはおらんよ。個性の使用にも運動にも飛んでいくからな、むしろ頻度は人並みだ」

「てかなんか濁ってね? なんの色だよそれ」

「薄めたスポーツ飲料にプロテインを溶かしたものだ。色がアレなのは……まあ、否定できない」

「白ってことはバニラとかそこら辺だよな。不味くねぇの」

「ヨーグルト味だからさして問題は無い。合理的だろう?」

「そんな相澤先生みてぇなこと言うなよ……」

 

 水のペットボトルと入れ替える。実はこのプロテイン、効率は最高だけど死ぬほど不味い。だからスポドリ混ぜて騙し騙し摂取する必要があるんだけど……。

 もう一度言おう。死ぬほど不味い。クソ不味い。

 微妙な顔になりながら水を含むと、上鳴から「こいつ大丈夫か……?」みたいな顔で見られている。味は終わってるよ。ポ〇リじゃなかったら死滅してたし、効率良くなかったらゴミ箱行きクラスだ。

 企業には申し訳ないけど、何を考えてこれを作ったんだろう。俺みたいな人間のためか。内容物以外に感謝ができない。

 

「──開闢行動隊、か……」

 林間合宿、ヴィランの襲撃、そして爆豪の拉致。

 オールマイトとAFOの死力を尽くした戦い。

 この一週間で、あまりにも濃い事案が待っている。当たり前だが、他人事では居られないし、ストーリーの流れは分かっても奪還組と梅雨ちゃん、教師陣の動き以外あやふやだ。俺は、どうすべきだろうか。いや、何もしないべきなんだろう。仮にここで下手な方法でトガちゃんとか荼毘くんとかスピナーとかとっ捕まえたら、それこそあとの影響がありえないほど出てくる。

 

 停車したバスの中で、行儀悪くもスポドリを啜る。皆が出ていってから、俺もバスの外に出た。

 ようやくの休憩に疲労を露わにする声、トイレに生きたくて騒ぐ声、パーキングエリアでないただの脇道だと気付いた声。もちろん俺も知っている。この先に待っている地獄を。

「何の目的もなくでは、意味が薄いからな」

 止まっていた乗用車から現れたのは、猫をモデルとしたヒーロースーツを着ている二人の女性。金髪の活発そうな人と、茶髪のちょっと落ち着いた人。

 一般的に〝ヒーローっぽい〟感じのする──というか特撮ものってのが正しいか。いや女児向けアニメ? プリユアみたいな。ワイルド・ワイルド・プッシー・キャッツのお姉さんだ。デクくんがいつものヒーロー解説Botと化しているし、「ベテラン」「〇年目」などの言葉を発して金髪の方──ピクシーボブにアイアンクローを食らっている。女性に対して年齢がバレる話題は大変よろしくないからな……。

 

 少し離れた場所に赤い帽子を被った男の子がいる。名前は確か、コウタくんだったかな。ご両親がヒーローで、殉職しちゃったことが原因でスレた子だったはず。そこら辺のエピソードに関しては若干ふんわりだ。合宿の途中に起きた出来事が大きすぎて。

「ここら一帯は私らの所有地なんだけど。あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」

 不穏な空気を感じ取った皆がバスに戻ろうとするが時すでに遅し。サディスティックな声で言葉を吐いている茶髪のお姉さん──マンダレイ、だったよな? の隣で、ピクシーボブが「十二時半までに来られなかったキティはお昼ご飯抜きね」と発した、直後。

 地面が流れる。土にもみくちゃにされながら、俺たちは仲良く谷底へ放り出された。悲鳴の多重奏が耳に届く。

「これから三時間、自分の脚で施設までおいでませ~!」

 この魔獣の森を抜けて。

 あの二人が用意したのは、個性によってつくられた土の魔獣を突破しながら宿泊施設を目指す、というもの。

「あー……」

 そういえば銃もダーツもないんだけど。魔獣にまともに太刀打ちできる戦術ないんだけど……いや。個性ってのは身体能力の一部だ、それを維持して戦線を整えるのが俺のやるべきことって考えてたし、ただそっちには気が回らなかったってだけだ。

 

 それぞれの個性を組み合わせて即興の連携がとられる。誰かひとりが統率するんじゃなくてそれぞれ数人で組んで、それが定期的に入れ替わったり入れ替わらなかったり。その場その場で必要なメンバーを整えて進んでいく。

 俺は出来るだけ皆から離れない。フランカーに狙われてる時みたいに仲間と一緒にいて、必要な人間に必要な薬液を渡していく。

「八百万!」

「はい!」

「すまないが濡れタオルかそれに類するものを頼めないか! 水は最悪なくてもいい、私が補充できる!」

「分かりましたわ!」

 

 数枚のタオルがこっちに投げられる。流石に濡らすのは時間がかかるのか、出来ないのか。ともかく受け取ってお礼、手から出した真水で濡らしていく。一番ヤバいのは多分、始めからぶっ通しで爆破を連発していたあいつのはず。

「爆豪下がれるか! そろそろ()()()はずだっ」

「あ゛!? まだいけるわクソ医者!」

「いいから下がれ、数秒でいいから済んだら戻してやる!」

 露骨な舌打ちが飛んできた。らしい反応だけど爆豪が一番まずい、比較的涼しい山中とはいえ発汗が必須となる個性だ、必然的に体内の水分が急速に失われていくはずだ。飛び込んできた爆豪の首に掌を当てる。

「何すン──」

「生理食塩水をベースとした薬液だ。水分・電解質・糖を使用している。個性を使うのなら汗が必須なのだろう。補給していけ、即効性はないが問題ないはずだ」

「……感謝はしねェぞ」

「どういたしまして」

「話聞いてんのかババア! 死ね!!」

 一瞬で戦線に戻っていった爆豪を目で追いながら、次は芦戸ちゃんだ。彼女は素直に戻ってきてくれる。

 

「触れてもいいか」

 さっきのやり取りを見ていたのか、芦戸ちゃんは首を差し出してくるけど……さすがに女性の首元はまずい。手首を掴んで、そこから投与する。爆豪の場合は汗で、一度取り込んで外に出すまでにタイムラグがあるから首筋必須だったけど。

「ありがとー天成!」

 それから飯田とデクくん。この二人は全身を非常に酷使するので尿酸を蓄積させないように、酸素供給を誘導する成分と重炭酸系の比重を増やす必要がある。流石に乳酸を直接分解するのはリスクがでかいし、成分がより複雑になってしまう。

 

 事前に濡らしたタオルで手を拭って、砂藤。自分の体に砂糖を投与する必要があるから、俺が下手にそっちを弄る訳にはいかない。そっちの配合を減らして首にタッチ。

 いい。今のところ何とかなってるし、戦線も維持できてる。俺は火力になれないことが確定してるし、こうやってバックアップすることが今やれる最善のはずだ。──というより、俺はそうなれるように願っていたはず。

 個性を使うと体内の資源が消費されていく者、代謝が出力に直結する者、止まるとそのまま戦線が崩れやすい者の順に優先。それから手が回るところに。俺の個性も爆豪や芦戸ちゃんみたいに体内資源で発動するし、最低限に絞りながら投与しないとたどり着く前に干からびてしまう。

 

「ッくそ──」

 妙な空気の揺れを感じて、振り向く。土の魔獣が俺に爪を振りかぶっていて、避けようにも時間が足りない。そこに。

「人のこと調整してくれるのもいいけど、自分の身の回りに気を付けろよなばーちゃん!」

 瀬呂が俺の事をぐるぐる巻きにして回収してくれた。

「助かった。ありがとう」

「いーってことよ! じゃあな!」

 

 テープで立体機動しながら別の場所に飛んでいく。空中戦なら瀬呂がダントツで上手いし、打ち合わせもなく遊撃になっているのだ。

 補給、戦闘、その繰り返し。重度の疲弊に苛まれながら到着したときには、もうすぐ夕方になるところだった。俺は干物。確かに俺は皆のコンディション見回ってたけど、誰も彼も疲労困憊。死ぬって顔してる。

 情けない言葉を発している面々もいる中で、ピクシーボブがネコネコ笑っている。

 

「でも正直もっとかかると思ってた、私の土魔獣が想像より早く攻略されちゃった。……いいよ、君ら。特にそこの四人! 躊躇のなさは経験値によるものかしら?」

 今のうちにツバ付けとこ、と迫る彼女に翻弄されてるデクくん・轟・飯田・爆豪の四人。唾(物理)付けられてる。おもろ。

「──でも」

「ん?」

「俺たちがここまで倒れずに来られたのには、そこにいる天成君のおかげだ。体力を可能な限り消耗しないように奔走してくれた」

 

 飯田の視線がこっちに向いた。それからピクシーボブの視線も。…………なんか眼光鋭くない?

「あっ君が例の支援職の子? 将来有望な上綺麗な顔! 皆の信頼も厚い感じ? 連絡先交換しない?」

「あ……いや……その、申し訳ないんですが私は十歳以上年上は受け付──」

「さっきも言ったけど心は十八……ッッ!!」

「ぐ……ぐえ……」

 

 疲れているからか、思わず本音を漏らしてしまった。年齢差はちょっと。片手で済む範囲にしてほしい。

 ……ここまで冷静でいられるのはひとえに、普段から心操にアイアンクローを食らっているからだ。適齢期がどうのと相澤先生と話しているマンダレイに、デクくんが思わず問うた。

「そういえばあの子、どなたのお子さんですか?」

 それはそれとして助け船だ。すっと離れた手に、こめかみを押さえながら距離を取る。

 

 それから、コウタくんがデクくんの股間に容赦なく蹴りを入れたり、「ヒーローになりたい連中と連む気ない」って尖った発言をしたり。過去を知っていたら理解はできるけど……玉はちょっと。俺の股間がヒュっとした。

 明日からは本格的な合宿で、荷物を置いたら食堂にて夕食。そして入浴から就寝と告げて、相澤先生はいなくなってしまった。

 

 バスからバッグを回収して、割り当てられた部屋に各々荷物を置く。俺は銃もあるからなかなかの大荷物だ。普通のスポドリは出しておかねば、としゃがんで、あ。これヤバい。

 そのまま腰を下ろして、床に身体を倒す。全身から血の気が引いていくのを感じた。目の前が暗くなって寒気と吐き気が襲ってくる。

「……天成くん?」

 

 





ベリベリ加工してますが天成のイラストようやく描きました


【挿絵表示】

そういえば相澤先生の抹消使ってる時の色どっちが好き? 原作とアニメでゴリゴリに違うんですけどぉ……

  • 赤(アニメ)
  • 金(原作)
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